パン粉代用

パン粉を使おうと思ったのにない!という経験はありませんか?グラタンや揚げ物など、パン粉は様々な料理で活躍します。今回は、パン粉の代用品についてご紹介します。ぜひ最後まで読んでみてください。
パン粉の役割は?
パン粉の代用アイデアをご紹介!
パン粉の代用方法として最も使いやすいのは…?
パン粉の代用品として最もおすすめなのが「パン」そのものです。パン粉はパンを乾燥させて作られたものなので、パンを使うのはとても自然で効果的な代用方法です。食パンやフランスパンなどを細かくちぎったり、すりおろしたり、ミキサーで砕くことで、パン粉に近い食感や風味を再現することができます。
さらに、パンをオーブンやトースターで軽く乾燥させれば、カリッとした食感が加わり、揚げ物にもぴったりのパン粉代わりになります。粗さも好みに合わせて調整できるので、コロッケやハンバーグ、グラタンのトッピングなど、さまざまな料理に対応可能です。
余ったパンの活用方法としても優れており、食品ロスの削減にもつながります。手軽で無駄がなく、美味しさもしっかりキープできる「パン」は、パン粉の代用品として自信を持っておすすめできる食材です。

身近なパン粉の代用品をほかにもご紹介!
「おから」を使ったアイデアです。おからはすりおろしの手間がいらず、そのまま使えるのがメリットです。
ハンバーグのつなぎに使う際は、そのまま加えてOK。揚げ物の衣として使うなら、水分が多いので、事前にフライパンで軽く乾煎りしておくとカラッと揚がります。
仕上がりは少しホロッとした食感になりますが、素朴で優しい味わい。食物繊維が豊富で、健康志向の方にもおすすめです。
食パンやおから、お麩のほかにも、パン粉の代わりになる食材はたくさんあります。家庭にあるものを活用してみましょう。
米粉
サクサク感を出したい揚げ物にはぴったりで、ハンバーグにはしっとり感をプラス。グルテンフリーなのでアレルギー対応にも◎。
小麦粉
ハンバーグの表面にまぶすことで肉汁を閉じ込め、外はパリッと中はジューシーに。家庭に常備してある定番アイテムです。
コーンフレーク
朝食におなじみのコーンフレークも代用可能。砕いて衣に使えば、パン粉以上のザクザク感が楽しめます。甘味の少ない無糖タイプを選ぶのがポイントです。
パン粉の代用レシピ:高野豆腐で作るヘルシーなハンバーグ
パン粉の代わりに高野豆腐を使うことで、ヘルシーで風味豊かなハンバーグを作ることができます。高野豆腐は、水分を含ませることでふっくらとした食感になり、ハンバーグに粘り気を出すつなぎの役割を果たします。小麦アレルギーの方にもおすすめです(成分表示は必ずご確認ください)。
高野豆腐ハンバーグのレシピ
材料(2人分)
豚ひき肉:200g
玉ねぎ:1/2個
高野豆腐:2枚
牛乳:100ml
卵:1個
塩:小さじ1/2
こしょう:少々
油:大さじ2
作り方
1:高野豆腐を戻す: 高野豆腐を水に浸し、柔らかくなるまで戻す。
2:玉ねぎをみじん切りにする: 玉ねぎをみじん切りにする。
3:高野豆腐を細かくする: 戻した高野豆腐の水気を絞り、フードプロセッサーで細かくする。
4:ボウルに材料を混ぜる: ボウルにひき肉、みじん切りにした玉ねぎ、フードプロセッサーで細かくした高野豆腐、牛乳、卵、塩、こしょうを入れてよく混ぜる。
5:ハンバーグの形を作る: 4の肉だねを手で丸め、ハンバーグの形にする。
6:焼く: フライパンに油をひき、中火でハンバーグを両面焼き色がつくまで焼く。
7:蒸し焼きにする: 火を弱め、蓋をして5分ほど蒸し焼きにする。
まとめ
パン粉代用には何がいいのか?その答えは「食パン」「おから」「コーンフレーク」などです。これらは共通して馴染み深い食材で、家庭にすぐあるものばかり。パン粉がなくてもこれらを使って料理を進めることで、全く遜色ない、時には新たな味わいを楽しむことができます。パン粉に代わる新たな発見、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。