あられ 作り方 米
あられは、日本の伝統的な米菓のひとつです。素朴な味わいながらも奥深い風味があり、普段のおやつから行事の際に欠かせない存在となっています。米から手作りであられを作る行程には、日本の食文化が凝縮されているともいえます。今回は、あの懐かしい味わいの米菓「あられ」の作り方を、米から一から丁寧に解説していきます。
おかきの作り方7選【お餅で簡単!】
こちらでは、お餅を使った7つの美味しいおかきの作り方をご紹介いたします。
塩おかき
お餅を小さく切り分け、180度の油で揚げ焼きにします。揚げ終わったらザルに移し、油をきっちり切ります。その後、青海苔と塩を入れた袋に入れてよく振りかけましょう。塩気と青海苔の風味が絶妙なおかきに仕上がります。揚げたてにめんつゆを少々かけると、ぬれおかきとしても楽しめます。
ガーリックおかき
お餅を薄くスライスし、乾燥させてからザルに広げておきます。別でタイム、ローズマリー、ニンニクを油で香りを引き出し、焦げる前に取り除きます。その油でお餅を揚げ焼きにし、仕上げに塩を振りかけます。ハーブとニンニクの香ばしい風味が食欲をそそります。
きな粉おかき
お餅を一口サイズに切り分け、180度の油で3分ほど揚げ焼きにします。取り出したら、きな粉、きび砂糖、塩をまぶします。きな粉の風味と塩気のアクセントがクセになる味わいです。中身がふんわりとした食感を楽しみたい場合は、二度揚げをおすすめします。
梅しそおかき
お餅を揚げ焼きにし、砂糖・みりん・水で作った シロップをからめます。最後にゆかりと塩をふりかけましょう。ゆかりの香りと酸味が爽やかで、ついつい手が伸びてしまう美味しさです。
一味醤油おかき
短冊切りにしたお餅を180度の油で2分ほど揚げ焼きにし、醤油・砂糖・一味唐辛子を合わせたタレと絡めます。ピリッと辛味がアクセントとなり、止められないおいしさです。お餅はぷくっと膨らむので、小さめのカットサイズがおすすめです。
青のりチーズおかき
お餅を小さく切り、クッキングシートを敷いた天板に乗せて100度のオーブンで30分焼きます。その後1時間ほど自然乾燥させてから、低温の油で揚げ焼きにします。仕上げに粉チーズ、青のり、塩コショウをふりかけましょう。チーズの風味と青のりの香りが食欲をそそります。
塩昆布おかき
お餅をスライスし、ひび割れるまで乾燥させます。弱火で油をしっかり温め、お餅を揚げ焼きにします。最後に火を強め、きつね色に焼き上げた後、塩昆布と和えれば完成です。塩昆布の旨味とカリッとした食感が絶品の組み合わせです。
ぜひ、気軽においしいおかきづくりをお楽しみください。
「お米」を使ったおかきの作り方
自宅でおかきを作る際に、お餅だけでなく、余ったご飯でも手軽に作ることができます。以下に2種類の簡単なレシピをご紹介します。
ポリ袋で塩おかき
準備
ポリ袋の内側を少し濡らしておきます。
塩とご飯をポリ袋に加え、よくもみ混ぜます。
成形
混ぜたご飯をお好みの形に成形します(例えば、丸や小さな四角)。
揚げる
170〜180度の油でご飯を揚げます。
揚げた後、塩を振りかけて完成です。
このレシピは、中途半端に余ったご飯を活用できる簡単なおやつです。冷蔵庫におやつがないときや、ちょっと小腹が空いたときに便利です。
乾燥させて作るおかき
乾燥
ご飯を食べやすい大きさにまとめ、カラカラになるまでしっかりと乾燥させます。
揚げる
高温の油に乾燥させたお米を投入し、さっと揚げます。
揚げた後、塩とコショウをかけて完成です。
乾燥させたおかきは、サクサクとした食感が特徴で、おこげせんべいのような風味が楽しめます。そのまま食べるほか、スープやサラダのトッピングにもぴったりです。乾燥が不十分だと食感が硬くなりがちなので、しっかり乾燥させるのがポイントです。
「フライパン」を使ったおかきの作り方
フライパンを使うことで、少ない油で簡単におかきを作ることができます。以下に2種類のレシピをご紹介します。
揚げ焼きで作るおかき
準備
お餅を小さくカットします。
揚げ焼き
フライパンに油をひき、底が隠れるくらいの量で加熱します。
カットしたお餅を入れ、中火で揚げ焼きにします。
お餅がこんがりと焼けたら、砂糖醤油や青のりなどで味付けします。
この方法では、少量の油で揚げるため、余った油の処理に悩むことがありません。揚げたらすぐに味付けをするのがコツです。味付けの材料は事前に準備しておくとスムーズに進みます。
ほとんど油を使わないおかき
乾燥
お餅を食べやすい大きさにカットし、1〜2日乾燥させます。
加熱
フライパンに少量の油をひき、乾燥させたお餅を並べます。
蓋をして弱火〜中火でじっくりと加熱します。
この方法では、ほとんど油を使わずにおかきを作れるため、ヘルシーに仕上がります。塩や醤油など、お好みの味付けで楽しんでください。
「トースター」を使った揚げないおかきの作り方
トースターを使うことで、油を使わずにおかきを作ることができます。以下に2種類のレシピをご紹介します。
ビニール袋で味付けおかき
準備
お餅を薄く小さくカットし、間隔を開けてアルミホイルに並べます。
焼く
アルミホイルをトースターに入れ、900Wで3分加熱します。
お餅をひっくり返してさらに2分焼き、最後にもう一度ひっくり返して1分焼きます。
完成したおかきをビニール袋に入れ、七味と共に振って味付けします。
油を使わないので、ヘルシーに作ることができ、トースターで簡単に仕上げられます。
バター醤油おかき
乾燥
お餅を小さく切り、2日乾燥させます。
焼く
トースターでお餅に焼き目がつくまで10分ほど焼きます。
味付け
フライパンでバターを溶かし、醤油を加えます。
乾燥させたお餅をフライパンに加え、バター醤油を絡めて完成です。
バターと醤油の風味が絶妙に絡んだおかきは、止まらないおいしさで晩酌のお供にもぴったりです。
「電子レンジ」を使った揚げないおかきの作り方
電子レンジを使っても、簡単におかきを作ることができます。
カット
お餅を食べやすい大きさにカットします。
加熱
ラップをせずに、600Wで4分間電子レンジで加熱します。
味付け
加熱後のぷくっと膨らんだお餅に、混ぜ合わせた醤油と砂糖をかけて完成です。
電子レンジで手軽に作ったとは思えないほど、カリカリサクサクの美味しいおかきが出来上がります。
まとめ
米から丁寧に作るあられは、素朴ながらも奥深い日本の味わいを堪能できる贅沢な一品です。日本の食文化が宿る手間暇かけた手作りあられは、茶事や行事に欠かせない風情ある味わいを堪能できるでしょう。