冬 フルーツ - スイーツモール

冬 フルーツ

冬 フルーツ

冬の季節が到来し、外は一面銀世界、冷たい風が吹く時期ですね。小腹がすいたり、ちょっと一息つきたいときは暖かい飲み物と一緒に口にすれば幸せな気分になれます。そんな時、我々を潤し、栄養たっぷりに満たしてくれるのが「冬フルーツ」です。シーズナルなフルーツたちは、それぞれが季節感あふれる美味しさを秘め、心と体を豊かに満たしてくれます。本記事では、冬に旬を迎え、味わい深いフルーツたちをご紹介します。

冬が旬のフルーツ(果物):いちご

いちごの旬は冬と春です。12月から出荷量が増え始め、3月、4月にピークを迎え、5月ごろまで楽しめます。いちごはビタミンCを豊富に含んでおり、7粒で1日に必要なビタミンCを摂取できると言われています。洗ってヘタを取ればそのまま食べられるため、カットする手間がかからず気軽に楽しめます。購入時は、傷がなく、ヘタの近くまで色が鮮やかでハリのあるものを選びましょう。生で食べるだけでなく、ケーキの具材やジャム、ドレッシングにも適しています。果肉が柔らかく傷がつきやすいため、早めに食べきることをお勧めします。

冬が旬のフルーツ(果物):りんご

りんごは秋から冬に旬を迎えます。春から夏にかけても冷蔵貯蔵品種が出回っているため、年中食べられますが、ぜひ旬の時期にみずみずしさを楽しんでください。香り豊かでシャキシャキとした歯ごたえが魅力です。りんごは全体的に赤く、色つやが良いものを選ぶと、味が濃く甘みも強いです。果実の下の部分が深くくぼみ、形が整っているもの、太いツルがついているものを選ぶと良いでしょう。

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冬が旬のフルーツ(果物):みかん

一般的に「みかん」とは温州みかんを指します。ビタミンCが豊富で風邪予防に適した果物です。10月から出荷量が増え、12月にピークを迎えます。年中手に入るみかんもありますが、5月から9月に出回っているのはハウス栽培のものです。温州みかんは皮が柔らかく手で簡単に剥けるため、手軽に食べられます。皮の色が濃く、ハリとツヤがあってヘタが小さいものを選びましょう。そのまま食べるほか、冷凍して冷凍みかんとしても美味しく楽しめます。

冬が旬のフルーツ(果物):レモン

レモンの旬は冬と春です。3月、4月、10月に出荷量が増え、12月にピークを迎えます。100g当たり約100mgのビタミンCを含み、柑橘類の中でトップクラスです。国内産のレモンは主に広島県や愛媛県で栽培されています。爽やかな香りと酸味が特徴で、調味料やジュース、デザートに使われます。絞ってサラダにかけたり、冷凍したレモンをすりおろして鍋や和え物の薬味にしたりするのも良いでしょう。レモンのはちみつ漬けやレモネードなど、レモンならではのレシピも楽しめます。購入時は、重みがあり、色ムラがなく、表皮がなめらかなものを選びましょう。

冬が旬のフルーツ(果物):キウイフルーツ

キウイフルーツは、褐色の産毛がニュージーランドの国鳥キウイに似ていることから名づけられた果物です。旬は冬と春で、12月から出荷量が増えます。原産地は中国ですが、ニュージーランドで改良された品種が多く、国内では愛媛県、福岡県、和歌山県などで栽培されています。購入時は表面にしわがなく、褐色の産毛が均一なものを選びましょう。硬いものは未熟なので、常温で置いておくと完熟します。スライスしてそのまま食べたり、スムージーやジュースに加工したりすることができます。

冬が旬のフルーツ(果物):柑橘類

冬にはぽんかんや柚子、きんかん、はっさく、文旦など多くの柑橘類が旬を迎えます。ぽんかんは温州みかんより一回り大きく、酸味が少なく甘みが強いです。12月中旬に収穫時期を迎え、食べごろになる1月中旬から2月中旬に出荷されます。柚子は鮮やかな黄色で爽やかな香りが特徴です。冬至の日には柚子風呂に使われ、果汁から果皮まで無駄なく活用されます。きんかんは皮ごと食べられ、小さな柑橘です。ほのかな苦みと甘み、酸味があり、おせち料理の甘露煮にも使われます。はっさくは苦味と酸味、パリッとした歯ごたえが楽しめ、年明けから4月ごろまで味わえます。文旦は秋から冬にかけて出回り、ハウス栽培で糖度が高い品種もあります。

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冬が旬のフルーツ(果物)の食べ方・アレンジ方法

冬の果物はそのまま食べても美味しいですが、たくさん買いすぎて食べきれないこともあります。そんなときは、デザートを作ってみるのがおすすめです。


フルーツトースト

フルーツトーストは、トーストの上にはちみつやバター、クリームチーズなどを塗り、カットした果物を乗せたものです。トーストした食パンに好みの調味料やフルーツを乗せるだけなので、簡単に作れます。果物の断面が美しく、フルーツサンドより手軽で、朝食にも最適です。甘くてまろやかなはちみつやバターを塗れば、酸味の強いみかんやキウイフルーツも楽しめます。クリームチーズを使うと、いちごやりんごなど甘みの強い果物が引き立ちます。


コンポート

コンポートは果物の砂糖煮です。果物を砂糖やはちみつと煮て作ります。ジャムより甘さ控えめで、果物の食感が残っています。そのまま食べたり、ケーキやタルトの具材にしたり、楽しみ方は豊富です。りんごのコンポートはアップルパイの具材にも最適です。桃やさくらんぼ、柿など、比較的どんな果物とも相性が良く、冬が旬のりんごやいちご、みかんで作ると良いでしょう。


ゼリー

お菓子作りが苦手な人でも簡単に作れるのがゼリーです。ゼラチンや寒天を溶かして砂糖を加え、固めるお手軽デザートで、生の果物があればジューシーな果肉を楽しめます。こたつに入ってアイスを食べる贅沢も良いですが、ゼリーならビタミンCが豊富な果物をたくさん摂取できます。ゼリーと相性の良い果物はみかんや柑橘類で、牛乳を加えてミルク寒天にすれば、ミルクの白とみかんのオレンジが美しいおしゃれなデザートになります。鍋やおでんなど温かい料理の後のデザートにも最適で、お腹がいっぱいでも食べやすいです。

冬にプランター栽培できるフルーツ(果物)は?

ラズベリーは丈夫な植物で、初心者でもプランター栽培が可能です。ブルーベリーは2品種以上を一緒に育てないと実がつきませんが、ラズベリーは1本でも実がなります。苗植え時期は9月から3月で、6月から7月にかけて実がつきます。赤く色づくものもあれば、黄色くなるものもあります。実が崩れやすいため、そっと引き抜いて収穫してください。ラズベリーは生で食べたり、ジュースやジャムに加工したりできます。

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まとめ

美味しいだけでなく健康にも優れた効果を秘めた冬のフルーツたちは、ビタミンやミネラルを補給し、風邪予防にも役立てることができます。今冬も旬のフルーツを楽しみながら、健康な身体をつくりましょう。冬季の風味豊かな美味しさを、ぜひご家庭でも堪能してください。