ホールケーキ 12cm

ホールケーキとは、丸ごと1つの形で焼かれた美味しいケーキのことです。直径12センチメートルのコンパクトなサイズは、一人や二人での食事に最適です。一口サイズのカットが楽しめるだけでなく、ケーキ全体を味わうことができる贅沢な逸品です。素朴な外観の中に隠された魅力的な味わいを、ぜひご堪能ください。

〇号はセンチのケーキ?

まず初めに、ケーキに表記される号数は、実際の直径をセンチメートルで表した呼び名であることを説明しましょう。一般的に4号が12cm、5号が15cm、6号が18cm、7号が21cmと、号数が大きくなるにつれてケーキの直径も大きくなります。この号数の呼び分けは、ケーキの形状が円形が一般的だからです。 製菓の現場では、焼き型やケーキリングと呼ばれる金属の円形フレームを使い、決められた大きさのケーキを作ります。また、デコレーションの難易度や素材の使用量なども号数に合わせて調整されるのです。例えば、結婚式の御祝いとしてよく使われるウェディングケーキは5号や7号が人気です。一方、個人で食べる小ぶりなケーキなら4号や3号が適しています。大勢で分けて食べるなら、見た目のボリューム感が大切になるので7号以上の大きなケーキを選ぶことも多いでしょう。 このように、ケーキの用途や人数に合わせて号数を選ぶことがポイントとなります。号数から直径を把握することで、ケーキサイズを把握できるのです。1号は直径3センチですので、号数に3を掛けると、そのケーキの直径がわかります。

ホールケーキに号数を使う理由

ホールケーキにおける号数の起源は、昔から使われてきた日本の伝統的な尺貫法に由来しています。かつては焼き型のサイズを寸法で表し、「5寸」や「7寸」と呼んでいました。この習慣が今に引き継がれ、ホールケーキにも号数が用いられるようになったのです。 ホールケーキの号数は、そのケーキの直径を示唆しています。一般的に「ケーキの号数×3センチメートル」が直径に相当するとされています。つまり、5号のケーキなら直径15センチメートル、7号なら21センチメートルというわけです。 こうした号数の使用は、ただ単にケーキのサイズを視覚的に把握しやすくするだけでなく、年齢や記念日を可視化する役割も担っています。例えば25歳の誕生日には25号のケーキを選び、10周年記念には10号のケーキを用意することで、その節目を華やかに祝福することができるのです。 シンプルな数字ながら、ホールケーキの号数には長い歴史と深い意味が込められています。日本の伝統に根ざした「号」の概念が、現代のお祝い事に生かされ続けているのがホールケーキなのです。

ケーキの種類ごとのサイズと人数の目安

ケーキの種類やサイズによって適切なお召し上がり人数が異なりますが、一般的な目安をご紹介いたします。 ホールケーキの場合 4号(直径12cm):2~4名 5号(直径15cm):5~6名 6号(直径18cm):7~10名 7号(直径21cm):10~12名 8号(直径24cm):15名前後 9号(直径27cm):20名前後 10号(直径30cm):30名前後 スクエアケーキの場合 5号(15cm×15cm):7~10名前後 6号(18cm×18cm):10~13名前後 7号(21cm×21cm):15名前後 8号(24cm×24cm):20名前後 9号(27cm×27cm):30名前後 10号(30cm×30cm):40名前後 タルトケーキ各種(5号・直径15cm) レアチーズタルト:5~6名 フルーツタルト:5~6名 抹茶タルト:5~6名 チーズケーキ(6号・直径18cm):7~10名 ケーキの種類やサイズのほか、装飾の有無なども影響しますので、お客様のご要望に合わせてお選びくださいませ。詳細は店頭にてご相談いただけます。

まとめ

ホールケーキ 12cmは、小ぶりながらも味わい深い一品です。一口サイズで食べ進めると、次第にその奥深い風味を堪能できます。1人で丸ごと頂くのはもちろん、大切な方と分け合うのも素敵でしょう。ぜひ、上品な佇まいを楽しみながら、味わいの変化をお愉しみください。贅沢な一時を、心行くまでお過ごしください。

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