白い丸い形が愛らしい「かぶら」。春の七草の「すずな」として親しまれ、古くから日本人の食卓を彩ってきました。でも、かぶとどう違うの?葉っぱも食べられるの?そんな疑問をお持ちの方もいるかもしれません。この記事では、かぶらの知られざる魅力に迫ります。歴史や品種、栄養価といった基本情報から、新鮮なものの選び方、保存方法まで徹底解説。さらに、葉も丸ごと美味しく食べられる、とっておきのレシピもご紹介します。かぶらを食卓に取り入れて、豊かな食生活を送りませんか?
かぶらの基礎知識:歴史、名称、多様な品種
かぶらは、あっさりとした味わいの中に、みずみずしさとジューシーさ、そしてほどよい甘みが感じられる魅力的な野菜です。生のまま食べるのはもちろん、焼いたり、煮たり、蒸したり、揚げたりと、調理方法によって味や食感が大きく変わるのも特徴です。ここでは、かぶの呼び名や歴史、そして個性豊かな品種について詳しく見ていきましょう。

かぶらと「かぶ」の呼び名と由来
結論から言うと、「かぶら」と「かぶ」は同じものを指します。地域によって呼び方が異なり、関西地方では「かぶら」と呼ぶことが多い一方、その他の地域では「かぶ」と呼ばれるのが一般的です。「かぶ」という呼び方が広く使われていますが、実は「かぶら」が正式名称で、「かぶ」は略称であるという説があります。名前の由来には諸説ありますが、かぶの形が頭に似ていることから、「頭」を意味する「かぶり」という言葉から派生したという説が有力です。また、春の七草でおなじみの「すずな」もかぶの別名の一つです。地域によっては「かぶらな」や「かぶな」と呼ばれることもあり、同じ野菜とは思えないほど様々な呼び名があるのも、かぶの面白いところです。少し複雑ですが、ぜひ覚えておいてください。
かぶらの歴史:古代からの伝播と日本の食文化
かぶらは、古くから栽培されてきた歴史を持つ根菜で、世界中で食べられています。原産地はヨーロッパや中央アジアとされ、古代ギリシャやローマ時代にはすでに栽培されていたという記録があります。日本には、弥生時代に中国から伝わったとされ、長い間日本の食文化に深く根付いてきました。『日本書紀』には、持統天皇がかぶの栽培を推奨したという記述があり、当時から重要な作物として扱われていたことがわかります。このように、かぶは何千年もの時を経て世界中に広がり、各地の食文化に欠かせない野菜となったのです。
多種多様な蕪の品種と系統:日本各地に広がる約80種
かぶらは、色・形・サイズともに多彩な品種が存在する野菜です。日本で栽培されているカブは、白色のほかに赤色のものもあり、大きさもさまざま。地域に根ざした品種も多く、全国で約80種あるとされています。
代表的な品種には、「千枚漬け」で知られる京野菜の「聖護院かぶ」や、小ぶりで甘みのある「赤かぶ」などがあります。
また、関ヶ原を境とする「かぶらライン」により、東西で異なる系統が見られるのも特徴です。東日本では、アフガニスタン原産・ヨーロッパ経由の耐寒性に優れた西洋型カブが多く、西日本では中国を経て伝来した日本型カブが中心です。
冷涼な気候を好むため、千葉、埼玉、茨城、青森、北海道など各地で栽培されています。中でも千葉県は、全国生産量の約3割を占める主要産地となっています。
かぶらの栄養と活用法:根も葉も、まるごと美味しく
かぶらは、根だけでなく葉にも栄養が詰まった、無駄なく使える野菜です。特に葉には、根とは異なる栄養が含まれており、健康的な食生活に役立ちます。ここでは、かぶらの根と葉それぞれの特徴と、日々の食事に取り入れるポイントをご紹介します。
かぶらの根:ビタミンC・食物繊維・カリウムが豊富
かぶらの根には、ビタミンCや食物繊維、カリウムなどが含まれています。ビタミンCは肌や体調の維持に関わり、食物繊維はお腹の調子を整えるのに役立ちます。カリウムは塩分バランスの調整をサポートし、日々のコンディション管理にも一役買います。
また、かぶらは低カロリー(100gあたり約20kcal)なので、量を気にせず取り入れやすいのも魅力です。
かぶらの葉:栄養たっぷりの緑黄色野菜
葉の部分は緑黄色野菜に分類され、根よりも栄養価が高め。ビタミンCに加えて、β-カロテンや鉄分、カルシウムも含まれており、体調維持を支えてくれる存在です。
普段捨てがちな部分ですが、炒め物やお浸しにすれば美味しく食べられ、食卓の彩りにもなります。
根と皮:アミラーゼと皮ごとの栄養を活かす
白い根には、でんぷんの消化を助けるアミラーゼという酵素が含まれています。胃にやさしく、ご飯やパンと一緒に食べるのもおすすめ。
また、皮にも食物繊維が多く含まれているため、できるだけ皮ごと調理するのが◎。汚れは丁寧に洗い落とし、硬い皮の場合は無理せずむいて使いましょう。
新鮮なかぶらの選び方と、料理に合わせた使い分け
かぶらの美味しさを引き出すには、まず新鮮なものを選ぶこと。そして、料理に合った品種を選ぶことで、味わいがより豊かになります。ここでは、新鮮なかぶらの見分け方と、料理に適した品種の選び方をご紹介します。
新鮮なかぶらの見分け方
良いかぶらを選ぶポイントは以下の通りです。
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根の部分:ハリとツヤがあり、色白でなめらかなもの。シワや傷がなく、ひげ根が少ないものが理想です。
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手に取ったときの感触:しっかり硬く、弾力があるものは鮮度が高い証拠です。
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葉付きのもの:葉が青々としおれていない、みずみずしいもの。葉と根の付け根がしっかりしているかも確認しましょう。
これらのポイントを押さえることで、より美味しいかぶらに出会えます。
料理に合わせたかぶらの選び方
かぶらは品種によって風味や食感が異なり、料理の仕上がりにも影響します。料理別におすすめの品種を見ていきましょう。
煮物におすすめ
加熱しても煮崩れしにくく、甘みが増す品種が◎
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聖護院かぶら:京都の伝統野菜。大きく肉厚で、煮込むほどにとろけるような食感と甘みが増します。
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金沢かぶら:出汁をよく吸い、柔らかく煮上がります。
サラダ・生食におすすめ
シャキシャキ食感と甘みがポイント
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赤かぶら:鮮やかな赤色が特徴。薄切りでサラダにすると彩りも良く、ほんのり甘みも。
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葉付き小かぶら:小ぶりで肉質が柔らかく、生で食べるとみずみずしさが際立ちます。
漬物におすすめ
水分が多く、味がよく染みるタイプ
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聖護院かぶら(千枚漬け用):甘みがあり、漬物にすると旨味が引き立ちます。
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飛騨紅かぶら:漬けると風味が豊かに。色も美しく、地域によって漬物専用品種が栽培されています。
炒め物におすすめ
短時間調理に向く、歯ごたえのある品種
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小かぶら:カットしやすく、シャキッとした歯ごたえが楽しめます。
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早生かぶら:やわらかく火の通りが早いので、手早く調理したいときにぴったりです。
料理に合わせてかぶらを選ぶことで、その味わいをより引き立てることができます。普段の食卓にも、旬のかぶらを取り入れてみてはいかがでしょうか?
かぶらを美味しく保存する方法:鮮度を保つコツ

かぶらは保存の仕方次第で、美味しさを長く保つことができます。特に購入直後の処理がポイント。葉と根、それぞれに合った方法を見ていきましょう。
基本の保存ルール
新鮮さを保つには、購入後すぐに葉を根元から切り離すのが基本。葉から水分が抜けると根も傷みやすくなるため、初期対応が重要です。切り取った葉も、後述の方法で保存すれば無駄なく使えます。
また、常温は避けて湿度を保つ工夫をしましょう。キッチンペーパーで包むと乾燥を防げます。冷蔵向けか冷凍向けか、用途に応じて保存方法を選ぶと便利です。
葉の保存方法
冷蔵保存
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方法:洗って水気を軽く切り、湿らせたキッチンペーパーで包み保存袋へ。野菜室で立てて保存。
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目安:3日以内に使い切るのが理想。
冷凍保存
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方法:洗って水気を拭き、カット。塩茹でして冷水にさらし、水気を絞ってラップ+保存袋へ。生のままでも可。
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保存期間:約1ヶ月
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用途:味噌汁、スープ、炒め物、ふりかけなど。凍ったまま使えて便利。
根の保存方法
冷蔵保存
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丸ごと:葉を切り落とし、キッチンペーパーで包んで保存袋へ。
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カット後:切り口をラップで包み、保存袋へ。
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保存期間:丸ごとで約1週間、カット後は2〜3日以内に使用。
冷凍保存
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方法:洗ってカットし、軽く塩茹で(ブランチング)または生のままラップ+保存袋へ。
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保存期間:約1ヶ月
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用途:スープ、ポタージュ、煮物、炒め物など。凍ったまま調理が可能。
かぶらの旬と味わい方:季節ごとの魅力を探る
かぶらは一年を通して見かける野菜ですが、実は最も美味しくなる旬の時期が年に二度あります。旬のかぶらは、みずみずしさや自然な甘みが際立ち、その魅力がいっそう引き立ちます。旬を知り、季節に合わせた調理法を選ぶことで、かぶらの持ち味を存分に楽しむことができます。ここでは、かぶらの旬の重要性と、春と秋それぞれの楽しみ方をご紹介します。
旬を知ることの大切さ
– 鮮度・味わい・価格・栄養の観点から
かぶらの旬は主に春(3月〜5月頃)と秋(10月〜12月頃)の二回あります。現在は通年出回る品種も多く見られますが、やはり旬の時期に収穫されたかぶらは格別です。以下のような利点があります。
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抜群の鮮度 旬のかぶらは、自然のサイクルに沿って育つため、畑から食卓までの時間が短く、シャキッとした食感やみずみずしさが際立ちます。
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味わいの深さ 春と秋、それぞれに異なる特徴があり、旬ならではの自然な甘みややさしい風味を楽しめます。味がのっていて、加熱調理でも風味が残りやすいのが特徴です。
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価格と手に入りやすさ 収穫量が増える旬の時期は、手頃な価格で購入しやすく、家計にもやさしい選択になります。
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栄養バランスの良さ 旬の野菜は、その時期に必要な栄養素を自然に含んでいると言われています。かぶらも、葉・根ともに食卓に取り入れやすく、季節に応じた食生活をサポートします。
旬の食材を選ぶことで、味わいとともに自然のリズムも取り込むことができます。ぜひ季節の変化にあわせて、かぶらを楽しんでみてください。
春のかぶら:みずみずしく爽やかに味わう
時期: 3月〜5月頃
特徴: 春のかぶらは水分が豊富で、肉質がやわらかく、歯ざわりが軽やか。春らしいさっぱりとした味わいが特徴です。
おすすめの食べ方:
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サラダや浅漬けに 薄くスライスしてそのままサラダに。かぶら本来の甘みとシャキシャキ感をダイレクトに楽しめます。塩やレモンでシンプルに和えるのもおすすめ。
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おろしやナムルとして かぶらをすりおろせば、ほんのりとした甘さが料理にやさしさを添えます。軽く塩を振ってナムルにすれば、副菜としても便利です。
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葉の活用も忘れずに やわらかい春のかぶらの葉は、軽く茹でるだけで色も鮮やか。ごま和えやふりかけ、炒め物などにすると、彩りと風味が加わります。
秋のかぶら:甘みと旨みが深まる季節
時期: 10月〜12月頃
特徴: 秋のかぶらは寒さを受けて身が締まり、でんぷんが蓄えられることで甘みがぐっと深まります。煮るととろけるような食感になり、味が染みやすくなります。
おすすめの食べ方:
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煮物やシチューに じっくり火を入れることで、やさしい甘さが引き出されます。ポトフ、豚汁、あんかけなど、汁物との相性も抜群です。
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千枚漬けや甘酢漬けに 京都の千枚漬けのように、秋かぶらのしっかりした身は漬物にも適しています。甘酢に漬け込むことで、まろやかな酸味と自然な甘みが調和し、食卓のアクセントに。
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葉は風味を活かして 秋のかぶらの葉はしっかりした食感と風味が特徴。細かく刻んでじゃこと炒めたり、味噌汁の具としてもよく合います。
かぶらの漬物:一年中楽しめる保存の知恵
かぶらは漬物としても親しまれており、保存性が高く、一年を通して楽しめるのが魅力です。季節によってアレンジを加えることで、食卓に彩りと変化をもたらします。
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夏はさっぱり浅漬けやピクルスに 暑い季節には、かぶらの浅漬けやハーブ入りのピクルスがぴったり。冷たく冷やして箸休めやお弁当の副菜に。
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冬は旨味を引き出す長期漬けで 冬には、じっくり漬け込んで旨味を引き出す方法がおすすめ。千枚漬けや甘酢漬けなど、季節を感じる味わいが楽しめます。
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アレンジ自在 梅や柚子、からし、昆布など、風味のアクセントを加えることで、飽きのこない味に仕上げることができます。和洋問わず、食卓の幅を広げてくれます。
とろける甘さが魅力!かぶらのおすすめ厳選レシピ
これまで、かぶらの多彩な魅力をご紹介してきましたが、ここからは、普段の食卓に取り入れやすい、バラエティに富んだおすすめレシピを厳選してご紹介します。煮物、スープ、浅漬けなど、様々なジャンルからピックアップしました。ぜひ、献立のバリエーションを増やし、食卓を豊かに彩ってください。
【レシピ①】かぶらと鶏肉のほっこり煮
優しい甘さのかぶらと鶏肉の旨みがしみ込む、定番の和風煮物。冷めても美味しく、お弁当にもおすすめです。
材料(2〜3人分):
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かぶら(中サイズ)…2個
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鶏もも肉…200g
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だし汁…300ml
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醤油…大さじ2
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みりん…大さじ1
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酒…大さじ1
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砂糖…小さじ1
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サラダ油…少々
作り方:
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かぶらは皮をむいてくし形に切り、葉はざく切りにしておく。
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鶏肉は一口大に切る。
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鍋にサラダ油を熱し、鶏肉を焼き色がつくまで炒める。
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かぶらを加えてさっと炒めたら、だし汁と調味料を加えて中火で煮る。
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かぶらが柔らかくなったら葉を加え、さらに2~3分煮て完成。
【レシピ②】かぶらのポタージュスープ
とろりとした口当たりとやさしい甘さが魅力の洋風スープ。パンとの相性も抜群です。
材料(2人分):
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かぶら(中)…2個
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玉ねぎ…1/4個
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牛乳…200ml
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コンソメ(顆粒)…小さじ1
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バター…10g
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塩・こしょう…適量
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水…100ml
作り方:
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かぶらは皮をむいて薄切りにし、玉ねぎも薄切りにする。
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鍋にバターを溶かし、玉ねぎを炒める。しんなりしたらかぶらを加える。
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水とコンソメを加えて柔らかくなるまで煮る。
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粗熱が取れたらミキサーでなめらかにし、鍋に戻す。
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牛乳を加えて温め、塩こしょうで味を調えて完成。
【レシピ③】かぶらと柚子のさっぱり浅漬け
食感が楽しく、箸休めにぴったりな一品。爽やかな柚子の香りが食欲をそそります。
材料(作りやすい分量):
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かぶら…2個
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柚子の皮…少々
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塩…小さじ1/2
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昆布(5cm角)…1枚
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酢…大さじ1
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砂糖…小さじ1
作り方:
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かぶらは薄くスライスし、塩をふって10分ほど置く。
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水気をしっかり絞り、千切りにした柚子の皮、昆布、酢、砂糖と一緒にポリ袋に入れてもむ。
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冷蔵庫で30分ほど寝かせて味をなじませれば完成。
このように、かぶらは煮物・スープ・漬物といった幅広い調理法でその魅力を発揮します。季節の味わいを食卓に取り入れて、ぜひご家庭でも気軽に楽しんでみてください。レシピのアレンジも自在なので、好みに合わせて工夫してみるのもおすすめです。
まとめ
かぶらは、みずみずしく優しい甘みが魅力の野菜で、春と秋の年2回の旬に合わせてさまざまな料理に活用できます。根だけでなく葉や皮まで使える栄養価の高い食材で、生でも加熱でも美味しくいただける万能さも特徴です。地域によって呼び方や品種は異なりますが、全国で親しまれている伝統野菜のひとつです。ご紹介したレシピを参考に、旬のかぶらをぜひ日々の食卓に取り入れてみてください。
かぶらと「かぶ」は同じ野菜ですか?
はい、「かぶら」と「かぶ」は完全に同じ野菜を指します。地域差による呼び方の違いがあり、特に関西地方では「かぶら」という名称が一般的です。「かぶ」は「かぶら」を省略した言い方とされています。さらに、春の七草の一つとして知られる「すずな」も、かぶの別名として用いられます。
蕪はいつ頃から日本で栽培されていますか?
かぶの日本への伝来は弥生時代に遡ると考えられています。日本書紀には、持統天皇がかぶの栽培を推奨したという記述も残っており、古代から日本の食文化に深く根ざしていたことが窺えます。
かぶらの旬はいつですか?
かぶらの旬は年に2回訪れます。1度目は春(3月~5月頃)で、この時期に収穫される春かぶは、とろけるような柔らかい食感が際立ちます。2度目は秋(10月~12月頃)で、秋かぶは甘みが強く、濃厚な風味が楽しめます。市場には一年を通して流通していますが、旬の時期には特に美味しく味わうことができます。
かぶらの葉と根、栄養価が高いのはどっち?
一般的に、栄養面から見ると、かぶらの葉の方が根よりも優れているとされています。葉は緑黄色野菜の一種であり、ビタミンCやβ-カロテンを豊富に含んでいます。また、鉄分やカルシウムも多く含まれているのが特徴です。一方、根の部分は、ビタミンCやカリウム、消化を助けるアミラーゼなどの酵素を含んでいます。葉と根をバランス良く食べることで、より多くの栄養素を摂取できます。
新鮮なかぶらを選ぶコツは?
新鮮なかぶらを選ぶ際は、まず根の部分をチェックしましょう。白く、ハリとツヤがあり、表面にシワがなく滑らかなものがおすすめです。ひげ根が少ないほど良いでしょう。葉がついている場合は、葉が生き生きとしていて、根との接続部分がしっかりと締まっているものが新鮮である証拠です。
かぶらを長持ちさせる保存方法は?
かぶらをより長く保存するためには、購入後すぐに葉を切り離すことが大切です。根の部分は、キッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存すると、約1週間程度保存できます。葉は、湿らせたキッチンペーパーで包んで冷蔵庫で保存すれば約3日、または使いやすい大きさにカットして冷凍保存袋に入れて冷凍すれば、約1ヶ月程度保存可能です。
かぶらの皮は食べても大丈夫?
はい、かぶらの皮も美味しく食べられます。皮には食物繊維が豊富に含まれているため、栄養を余すことなく摂取できます。薄くスライスしてチップスにしたり、マリネやきんぴらに加えたりと、色々な料理に活用できます。ただし、皮が硬い場合や汚れが付着している場合は、丁寧に洗うか、取り除いてから調理するようにしましょう。