「サンセバスチャンケーキ」、このデザートは、他のどのケーキとも異なる独自の魅力で、訪れる人々を虜にしています。本記事では、その独特な風味と食感、そして誕生秘話について、秘密に迫ってみたいと思います。甘党の方必見、至福のひとときを提供するこのケーキの魅力、ぜひご堪能ください。
驚きの断面!チェッカー模様サンセバスチャンケーキ
見た目は普通ながら、切り分けたとたん驚きの声が上がるチェッカー模様の可愛らしいケーキ、「サンセバスチャン」。このケーキは、フランス人がバスク地方の豪華なリゾート地であるサン・セバスチャンの美しい石畳をイメージして作ったとされています。今回はその「サンセバスチャン」の基本的な作り方をご紹介します。
サンセバスチャンケーキの基本レシピ
【材料】12cm丸型用:卵 1個、グラニュー糖 40g、小麦粉 40g、バター 15g、牛乳 5g。これらの材料はプレーン1台分ですが、プレーンとココアの2種類の生地を作るため、全て2倍の量を準備します。また、ココア生地には追加でココア5gが必要です。
【下準備】小麦粉とココアは一緒にふるっておきます。バターと牛乳は一緒に湯煎で溶かします。型にはオーブンシートを敷き、オーブンは170℃に予熱します。
作り方
1. 卵をボウルに割り入れてほぐし、そこにグラニュー糖を加えて湯煎にかけつつハンドミキサーで泡立てます。
2. 小麦粉とココアは三回に分けて加え、ゴムべらを使って底からやさしく混ぜ合わせます。
3. 少し生地を別のお皿に取り分け、バターと牛乳を混ぜ馴染ませた後、元の生地に戻します。
4. 170℃のオーブンで20分間焼き上げたら、取り出して網の上でラップをかけて保湿しながら冷まします。
5. プレーン生地も同様に焼きます。
6. その間にお湯でグラニュー糖を溶かし、ブランデーを加えたシロップを用意します。
7. 同じ高さの生地を2枚ずつ用意します。紙型をコンパスを使って作成したら、4つの円形に切り抜いて交互に重ねていきます。
8.作成したガナッシュを間に挟み込み、順番に重ねていきます。このガナッシュがあることで、カットした時に模様が崩れないようにサポートしてくれます。
9.冷蔵庫で冷やして固めます。その際、少し薄く伸ばすことを心掛けましょう。次に、2回目は柔らかめのガナッシュを用意し、滑らかに仕上げると美しい仕上がりになります。
全体に均一に広げるには、パレットナイフを使うと便利です。塗った後は、素早く冷蔵庫に入れて時間をかけずに冷やし固めましょう。これで完成です。