後悔しないウエディングケーキ選び

結婚式の華やかな演出に欠かせないウエディングケーキ。デザインやセレモニーへの期待が高まる一方、気になるのはその費用ですよね。この記事では、ウエディングケーキの相場や値段の違いを徹底解説。さらに、費用を抑えながらも理想を叶えるための賢い選び方をご紹介します。先輩花嫁の実例やプランナーのアドバイスを参考に、お二人の個性が光る、記憶に残るウエディングケーキを見つけましょう。

ウエディングケーキの歴史と結婚式での意味

ウェディングケーキの原型となるものは、古代ギリシアやローマにまで遡ることができます。当時は、小麦粉や塩、水などで作ったビスケットやパンのようなものが結婚式で使われていました。これらのものは、小麦が繁栄の象徴と考えられていたため、新郎新婦の幸運や豊かさ、子宝に恵まれるようにという願いを込めて食べられていました。当時、結婚式で使われていたのは、現代の甘いケーキではなく、小麦粉で作られたシンプルなビスケットでした。この固いビスケットを細かく砕き、新婦の頭上に振りかけるという独特な儀式が行われていたのです。これは、夫婦の幸福や子宝を願う意味が込められており、新婦に振りかけられたビスケットの破片は縁起が良いとされ、ゲストが競って拾い集めたと言われています。時代とともに、ビスケットはスコーンやパンのような形へと変化しましたが、結婚式における「縁起物」としての役割は変わらず、大切にされてきました。その後、バターや卵が広く使われるようになると、パウンドケーキが主流となり、18世紀後半にロンドンで考案された多段のケーキが広まることで、「2段、3段重ねのウエディングケーキ」という現在の形が確立されたと言われています。このように、ウエディングケーキは単なるデザートではなく、夫婦の幸せと繁栄を願う深い歴史と意味を持つ、結婚式に不可欠なシンボルなのです。

ウエディングケーキの相場と価格が決まる仕組み

ウエディングケーキの価格は、多くの式場で「一人当たりの単価」に「ゲストの人数」を掛けて算出されるのが一般的です。一人当たりの単価は数百円から2,000円程度と幅広く、ケーキの種類や式場の方針によって大きく変動します。ウエディングケーキの相場は1人当たり1,000~1,500円といわれています。大きさや段数、デザインによって金額はかわるため、最終的な金額はパティシエとの相談となります。近年、小麦粉やバター、生クリームなどの原材料費の高騰により、ウエディングケーキの価格も上昇傾向にあります。しかし、ケーキ入刀やファーストバイト、サンクスバイトといったケーキを使った演出は依然として人気が高く、多くのカップルがこだわりのケーキを選んでいます。価格の算出方法は式場によって異なり、「一人当たりのケーキ代×ゲスト人数」で計算するケースや、ケーキのサイズをS・M・Lなどの段階で設定している場合もあります。どのような算出方法であっても、ケーキの価格は、生ケーキかイミテーションケーキか、全員にシェアするかどうか、装飾へのこだわり、デザインのオリジナリティといった点が大きく影響します。

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ウエディングケーキの種類と特徴

現代の結婚式では、新郎新婦の個性や結婚式のテーマに合わせて、様々なウエディングケーキが選ばれています。見た目の美しさや味、演出の自由度など、それぞれの種類が持つ特徴を把握することで、お二人にぴったりのケーキを見つけることができるでしょう。ここでは、生ケーキ、イミテーションケーキ、クロカンブッシュ、そしてオリジナルデザインケーキといった代表的なウエディングケーキの種類について、その魅力と選び方のヒントを詳しくご紹介します。

生ケーキとイミテーションケーキ

結婚式で使用されるケーキには、大きく分けて2つのタイプがあります。一つは実際に食べられる「生ケーキ(フレッシュケーキ)」、もう一つは主にセレモニーで使用される「イミテーションケーキ」です。生ケーキは、新鮮な生クリームや旬のフルーツをふんだんに使用した本格的な味わいが特徴で、味にこだわりたいカップルに非常に人気があります。特に、フルーツを贅沢に使用したケーキは見た目も華やかで、近年結婚式で選ばれることが最も多い主流となっています。入刀の儀式やファーストバイトの演出後には、参列者全員でその美味しさを共有できる点が魅力ですが、生ケーキで高さを出すには、スポンジの強度や構造上の問題から限界があり、費用も高くなる傾向があります。近年、シンプルながらも高さのある一段のケーキがトレンドとなっていますが、多段のケーキを生ケーキのみで構成することは難しい場合があります。一方のイミテーションケーキは、入刀部分のみが本物のケーキで、その他は食べられない装飾で構成されています。その作りは精巧で、本物と見分けるのが難しいほどです。特に衛生面への配慮から、近年では需要が増加しています。イミテーションケーキは、大胆な装飾やアレンジが可能なため、「5~6段の豪華なケーキにしたい」「とにかくインパクトのあるケーキが良い」というカップルに最適で、広い会場でも存在感のある華やかな演出が可能です。ファーストバイトなどの演出も問題なく行え、ホテルなどが提供するセレモニー用のケーキをレンタルする場合、数千円から2~3万円程度が相場です。また、食べられる部分が少ないため、生ケーキよりも比較的安価にオーダーできるというメリットもあります。生ケーキとイミテーションケーキのどちらを選ぶかは、「ゲストにケーキを味わってほしいか」、それとも「見た目の華やかさや演出を重視するか」によって検討すると良いでしょう。

クロカンブッシュ:フランスの伝統的なお祝いのケーキ

一般的なウェディングケーキとは異なり、フランスの伝統的なウェディングケーキとして知られるのが「クロカンブッシュ」です。小さなシュークリームを円錐状に積み重ねて作られたケーキは、見た目の愛らしさとユニークさで、印象的なウェディングを演出します。普通のケーキでは満足できないカップルや、結婚式をより華やかにしたいと願うカップルに特におすすめです。クロカンブッシュに使われるシュークリームの「シュー」は、フランス語で「キャベツ」を意味します。ヨーロッパでは古くから「赤ちゃんはキャベツ畑から生まれる」という言い伝えがあり、クロカンブッシュには「子宝に恵まれるように」という願いが込められているとされています。新しい家族の始まりを祝う結婚式にぴったりの選択肢と言えるでしょう。シュークリームをゲスト一人ひとりに配る演出も可能で、ゲストとのコミュニケーションを深める機会にもなります。伝統的な意味合いを大切にしつつ、見た目のインパクトや可愛らしさを求めるカップルにとって、クロカンブッシュは理想的な選択肢となるでしょう。

オリジナルデザインケーキ:二人らしさを表現する

新郎新婦の個性や思い出を形にした、世界で唯一の「オリジナルデザインケーキ」は、結婚式を特別なものにする魅力的な選択肢です。二人の似顔絵を精巧に描いたケーキ、思い出の場所や共通の趣味をモチーフにした3Dケーキ、二人の物語を表現したアート作品など、デザインの可能性は無限に広がります。オリジナルデザインケーキは、ゲストに感動と驚きを与え、記憶に残るウェディングシーンを演出します。このような個性的なウェディングケーキをオーダーする際は、まず、具体的なイメージを形にしてくれる実績のあるパティシエやアーティストを探すことが重要です。会場提携のパティシエだけでなく、外部の専門家と連携できる場合もあるため、事前に確認することをおすすめします。ケーキのデザインやコンセプト、色使い、モチーフ、予算などを担当者と詳細に打ち合わせ、二人の想いを細部にまで反映させることが大切です。会場が過去に制作したことのない複雑なデザインや、特別な技術、新しい器具が必要な場合、追加料金が発生することがあります。デザインの考案、試作、必要な道具の準備などに時間とコストがかかることを理解しておきましょう。しかし、既存の型にとらわれない独自の形状、特別な装飾、複数の素材を組み合わせた複雑な構造などを希望する場合でも、パティシエとの綿密な打ち合わせを通じて、予算内で最大限のオリジナリティを実現できる提案を得られる可能性があります。二人の理想と予算のバランスを考慮しながら、世界に一つだけのウェディングケーキを実現しましょう。

ウェディングケーキの値段を左右するポイント

ウェディングケーキの費用は、単純にサイズや参列者の数だけで決まるわけではありません。ケーキの種類、取り分けの有無、装飾の細かさ、デザインのオリジナリティなど、様々な要素が価格に影響を与えます。これらのポイントを事前に把握しておくことで、予算内で理想的なケーキを選ぶことができるでしょう。

1. ケーキの種類と構造が価格にどう影響するか

ウエディングケーキの価格を左右する大きな要因の一つが、ケーキの種類と構造です。前述したように、実際に味わえる「生ケーキ」と、主に式典で使用する「イミテーションケーキ」とでは、それぞれ特徴が異なるため、価格設定も変わってきます。完全に生ケーキの場合、参列者全員で分け合って食べられるのが最大の魅力ですが、高さのあるデザインにするには、スポンジの強度や構造上の制約が生じ、結果的に費用も高くなる傾向があります。特に、何段も重ねるようなデザインを生ケーキで実現するには、材料費だけでなく、高度な技術と手間が必要となるため、コストは大幅に増加します。一方、イミテーションケーキは、新郎新婦が入刀する部分以外は作り物でできているため、高さ出しが容易であり、広い会場でも見栄えのする華やかなデザインを比較的リーズナブルに実現できます。ホテルなどが広い会場向けに提供するセレモニーケーキのレンタル相場は、数千円から2~3万円程度であり、費用を抑えながら視覚的なインパクトを重視したい場合に適しています。また、一部に生ケーキを使用した「セミオーダーケーキ」という選択肢もあり、イミテーションケーキのコストメリットと生ケーキの美味しさの両方を兼ね備えているため、人気があります。どちらのケーキを選ぶかは、「ゲストに美味しいケーキを味わってほしい」という味へのこだわりと、「見た目の豪華さや演出効果を重視したい」という視覚的なインパクトのどちらを優先するかによって、費用が大きく変わるため、慎重に検討することが大切です。

2. ゲストとケーキを共有するか、人数はどうか

ウエディングケーキの費用を考える上で、ケーキを参列者全員に提供するかどうか、そしてその人数は重要なポイントです。ケーキカット後にゲスト一人ひとりにケーキを提供する場合は、参列者が十分に満足できる大きさのケーキを用意する必要があります。この場合、多くの会場では「一人当たりのケーキ代×ゲストの人数」で計算されるため、ゲストの数が多ければ多いほど、全体の費用も高くなります。例えば、一人当たり1,500円のケーキを80人のゲストに提供する場合、合計で12万円の費用がかかります。しかし、ゲストとケーキを共有しない場合、つまり、演出用のケーキのみを用意する場合は、演出に必要なケーキ代のみで済むため、大幅なコスト削減につながります。近年では、あえて小さめの生ケーキを演出用として用意し、それを可愛らしいケーキスタンドに飾って楽しむ新郎新婦も増えています。これにより、ケーキ入刀やファーストバイトといった特別な瞬間を演出しながら、全体の費用を抑えることができます。また、小さなケーキやイミテーションケーキを選択した場合でも、ゲストにデザートとしてケーキを提供したい場合は、別途、ゲストの人数分のカットケーキやデザートビュッフェの一部として生ケーキを用意してもらうことも可能です。その場合、大きな生ケーキを用意するのと同程度の費用になることもありますが、場合によっては少しお得になることもあるため、会場のプランナーに相談してみることをおすすめします。ケーキを共有するかどうか、ゲストにどのような形でケーキを提供するのかは、費用だけでなく、ゲストへのおもてなしにも関わる重要な選択肢となります。

3. ケーキの装飾にどこまでこだわるべきか

ウエディングケーキの外観を美しく飾る装飾は、ケーキ全体の印象を大きく左右しますが、装飾の内容によって費用も変わってきます。一般的に、クリームによるデコレーション、マジパン細工、チョコレートプレート、旬のフルーツなどは、ケーキの基本料金に含まれていることが多いです。これらの装飾は、会場のパティシエが普段から使用している素材や技術で作られるため、追加料金なしで利用できることがほとんどです。しかし、季節外れの高級なフルーツを使用したり、特定の種類の生花(会場の装花とは別に)、金箔といった特殊な素材を使用したり、装飾の量が通常よりも多い場合などは、追加料金が発生する可能性が高くなります。例えば、冬に夏のフルーツを希望したり、希少な花材を指定したりする場合には、仕入れコストや手間がかかるため、費用が加算されます。また、マジパンで複雑なキャラクターをたくさん作ったり、ケーキ全体を覆うような金箔の装飾を施したりする場合も、基本料金を超えることが多いでしょう。近年、おしゃれで個性的な新郎新婦の間で人気を集めているのは、ケーキに花や小物を飾り付けたユニークなデザインのウエディングケーキです。さまざまな素材のアイテムをケーキに飾り付けることで、小ぶりなケーキでも印象的な仕上がりになり、「写真映えするウエディングケーキにしたい」「小さなケーキでもおしゃれに見せたい」というニーズに応えます。装飾にこだわる際は、まず基本プランに含まれる内容を確認し、そこからどこまで追加したいのかを具体的にパティシエやプランナーに相談することで、予算オーバーを防ぎながら理想のデザインに近づけることができます。見た目の華やかさを追求しつつ費用を抑えるためには、旬の食材や基本プラン内の装飾を上手に活用することが重要です。

4. オリジナルデザインのケーキを希望する場合

ウエディングケーキに、二人だけの個性を反映させたいと考えるカップルは多いですが、そのデザインが会場にとって「過去に制作したことのない複雑なデザイン」や「新しい器具や特別な技術が必要なデザイン」である場合、追加料金が発生しやすくなります。特に、既存の型にとらわれない完全にオリジナルの形状や、特別な細工、複数の素材を組み合わせた複雑な構造などを希望する場合、パティシエはデザインの考案から始まり、試作、場合によっては新しい道具の準備や技術の習得に時間と労力を費やすため、そのコストがケーキ代に加算されます。例えば、新郎新婦の似顔絵や趣味をモチーフにした3Dケーキなど、高度な技術を要するデザインは高額になる傾向があります。費用を抑えながらオリジナリティを出す方法としては、まず会場が過去に手掛けたウエディングケーキの写真やデザインカタログを見せてもらい、その中から気に入ったデザインをベースに、二人らしい要素を加えていくのがおすすめです。例えば、シンプルなケーキに、二人の思い出の品をマジパンで表現したり、テーマカラーに合わせたリボンや装花をプラスしたりすることで、費用を大幅に増やすことなく特別な印象を与えることができます。また、パティシエとの打ち合わせでは、具体的なイメージを伝えるだけでなく、予算についても正直に伝え、「この予算内でどこまでオリジナリティのあるデザインが実現可能か」を気軽に相談することが大切です。経験豊富なパティシエやプランナーであれば、予算内で最大限のオリジナリティを引き出すための提案をしてくれるはずです。二人の理想と予算のバランスを見極めながら、世界に一つだけのウエディングケーキを実現しましょう。

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人気のウェディングケーキのデザイン:形状と味のトレンド

ウェディングケーキは、その見た目や味が多様であり、特に人気のあるデザインは結婚式でよく選ばれます。これらのケーキは、見た目の美しさと美味しさを兼ね備えているため、多くのカップルに支持されています。ここでは、特に人気の高いケーキの形状とフレーバーについて詳しく見ていきましょう。

人気の形状:一段ケーキと三段ケーキ

ウェディングケーキの形状として特に人気があるのは、「一段のケーキ」と「三段のケーキ」です。一段のウェディングケーキは、そのシンプルな形状から「アメリカンスタイル」として親しまれており、高さは控えめながらも、広々とした表面には様々なデコレーションを施すことができます。そのため、独自の装飾を加えやすいのが魅力です。新郎新婦の似顔絵を描くなど、平面的なデザインを活かして個性的なウェディングケーキにしたい方には最適でしょう。シンプルでありながら、お二人らしい物語を表現できるのが特徴です。一方、三段のウェディングケーキは「イギリス式」として知られ、生クリームや新鮮なフルーツを贅沢に使用したものが主流です。三段に重ねられたケーキは、見た目の豪華さとボリューム感があり、結婚式にふさわしい華やかな雰囲気を演出します。結婚式では、コース料理の最後にゲストへカットされたケーキが提供されることが多いため、見た目だけでなく味にもこだわった三段ケーキが人気を集めています。これらの形状は、結婚式の会場の雰囲気や招待客の人数、お二人が重視するイメージによって最適な選択が変わってきます。

定番のフレーバー:イチゴのショートケーキとチョコレートケーキ

ウェディングケーキのフレーバー選びは、ゲストへのおもてなしを考える上で非常に大切です。数多くのフレーバーの中でも、特に人気が高いのが「イチゴのショートケーキ」と「チョコレートケーキ」です。ケーキに合うフルーツとして、やはり「イチゴ」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。海外のウェディングケーキでは、硬めに焼き上げたケーキにシュガーペーストで装飾することがありますが、日本では「ふわふわのスポンジ+口当たりの良い生クリーム+甘酸っぱいイチゴ」の組み合わせが非常に人気です。甘酸っぱくフルーティーなイチゴは、生クリームとの相性が抜群で、スポンジと一緒に食べることで、多くのゲストを笑顔にできるでしょう。また、生クリームとスポンジの組み合わせも素晴らしいですが、より濃厚で深みのある味わいを求めるなら「チョコレートケーキ」がおすすめです。チョコレートの落ち着いた色合いは、ウェディングドレスや会場の装飾と調和させることで、ケーキ以上の役割を果たし、式場の雰囲気を高めることができます。「落ち着いた雰囲気を出したい」「大人の上品さを演出したい」という場合には、チョコレートケーキを選んでみるのも良いでしょう。これらの定番フレーバーは、幅広い年齢層のゲストに喜ばれるため、安心して選ぶことができます。

まとめ

ウェディングケーキの費用は、サイズが大きくなるほど高くなる傾向がありますが、式場の価格設定やこだわるポイントによって大きく異なります。パティシエやプランナーに気軽に相談し、既存のデザインを参考にしながら個性を加えたり、シェアの形式を工夫したりすることで、見積もりよりも費用を抑えられたカップルの事例も多くあります。お二人の予算とこだわりを両立させながら、世界に一つだけのウェディングケーキを見つけて、最高の思い出を作り上げましょう。

生ケーキとイミテーションケーキ、費用を抑えられるのは?

一般的に、見た目の豪華さを保ちながら費用を抑えたいのであれば、イミテーションケーキを選ぶのが賢明です。特に、天井の高い会場などでケーキの高さが求められる場合、生ケーキでは費用がかなり高額になる可能性がありますが、イミテーションケーキであれば数千円から2~3万円程度でレンタルできることもあります。ただし、イミテーションケーキの一部に本物のケーキを使用するハーフイミテーションや、参列者へ提供するデザートを別途用意する場合には、総費用が変わってくる点に注意が必要です。

ウエディングケーキの費用を抑えるには?

結婚式のケーキ費用を節約するためには、主に次のような方法が考えられます。1. イミテーションケーキを検討する。2. ケーキは観賞用とし、ゲストと切り分けて食べる演出をしない。3. 飾り付けに使うフルーツを旬のものにする、または高価な生花や金箔などの装飾を避ける。4. 既存のデザインをベースにして、オリジナリティを加える。5. ゲストには別のデザートを用意する代わりに、ケーキのサイズを小さくする、といった方法があります。

オーダーメイドのケーキは費用がかさみますか?

一般的に、式場が過去に制作したことのない複雑なデザインや、特殊な道具や高度なテクニックが求められるオリジナルのケーキは、追加料金が発生することがあります。費用を抑えたい場合は、式場が提供している既存のデザインをベースにしつつ、お二人らしさを表現するアイテム(マジパン人形、リボン、テーマカラーなど)を部分的に取り入れるのがおすすめです。新郎新婦の似顔絵をかたどったものや、立体的な3Dケーキなど、専門的なスキルが必要となるデザインは、特に高額になる傾向があることを覚えておきましょう。

ウエディングケーキ