夏を代表するフルーツ、スイカ。シャリっとした食感とみずみずしい甘さが魅力ですが、実は栄養もたっぷりなんです。特に注目したいのが、カリウム。スイカにはカリウムが豊富に含まれています。この記事では、スイカに含まれるカリウムの量や、その他知られざる健康効果を詳しく解説。さらに、スイカをよりおいしく、効果的に食べるための秘訣もご紹介します。今年の夏は、スイカを食べて美味しく健康になりましょう!
熱中症予防には、適切な糖分と塩分補給が重要
夏場の体調管理で特に重要なのが水分補給です。スイカは水分と糖分を同時に摂取でき、熱中症対策に有効とのことです。また、熱中症予防には塩分も重要ですが、スイカに塩をかけて食べるのは、経験的にも理にかなっていると言えます。水だけでは渇きが癒えない時でも、スイカを食べることで速やかに解消されるのは、適度な糖分と塩分が水分吸収を助け、体の水分バランスを整えるためでしょう。
過剰な水分を排出する
スイカに豊富なカリウムは、利尿作用を高め、体内の余分な水分を排出する効果が期待できるそうです。特に、冷たい物の摂り過ぎで胃がもたれやすい夏場には、積極的に摂取したい栄養素です。スイカは、可食部100gあたり120mgものカリウムを含んでおり、重要なカリウム補給源として注目されています。
血流促進とむくみ解消
スイカに豊富なシトルリンという成分が、血行を促進し、気になるむくみの解消に役立つとのことです。水分過多になりがちな夏場、顔や体のむくみに悩まされることが多いですが、スイカはそのような悩みを和らげてくれるかもしれません。
スイカは皮まで食べられるのか?
多くの人が捨ててしまうスイカの皮ですが、白い部分にはシトルリンという成分がたっぷり。無駄にせず、漬物やきんぴら、煮物などにして食べる方もいます。スイカは丸ごと味わうのがおすすめです。熱中症予防にも役立つスイカですが、カリウムが含まれているため、体を冷やす作用があります。冷えやすい方や腎臓に不安がある方は、食べ過ぎには注意が必要です。これから夏本番。旬のスイカをぜひお試しください。