愛犬が喜ぶ!さつまいもを使ったおすすめおやつレシピと選び方
愛犬の笑顔がもっと見たい!そう願う飼い主さんにおすすめなのが、栄養満点のさつまいもを使った手作りおやつです。自然な甘みと優しい風味は、きっと愛犬も喜んでくれるはず。でも、どんなレシピが良いの?選び方のポイントは?この記事では、愛犬が安全に美味しく食べられる、さつまいもを使ったおすすめおやつレシピと、さつまいもの選び方を徹底解説。愛情たっぷりのおやつで、愛犬との絆をさらに深めましょう!

犬はさつまいもや皮を食べても大丈夫?簡単おやつレシピも紹介!

愛犬にドッグフード以外のものも食べさせてあげたいと思う飼い主さんは多いはずです。しかし、犬に与えてはいけない食品も存在するため、ドッグフード以外のものを与える際は注意が必要です。人間が口にする食品の中で、犬におすすめなのがさつまいもです。秋に旬を迎え、優しい甘さが魅力のさつまいもは、おやつや食事など様々な用途で活用できる食材です。そこでこの記事では、愛犬へのさつまいもの与え方や注意点、そしてさつまいもが持つ栄養について詳しく解説していきます。さつまいもには犬の健康に役立つ栄養素も豊富に含まれているため、与え方をマスターすれば、ドッグフードと組み合わせて愛犬の健康管理に役立てることができるでしょう。

愛犬はさつまいもを食べれる?

結論から申し上げますと、さつまいもは犬に与えても問題ありません。実際、ペット用のおやつにもさつまいもを使用した商品があり、栄養価が高い食材として日々の食事やおやつに取り入れることで、愛犬の健康維持に貢献すると言われています。ほくほくとした食感と自然な甘みが特徴のさつまいもを好む犬は多く、積極的に食事に取り入れてみるのも良いでしょう。さつまいもには、主要なエネルギー源となる炭水化物をはじめ、健康維持に不可欠なビタミンやミネラルが豊富に含まれています。ただし、与える際にはいくつかの注意点がありますので、飼い主さんは正しい知識を身につけてから与えるようにしましょう。

生のさつまいも

生のさつまいもは消化が悪く、犬が下痢や嘔吐を起こす可能性があります。さらに、生のさつまいもに含まれる成分が腸内の悪玉菌を増やし、腸内環境を悪化させる可能性も指摘されています。そのため、愛犬に生のさつまいもを与えるのは避けるべきです。必ずしっかりと加熱したさつまいもを与えるようにしましょう。

茹でたさつまいも

さつまいもを茹でると、柔らかくなり消化しやすくなります。また、加熱によって甘みが増し、犬の食欲を刺激します。食欲不振の犬にとって、茹でたさつまいもは優れたエネルギー源となるでしょう。茹でたさつまいもは非常に熱くなっていることがあるため、与える際は必ず冷ましてから与え、愛犬がやけどをしないように注意しましょう。

焼き芋

加熱によって甘みが増す焼き芋は、犬にとって魅力的なおやつですが、蒸し芋よりもカロリーが高めです。愛犬がおいしそうに食べる姿は見ている方も嬉しいものですが、与えすぎは体重増加の原因となるため注意が必要です。また、皮は消化しにくい食物繊維を多く含むため、取り除いてから与えることをおすすめします。

冷凍したさつまいも

冷凍さつまいもには、生のまま冷凍されたものと、加熱調理後に冷凍されたものがあります。生のさつまいもを冷凍した場合は、必ず加熱してから与えてください。加熱後に冷凍されたものでも、与える際は再度温めて解凍するのが安心です。人間用に味付けされた冷凍食品は、犬には適していません。塩分や糖分が過剰に含まれている場合があるので、与えないようにしましょう。

さつまいもの皮

さつまいもの皮は、硬い繊維質が多いため、犬には消化しづらい部分です。犬が皮を食べてしまうと、消化不良を起こし、下痢や嘔吐の原因になることがあります。愛犬にさつまいもを与える際は、必ず皮を取り除いてから与えるように心がけましょう。

さつまいもの加工食品

人間用のさつまいも加工食品、例えばスイートポテトやさつまいもチップスなどは、犬には不向きです。スイートポテトには、バターや砂糖がたっぷり使われており、肥満の原因となります。市販のさつまいもチップスも、砂糖や添加物でコーティングされていることが多く、犬の健康を害する可能性があります。これらの加工食品は、愛犬には与えないようにしましょう。

さつまいもの栄養価と犬への良い影響

さつまいもは、犬にとって活動の源となる炭水化物をはじめ、健康維持に欠かせないビタミンやミネラルを豊富に含んでいます。ここでは、さつまいもに含まれる栄養素が犬に与える効果やメリットについて詳しく解説します。

ビタミンCとビタミンE

さつまいもには、多様な種類のビタミンが含まれています。特に、加熱による損失が少ないとされるビタミンCが豊富です。ビタミンCは、犬の免疫力を高め、ストレスを和らげ、健康な皮膚や骨の形成をサポートします。また、ビタミンCとビタミンEは、抗酸化物質として働き、肥満や病気によって発生する活性酸素から細胞を守ります。この抗酸化作用は、若々しさを保ち、老化を遅らせる効果が期待できます。さらに、ビタミンEは、活性酸素から体を保護することで、皮膚病やがんのリスクを低減すると考えられています。犬もがんを発症したり、皮膚のトラブルを抱えることがあるため、ビタミンEを多く含むさつまいもは、これらの問題の改善に役立つ可能性があります。愛犬の健康維持のために、ビタミンが豊富なさつまいもを積極的に食事に取り入れてみましょう。

β-カロテン

さつまいもは、β-カロテンの優れた供給源です。摂取されたβ-カロテンは、体内で必要に応じてビタミンAに変換されます。ビタミンAは、皮膚や粘膜、視覚の健康を維持する上で重要な役割を果たすだけでなく、細胞を保護する抗酸化作用、免疫機能の向上、そしてがん予防にも寄与する、犬の健康を支える上で非常に重要な栄養素です。

食物繊維

さつまいもに含まれる食物繊維は、腸内環境を改善し、便秘の緩和や予防に役立ちます。食物繊維は、便の水分量を増やして排便を促進する効果があります。また、腸内の有益な細菌を増やし、腸内フローラのバランスを整える働きもあるため、お腹の調子が優れない犬や便秘がちな犬にとって、特に有益な食品と言えるでしょう。便秘気味の時だけでなく、下痢気味の時にも適しており、腸内環境が整うことで、便の状態が改善されることが期待できます。ただし、与えすぎると下痢や嘔吐を引き起こす可能性があるため、量には注意が必要です。

炭水化物

さつまいもに含まれる豊富な炭水化物は、大切な愛犬にとって活動の源となるエネルギーになります。特に加熱することで甘みが増し、食欲をそそるため、食が細くなっている犬や、体重がなかなか増えない犬のご飯に加えてあげると良いでしょう。しかし、炭水化物は必要不可欠な栄養素である一方、過剰に摂取すると体重増加や、場合によっては糖尿病といった疾患のリスクを高める可能性があるため、与えすぎには注意が必要です。

カリウム

さつまいもには、100gあたり約470mgものカリウムが含まれています。カリウムは、体内の余分なナトリウムを排出する働きがあり、血圧の安定やむくみの軽減に貢献する重要なミネラルです。ただし、腎臓や心臓に疾患を持つ犬の場合、カリウムの摂取量を制限しなければならない場合があります。そのため、さつまいもを愛犬に与える際は、事前に獣医さんに相談し、適切な量を確認するようにしましょう。

クロロゲン酸

クロロゲン酸はポリフェノールの一種であり、強力な抗酸化作用と抗炎症作用を持つことで知られています。さらに、脂肪が蓄積されるのを抑制する効果も期待されています。さつまいもはクロロゲン酸を豊富に含む食品であり、愛犬の健康維持のために積極的に取り入れたい食材の一つです。また、クロロゲン酸には、シミやくすみの原因となるメラニンの生成を抑制する働きも期待できます。クロロゲン酸は皮の近くに多く存在するため、皮ごと短時間で蒸すなどして調理することで、効率的に摂取でき、色素沈着の予防にも繋がります。

ヤラピン

ヤラピンは、さつまいもを切った際に見られる白い液体に含まれる特有の成分で、胃の粘膜を保護し、腸の蠕動運動を促進する効果があります。さつまいもに含まれるこのヤラピンは、消化器官の健康をサポートし、便秘の改善にも役立ちます。

犬にさつまいもを与える際の注意点と効果的な与え方

愛犬にとって健康的な食材であるさつまいもですが、与え方によっては注意すべき点があります。ここでは、さつまいもを愛犬に安全に、そして効果的に与えるためのポイントを詳しく解説します。

与える量と過剰摂取のリスク

さつまいもは栄養価が高い反面、糖分も豊富です。愛犬が喜んで食べるからといって、与えすぎには注意が必要です。過剰な摂取はカロリー過多となり、肥満や糖尿病のリスクを高めます。一日の食事量の1割程度を目安とし、愛犬の体重や活動量に合わせて調整しましょう。量を決めたら、一度にたくさん与えるのではなく、数回に分けて少量ずつ与えるのが理想的です。食欲不振な犬には良い栄養補給になりますが、肥満気味の犬に与える際は、特に慎重な量調整が求められます。

アレルギー反応の確認

初めての食材には、アレルギーのリスクが伴います。さつまいもを初めて与える際は、少量から始め、アレルギー症状が出ないか注意深く観察しましょう。もし、さつまいもを食べた後に顔の腫れ、かゆみ、嘔吐、下痢などの症状が見られた場合は、アレルギーの可能性を疑いましょう。異常が見られた場合は、速やかに獣医さんの診察を受けてください。

喉詰まりを防ぐために

犬は食べ物を丸呑みする傾向があるため、大きなさつまいもをそのまま与えると喉に詰まらせる危険性があります。愛犬に安全に食べさせるためには、小さくカットしてから与えるようにしましょう。

子犬やシニア犬への配慮

さつまいもは、成犬だけでなく、年齢を重ねたシニア犬にも適した食材です。特に食欲が落ち、十分な栄養を摂取できないシニア犬にとって、さつまいもは優れたエネルギー源となり、日々の食事に取り入れることをおすすめします。ただし、子犬の場合は消化器官が発達段階であるため、さつまいもを与えることで消化不良を起こし、下痢を引き起こすことがあります。そのため、子犬へのさつまいもの摂取は慎重に検討する必要があります。

持病を持つ犬への注意点(肥満、糖尿病、腎臓病、心臓病)

さつまいもは愛犬の健康維持や病気予防に役立つ反面、与え方によっては特定の疾患に影響を与える可能性があるため、注意が必要です。

肥満

さつまいもは炭水化物を豊富に含んでいます。炭水化物は活動のエネルギー源として重要ですが、過剰な摂取は肥満の要因となります。肥満気味の愛犬に与える際は、量をしっかりと管理することが大切です。

糖尿病

さつまいもの過食は、炭水化物の過剰摂取につながり、糖尿病の症状を悪化させる恐れがあります。既に糖尿病を患っている犬にさつまいもを与える場合は、獣医に相談し、適切な量を守るようにしましょう。主食としてバランスの取れたドッグフードを与え、おやつとして少量を与えるか、普段の食事に少しだけ加えて与えるのがおすすめです。

腎臓病

さつまいもは豊富なカリウムを含み、体内の過剰なナトリウムを排出し、むくみ軽減を助ける効果が期待できます。ただし、腎臓疾患を抱える犬では、カリウム摂取の制限が必要となる場合があります。さつまいもを与える際は、事前に獣医に相談し、安全性を確認するようにしてください。

心臓病

さつまいもに含まれるカリウムが過剰になると、不整脈などの原因となり、深刻な場合には突然死のリスクも考えられます。心臓病を患っている犬や、心臓への負担を避けたい犬には、さつまいもの過剰な摂取は控えることが大切です。

効果的な調理法と与えるタイミング

さつまいもは、適切な方法で与えることで、栄養素を効率的に吸収させることが可能です。生のまま与えるのは避け、必ず加熱処理を行いましょう。調理方法としては、蒸し、茹で、焼きが推奨されます。これらの方法で調理することで、さつまいもは柔らかくなり、消化しやすくなります。食欲不振の犬には、いつもの食事に細かく切ったさつまいもや、潰したさつまいもを加えると、甘みが食欲を刺激するでしょう。また、自然な素材のおやつとして、さつまいもは最適です。例えば、散歩前に少量のおやつとして与えることで、夕食への影響を抑えることができます。与えるタイミングを考慮することで、さつまいもの栄養を効果的に活用し、愛犬の健康維持に貢献できます。

愛犬におすすめのさつまいもおやつ

さつまいもの過剰摂取は肥満の原因となる可能性があるため、おやつとして適量を与えるのが理想的です。ここでは、市販されているおすすめのさつまいも製品と、飼い主も一緒に楽しめる手作りおやつレシピを紹介します。

市販のおすすめさつまいも製品

時間がない飼い主さんや、手作りおやつに自信がない方でも大丈夫。市販の犬用さつまいも製品を使えば、愛犬に手軽にさつまいもの栄養を届けられます。おすすめ商品をいくつかピックアップしました。

無添加さつまいもボーロ

小さくて与えやすいボーロタイプは、喉に詰まらせる心配が少なく、あげる量を調整しやすいのが魅力です。1日に与える個数を決めて、おやつとして与えましょう。また、小麦粉不使用なので、小麦アレルギーを持つ愛犬にも安心して与えられます。

ペティオ(Petio)犬用おやつ素材そのまま スティックタイプさつまいも 550g

保存料、着色料無添加で、さつまいも本来の甘さを活かしたスティック状のおやつです。ビタミンや食物繊維を手軽に摂取できます。個包装になっているので、お散歩や旅行など、外出先での持ち運びにも便利。手軽に栄養補給したい時にぴったりです。

おからとさつまいものプチクッキー 130g

食物繊維たっぷりのおからと、栄養満点のさつまいもを使用したクッキー。腸内環境を整えながら、効率的にビタミンを摂取できます。硬めの食感で噛みごたえがあるので、愛犬の歯磨き効果も期待できる、ヘルシーなおやつです。

愛犬のための手作りさつまいもスイーツレシピ

愛情たっぷりの手作りさつまいもスイーツは、わんちゃんの笑顔を引き出す最高の贈り物。飼い主さんも安心して一緒に味わえるのが魅力です。ここでは、簡単で美味しい、さつまいものおやつレシピを厳選して3つご紹介します。

愛情たっぷり!干し芋のレシピ

さつまいも本来の甘みと栄養が凝縮された干し芋は、わんちゃんにとってたまらないご褒美。水分を飛ばすことで、美味しさがさらにアップします。ただし、与えすぎは禁物。糖分やミネラルの過剰摂取にならないよう、量を調整しましょう。
〜材料〜
・さつまいも:1本
〜作り方〜
1. さつまいもを、茹でる、蒸す、または焼き芋にして、やわらかくします。冷めたら皮をむき、薄くスライスしましょう。
2. スライスしたさつまいもを、オーブンでじっくり乾燥させるか、お天気の良い日に天日干しにします。天日干しなら、太陽の恵みで旨味が凝縮。オーブンを使えば、手軽に作れます。

わんこが夢中!さつまいもクッキーのレシピ

さつまいもの優しい風味とサクサク食感がたまらないクッキーは、わんちゃんのおやつに最適。自然な甘さで、砂糖を使わなくても美味しく仕上がります。飼い主さんも一緒に楽しめるので、ぜひ一緒に味わってみてくださいね。
〜材料〜
・さつまいも:100g
・小麦粉:大さじ2
・オリーブオイル:大さじ1
〜作り方〜
1. さつまいもは、茹でるか蒸して柔らかくし、フォークなどで潰します。少し粗めに潰すと、食感が楽しめます。
2. ビニール袋に、潰したさつまいも、小麦粉、オリーブオイルを入れ、袋の上から混ぜて生地をまとめます。
3. 麺棒で生地を薄く伸ばし、わんちゃんが食べやすいように型抜きします。クッキングシートを敷いた天板に並べましょう。
4. 170℃に予熱したオーブンで、約40分焼きます。焼き色を見ながら、時間を調整してください。
5. 焼き上がったら、完全に冷めるまで待ち、お皿に移して完成です。

カリカリ食感がたまらない!さつまいもチップスのレシピ

パリッとした食感が楽しいさつまいもチップスは、実はお手軽に作れるヘルシーおやつ。手軽に食べられて、体にも優しい、素材そのままの美味しさを楽しめます。
〜材料〜
・さつまいも:1本
〜作り方〜
1. さつまいもは皮をむき、スライサーなどで薄くスライスします。スライスしたさつまいもは、水に10分ほど浸してアク抜きをしましょう。
2. オーブンを150℃に予熱開始。アク抜きしたさつまいもの水分を、キッチンペーパーなどで丁寧に拭き取ります。
3. クッキングシートを敷いた天板に、さつまいもが重ならないように並べ、150℃で30分ほど焼きましょう。焦げ付かないように、焼き加減をチェックしてください。
4. 焼き上がったら、完全に冷ましてからお皿に取り出し、出来上がりです。

まとめ

愛犬の健康管理は、ドッグフードだけでは不十分な場合もあります。そんな時、さつまいもは愛犬にとって素晴らしい選択肢となるでしょう。さつまいもには、愛犬の健康を様々な面からサポートする栄養素が豊富に含まれています。特に、食物繊維やヤラピンは、お腹の調子が優れない愛犬にとって、腸内環境を整える手助けをしてくれるでしょう。与える量や調理方法に注意すれば、さつまいもは愛犬の健康を害することなく、美味しく健康的な食生活をサポートする食材となります。市販のさつまいもを使ったおやつを取り入れたり、手作りのおやつにチャレンジすることで、愛犬との絆を深めながら、さつまいもを活用して愛犬の健康状態を向上させていきましょう。

生のさつまいもを犬に与えても大丈夫ですか?

生のさつまいもは、犬にとって消化しにくい食品です。消化不良を起こし、下痢や嘔吐の原因となることがあります。さらに、腸内の有害な細菌を増やし、腸内フローラを悪化させる可能性もあるため、必ず加熱したさつまいもを与えるようにしてください。

さつまいもの皮は犬に与えても大丈夫ですか?

さつまいもの皮は繊維質が多く、硬いため、犬によっては消化不良を引き起こすことがあります。消化不良は、下痢や嘔吐につながる可能性があるため、愛犬にさつまいもを与える際には、皮を剥いてから与えることを推奨します。

犬にさつまいもを与える際の適切な調理法はありますか?

さつまいもを茹でると、柔らかくなり、犬が消化しやすくなります。また、甘みが増すため、犬の食欲をそそる効果も期待できます。蒸したり、焼いたりするのも良い方法です。焼き芋は特に甘くなりますが、カロリーも高くなるため、与えすぎには注意しましょう。与える際は、十分に冷ましてから小さく切って与えてください。食欲がない時には、普段のドッグフードに混ぜて与えるのもおすすめです。

さつまいもに含まれる栄養素と犬への良い影響とは?

さつまいもは、愛犬の健康を様々な面からサポートする栄養素の宝庫です。例えば、免疫力を高め、ストレスを和らげるビタミンCや、皮膚や粘膜、目の健康を維持し、抗酸化作用を発揮するβ-カロテン(体内でビタミンAに変換される)が豊富に含まれています。さらに、便秘の解消や腸内環境の改善に役立つ食物繊維、活動のエネルギー源となる糖質、体内の余分な塩分を排出するカリウム、抗酸化作用と色素沈着を防ぐクロロゲン酸、そして胃壁を守り腸の動きを活発にするヤラピンなどが含まれています。

犬にさつまいもを過剰に与えた場合のリスク

さつまいもは優れた食材ですが、糖質が多いため、与えすぎは肥満や糖尿病のリスクを高める可能性があります。一日の食事量の1割程度を目安に、与える量を調整することが大切です。また、食物繊維が豊富に含まれているため、過剰に摂取すると下痢や嘔吐を引き起こすこともあります。特に、糖尿病、腎臓病、心臓病などの基礎疾患を持つ犬に与える際は、事前に獣医に相談し、適切な量や与え方を確認するようにしましょう。


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