アイスクリーム の糖質

夏といえば、やっぱりアイス!でも、糖質が気になる…そんな悩みを抱えるあなたに朗報です。罪悪感なしで楽しめる、低糖質アイスが今、大注目を集めているんです。美味しくてヘルシー、まさに夢のようなスイーツ革命が到来!この記事では、低糖質アイスの魅力から、選び方、おすすめの商品まで、たっぷりご紹介します。今年の夏は、ひんやりスイーツを我慢せずに、心ゆくまで楽しんでみませんか?

4種類のアイスの違い

冷たいデザートとして親しまれている「アイス」には、大きく分けて4つのカテゴリーが存在します。アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、そして氷菓です。これらの区分は、乳固形分と乳脂肪分の含有量によって決まります。最も乳成分が多いアイスクリームは、濃厚で滑らかな舌触りが特徴です。一方、アイスミルクは乳固形分と乳脂肪分を抑えることで、比較的軽やかな味わいに仕上がっています。製品によっては、植物性油脂が使用されることもあります。ラクトアイスは、植物油脂を主体とすることで、さっぱりとした風味とリーズナブルな価格を実現しています。氷菓は、乳固形分が3.0%未満、または乳成分をほとんど含まないものを指し、シャーベットやアイスキャンディー、かき氷などがこのカテゴリーに属します。

アイスクリーム類のエネルギー・糖質・脂質

以下に、一般的なアイスクリーム類100gあたりのエネルギー量、糖質量、脂質量を比較した表を示します。

エネルギー(kcal) 糖質(g) 脂質(g)

 アイスクリーム 178  23.1  8.0

アイスミルク 167  23.9  6.4

ラクトアイス 217  22.1  13.6

氷菓 12.8  28.7  1.0

上記の数値は100gあたりのものですが、特に低価格なラクトアイスでは、1個あたりの容量が200ml近い商品も珍しくありません。そのため、アイスを1個食べると、300kcalを超えるエネルギーと30g以上の糖質を摂取することになる場合もあります。これは、ご飯に例えると、エネルギー量はお茶碗に大盛り1杯(約200g)、糖質量は半分程度(約100g)に相当します。アイスクリーム類に糖質が多く含まれるのは、低温になると甘味を感じにくくなるためです。人が甘味を最も感じやすいのは体温に近い温度とされています。そのため、アイスクリーム類は甘味を感じやすくするために多量の糖類を使用する必要があり、その結果、糖質量が多くなる傾向があります。

ヘルシーにアイスクリームを味わうには?

冷たいデザートは、意外と高カロリーで糖分や脂肪分も多く含まれているため、過剰に摂取すると体重増加につながる可能性があります。それでもアイス類を楽しみたい場合は、アイスクリームやアイスミルクを選ぶのがおすすめです。アイスクリームとアイスミルクは、乳固形分、つまりタンパク質や脂質を豊富に含んでいます。これらの栄養素には、糖分の吸収を穏やかにし、血糖値の急激な上昇を抑制する効果が期待できます。食後に上がった血糖値が自然に下がるのは、インスリンというホルモンの働きによるものです。しかし、インスリンには、糖を脂肪に変えて体内に蓄積する働きもあります。そのため、血糖値が急上昇するとインスリンが過剰に分泌され、太りやすくなる可能性があるのです。糖分が多く、タンパク質や脂質が少ない氷菓を食べると、血糖値が急激に上昇し、体重増加につながりやすくなります。また、ラクトアイスはカロリーと脂肪分が多い点も気になります。したがって、比較的カロリーが低く、適度なタンパク質と脂質を含むアイスクリームやアイスミルクの方が、太りにくいと考えられます。最近では、カロリーを抑えた豆乳アイスや糖質オフのアイスも販売されています。アイス類を賢く選び、健康的に夏の涼を楽しんでください。

アイスクリーム