スライスチーズは、サンドイッチやハンバーガーのトッピング、さらには料理のアクセントとして幅広く活用されています。しかし、開封後はどうしても風味が落ちてしまうことも少なくありません。そんな時に活用したいのが冷凍保存のテクニックです。適切な方法で冷凍すれば、新鮮さと風味を長く保つことができます。本記事では、スライスチーズを冷凍保存して、美味しさを損なわずに長持ちさせる方法について詳しくご紹介します。あなたのキッチンでもぜひ実践してください。
冷凍保存はできるのか?
チーズの凍結保存が可能かどうかは、いくつかの基本事項に影響されます。
1. チーズの硬さは、冷凍保存の適性に関わります。セミハード以上の硬さのチーズ(例:チェダーやパルメザン)は、ブロックやスライス、あるいはすりおろした形態でも、問題なく冷凍できます。
冷凍によりチーズの水分と脂肪が氷結晶を作り、タンパク質の構造が変わります。これにより解凍後には崩れやすく、スライスしにくくなりますが、水分の少ないハードタイプのチーズでは、こうした変化が起きにくいです。
2. そのまま食するチーズより、調理するチーズのほうが冷凍保存に向いています。(例:ハルーミチーズは冷凍可能)
使用する際のテクスチャー維持がそれほど重要でないもの、たとえばピザトッピングやフィッシュパイ、マカロニ・アンド・チーズ用のチーズは、安心して冷凍できます。
3. 外皮のあるチーズ(例:カマンベール、ブリー)は、冷凍すると香りが変化するため、避けるのが望ましいです。
4. ブルーチーズの冷凍保存は推奨されません。凍結によりカビの構造と香りが変わり、クリーミーさが失われます。どうしても冷凍する必要がある場合は、保存期間を2~3カ月以内に留めてください。
適切な冷凍の方法とは?
水分の付着や他の食品からの匂いや味の移行を防ぐために、フリーザーバッグや真空パックの使用、または耐油紙での包み方を工夫する必要があります。
さらに、チーズが互いにくっつかないようにするには、冷凍前に小分けに切ったり、すりおろして袋に小分けするのがよいでしょう。スライスチーズは、耐油紙で区切ると使いやすいです。
冷凍庫に入れる前に日付を書いておくことも重要。冷凍したチーズは6~9カ月以内に消費すると、風味の低下を防ぐことができます。

冷凍食品の解凍手順とは?
冷凍庫から出した後、一晩(8~12時間)常温で置き、3日以内には消費してください。スライスされた状態で使用する場合、解凍の必要はありません。また、解凍後に再冷凍することは避けましょう。