世界中で愛される赤ぶどう、レッドグローブ。その鮮やかな赤色と、大粒でジューシーな果肉は、一度食べたら忘れられない魅力を持っています。アメリカ生まれのこの品種は、輸送性と貯蔵性に優れ、日本へはカリフォルニアをはじめ、様々な国から届けられています。手軽に手に入る身近な存在でありながら、その美味しさは格別。レッドグローブの魅力に迫ります。
レッドグローブとは?
レッドグローブは、海外産のぶどうとして広く知られ、多くのスーパーマーケットで見かけることの多い赤色のぶどうです。輸送のしやすさと保存性の高さが特徴で、日本にはカリフォルニアの他に、チリやオーストラリアなど様々な国から輸入されています。
レッドグローブの特徴:味と食感
レッドグローブは、赤色から濃い赤紫色の果皮を持ち、一房あたり700~800g程度の重さがあり、一粒は約13gと大きめです。種はありますが、皮ごとパリッとした食感を楽しめます。強い甘みが際立ち、酸味は控えめで、香りは穏やかです。果肉は適度な硬さがあり、噛み応えがあり、ほどよい水分を含んでいます。
レッドグローブの旬と出回り時期
レッドグローブが最も多く市場に出回るのは、秋から初夏にかけての期間です。アメリカのカリフォルニア産は9月~12月頃、チリ産とオーストラリア産は1月~5月頃に入荷されます。輸入ぶどうは、冬の時期でも比較的リーズナブルな価格で手に入るのがメリットです。ただし、果物の流通時期は、生産地や気候条件などによって変動するため、あくまで参考としてお考えください。
レッドグローブの選び方:新鮮さを見分ける
レッドグローブを選ぶ際には、以下のポイントを確認しましょう。
- まず、粒が丸みを帯びていて、水分をたっぷり含んでいるように見えるものを選びましょう。
- 鮮度が落ちると、果皮にハリがなくなり、軸が茶色く変色して乾燥してきます。そのため、できる限り軸に緑色が残っているものを選ぶのがおすすめです。
輸入されたぶどうは、房が切り分けられてパックに入った状態で販売されていることが一般的です。
レッドグローブ:長持ちさせる保存テクニック
レッドグローブは比較的日持ちするぶどうですが、手に入れたらできるだけ早く食べるのがおすすめです。保存する際は、購入時の容器のままか、またはビニール袋などに入れて冷蔵庫の野菜室へ。お店に並んでから時間が経っている可能性もあるため、鮮度を保つためにも早めの消費を心がけましょう。
レッドグローブ:皮ごと味わう美味しい食べ方
レッドグローブは皮が薄いので、皮ごと食べられるのが魅力です。食べる前に丁寧に水洗いし、そのまま口に運びましょう。種があるため、注意が必要です。実が大きいので、半分に切って種を取り除くのも良いでしょう。もし皮の渋みが気になる場合は、皮をむいて食べるのがおすすめです。デラウェアのように吸って食べることは難しいので、一粒ずつ手で皮をむいてください。
レッドグローブの多彩な活用法:お菓子から料理まで
レッドグローブは、上記以外にも様々なお菓子や料理に利用できます。例えば、ジャムやコンポートに加工したり、サラダやマリネに加えて風味を加えたりと、アイデア次第でバリエーション豊かなアレンジが可能です。ぜひ、レッドグローブを様々な料理に取り入れて、その美味しさを存分にお楽しみください。
まとめ
レッドグローブは、その自然な甘さと手軽に入手できることから、多くの人々に親しまれている果物です。選び方のポイントや適切な保存方法を参考に、ぜひ美味しいレッドグローブをご堪能ください。また、色々なレシピに挑戦して、レッドグローブの新たな美味しさを見つけてみてはいかがでしょうか。