古来より高貴な色として愛されてきた紫色。その神秘的な色合いは、スイーツの世界でも特別な存在感を放ちます。今回は、見た目の美しさだけでなく、味わいも格別な紫色のスイーツを厳選しました。紫芋の自然由来の紫色は、私たちの心をときめかせ、五感を刺激します。さあ、紫色の魅惑に包まれた、甘美なひとときを体験してみませんか?
1. 紫芋フレークで作るしっとり紅芋タルト
沖縄の人気スイーツ「しっとり紅芋タルト」をご自宅で手作りしてみませんか?こちらのレシピでは、紫芋フレークを使って、まるで本物のような味わいを再現します。特別な道具は必要なく、意外と簡単に作れるので、ぜひチャレンジしてみてください。焼き立てのタルトで、沖縄の風を感じるティータイムを楽しみましょう。 材料 (8個分): タルト生地: 薄力粉 130g, 無塩バター 50g, 砂糖 20g, 塩 ひとつまみ, 卵黄 1個 フィリング: 紫芋フレーク 70g, 水 220cc, 無塩バター 20g, 砂糖 40g 事前準備: ・オーブンを180℃に予熱する。 ・バターを室温に戻しておく。 作り方: 1. タルト生地作り: ボウルにバターを入れ、泡立て器でクリーム状になるまで混ぜる。砂糖と塩を加えて混ぜ合わせる。 2. 卵黄を加えてよく混ぜ、薄力粉を加えてゴムベラで切るように混ぜる。 3. 粉っぽさがなくなったら手でまとめ、ラップで包んで冷蔵庫で1時間冷やす。 4. フィリング作り: ボウルに紫芋フレークを入れ、水を加えてふやかす。 5. バターを加えて混ぜ、砂糖を加えて混ぜ合わせる。絞り袋に入れる。 6. 冷蔵庫から生地を取り出し、3mm厚さに伸ばす。型抜きし、ベーキングカップに敷き込み、縁を整える。 7. フォークで穴を開け、180℃のオーブンで15分焼く。 8. 粗熱を取り、フィリングを絞り、170℃のオーブンで10分焼いたら完成。 ポイント: 生地を焼く温度とフィリングを焼く温度を変えるのがポイントです。生地が薄すぎると割れやすいので注意。紫芋フレークは、お菓子作りの材料店やオンラインショップで購入できます。 しっとりとした食感と、紫芋の優しい甘さが絶妙なバランス。紅茶やコーヒーと一緒に、優雅なティータイムをお過ごしください。
2. 紫芋パウダー香る、スイートポテトクッキー
手作り「スイートポテトクッキー」の作り方を動画で詳しく解説します。さつまいも餡をクッキー生地で包んだ、見た目も可愛いお菓子です。クッキーのサクサク感と、スイートポテトのしっとりとした食感が絶妙にマッチ♪まるで焼き芋のような見た目は、冷めても美味しく、プレゼントにも最適です。 材料 (5~6個分): さつまいも: 350g, バター: 20g, 砂糖: 30g, 牛乳: 大さじ2 クッキー生地: バター: 40g, 砂糖: 40g, 薄力粉: 80g, 紫芋パウダー: 10g, 牛乳: 小さじ2 事前準備: バターと牛乳は室温に戻しておきましょう。 作り方: 1. さつまいもは皮をむいて一口大に切り、水に5分さらしてアクを抜きます。水気を切り、耐熱ボウルに入れてラップをし、600Wの電子レンジで6分加熱します。 2. 熱いうちにさつまいもを潰し、バター、砂糖、牛乳を加えて混ぜ、8等分にします。水分が少ない場合は、牛乳を足して調整してください。 3. クッキー生地を作ります。ボウルにバターと砂糖を入れ、クリーム状になるまで混ぜます。薄力粉と紫芋パウダーを加えて混ぜ、牛乳を加えて生地をまとめ、8等分にして丸めます。 4. クッキー生地をめん棒で薄く伸ばし、さつまいも餡を包みます。両端を軽く押さえて焼き芋のような形にし、竹串で数カ所穴を開けます。 5. クッキングシートを敷いた天板に並べ、200℃のトースターで10~15分、焼き色がつくまで焼いたら完成です。 ポイント: さつまいも餡が乾燥している場合は、牛乳で調整してください。生地で餡を包む際、生地が割れないように優しく馴染ませてください。焼き芋そっくりの見た目で、お子様も喜ぶこと間違いなし!紫芋クッキー生地のサクサク感と、しっとりとしたさつまいも餡の組み合わせが楽しめます。餡を包むときは、生地を指でよく馴染ませると綺麗に仕上がります。
3. 紫芋パウダーのミルクプリン
鮮やかな紫芋の色合いが美しい、なめらかプリンのレシピです。アーモンドミルクの風味と紫芋の優しい甘さが絶妙にマッチし、とろけるような口当たりが楽しめます。紫芋の栄養も手軽に摂れるのが嬉しいポイント。ゼラチンで簡単に作れるので、お菓子作りが初めての方でも安心です。ひんやり冷たいデザートは、おもてなしにもぴったりです。材料(2人分):アーモンドミルク(無糖):200ml,紫芋パウダー:12g,砂糖:25g,ゼラチン:3g,冷水:大さじ2,お好みで黒蜜や生クリーム 作り方:1. ゼラチンを冷水でふやかしておきます。2. 小鍋に紫芋パウダーと砂糖を入れ、アーモンドミルクを少量ずつ加えてダマにならないようによく混ぜます。3. 弱火にかけ、混ぜながら温めます。60℃程度になったら火を止め、ふやかしたゼラチンを加えて溶かします。4. 濾しながらボウルに移し、氷水で冷やしながら混ぜて、とろみをつけます。5. 器に流し込み、冷蔵庫で冷やし固めます。6. 固まったら、お好みで黒蜜や生クリームをかけてお召し上がりください。ポイント:紫芋パウダーは、最初にアーモンドミルクとしっかり混ぜておくことで、ダマになるのを防ぎます。ゼラチンの種類によって、最適な溶かし方が異なる場合がありますので、表示を確認して調整してください。
4. 紫芋で作るサクサクパイ
鮮やかな紫色の断面が目を引く、手作り紫芋パイはいかがですか? 紫芋本来の優しい甘さが口の中に広がり、幸せなひとときを演出します。材料(4人分):紫芋:200g(皮をむいた状態),牛乳:80ml,砂糖:45g,パイシート:1枚(130g),卵黄:1個 作り方:1. 紫芋は厚めに皮をむき、水にさらした後、水気を切って耐熱ボウルへ。ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600W)で6分加熱します。2. 熱いうちにマッシャーで潰し、牛乳と砂糖を加えて混ぜ合わせます。なめらかにするため、裏ごしするのがおすすめです。3. パイシートをめん棒で薄く伸ばし、4等分にカットします。(くっつきやすい場合は、打ち粉をしてください)4. カットしたパイシートに紫芋ペーストを均一に塗り、その上からパイシートを重ねます。ミルフィーユ状になるように、この作業を繰り返してください。(一番上のパイシートは、フォークで数カ所穴を開けておきましょう。)5. パイの端を切り落とし、形を整えてから、8等分にカットします。切り落とした生地はねじってスティック状に。(動画などで確認すると分かりやすいです)6. クッキングシートを敷いた天板にパイを並べ、表面に卵黄をハケで塗ります。180℃に予熱したオーブンで15~20分、焼き色がつくまで焼き上げれば完成です。ポイント:甘さはお好みで調整してください。 パイシートと紫芋ペーストを重ねて焼くだけなので、意外と簡単に作れます。サクサクのパイ生地と紫芋の自然な甘さが絶妙なハーモニーを奏でます。切り落とした生地をねじって焼けば、スティックパイとしても楽しめますよ。紫芋の甘さに合わせて、砂糖の量を調整してくださいね。
5. 紫芋とかぼちゃのトースト
ふっくらとしたパンに、かぼちゃと紫芋のペーストで彩り豊かな波模様を描きました。 見た目も楽しいトーストは、朝食にぴったり。 温かいコーヒーと共に、素敵な一日を始めませんか? 材料(2人分):イングリッシュマフィン 1個,バター 10g, かぼちゃペースト:かぼちゃ 50g,クリームチーズ 20g,牛乳 小さじ1,はちみつ 10g,紫芋ペースト:紫芋 50g,クリームチーズ 10g,牛乳 大さじ1/2,はちみつ 10g 下準備: かぼちゃと紫芋は皮をむき、それぞれ電子レンジで加熱して柔らかくします。 クリームチーズは室温に戻すか、電子レンジで少し温めて柔らかくしておきます。 作り方: 1.加熱したかぼちゃと紫芋をそれぞれ潰し、クリームチーズ、牛乳、はちみつを加えて混ぜ合わせます。 2.イングリッシュマフィンを半分に割り、バターを塗ってトーストします。 トーストしたマフィンに、かぼちゃペーストと紫芋ペーストを交互に波のようにトッピングします。 3.スプーンの背を使ってペーストを優しく伸ばし、美しいウェーブを作りましょう。ポイント: ペーストを少量ずつ、スプーンの先半分くらいにつけて滑らせると、綺麗なウェーブになります。 強く押し付けず、ふんわりと立体感を残すのがコツです。 かぼちゃの優しい甘さと、紫芋の上品な風味、そしてクリームチーズのほのかな塩味が絶妙に調和したトースト。軽食やおやつとして、ぜひお試しください。
紫芋を使うレシピで、とっておきの、おやつタイムを!
鮮やかな紫色の紫芋は、スイーツ作りに最適です。その美しい色合いを活かしたお菓子は、視覚と味覚の両方を楽しませてくれます。上品な甘さと素朴な風味は、緑茶はもちろん、コーヒーや紅茶にも相性抜群です。紫芋そのものに加え、パウダーやフレークなどを活用すれば、様々なレシピに挑戦できます。