フルーツプレートやデザートの飾り付けに華を添える、美しいオレンジのカット。見た目だけでなく、食べやすさも大切です。しかし、果実を潰さずに美しいカットをするのは意外と難しいもの。この記事では、誰でも簡単にマスターできるオレンジのカット方法をステップバイステップで解説します。特別な技術は必要なく、家庭でも驚くほどプロフェッショナルな仕上がりを楽しむことができます。これであなたもオレンジカットの達人に。
料理の基本！ オレンジのカット方法
オレンジは、サラダやデザート、スムージーなどさまざまな料理に使われるフルーツです。美味しさを引き立てるためには、適切なカット方法が重要です。オレンジのカット方法にはいくつかの基本があります。まずは、両端を切り落とし、果肉が見えるように皮をむく「皮むきカット」。次に、オレンジを薄くスライスする「スライスカット」があり、これはデザートやサラダのトッピングにぴったりです。また、オレンジをクォーターに切る「クォーターカット」もよく使われます。これにより、果肉を一口サイズにして、手軽に楽しむことができます。カットの仕方を工夫することで、料理の見た目や食感が変わり、さらに美味しくいただけるでしょう。
多彩なオレンジカット法！おすすめの3つのスタイル
ここではおすすめのオレンジカット方法3つをご紹介します。
【オレンジの切り方①】スマイルカット
オレンジをおしゃれに楽しむ方法として人気なのが、斜めにカットする「スマイルカット」です。このカット方法は、オレンジの断面が微笑んでいるように見えることから名付けられました。見た目も可愛く、食卓に彩りを加えることができます。
【切り方】
オレンジを半分にカット オレンジは水でよく洗い、表面の水気を拭き取ります。ヘタを横にしてまな板の上に置き、オレンジを半分に切ります。
再度半分にカット 切ったオレンジを断面を下にして置き、さらに縦に半分に切ります。
斜めにカット さらに斜めに包丁を入れ、放射状に8等分に切ります。
果肉と皮の間に切り込みを入れる 最後に、食べやすくするために、皮と果肉の間に包丁を入れ、半分程度まで切り込みを入れます。
【オレンジの切り方②】カルチェスタイル
オレンジの果肉を房から丁寧に取り出す方法を「カルチェ」と呼びます。この技法は特にパティスリーやデザートのトッピングに使用され、薄皮を残さず果肉を取り出すことができます。
【切り方】
オレンジの上下をカット オレンジを水で洗い、上下（ヘタとお尻の部分）を約5mm〜1cm切り落とします。
皮を薄皮ごとむく オレンジをまな板に立てて置き、包丁で皮を薄くそぎ落とします。
薄皮から果肉を取り出す 手でオレンジを持ち、果肉に沿ってⅤ字型に包丁を入れ、ひと房ずつ果肉を取り出します。
【オレンジの切り方③】皮を器に
オレンジの皮を器として使う方法は、見た目が華やかで、食べやすさも兼ね備えています。この切り方は、オレンジを半分に切り、食べやすいサイズにカットするだけなので、意外に簡単です。特にパーティーなどでおもてなしをする際にもおすすめのスタイルです。
【切り方】
オレンジの上下をカット オレンジはまず水でよく洗い、水気を拭き取ります。次に、上下（ヘタとお尻の部分）を約5mmほど切り落とします。
横半分にカット ヘタを横にした状態でまな板の上にオレンジを置き、真っ直ぐに半分に切ります。
包丁を一周させて中身を切り抜く 皮と果肉の間に包丁を入れ、1周して果肉を切り抜き、皮の「輪」を残します。このとき、果肉を傷つけないように注意が必要です。
食べやすい大きさに切る 切り抜いた果肉の部分をひと口大に切ります。
皮で器を作り、果肉を盛る 最初に切り落とした皮を、切り抜いた皮の輪に入れて「底」とし、そこに果肉を盛り付けたら完成です。これで、おしゃれで食べやすいオレンジの器が出来上がります。パーティーのデザートや、ちょっとしたおもてなしにもぴったりです。