バターなしでも絶品!米粉で作る、ふわふわパウンドケーキ人気レシピとコツ

バターを使わなくても、米粉で作るパウンドケーキは驚くほどしっとり、そしてふわふわに仕上がります。小麦粉不使用なので、グルテンフリーを心掛けている方にもおすすめ。米粉ならではの優しい甘さと、もっちりとした食感が魅力です。今回は、初心者さんでも失敗しにくい、簡単で美味しい米粉パウンドケーキのレシピと、ふっくら焼き上げるためのコツを徹底解説。基本のプレーンから、アレンジレシピまで、米粉パウンドケーキの魅力をたっぷりお届けします。

グルテンフリーで気楽に作れる理由

ふんわり、そしてどこか懐かしい味わいの米粉パウンドケーキは、お子様からご年配の方まで、幅広い世代に喜ばれる一品です。小麦粉のケーキに比べて口当たりが軽く、小さなお子様でも食べやすいのがポイント。米粉で作る最大のメリットは、グルテンを気にせず作れることです。小麦粉で作る際にありがちな、「混ぜすぎて生地が固くなる」という心配がありません。多少混ぜすぎても問題ないので、お菓子作り初心者さんや、お子様と一緒に作るのにも最適です。米粉を使ったお菓子作りの入門として、ぜひこのレシピを試してみてください。 

バターなしで気軽にヘルシー

このレシピの魅力は、バターを使わず植物油を使うことで、手軽さとヘルシーさを両立している点です。バターを常温に戻す手間もなく、「混ぜて焼くだけ!」という手軽さが魅力。にもかかわらず、しっとりふわふわの美味しいパウンドケーキが焼けるので、健康を意識している方や、時間がない方にもぴったりです。材料もシンプルで、ボウル一つで混ぜるだけの簡単さが嬉しい基本のオイルパウンドケーキです。

アレンジ自在、人気の証

基本のプレーン味はもちろん、ココアや紅茶、抹茶などを加えて、様々な風味を楽しめます。アレンジ次第で飽きることなく、何度も作りたくなるはず。この手軽さと美味しさが評価され、「2015/05/27米粉ケーキ」の人気検索で1位を獲得しました。米粉が余っている時や、ちょっと甘いものが欲しい時に、気軽に作れるレシピです。失敗しにくいので、美味しいパウンドケーキを安心して作れます。

アーモンドプードルと米粉のこだわり

米粉を使ったお菓子は、材料をしっかり混ぜるのが美味しく作るコツです。アーモンドプードルを加えることで、香ばしさと、しっとりとした上品な食感が生まれます。アーモンドプードルは風味を豊かにするだけでなく、口溶けを良くする効果も。また、「波里 お米の粉 お料理自慢の薄力粉」のような特定の米粉を使うと、より膨らみやすく、理想的な仕上がりになります。米粉の種類や配合を変えることで、様々な米粉パウンドケーキを楽しめます。

調理時間の目安と手軽さ

米粉で作るこのパウンドケーキは、準備から焼き上がりまで比較的短時間で完成します。特に、材料を混ぜ合わせて型に流し込むまでの時間は非常に短く、ものの数分で完了することも珍しくありません。オーブンの予熱には約10分程度かかりますが、その間に材料の計量や準備を進めておけば、さらに効率的に作業を進めることができます。お菓子作り初心者さんでも、気軽に挑戦できる手軽さが魅力です。忙しい毎日でも、ちょっとした時間を利用して、手作りのお菓子を楽しんでみませんか?

カロリー・費用目安とヘルシー志向

パウンドケーキのカロリーと費用は、材料の種類や量によって異なります。しかし、このレシピではバターを使用しないため、一般的なパウンドケーキに比べてカロリーを抑えることができます。また、砂糖の種類や植物油を選ぶことで、さらにヘルシーにアレンジすることも可能です。材料費に関しても、バターの代わりに手頃な価格の植物油を使用するため、経済的に優しいレシピと言えるでしょう。健康志向の方にもおすすめできる、嬉しいポイントです。

冷蔵保存の期間と方法

焼き上げた米粉パウンドケーキを美味しく保存するには、適切な方法で冷蔵保存することが大切です。まず、ケーキが完全に冷めてから、ラップで丁寧に包みます。さらに、密閉できる容器に入れることで、乾燥を防ぎ、風味を損なうことなく保存できます。冷蔵庫での保存期間は、2~3日を目安にしてください。乾燥は大敵ですので、ラップと密閉容器でしっかりと保護することが重要です。

冷凍保存の期間と解凍方法

米粉パウンドケーキを長期間保存したい場合は、冷凍保存がおすすめです。完全に冷ましたケーキを、1切れずつラップでしっかりと包み、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫へ。冷凍保存期間は約1ヶ月が目安です。冷凍焼けを防ぐために、二重に包むのがポイントです。解凍する際は、自然解凍後、500Wの電子レンジで20秒ほど温めると、しっとりとした食感が蘇ります。また、凍ったまま500Wの電子レンジで50秒ほど加熱すれば、焼きたてのような温かいケーキを楽しむことができます。どちらの方法でも、美味しく召し上がれます。

主要材料リスト

このレシピでは、18cmのパウンドケーキ型1台分の分量をご紹介します。この量で、おやつやちょっとしたプレゼントにも最適なサイズのパウンドケーキが焼き上がります。材料は手に入りやすいものばかりなので、気軽に挑戦できますよ。以下の材料をご用意ください。
  • A 卵:2個
  • A 砂糖:40~50g
  • A サラダ油:60g
  • A バニラエッセンス:少々
  • 米粉:90g
  • ベーキングパウダー:5g
  • (お好みで) 塩:ひとつまみ

米粉・油・砂糖・ベーキングパウダーの選び方と注意点

米粉は、製菓用として販売されているものであれば、基本的にはどれでも美味しく作れます。吸水率が異なる場合があるので、生地の固さをみて、水分量を少し調整してください。サラダ油は、太白ごま油、米油、グレープシードオイルなど、お好みの植物油で代用可能です。バター不使用なので、油の風味で仕上がりの印象が変わります。あっさりした風味がお好みの場合は、クセのない油を。風味を楽しみたい場合は、香りの良い油を選んでみましょう。砂糖は、生地の保湿性を高める役割があるので、大幅に減らすのはおすすめしません。甘さ控えめにしたい場合は、40gを目安に調整してください。きび砂糖や甜菜糖を使うと、風味豊かに仕上がります。ベーキングパウダーは、鮮度が大切です。開封後、時間が経つと効果が弱まるので、なるべく新しいものを使用しましょう。少量の塩を加えることで、甘味が引き立ち、味が締まります。入れなくても美味しく作れますので、お好みで調整してください。

【基本レシピ】米粉パウンドケーキの具体的な作り方

このレシピでのオーブンの設定は、予熱温度170℃、焼き時間30分を目安にしてください。ご家庭のオーブンによって焼き加減が異なるので、様子を見ながら調整しましょう。それでは、美味しい米粉パウンドケーキを作っていきましょう!

下準備:予熱と型の準備

まず、オーブンを170℃に予熱します。予熱が完了するまでに、パウンド型にクッキングシートを敷いておきましょう。クッキングシートを敷くことで、型から取り出しやすくなり、洗い物も楽になります。オーブンの予熱は、焼き上がりの均一さに影響するため、必ず行いましょう。しっかりと予熱することで、生地が均等に膨らみ、理想的な焼き色に仕上がります。

ステップ1:材料を混ぜ合わせる(ウェット)

ボウル、またはフードプロセッサーをご用意ください。卵(2個)、砂糖(40~50g)、植物油(60g)、バニラエッセンス(少量)、そしてお好みで塩(ひとつまみ)を加えます。泡立て器を使う際は、砂糖のザラつきがなくなり、全体が白っぽくふっくらするまで、丁寧に混ぜ合わせましょう。目安は3分程度です。こうすることで、口当たりの良い生地に仕上がります。フードプロセッサーの場合は、全ての材料を入れて滑らかになるまで混ぜるだけでOK。より手軽に、ムラなく混ざります。米粉はグルテンを含まないので、どちらの方法でも混ぜすぎを気にせず、安心して作業を進められます。

ステップ2:粉類を加えて混ぜる

ステップ1で混ぜた液体材料のボウルに、米粉(90g)とベーキングパウダー(5g)を合わせてふるい入れます。ダマが残らないよう、丁寧に混ぜ合わせましょう。粉っぽさがなくなるまで、均一に混ぜることが大切です。米粉はグルテンがないため、多少混ぜすぎても生地が硬くなる心配はありません。滑らかな生地のベースを作り上げましょう。

ステップ3:型に流し込み、空気を抜く

生地ができたら、クッキングシートを敷いたパウンド型に流し込みます。型ごと軽く2~3回テーブルに打ち付け、生地の中に閉じ込められた余分な空気を抜きましょう。この一手間を加えることで、焼き上がりの生地のキメが細かくなり、よりなめらかな食感になります。空気をしっかり抜くことで、内部の気泡が減り、均一で美しい断面のパウンドケーキに仕上がります。

ステップ4:オーブンで焼き上げ、切れ目を入れる

170℃に予熱したオーブンで、30分間焼成します。生地を倍量で作る場合は、焼き時間を10分プラスして40分程度に調整してください。焼き始めてから約15分後、生地の表面が乾いてきたら一度取り出し、ナイフで生地の中央に縦に切れ目を入れます。この切れ目が、焼き上がりの割れ目を美しく見せるためのポイントです。見た目も美味しいパウンドケーキを作るために、忘れずに行いましょう。

ステップ5:焼き上がり具合の確認と冷まし方

焼き上がりの確認は、ケーキの中心部に竹串などを刺し、生の生地が付着してこなければ問題ありません。もし焼きが足りないようであれば、様子を見ながら5分ずつ追加で加熱してください。焼き上がったケーキは、型に入れたまま少し冷まし、完全に冷めてから型から取り出し、好きなサイズにカットしてお召し上がりください。焼きたてはもちろん美味しいですが、一晩置くと生地が馴染んでしっとりとした食感が増し、より美味しくお召し上がりいただけます。

アーモンドプードルで風味と食感をグレードアップ

米粉パウンドケーキの美味しさをさらに引き出すためのアレンジレシピとして、アーモンドプードルを加えた特別なパウンドケーキをご紹介します。アーモンドプードルを加えることで、香ばしさがプラスされ、米粉だけでは表現しきれない、繊細でほろほろとした食感に近づきます。

こだわりの米粉と、温めた米油の効果

このアレンジレシピでは、粒子が細かい製菓用の米粉の使用をおすすめしています。この米粉を使うことで、一般的な米粉では難しい、ふっくらとしたパウンドケーキを作ることができます。また、米油を電子レンジ(600W)で30秒ほど温めてから使用するのもポイントです。温めることで米油が他の材料と混ざりやすくなり、生地作りがスムーズになるだけでなく、より均一で美味しいケーキに仕上がります。

16cmパウンド型に必要な材料

このアレンジレシピは、16cmのパウンド型1台分の分量です。基本的なレシピとは材料の配合や手順が異なります。より風味豊かで、少し贅沢な食感を楽しみたい方におすすめです。以下の材料をご用意ください。
  • 卵: 2個
  • きび砂糖: 40〜50g(甘さはお好みで調整)
  • 米油: 60g(電子レンジ600Wで30秒加熱)
  • 粒子が細かい製菓用の米粉: 100g
  • アーモンドプードル: 20g
  • ベーキングパウダー: 4g
※きび砂糖の量は、お好みに合わせて調整してください。米油を温めることで、卵やきび砂糖との馴染みが良くなり、作業時間の短縮と、より美味しい仕上がりに繋がります。

アレンジレシピの詳細な作り方

このアレンジレシピでは、オーブンの予熱温度は180℃、焼き時間は約35分を目安にします。下記の手順に従って、香ばしいアーモンドパウダーを加えた米粉パウンドケーキを焼き上げましょう。

下準備:米油を温め、オーブンを180℃に

最初に、パウンド型にオーブンシートを敷き、オーブンを180℃に温めておきます。このレシピのポイントは、米油を電子レンジ(600W)で30秒ほど温めることです。米油を温めることで、卵やきび砂糖とより馴染みやすくなり、生地作りがスムーズになるだけでなく、風味も向上します。このちょっとした工夫が、なめらかで均一な生地を作る鍵となります。

生地作り:混ぜ方と粉の加え方が重要

ボウルに卵を割り入れ、泡立て器で丁寧に混ぜてほぐします。次に、きび砂糖を加えて、全体が均一になるまでよく混ぜ合わせます。砂糖が溶けたら、温めた米油を加え、さらに混ぜ合わせます。最後に、あらかじめふるっておいた粒子が細かい製菓用の米粉100g、アーモンドパウダー20g、ベーキングパウダー4gを加え、泡立て器で約30回、丁寧に混ぜ合わせます。米粉はグルテンがないため、しっかりと混ぜることで粉っぽさがなくなり、きめ細かい生地に仕上がります。

型に流し込み、丁寧に空気を抜く

用意しておいたパウンド型に生地を流し込みます。生地を流し込んだら、型ごとテーブルに20回ほど、約10cmの高さからトントンと落とし、生地の中の余分な空気をしっかりと抜きます。この作業を丁寧に行うことで、焼き上がりの気泡が減り、きめ細かく美しい断面のパウンドケーキになります。徹底的な空気抜きが、このアレンジレシピならではの、しっとりとした食感を生み出します。

焼成:180℃での焼き時間と、焼き始めに入れる切れ込みについて

オーブンを180℃に予熱し、生地を35分間焼き上げます。焼き始めてから約10分後、生地の表面が少し乾いてきたタイミングで、オーブンから一度取り出し、ナイフなどで生地の中央部分に縦方向に切れ込みを入れます。この切れ込みを入れることで、焼き上がったパウンドケーキの表面に美しい割れ目ができ、見た目が格段に向上します。ナイフでの作業が面倒な場合は、焼く前に菜箸などを使って生地の表面に浅く縦の筋を入れておくだけでも、同様の効果が期待できます。焼き上がりの確認は、竹串などを生地に刺してみて、生の生地が付いてこなければ完了です。

冷却と保存方法のポイント

焼き終わったら、型からパウンドケーキを取り出し、ケーキクーラーなどの上でしっかりと冷ましましょう。完全に冷めてからカットすることで、切り口が美しく仕上がります。まだ温かい状態で切ると、生地が崩れやすく、断面が綺麗になりません。そのため、焦らずに完全に冷めるのを待つことが大切です。また、カットしたパウンドケーキは乾燥しやすいため、すぐに食べない場合はラップで丁寧に包むか、密閉できる保存袋に入れて保存することをおすすめします。こうすることで、美味しさを長く保つことができます。

コーヒーの香りが広がるマーブルパウンドケーキ

基本のプレーン味のパウンドケーキに、ココアやコーヒーなどのフレーバーを加えることで、様々なバリエーションを楽しむことができます。コーヒー風味のパウンドケーキを作る場合は、基本の材料に粉末コーヒーを2~4g程度混ぜてみましょう。混ぜ込んだコーヒー生地をそのまま焼き上げても美味しいですが、プレーン生地と組み合わせることで、見た目も美しいマーブル模様のパウンドケーキにすることも可能です。型にプレーン生地を少し流し込み、その上からコーヒー生地を重ねるように流し込むと、焼き上がりに美しいマーブル模様が現れます。コーヒーの豊かな香りが広がり、午後のティータイムにぴったりの上品な味わいです。

優雅な香りの紅茶パウンドケーキ

紅茶のパウンドケーキを作る際は、ティーバッグの中身(約2袋分)を生地に混ぜ込みます。紅茶の繊細で上品な香りがパウンドケーキ全体に広がり、豊かな味わいを楽しむことができます。アールグレイやダージリンなど、お好みの紅茶を使用することで、様々な香りのバリエーションを楽しむことができます。これらのアレンジは、生地を混ぜる際に紅茶の葉を加えるだけで手軽にできるため、初心者の方でも簡単に挑戦できます。フレーバーを変えることで、飽きることなく何度も作りたくなるはずです。

バター不使用レシピの魅力

米粉で作るパウンドケーキを美味しく仕上げるには、いくつかの秘訣があります。中でも特筆すべきは、バターを使わないレシピである点です。バターを柔らかくする手間や、混ぜムラによる生地の硬化の心配がなく、少量の植物油(菜種油や米油など)で、しっとりとした風味豊かなケーキが焼き上がります。お菓子作りが初めての方でも気軽に挑戦でき、よりヘルシーに楽しめるのが大きなメリットです。バターの代わりに植物油を使うことで、軽やかで優しい味わいのパウンドケーキになります。

米粉を混ぜるコツと粉っぽさ解消法

米粉は小麦粉と異なり、グルテンを含まないため、練りすぎる心配は無用です。フードプロセッサーを使っても、泡立て器で丁寧に混ぜても、ダマがなくなるまでしっかりと混ぜ込むことが大切です。特に、粉類を加えた後は、粉っぽさが完全になくなるように均一に混ぜることで、生地のざらつきを抑え、なめらかな口当たりのパウンドケーキに仕上がります。米粉はしっかりと混ぜ込むことで、その特性を最大限に活かすことができます。

生地のキメを細かくする空気抜き

生地を型に流し込んだ後の空気抜きは、非常に重要な作業です。型を軽くトントンと数回テーブルに打ち付ける、あるいは「10cm程度の高さから20回ほど型ごと落とす」など、具体的な方法で生地の中の余分な空気を抜くことで、焼き上がりの気泡が少なくなり、キメの整ったなめらかな食感のパウンドケーキになります。この丁寧な一手間が、見た目も美しく、口当たりの良いパウンドケーキを作る秘訣です。

油と豆乳の選び方と温める効果

サラダ油は、米油や菜種油、キャノーラ油など、普段使い慣れた植物油で代用可能です。ただし、風味が変わる可能性があるため、お好みに合わせて選んでください。特に米油を使う場合は、事前に電子レンジ(600W)で30秒ほど温めておくと、卵や砂糖と混ざりやすくなり、生地作りがスムーズになり、より均一で美味しい仕上がりになります。さらに、ヘルシーにしたい場合は、米油の一部(30~50g)を無調整豆乳に置き換えることも可能です。この場合も、無調整豆乳を米油と一緒に電子レンジ(600W)で30秒加熱してから使用すると、他の材料とよくなじみます。

米粉で作るバターなしパウンドケーキ:人気レシピとふわふわの秘訣

米粉パウンドケーキとは?

米粉で作るパウンドケーキは、小麦粉の代わりに米粉を使用することで、独特の食感と風味を楽しめる人気のスイーツです。バターなしでも美味しく作れるレシピや、ふわふわに仕上げるためのコツなど、様々な情報があります。

人気の米粉パウンドケーキレシピ

米粉パウンドケーキのレシピは数多く存在しますが、ここでは特に人気のあるレシピのポイントをご紹介します。バターを使用しない代わりに、植物油を使うことでヘルシーに仕上げたり、豆乳を加えてしっとり感をアップさせたりする工夫がされています。また、米粉の種類によって仕上がりが異なるため、レシピに合った米粉を選ぶことも重要です。

米粉パウンドケーキをふわふわにするコツ

米粉パウンドケーキをふわふわに仕上げるためには、いくつかのコツがあります。まず、材料を混ぜ合わせる際に、空気をたっぷり含ませるように心がけましょう。特に、卵白を泡立ててメレンゲを作る場合は、しっかりと角が立つまで泡立てることが大切です。また、焼く前に生地を冷蔵庫で冷やすことで、焼き上がりの膨らみが良くなります。

砂糖とベーキングパウダーの適切な使い方

パウンドケーキをしっとりとさせるには、砂糖はレシピの分量を守りましょう。減らしすぎるとパサパサになることがあります。甘さ控えめがお好みの場合は、少しだけ減らす程度に留めましょう。ベーキングパウダーは鮮度が大切です。開封してから時間が経つと膨らむ力が弱くなるため、新しいものを使うようにしましょう。使用期限を確認し、湿気の少ない場所で保管することも重要です。

美味しさを保つ冷却・カット・保存の秘訣

焼き上がったパウンドケーキは、粗熱を取ってから完全に冷ましてカットしましょう。温かい状態で切ると崩れやすくなります。すぐに食べずに一晩置くと、生地が落ち着いてより美味しくなります。カットしたケーキは乾燥を防ぐために、ラップで包んで保存するか、密閉容器に入れましょう。

まとめ

米粉を使ったバターなしパウンドケーキは、手軽に作れてヘルシーなのが魅力です。小麦粉不使用のグルテンフリーレシピなので、小麦アレルギーをお持ちの方やグルテンを避けている方にもお選びいただきやすいレシピです。※本レシピには卵など他のアレルゲンとなる食材を含みます。また、ご使用になる材料のアレルギー表示を必ずご確認ください。
基本のレシピに加えて、アーモンドパウダーやココア、コーヒーなど、様々なアレンジも可能です。材料選びから焼き方、保存方法まで、ポイントを押さえれば誰でも美味しく作れます。米油を温めてから使う、豆乳でアレンジする、徹底的に空気を抜くなど、細かな工夫でさらに美味しくなります。焼きたてはもちろん、翌日のしっとりとした味わいも格別です。ぜひ、ご家庭で米粉パウンドケーキ作りに挑戦して、笑顔あふれる食卓を囲んでください。

米粉で作るパウンドケーキは、小麦粉のものとどう違いますか?

米粉で作るパウンドケーキは、小麦粉で作るものと比べて、食感に大きな違いがあります。米粉はグルテンを含まないため、焼き上がりが軽く、口の中でほろほろと崩れるような独特の食感になります。また、小麦粉のように混ぜすぎを気にする必要がなく、比較的簡単に作れるのも特徴です。

バターなしでも、風味や食感は変わりますか?

ご安心ください。このレシピではバターの代わりに、サラダ油や米油といった植物油を使用するため、しっとりとした食感と、ふんわりとした口当たりをそのままお楽しみいただけます。バターならではの濃厚な風味とは異なり、より軽やかで優しい味わいに仕上がるのが特徴です。また、バターを柔らかくする手間が省けるため、手軽に作れるのも嬉しいポイントです。特に米油を少し温めてから使うと、材料がよりスムーズに混ざり合い、時短にも繋がります。

米粉のパウンドケーキは、焼きたてと翌日、どちらがおすすめ?

焼きたての風味も格別ですが、多くの場合、翌日に召し上がる方が、より美味しく感じられるでしょう。それは、一晩寝かせることで生地が落ち着き、油分と水分が全体に行き渡り、しっとりとした食感と豊かな風味が生まれるためです。より一層美味しく味わうためには、ぜひ一日置いてからお召し上がりください。

米粉パウンドケーキの保存期間は?

冷蔵保存の場合、焼き上がり後、しっかりとラップで包み、密閉できる容器に入れて、2~3日を目安に保存してください。より長く保存したい場合は、一切れずつラップで丁寧に包み、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍保存するのがおすすめです。冷凍保存なら、約1ヶ月間美味しく保存できます。ただし、レシピによっては冷凍保存期間を3週間程度としている場合もありますので、風味を損なわないためにも、なるべく早めにお召し上がりください。

冷凍した米粉パウンドケーキ、どう解凍する?

主な解凍方法は2つあります。1つ目は、自然解凍後、500Wの電子レンジで約20秒ほど温める方法です。こうすることで、しっとりとした食感が蘇ります。2つ目は、冷凍状態のまま、500Wの電子レンジで約50秒加熱する方法です。まるで焼きたてのような、温かいパウンドケーキをお楽しみいただけます。どちらの方法でも、米粉ならではのしっとりとした美味しさを損なうことなく、お召し上がりいただけます。

米粉の種類や油の種類を変更しても大丈夫ですか?

レシピでは「波里」の米粉を使用していますが、他の米粉でも代用できます。ただし、米粉の種類によって水分を吸収する量が異なるため、生地の状態を見ながら水分量を調整してください。応用レシピでは「波里 お米の粉 お料理自慢の薄力粉」の使用が推奨されています。サラダ油は、米油、菜種油、キャノーラ油など、普段使っている植物油で代用可能です。油の種類によって風味が変わることがありますので、好みに合わせて選んでください。よりヘルシーにしたい場合は、米油の一部を温めた無調整豆乳に置き換えることもできます。

アーモンドパウダーは必ず入れなければいけませんか?また、入れるとどうなりますか?

アーモンドパウダーは必須ではありません。しかし、加えることで、パウンドケーキに香ばしい風味が増し、米粉特有のもちもちした食感を抑え、より口の中でほどけるような食感になります。基本のレシピでは使用していませんが、応用レシピで紹介していますので、ぜひ試してみてください。

基本レシピと応用レシピでオーブンの設定温度が違うのはなぜですか?

基本レシピでは18cm型で170℃で30分、応用レシピでは16cm型で180℃で35分と、設定温度と焼き時間が異なっています。これは、型サイズのほか、材料の配合(アーモンドパウダーの有無、米粉の種類、油を温めるかどうかなど)が異なるためです。それぞれのレシピで最適な焼き上がりになるように、推奨されている温度と時間を守って焼くようにしてください。


米粉パウンドケーキ バターなし