ヘルシーなのに満足感たっぷり!「おからパウダー蒸しパン」は、しっとり食感と優しい甘みが魅力です。小麦粉不使用で、電子レンジでも手軽に作れるから、忙しい朝や小腹が空いた時にもぴったり。この記事では、初心者でも失敗しない基本レシピから、アレンジまで詳しくご紹介します。
おからパウダー蒸しパンとは?
おからパウダー蒸しパンは、豆腐を作る過程で生まれる「おから」を乾燥させたパウダーを使って作る、ヘルシーな蒸しパンです。小麦粉の代わりに使うことで、糖質を控えながら食物繊維や植物性たんぱく質をしっかり摂れるのが魅力です。
また、グルテンフリー食材としても注目されており、小麦アレルギーの方にも安心。電子レンジで簡単に作れるレシピが多いため、忙しい日でも手軽に栄養を補える嬉しいメニューです。

基本のしっとりおからパウダー蒸しパンレシピ
おからパウダーを使った蒸しパンは、材料を混ぜてレンジで加熱するだけの簡単ステップ。まずは定番のプレーンレシピをご紹介します。
材料(1人分)
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おからパウダー(微粉タイプ):大さじ2
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ベーキングパウダー:小さじ1/2
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卵:1個
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牛乳または豆乳:50ml
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砂糖(甜菜糖、きび砂糖などでも可):大さじ1
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サラダ油:小さじ1
作り方(電子レンジ使用)
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耐熱容器に卵を割り入れ、よく溶きほぐします。
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牛乳、砂糖、サラダ油を加えて混ぜ、おからパウダーとベーキングパウダーを加え、ダマがなくなるまでよく混ぜます。
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ラップをふんわりかけ、600Wの電子レンジで2分30秒〜3分加熱します。
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竹串を刺して生地がついてこなければ完成です。
美味しく仕上げるポイント
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おからパウダーは「微粉タイプ」を使うとしっとり仕上がります。
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加熱しすぎると固くなりやすいため、様子を見ながら加熱しましょう。
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ラップをふんわりかけて加熱することで水分が逃げにくくなり、ふっくら仕上がります。
しっとり仕上げるためのコツ
おからパウダー蒸しパンは、材料も作り方もシンプルですが、ほんの少しの工夫で「パサつき」や「固さ」を防ぎ、しっとりとした美味しい仕上がりにすることができます。以下のポイントを押さえておけば、失敗知らずです。
1. 微粉タイプのおからパウダーを選ぶ
おからパウダーには粗めのタイプと微粉タイプがあります。しっとり感を出したい場合は、粒子の細かい微粉タイプがおすすめ。なめらかに仕上がり、口当たりも良くなります。
2. 水分は少し多めに
おからパウダーは水分を吸収しやすいため、牛乳や豆乳をやや多めに加えることで、乾燥を防ぎます。生地がややとろっとした状態を目安にすると◎。
3. 油分を忘れずに
サラダ油や米油など、少量の油を加えることで生地のパサつきを抑え、コクもアップします。油分はしっとり感のカギになる重要なポイントです。
4. 加熱は短時間&ラップで蒸気を閉じ込める
電子レンジでの加熱時間が長すぎると、固くなりやすいため注意が必要です。ふんわりラップをかけて蒸気を逃さないようにし、加熱は様子を見ながら調整しましょう。
アレンジ自在!おからパウダー蒸しパンのバリエーション
基本のプレーン味にひと工夫加えるだけで、おからパウダー蒸しパンはさらに楽しく、美味しくなります。気分やシーンに合わせて、以下のようなアレンジを楽しんでみましょう。
ココア味蒸しパン
ココアのほろ苦さが、おからパウダーの優しい甘みと好相性。スイーツ感覚で楽しめる人気アレンジです。
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追加材料:純ココアパウダー 小さじ2、チョコチップ(お好みで)
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ポイント:砂糖の量はやや多めにすると、ココアの苦味とバランスが取れます。
バナナ入り蒸しパン
完熟バナナをつぶして加えると、自然な甘みとしっとり感がアップ。朝食にもおやつにもぴったりのやさしい味わいです。
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追加材料:バナナ1/2本(よくつぶす)
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ポイント:砂糖の量を減らしても十分甘く、ヘルシーに仕上がります。
チーズ&塩系アレンジ
甘くない蒸しパンが食べたいときにおすすめなのが、塩気の効いたチーズ入り。おやつはもちろん、おかずパンとしても優秀です。
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追加材料:とろけるチーズ 20g、塩ひとつまみ
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ポイント:ベーコンや青のりを加えても相性抜群です。
保存方法と食べ方の工夫
おからパウダー蒸しパンは、作り置きや冷凍保存もできる便利なおやつ。しっとり感をキープしながら、美味しく楽しむためのポイントをご紹介します。
冷蔵保存のコツ
粗熱をとったあと、ラップでしっかり包み、保存容器に入れて冷蔵庫へ。2〜3日以内を目安に食べ切りましょう。水分が抜けやすいので、食べる前にラップをかけたまま電子レンジで10〜20秒ほど温めると、ふっくら感が戻ります。
冷凍保存のコツ
1つずつラップで包み、ジップ付き保存袋に入れて冷凍します。約2週間以内が美味しさの目安。解凍は、冷蔵庫に移して自然解凍、または電子レンジでラップをかけたまま30〜40秒加熱してください。
トッピングやアレンジでさらに楽しむ
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ジャムやはちみつで甘みをプラス
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ヨーグルトやフルーツを添えて朝食に
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ピザ用チーズやハムを乗せて軽食風にも
そのままでも美味しい蒸しパンですが、ひと工夫加えると飽きずに楽しめます。
まとめ

おからパウダー蒸しパンは、しっとり感とヘルシーさを両立できる、嬉しいおやつや朝食メニューです。基本のレシピは材料を混ぜて電子レンジで加熱するだけと、とても簡単。さらに、ヨーグルトやバナナ、ココアなどを加えることでアレンジも自在です。保存もできるので、作り置きしておけば忙しい日にもぴったり。しっとり美味しい食感で、ダイエット中でも罪悪感なく楽しめます。
ぜひ、おからパウダー蒸しパンを日常に取り入れて、身体にやさしい「しっとり習慣」を始めてみませんか?
Q1. どうして蒸しパンがパサついてしまうの?
おからパウダーは吸水性が高いため、水分が少ないとパサつきやすくなります。牛乳や豆乳の量を調整し、ラップで蒸気を逃さないように加熱するとしっとり感が保てます。
Q2. 生おからで代用することはできますか?
可能ですが、生おからは水分量が多いため、分量や水分を調整する必要があります。基本レシピとは別に、生おから専用レシピを参考にするのがおすすめです。
Q3. 小麦粉と混ぜて作ってもいいの?
はい。おからパウダーに小麦粉を加えると、よりふんわりとした食感になります。ただし、小麦アレルギー対応の方はご注意ください。
Q4. 1日に何個まで食べても大丈夫?
おからパウダーは食物繊維が豊富なため、一度に多く摂るとお腹がゆるくなる場合があります。1日1〜2個を目安に、体調に合わせて調整してください。
Q5. ダイエット中でも食べられる?
はい。糖質が少なく満足感があるため、ダイエット中にもおすすめです。ただし、甘味料や具材の選び方に注意し、食べ過ぎには気をつけましょう。