糖質制限の食事法が注目を集めるようになり、低糖質のお菓子に対するニーズが高まっています。中でも手軽に作れて美味しい低糖質クッキーは、ダイエッターやヘルシー志向の方から人気があります。本記事では、低糖質クッキーについての基本情報やおすすめレシピをご紹介します。
【おいしい】おすすめの低糖質クッキー5選！
◆低糖質アーモンドクッキー ・エネルギー：43kcal ・糖質：2.47g ・食物繊維：3.08g 森永製菓の低糖質クッキー。通常のクッキーの半分以下の糖質量ながら、おいしさは健在。個包装で食べ過ぎを防止できます。 ◆糖質制限 プレミアムクッキー ・エネルギー：42.5kcal ・糖質：0.35g ・食物繊維：3.45g ビッケベーグルの低糖質クッキー。パティシエ監修で香りとコク、サクサクの食感を実現。低糖質ながらおいしさを追求しています。 ◆糖質制限 クッキー おから100％ファイバークッキー ・エネルギー：32.67kcal ・糖質：0.93g ・食物繊維：5g みどり工房の低糖質クッキー。グルテンフリーで、プレーン、抹茶など5種の風味があり、家族でシェアできます。 ◆おから100％クッキー ・エネルギー：38kcal ・糖質：2g ・食物繊維：3.1g Cafe Primulaの低糖質クッキー。7種の味わいで、ホロホロの食感が楽しめます。小麦粉不使用の手作り製法です。 ◆糖質を抑えた豆乳おからクッキー ・エネルギー：19.5kcal ・糖質：1g ビー・ドット・ラボの低糖質クッキー。プレーンなど4種の風味があり、甘味料にエリスリトールを使用。高タンパク質でグルテンフリーです。
糖質制限クッキーを選ぶ際のポイント
低糖質クッキーを選ぶ際に押さえるべきポイントは以下の通りです。 ◆糖質量を確認する パッケージの栄養成分表示から実際の糖質量を確認しましょう。クッキー10g当たり4g以下が低糖質と判断できます。単に「低糖質」と記載されているだけではなく、具体的な数値を確認することが重要です。 ◆食物繊維が含まれているか 血糖値の上昇を抑え、コレステロール値を下げる働きがある食物繊維を多く含むクッキーを選びましょう。食物繊維が不足しがちな現代人に適した健康的な間食になります。 ◆おいしさと満足感 糖質制限中の空腹感を満たすためには、おいしさと満足感が必要不可欠です。大豆やおからの味が強すぎず、バター風味など風味の良いクッキーを選ぶと良いでしょう。また、複数の味が楽しめるラインナップから気に入った味を見つけると、ストレスなく続けられます。 このように、糖質量、食物繊維量、味と満足感を総合的に判断し、自分に合った低糖質クッキーを選ぶことをおすすめします。
糖質制限クッキーを食べる際の注意点
糖質制限クッキーを食べる際の注意点は、次のとおりです。 ・1日の食事と間食を合わせた糖質量は70〜130gに抑える ・栄養バランスのとれた食事を心がける ・1日3食は必ず食べる ・徐々に糖質量を減らしていく ・中〜長期的に継続する それぞれの注意点について解説します。 ◆1日の糖質量は70〜130g 体格や体質、生活習慣に応じて、1日の糖質摂取量は70〜130gが目安です。極端な糖質制限は避け、130gから徐々に量を減らしていきましょう。はじめは130g以下に抑え、体の変化を確認しながら調整するのがよいでしょう。 ◆栄養バランスのとれた食事を心がける 糖質の過剰摂取を避けるあまり、必要な栄養素が不足すると健康を害するリスクがあります。適正な糖質摂取量であれば、脳や体のエネルギー源となります。お米やパン、麺など糖質の高い食材を完全に避けるのではなく、バランスの良い食事を心がけましょう。 ◆1日3食は必ず食べる 食事回数を減らすと、空腹感から食べ過ぎたり、栄養不足に陥ったりするおそれがあります。生活リズムを乱さず、食べ過ぎを防ぐためにも、1日3食を欠かさずに食べることが重要です。 ◆徐々に糖質量を減らしていく 突然の極端な糖質制限は、集中力の低下やスタミナ不足など、身体的な負担が大きくなる可能性があります。130gから開始し、1週間〜1か月のペースで徐々に糖質量を減らしていくことをおすすめします。 ◆中〜長期的に継続する 一時的な極端な糖質制限は、リバウンドの原因にもなりかねません。数か月から1年かけて、無理のない範囲で糖質制限を継続することで、健康的に痩せやすい体質への変化が期待できます。
過度な糖質制限は絶対にNG
近年、糖質制限ダイエットが注目されていますが、過度な制限には様々なリスクが伴います。適切な糖質摂取は、健康的な食生活と継続的なダイエットの実現に欠かせません。 糖質制限により血糖値の上昇が抑えられ、インスリンの分泌が穏やかになるため、脂肪がつきにくい体質になるというメリットはあります。しかし、極端な制限は以下のような健康リスクが懸念されます。 ◆便秘:炭水化物には食物繊維と水分が含まれており、これらが不足すると便秘になりがちです。 ◆低血糖症による頭痛・眠気:脳は糖質を活性化の源としているため、不足すると機能低下が起こります。 ◆下痢・吐き気:急激な食生活の変化により、消化不良や腸内環境が乱れる可能性があります。 ◆口臭・体臭:ケトン体の蓄積により、独特の臭いが発生することがあります。 ◆筋肉の低下:慢性的なエネルギー不足から、筋肉がタンパク質として分解される恐れがあります。 ◆体重増加:基礎代謝の低下により、かえって体重が増加するリスクがあります。 ◆リバウンド:過度の制限は継続が困難となり、リバウンドしがちです。 健康的なダイエットを実現するには、バランスの取れた食事と運動が重要です。無理のない範囲で、適量の良質な炭水化物を含む食生活を心がけましょう。
まとめ
低糖質クッキーは、おからや大豆粉、アーモンドパウダーなどの低糖質な材料を使うことで、従来のクッキーに比べて糖質が大幅に抑えられています。また、バターやクリームチーズ、卵などを加えることで、ふんわりとした食感と豊かな風味が楽しめます。手軽に作れるうえに、糖質制限中の方でも気兼ねなく食べられるのが魅力です。ダイエットや健康志向の方におすすめの、上質な低糖質スイーツです。