メロン品種一覧

メロン品種一覧

メロンは様々な種類があり、それぞれ特徴が異なります。この記事では、メロンの分類方法や代表的な品種、選び方などを詳しくご紹介します。

メロンの分類方法

メロンは主に、①網目の有無(ネット系/ノーネット系)、②果肉の色(青肉/赤肉/白肉)、③栽培方法(温室/ハウス/トンネル)で分類されます。これらの要素によって、メロンの風味や食感が大きく異なるため、好みに合わせて選ぶことができます。

網目の有無による分類:ネット系とノーネット系

メロンは、果皮に網目があるネット系と、網目がないノーネット系に分けられます。ネット系メロンは見た目の美しさから贈答用としても人気があり、ノーネット系メロンは比較的安価で手に入りやすいのが特徴です。

果肉の色による分類:青肉、赤肉、白肉

メロンは果肉の色によって、青肉系、赤肉系、白肉系の3種類に分けられます。青肉メロンは果肉が黄緑色、赤肉メロンは鮮やかなオレンジ色、白肉メロンはクリーム色をしています。

栽培方法による分類:温室栽培、ハウス栽培、トンネル栽培

メロンの栽培方法には、ガラス温室栽培、ビニールハウス栽培、トンネル栽培の3種類があります。ガラス温室栽培は、光を採り入れやすいガラスを使った温室で栽培する方法です。ビニールハウス栽培は、ビニールハウスを建てて内部の環境をコントロールして栽培する方法です。トンネル栽培とは、畝をビニールなどでトンネル状に覆って栽培する方法を指します。ハウスは人が作業できるくらいの広いスペースで設置されていますが、トンネル栽培では作物を覆うくらいの小さなスペースを確保します。

代表的なメロンの品種

現在日本で流通している代表的なメロンの品種の中から、特に人気のある品種をいくつかご紹介します。これらの品種は、それぞれ独自の風味や特徴を持っており、様々な楽しみ方ができます。

【ネット系・青肉種】メロンの主な種類

青肉種のメロンは、果肉が美しい黄緑色をしており、ネット系メロンの代表的な品種です。濃厚な甘みと香りを楽しめて、後味がさっぱりとしているのが特徴です。代表的な品種には、マスクメロン、アンデスメロンなどがあります。

マスクメロン(アールスメロン)

アールスメロン(品種名:アールスフェボリットなど)は、高級ネットメロンの代表的な品種群です。その中でも特に香りが強いものは『マスクメロン』とも呼ばれます。一方、『クラウンメロン』は、静岡県西部で栽培されるアールスメロンの地域ブランド名で、厳しい品質基準を満たしたものだけがその名を冠することができます。品種とは、同じ品種内で遺伝的に似通った特徴を持つグループのことです。一方、ブランド名はメロンの産地や生産者団体が付けた商標名のことです。クラウンメロンは、静岡県の袋井市や森町を中心に温室栽培されているアールスメロンを指す地域ブランド名で、マスクメロンは品種改良が進められ、現在では全国的に広く栽培される人気ブランドメロンとなっています。

クラウンメロン

静岡県の特産品であるクラウンメロンは、独自に改良したマスクメロンをガラス温室で栽培したものです。徹底した品質管理と高い栽培技術により、高価格帯のブランドメロンとして知られ、その品質は高く評価されていますが、その品質と希少価値から、贈答用としても高い人気があります。例えば、全面がガラス張りのハウスの中で育てられており、日光を最大限に活用しています。また、1つの株から1つの実しか収穫しないため、栄養が集中し、高品質なメロンとなります。

アンデスメロン

アンデスメロンは開発された品種で、マスクメロンに似た芳醇な香りと強い甘みが特徴です。開発当時、温室栽培が主流のネット系メロンは当時の網メロンは温室栽培が主流で高価でしたが、アンデスメロンはハウス栽培が可能なことから比較的手頃な価格で供給され、「大衆メロン」として全国に普及しました。

アムスメロン

アムスメロンは、果皮の緑色が他の品種よりも濃く、スイカのような濃い緑色の縦じまが特徴です。皮が薄く、果肉・果汁ともに豊富で食べ応えがあるのが特徴で、芳醇な香りと強い甘みがあり、人気の高い品種です。アムスメロンは各地で生産されており、ご当地メロンとしてブランド化されています。

イバラキング

その後、平成に入るとメロンの生産量は減少傾向に転じましたが、平成10年以降は全国一位の生産量と産出額を維持しています。大ぶりで上品な香りと甘みがあり、果肉はジューシーでなめらか。日持ちがするので長くそのおいしさを楽しめます。メロンの王様(キング)という名が示すように、優れた品質を目指して育成された品種です。イバラキングという名前には、メロンの王様として茨城の顔になってほしいという願いが込められています。収穫初期であってもサイズが大きく、みずみずしい甘さを堪能できます。

オトメメロン

オトメメロンが誕生したのは1995年(平成7年)で、命名されたのは1999年(平成11年)。大島種苗店とタキイ種苗のオリジナルメロンなので、「Oshima Takii OriginaL Melon」の頭文字を取り「OTOME(オトメ)」と名付けられたそうです。タキイ種苗が育成し、茨城県鉾田市の大島種苗店との協力により2000年(平成12年)から販売されています。

キスミーメロン

「キスミー」メロンは埼玉原種育成会が1995年(平成7年)に開発した青肉のネットメロンです。

タカミメロン

タカミメロンは、シャキシャキとした食感と上品な甘さが特徴の緑肉メロンです。その美しい網目模様と日持ちの良さから、贈答用としても人気があります。栽培には手間暇がかかりますが、徹底した温度管理や水分管理によって、安定した品質が保たれています。一口食べれば、爽やかな甘さとみずみずしさが口いっぱいに広がり、至福のひとときを味わえるでしょう。

肥後グリーン

肥後グリーンは、熊本県で生まれた高級メロンです。その特徴は、美しい緑色の果肉と、きめ細かくとろけるような舌触りにあります。糖度が高く、芳醇な香りが口いっぱいに広がるため、贈答用としても人気があります。栽培には手間暇がかかり、徹底した温度管理や水分管理が求められるため、栽培には手間暇がかかり、徹底した管理のもとで育てられています。

【ネット系・赤肉種】メロンの主な種類

赤肉種のメロンは果肉が鮮やかなオレンジ色をしており、ネット系メロンのなかでも人気が高い品種のひとつです。代表的な品種は夕張メロンで、コクのある甘みと濃厚な香りが魅力です。赤肉メロンはビタミンやカリウムのほか、ベータカロテンが豊富に含まれています。

夕張メロン(夕張キング)

夕張メロンの歴史は古く、1960年に栽培が始まりました。品種名は「夕張キング」と言い、生産地である北海道夕張市は、昼夜の寒暖差が大きく、水はけのよい土壌でメロンの栽培に適した地域です。夕張メロンは独特の香りと濃厚な甘みが特徴で、鮮やかなオレンジ色の果肉は繊維質が少なく、口当たりがなめらかです。出荷する際に「特秀・秀・優・良」などの等級に分けているほど品質にこだわりを持っています。高価な高級ブランドメロンなので、贈り物として人気があります。

クインシーメロン

美しいサーモンピンクの果肉が特徴のクインシーメロンは、実がギュッと詰まっており、なめらかな食感を楽しめます。果汁がたっぷり含まれていて、甘みも十分あるおいしいメロンです。比較的日持ちする品種で風味も安定しているので、代表的な赤肉メロンとして流通しています。季節ごとに「春のクインシー」や「夏のクインシー」などのバリエーションがあります。

ルピアレッド

ルピアレッドは、つややかなオレンジ色の果肉が特徴で、皮が薄く果肉が厚いので食べ応え抜群です。糖度が高く果汁が豊富でジューシーな味わいを楽しめます。主な生産地は北海道や茨城県です。北海道産の「らいでんメロン」や「富良野メロン」などのブランドメロンとしても使われています。

レノン

茨城県や青森県、熊本県で主に生産されているレノンは、糖度が高く果汁が多く含まれています。果肉はやわらかくなめらかな舌触りで、後味がさっぱりとしており食べやすいのが魅力です。種の部分が少なく皮が薄いので、可食部が多いのが特徴。食べ応えのあるおいしいメロンです。低温期の栽培でも肥大化に優れているため、早巻きが可能です。

オレンジハート

オレンジハートは、JA熊本うきで栽培されているオリジナルブランドメロンです。オレンジハートという名前で販売できるのは、糖度16度以上の厳選されたもののみ。果肉は濃いオレンジ色で、なめらかな口当たりと強い甘みが特徴です。みかんの産地である「うき」をイメージしてこの名前がつけられました。

鶴姫レッド

山形県を代表する鶴姫レッドは、山形県庄内地方の砂丘で栽培されるメロンの総称である、庄内砂丘メロンのひとつ。水はけのよい土壌と豊富な地下水で栽培された、おいしいメロンです。鮮やかなオレンジ色の果肉となめらかな食感、すっきりした甘さは多くの人々に愛されています。

【ネット系・白肉種】メロンの主な種類

白肉種のメロンは乳白色の果肉が特徴で、青肉種や赤肉種のメロンと比較すると品種が少なめです。さわやかな甘みとさっぱりとした後味、香りは控えめで食べやすいのが魅力。果肉が柔らかく、なめらかな舌触りもおいしさの秘密です。

新芳露(しんほうろ)

新芳露は、1960年代に砂丘がある地域で栽培が始まりましたが、現在では主に京都府の京丹後地方で生産されています。果肉はパール系と呼ばれるにふさわしいつやのある乳白色で、柔らかな果肉と豊かな香り、たっぷりとした甘みが特徴です。全国的には出回らず、産地周辺で流通しています。

グランドール

グランドールは、山形県庄内地方や新潟県佐渡地方で主に生産されています。生産者が少なく、全国的に出回ることのない希少性の高いメロンです。ジューシーで甘みが強く、なめらかな口当たりの柔らかい果肉が特徴です。

【ノーネット系】メロンの主な品種

ノーネット系メロンは、網目状の模様がなくスベスベとした果皮が特徴です。食感はシャキシャキとして歯ごたえがあり、甘みはまろやかで後味はすっきりとしています。ノーネット系メロンはネット系メロンと比べて栽培しやすいという特徴もあります。

キンショーメロン(金将メロン)

キンショーメロンは、サイズがやや小さいメロンで、ソフトボールより一回り小さいくらいのイメージです。果皮は濃い黄色で、メロンというより柑橘系の果物という印象を持ちます。果肉はほどよく甘くさっぱりとした味わいです。

プリンスメロン

手ごろな価格で購入できるプリンスメロンは、昔は気軽に楽しめるメロンの定番品種でした。近年では、価格の安いネット系メロンが出回るようになり、市場に出回ることが減っています。熊本県で主に生産されており、4月下旬から6月ごろに旬を迎えます。ジューシーで強い甘みが特徴です。果肉は皮に近い部分が緑色っぽく、種に近づくほど濃いオレンジ色に変化するという面白い色彩を纏っています。

ハニーデューメロン

ハニーデューメロンはアメリカやメキシコで栽培されている輸入メロンで、日本では年間を通して流通しています。果肉の色が、薄いオレンジ色と黄緑色の2種類があり、強い甘みとすっきりとした後味が特徴です。サクサクとした食感の果肉は、追熟させると柔らかくなめらかな口当たりに変わります。果皮が乳白色であることが特徴です。

メロンの旬と産地

日本におけるメロンの主な産地としては、茨城県、熊本県、北海道、山形県などが挙げられます。これらの地域に共通するのは、水はけの良い土壌、温暖な気候、そして昼夜の寒暖差が大きいという点です。メロン栽培に適したこれらの環境を活かし、様々な種類のメロンが栽培されています。

美味しいメロンの選び方

美味しいメロンを選ぶためには、いくつかのポイントがあります。これらのポイントを押さえることで、より甘く、美味しいメロンを選ぶことができます。

香りと弾力で確かめる

購入後すぐに食べたい場合は、完熟しているものを選びましょう。メロンは熟すと甘い香りがして、お尻の部分に軽く弾力が出てきます。ただし、店頭で売られているものを強く押すのは避けましょう。状態がわかりにくい場合は、お店の人に確認してもらうと良いでしょう。

ツルの状態を確認する

ツルがついているメロンは、ツルの状態で完熟しているかがわかります。メロンが完熟するとツルがしなびてきます。ツルがピンと張っているものは、まだ完熟していない証拠です。涼しいところで追熟させて、ツルがしなびてきたらおいしく食べられます。

ネット系メロンは色の変化を見る

マスクメロンや夕張メロンなどのネット系メロンは、熟すと果皮が緑色から黄色みがかった色に変化します。黄色みが強くなったものや、果実が柔らかすぎるものは熟しすぎている証拠です。きれいな黄緑色が完熟した状態です。タイミングを逃さずに早めに食べましょう。

果実の形状と外観の確認

おいしいメロンは、果実の形が均等できれいな丸みを帯びています。また、持ってみてずっしりと重みが感じられるものを選ぶのがおすすめ。果皮の状態がよいものもおいしいメロンの証拠です。ネット系は網目がきれいに広がって盛り上がったもの、ノーネット系は傷がなく、つるつるしたなめらかな状態のものがおすすめです。

ギフトに最適な高級メロン

メロンは、その上品な甘さと美しい見た目から、贈り物としても非常に人気があります。特に、高級ブランドメロンは、特別な日の贈り物やお祝いの品として喜ばれます。贈り物としてメロンを選ぶ際には、以下の点に注意すると良いでしょう。

ブランドメロンの選択

贈り物としてメロンを選ぶなら、高級ブランドがおすすめです。高級ブランドメロンは、一般に栽培方法や品質管理にこだわりがあり、味、香り、見た目のいずれにおいても高い品質を目指して作られています。

宮古島メロン

沖縄県宮古島産の赤肉系メロンは、沖縄県宮古島産の赤肉系メロンは、品質の高さで知られています。宮古島は、メロン栽培に適した土壌を持っており、そこで栽培されたメロンは甘くて美味しいと評判です。贈り物用でも自分で食べる用でも重宝します。

栽培方法による違い

高級ブランドメロンとスーパーなどで売られているメロンとの違いは、栽培技巧の差にあります。どれだけ丁寧な栽培方法で質の高いメロンを育てたかという点が重要です。手間暇をかけた分だけ糖度や果肉の柔らかさにその成果が表れます。例えば静岡県で栽培されているクラウンメロンは、全面がガラス張りのハウスの中で育てられています。ガラスなら日光を遮ることがないので、メロンに光が当たりやすいというわけです。それぞれの地域ごとに独自の栽培方法をとっています。

収穫量による違い

格安メロンと高級ブランドメロンの違いは、収穫量も関係しています。一般的にメロンは1つの株から4つほどの実を収穫できますが、高級ブランドメロンは1株から1つの実しか獲れないケースもあります。そのため希少性が高くなるので、価格も高くなるというわけです。ブランド力を高めるために、わざと価格を高く設定しているケースもあります。価格設定には、希少性やブランドイメージ戦略なども影響すると考えられます。

メロンの楽しみ方

メロンは、そのまま食べるのが一番美味しい食べ方ですが、その他にも様々な食べ方があります。ここでは、メロンを使ったおすすめのレシピや食べ方をご紹介します。

そのまま味わう

メロンは、冷やしてそのまま食べるのが一番シンプルで美味しい食べ方です。食べる直前に冷蔵庫で冷やし、食べる15分くらい前に冷蔵庫から出して、少し常温に戻すと、より甘みを感じやすくなります。カットする際は、種を取り除き、食べやすい大きさにカットしましょう。

スムージーやジュースに

メロンは、スムージーやジュースにしても美味しくいただけます。メロンの甘みと香りが、スムージーやジュースに爽やかさをプラスしてくれます。牛乳やヨーグルトと混ぜて、ミキサーにかけるだけで簡単に作れます。例えば、メロン、牛乳、ヨーグルト、蜂蜜をミキサーにかければ、栄養満点のスムージーになります。

サラダに

メロンは、サラダに加えても美味しくいただけます。メロンの甘みが、サラダにアクセントを加えてくれます。生ハムやモッツァレラチーズと合わせると、おしゃれなサラダになります。例えば、メロン、生ハム、モッツァレラチーズ、ルッコラを盛り付け、オリーブオイルとバルサミコ酢をかければ、おしゃれなサラダになります。

デザートに

メロンは、デザートとしても楽しめます。メロンを使ったケーキやタルト、ゼリーなどは、見た目も美しく、贈り物にも最適です。例えば、メロンをくり抜いて、中に生クリームやカスタードクリーム、フルーツを詰めれば、豪華なデザートになります。

まとめ

メロンには多種多様な品種が存在し、それぞれに独特な特徴があります。果肉の色で分けると、赤肉メロン、青肉メロン、白肉メロンがあり、それぞれ風味や食感が異なります。赤肉メロンは、夕張メロンやアールスナイトが代表的で、濃厚な甘みと香りが特徴です。青肉メロンは、アンデスメロンやクインシーメロンなどがあり、爽やかな甘さとみずみずしさが魅力です。白肉メロンは、ホームランメロンなどが知られ、上品な甘さと滑らかな舌触りが楽しめます。さらに、ネットの有無や形状、大きさなども品種によって異なり、贈答用として人気のあるものから、手軽に楽しめる小玉メロンまで、用途や好みに合わせて選ぶことができます。近年では、新品種も続々と登場しており、消費者の多様なニーズに応えるように、甘さ、香り、食感などが改良されています。

よくある質問

質問1:メロンが最もおいしい時期はいつですか?

回答:メロンの旬は初夏です。品種や栽培地域によって異なりますが、暖かい地方では4月頃から収穫が始まり、露地物メロンは5月から6月がピークを迎えます。北海道産のメロンは7月頃が旬です。温室栽培のマスクメロンと輸入メロンのハニーデューメロンは年間を通して収穫されます。

質問2:どのようにメロンを選べば良いですか?

回答:おいしいメロンを選ぶには、いくつかのポイントがあります。まず、熟すと甘い香りがして、お尻の部分に軽く弾力があるものを選びましょう。また、ツルがついている場合は、ツルがしなびているものが完熟している証拠です。ネット系メロンは果皮が黄色みがかった色に変化し、網目がきれいに広がっているものがおすすめです。

質問3:メロンはどのように保存するのが適切ですか?

回答:メロンの保存方法は、熟度によって異なります。まだ熟していないメロンは、常温で保存して追熟させます。風通しの良い場所に置き、直射日光を避けるようにしましょう。熟したメロンは、乾燥を防ぐためにラップや新聞紙で包み、冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。カットしたメロンは、種を取り除き、密閉容器に入れて冷蔵庫で保存し、早めに食べるようにしてください。
メロンメロン品種