ツノニガウリ:エキゾチックな見た目と爽やかな味わい
ツノニガウリ、別名キワノまたはツノメロン。その名の通り、ユニークな角が生えたような外見は、まるで宇宙から来た果実のよう。原産地アフリカから遠く離れたニュージーランドや日本でも栽培され、近年注目を集めています。観賞用としても人気ですが、実は爽やかでみずみずしい味わいが魅力。エキゾチックな見た目からは想像もできない、その美味しさの秘密に迫ります。

キワノ(ツノニガウリ)とは?

キワノは、ウリ科に属する果実で、そのユニークな見た目からツノニガウリやツノメロンとも呼ばれています。アフリカの熱帯地方が原産ですが、現在ではニュージーランドやオーストラリアなどでも栽培されており、日本国内でも8月中旬から10月頃にかけて収穫期を迎えます。その特徴的な外観は、観賞用としても楽しまれており、もちろん食用としても美味しく味わえる果物です。

キワノ(ツノニガウリ)の名前の由来と歴史

「キワノ」という名称は、ニュージーランドの企業である「Prinut Inc」によって商標登録されています。一方、和名の「ツノニガウリ」は、その外見、特に果皮にある角のような突起に由来しています。アフリカの熱帯地域が原生地と考えられており、20世紀初頭にはオーストラリアやニュージーランドに伝播したと推測されています。

キワノ(ツノニガウリ)の見た目の特徴

キワノの最大の特徴は、熟成すると鮮やかな黄色から濃いオレンジ色へと変化する果皮と、表面を覆う鋭いトゲです。果実のサイズは、直径がおよそ5~7cm、長さが10cm程度の楕円形をしており、内部にはエメラルドグリーンのゼリー状の果肉が豊富に詰まっています。この果肉の中には、小さな種が密集して存在しています。

キワノ(ツノニガウリ)の味と食感

キワノの果肉は、透明感のある薄い緑色のゼリー状で、甘さは控えめながらも、さわやかな酸味が感じられます。品種によっては、ライムのような柑橘系の香りや、キュウリのような風味を持つものもあります。食感は、ゼリーのようにプルプルとしており、パッションフルーツやブドウの果肉に似た印象を受けるでしょう。

キワノ(ツノニガウリ)の栄養価

キワノは水分をたっぷり含み、カリウム、マグネシウム、リンといった必須ミネラルが豊富です。さらに、食物繊維も適度に含まれています。 可食部100gあたりでは、エネルギー量は41kcal、食物繊維は2.6g、カリウムは170mg、マグネシウムは34mg、リンは42mgとなっています。

キワノ(ツノニガウリ)に含まれる栄養素とその効果

キワノには、健康をサポートする多様な栄養成分が詰まっています。

カリウム

カリウムは、体液のバランスを保つミネラルであり、ナトリウムの排出を促すことで、高血圧の予防に貢献すると考えられています。

マグネシウム

マグネシウムは、丈夫な骨づくり、筋肉の動き、神経伝達に不可欠なミネラルで、精神的な安定にも関与しています。

リン

リンは、丈夫な骨や歯を作る上で欠かせないミネラルです。細胞膜や遺伝情報を担う核酸の構成要素としても重要であり、体液のpHバランスを調整したり、細胞内外の浸透圧を維持したりする役割も担っています。

食物繊維

食物繊維を摂取することで、便秘の改善効果が期待できます。

キワノ(ツノニガウリ)の選び方

キワノを選ぶ際には、いつ食べるのかを考慮すると良いでしょう。すぐに食べたい場合は、鮮やかな黄色に熟したものがおすすめです。日持ちさせたい場合は、まだ緑色のものを選び、追熟させるのが良いでしょう。また、果皮に傷やシワがなく、トゲがしっかりと残っているものを選ぶようにしましょう。

キワノ(ツノニガウリ)の保存方法

キワノは、常温で約2週間保存することができます。緑色のキワノは、全体がオレンジ色に変わり、少し柔らかくなるまで追熟させましょう。十分に熟したキワノは、キッチンペーパーなどで包んでからポリ袋に入れ、冷蔵庫で保存するのがおすすめです。

キワノ(ツノニガウリ)の美味しい食べ方

キワノは、半分にカットし、中のゼリー状の部分をスプーンで取り出して味わいます。あっさりとした甘さなので、お好みでハチミツや砂糖をかけたり、ヨーグルトに混ぜたりするのも良いでしょう。サラダに添えたり、デザートの飾りとして利用するのもおすすめです。栄養価の高い皮も、そのまま食べることができます。

キワノ(ツノニガウリ)を食べる際の注意点

キワノの中には、食用に適さない品種があり、ククルビタシンという有害な成分を含んでいる場合があります。この成分は非常に苦く、自然と食べるのをためらうような味をしています。市販されているキワノは安全ですが、自生しているキワノを採取して食べる際には、十分に注意してください。

キワノ(ツノニガウリ)の育て方

キワノは丈夫で育てやすく、家庭菜園にも適しています。種から育てることも可能ですが、苗から育てるのが一般的です。比較的、病気や害虫にも強いため、初心者でも育てやすいでしょう。

キワノ(ツノニガウリ)の旬な時期

キワノの旬は、日本国内では8月中旬から10月頃です。この時期になると、新鮮なキワノが出回り、美味しく味わうことができます。

キワノ(ツノニガウリ)の値段

キワノの販売価格は、おおよそ1個あたり1,000円から1,300円程度です。主に高級フルーツ専門店やインターネット通販などで手に入れることができます。

キワノ(ツノニガウリ)の入手場所

キワノは、高級志向のスーパーマーケットや百貨店、オンラインストアなどで購入可能です。加えて、一部の産地直売所などでも取り扱っていることがあります。

まとめ

キワノは、見た目も味わいも非常に個性的な果物です。豊富な栄養価を持ち、様々な料理に利用できます。ぜひ一度、キワノを試してみてください。その独特の風味と食感に、きっと驚くことでしょう。

質問:キワノのおすすめの食べ方は?

回答:キワノは、縦半分にカットし、中のゼリー状の果肉をスプーンで食べるのが一般的です。甘みが少ないため、お好みでハチミツや砂糖をかけたり、ヨーグルトに混ぜたり、サラダやデザートのトッピングとして使用するのも良いでしょう。

質問:ツノニガウリはどこで手に入りますか?

回答:ツノニガウリは、高品質な食料品を扱うスーパーマーケット、百貨店、またはインターネット通販サイトで見つけることができます。さらに、地元の農家が直接販売する市場などでも販売されていることがあります。

質問:ツノニガウリの最適な保存方法は?

回答:ツノニガウリは、室温で約2週間保存できます。まだ緑色のツノニガウリは、全体がオレンジ色に変わり、触ると少し柔らかくなるまで熟成させてください。完全に熟したツノニガウリは、キッチンペーパーや新聞紙で包み、ビニール袋に入れて冷蔵庫で保管することをお勧めします。
キワノ