和紅茶とは

広大な茶畑が広がるインドやスリランカ、世界的に名高いダージリンやアッサム。紅茶と言えば、こうした海外の産地を思い浮かべる人が多いことでしょう。しかし、最近では桜の美しい国、日本でも紅茶が作られていることをご存知でしょうか?その名も「和紅茶」。ここでは、その和紅茶について深く掘り下げて見ていきましょう。
和紅茶とは
和紅茶の特徴
和紅茶の大きな特徴は、紅茶に比べて渋みが少なく、砂糖を加えなくてもストレートで飲める点です。茶葉本来の優しい甘味を感じることができ、日本食とよく合います。また、甘さが控えめなので、一緒に食べるスイーツの甘みが引き立ちます。日本で作られたお茶は、日本人の体質にも合っているとされることがあり、「身土不二」という考え方にも通じる点があります。

和紅茶の産地と歴史
和紅茶の約7割は静岡県で生産されており、その他にも鹿児島や九州地方で多く生産されています。日本産の紅茶専用品種として、「べにふうき」、「べにひかり」、「べにほまれ」などがあり、特に「べにふうき」は、アッサム雑種の「べにほまれ」とダージリン系の「枕Cd86」を交配して開発された品種です。これらの品種は、紅茶としてだけでなく、緑茶としても加工されることが多く、特に「べにふうき」には高い抗アレルギー作用を持つ「メチル化カテキン」が多く含まれています。
和紅茶の効果・効能
和紅茶に含まれるタンニン(カテキンや紅茶ポリフェノール)は、抗酸化作用を持つ成分の一つで、生活習慣病を予防する効果が期待されています。また、カフェインやアミノ酸、ビタミン類も含まれており、適度に摂取することで疲労回復や高血圧の予防といった効果も期待できます。

和紅茶の美味しい淹れ方
和紅茶の美味しい淹れ方をご紹介します。
ホットで
1. お湯を70~80℃の適度な温度に準備します。
2. 用意したホットカップに大さじ1杯の茶葉と200mlの①のお湯を注ぎます。
3. 3~5分間待ったら、ゆっくりと美味しさを引き立てるために注ぎます、
そのままでも十分美味しいですが、甘味を追加したい場合はお砂糖やハチミツを加えても美味しいですよ。
アイスで
1. お湯を使わずに500ccの水を用意します。
2. 大さじ1杯の茶葉を①に入れます。
3. 冷蔵庫に入れて3~5時間待ったらゆっくりと注ぎます。
これも同様に、お好みでフルーツや砂糖、ハチミツを加えてアレンジするのもおすすめです。和紅茶の深い風味と、フルーツの甘酸っぱさが絶妙に組み合わさって、さらに美味しく楽しめます。
まとめ
和紅茶は、日本国内で栽培した茶葉から生産され、製法や風味に独自性を持つ日本発の紅茶です。一般的な紅茶とは異なる繊細な香りと深い味わいは他に類を見ない、日本だからこそ生まれた紅茶の魅力とも言えます。芳醇な香りと独特の風味が楽しめ、ダージリンやアッサムといった既存の紅茶とは一味違った個性を持つ和紅茶。是非日常に取り入れてみて下さい。