ジャムクッキーレシピ集:手作りで楽しむ、とっておきの甘さ

手作りの温かさが詰まった「ジャムクッキー」は、お好みのジャムで自分だけの特別な味を楽しめるのが魅力。サクサクのクッキー生地と、甘酸っぱいジャムの組み合わせは、誰もが笑顔になる美味しさです。定番の形から、ちょっとアレンジを加えたものまで、バラエティ豊かなレシピを集めました。余ったジャムの活用にもぴったり。ぜひ、このレシピ集を参考に、とっておきのジャムクッキー作りを始めてみませんか?

見た目も美味しい!ジャムを乗せる・挟むジャムクッキーの作り方

ジャムクッキーには、クッキー生地の表面にジャムをデコレーションしたり、焼き上げた2枚のクッキーでジャムをサンドしたりするスタイルがあります。特に、ジャムを表面に飾るタイプは、その色鮮やかさを最大限に活かせるのが特徴。午後のティータイムや特別な日のもてなしに華を添える、キュートな仕上がりが期待できます。使うジャムの種類や色によって、印象がガラリと変わるのも魅力の一つ。

ここでは基本のバタークッキー生地をベースに、「乗せるタイプ」と「挟むタイプ」の2通りをご紹介します。焼き上がりの見た目も華やかで、プレゼントやおやつにぴったりです。

ジャムクッキーのレシピ(約20枚分)

材料
無塩バター:100g(室温に戻す)

粉砂糖:60g

卵黄:1個分

薄力粉:160g

アーモンドプードル:20g(なければ全量薄力粉でも可)

お好みのジャム(いちご、あんず、ブルーベリーなど):適量

基本のクッキー生地の作り方

ボウルに柔らかくしたバターを入れ、クリーム状に練る。

粉砂糖を加えて白っぽくなるまでよく混ぜる。

卵黄を加えてさらに混ぜる。

薄力粉とアーモンドプードルをふるい入れ、ゴムベラで切るように混ぜる。

生地がひとまとまりになったらラップに包み、冷蔵庫で30分以上休ませる。

2. ジャムを「乗せるタイプ」

生地を5mm程度の厚さに伸ばし、丸型や好きな型で抜く。

クッキーの中心に親指でくぼみを作り、小さじ1/4ほどのジャムを入れる。

170℃に予熱したオーブンで、約13〜15分焼く。

焼き上がったら網の上で冷ます。ジャムは焼くと少し沈むので、焼き上がり後に少し足すのもおすすめ。

3. ジャムを「挟むタイプ」

生地を3〜4mmの厚さに伸ばし、同じ形で2枚ずつ型抜きする(上になる1枚は中央に小さい穴を開けるとより可愛い)。

天板に並べ、170℃で約10〜12分焼く。

焼き上がったら、冷めた下側のクッキーにジャムを少量のせ、上側のクッキーでサンドする。

表面に粉砂糖を振ると、さらに華やかな仕上がりに。

ポイント

ジャムは少し固めのものを使うと、流れにくく形がきれいに保てます。

挟むタイプは、前日に作っておくとクッキーとジャムがなじんでしっとり美味しくなります。

冷蔵保存すれば2〜3日程度持ちます。

ジャムの色や味を変えるだけで、印象がぐっと変わるジャムクッキー。お子さまとのおやつ作りや、季節のイベントにもおすすめです。

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芳醇な香りが魅力!ジャムを混ぜ込んだクッキーの作り方

生地そのものにジャムを混ぜ込むことで、焼き上げた瞬間から、ジャムならではの豊かな香りが広がるジャムクッキーは、根強い人気を誇ります。生地がジャムの色合いに染まり、見た目も優しく仕上がることが特徴です。使い切れずに残ってしまったジャムの有効活用にもなり、ジャムの種類を変えることで、さまざまな味わいを楽しめるため、何度も作りたくなることでしょう。

混ぜ込みジャムクッキーの基本レシピ(約20枚分)

材料
無塩バター:100g(室温に戻す)

砂糖:40g

お好みのジャム:60〜70g(いちご、ブルーベリー、あんずなど)

薄力粉:160g

アーモンドプードル:40g(なければ全量薄力粉でも可)

作り方

ボウルにバターを入れて柔らかく練り、砂糖を加えて白っぽくなるまでよく混ぜる。

ジャムを加えて混ぜ合わせる(全体がなじむ程度でOK)。

薄力粉とアーモンドプードルをふるい入れ、ゴムベラでさっくり混ぜる。

生地がまとまったらラップで包み、冷蔵庫で30分ほど休ませる。

生地をスプーンですくって天板に落とすか、手で丸めて平たく成形する。

170℃に予熱したオーブンで12〜15分焼く。表面がうっすら色づいたらOK。

焼き上がったら網の上で冷まして完成。

アレンジのポイント

ジャムの種類によって色味も風味も変わるので、季節の果物ジャムで楽しむのもおすすめです。

つぶつぶの果肉入りジャムを使うと、見た目にも果実感が出ます。

表面にアーモンドスライスや刻んだナッツをトッピングしてもおいしいです。

混ぜ込みジャムクッキーは、ジャムの自然な甘さと果実の香りを生かした、素朴で優しい味わい。型抜き不要で気軽に作れるのも嬉しいポイントです。焼きたてはもちろん、1日置くと風味がなじんでさらに美味しくなります。おやつにもプレゼントにもぴったりな、香り高いクッキーをぜひお試しください。

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まとめ

ジャムクッキーは、その愛らしい見た目と、手作りならではの温かみのある味が人気の焼き菓子です。ジャムを上に乗せるタイプ、生地で挟むタイプ、生地に練り込むタイプなど、様々なアレンジが可能です。余ったジャムの有効活用にもなり、簡単に作れるレシピもたくさんあります。ぜひ、お気に入りのジャムを使って、普段のティータイムや、大切な方への贈り物に、あなただけの特別なジャムクッキーを作ってみませんか?

ジャムクッキーにはどんなジャムがおすすめですか?

定番のいちごやブルーベリーはもちろん、甘酸っぱいラズベリーやキウイ、和の風味豊かなゆずジャムなど、様々な種類のジャムで楽しむことができます。美しく焼き上げるためには、色の濃すぎないジャムや、透明感のあるジャムを選ぶのがポイントです。ジャムの種類によって風味や見た目が変わるので、いろいろなジャムを試して、あなただけのオリジナルジャムクッキーを見つけるのも醍醐味の一つです。

ジャムクッキーの製作時間はどれくらい?

レシピによって大きく変わりますが、短いものであれば30分程度、生地を冷やす時間などを含めると最長で3時間程度かかるものもあります。「余ったジャムで作る簡単ジャムクッキー」のようなレシピなら、比較的短時間で完成します。手軽に作りたい方は、調理時間の短いレシピを選ぶのがおすすめです。一方、時間をかけて本格的なジャムクッキーに挑戦するのも良いでしょう。

ジャムを乗せる最適なタイミングは?

クッキーにジャムをトッピングするタイミングは、レシピによって異なります。「ティータイムにぴったりのジャム絞り出しクッキー」や「見た目も華やかなぶどうジャムクッキー」のように、焼き上がった後にジャムを乗せることで、ジャム本来の美しい色味や艶を損なわずに楽しめます。反対に、焼き上げ時にジャムを加熱することで、水分が飛び、より濃厚な味わいになるレシピも存在します。どのような仕上がりにしたいかで判断しましょう。

生地にジャムを混ぜ込む利点とは?

生地にジャムを混ぜ込む一番のメリットは、クッキー全体にジャムの豊かな香りと風味が広がる点です。また、ジャムの色がクッキーに移り、見た目も可愛らしい焼き上がりになります。「色々なジャムで試せる!簡単ジャムクッキー(練り込み型)」や「ゆずの香りがたまらない!ゆずクッキー」のように、生地とジャムが一体となった味わいが楽しめます。余ったジャムを有効活用したい時にもおすすめです。

ジャムクッキーを贈る際の注意点は?

ジャムクッキーは見た目も愛らしく、手作りのぬくもりを感じられるため、贈り物に最適です。プレゼントとして贈る際は、湿気に弱いので、しっかりと密閉できる容器や袋に入れて保存するようにしましょう。また、ジャムの種類によっては水分が多い場合があるので、クッキー生地を十分に焼き、サクサクとした食感を保つことが大切です。「見た目も可愛い渦巻きジャムクッキー」や「ゆずの香りがたまらない!ゆずクッキー」のような、たくさん作れるレシピは、贈り物に最適です。

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