アイス食べ過ぎると

夏といえばアイス!ついつい手が伸びて、毎日食べるのが習慣になっている人もいるのではないでしょうか。しかし、アイスの食べ過ぎは、後で後悔する原因になることも…。この記事では、アイスの食べ過ぎによるリスクと、美味しくアイスを楽しみながらも後悔しないための対策を詳しく解説します。健康的な夏を過ごすために、アイスとの上手な付き合い方を学びましょう!

アイスクリームには4つの種類があります!

アイスクリームのベースとなるのは、牛乳をはじめとする乳製品です。乳成分の含有量によって、アイスクリームは大きく4つのカテゴリーに分けられます。最も乳成分が多く含まれているのがアイスクリームで、ミルク本来の風味と濃厚な味わいが特徴です。アイスミルクやラクトアイスは、アイスクリームと比較して乳固形分や乳脂肪分が少ないため、よりあっさりとした口当たりです。あまり知られていないかもしれませんが、氷菓はかき氷やシャーベットなどを指します。乳脂肪分などがほとんど含まれていないため、カロリーは低い傾向にありますが、一般的にアイスクリームとして想像されるものとは異なるかもしれません。

アイスには糖分が豊富に含まれている

アイスクリームの製造には、牛乳や乳製品に加え、甘味を出すための砂糖や水飴といった糖類が欠かせません。さらに、チョコレートや果物(果肉、果汁)などを加えて風味豊かに仕上げます。乳脂肪分の少ないアイスミルクやラクトアイスには、植物性油脂が使われることがありますが、アイスクリームには通常含まれません。

アイスは100gで200kcal程度

アイスのカロリーは商品によって異なりますが、おおよその目安として100gあたり200kcal程度と考えると良いでしょう。例えば、アイスクリームは約180kcal、アイスミルクは約170kcal、ラクトアイスは約220kcalとなっています(いずれも100gあたり)。200kcalという数字は、コンビニのおにぎり1個分とほぼ同じです。ミニカップのアイスはおおよそ100g程度ですが、市販のカップアイスには100gを超えるものも少なくありません。購入する際には、栄養成分表示をチェックして、正確なカロリーを確認するようにしましょう。

アイスの食べ過ぎで起こるコトとは?

気温が高い日には、冷たいアイスクリームが恋しくなりますよね。しかし、アイスの過剰摂取には注意が必要です。ここでは、そのリスクについて考えてみましょう。

1.カロリーオーバーのリスク アイスクリームは、糖分と脂肪分が豊富で、意外とカロリーが高い食品です。商品の大きさにもよりますが、一個あたり約250kcalにもなることがあります。一日にいくつも食べると、一食分の食事に匹敵するカロリーを摂取してしまう可能性があります。冷たくて食べやすいので、つい食べ過ぎてしまいがちですが、カロリーオーバーには注意が必要です。

2.胃もたれや腹痛のリスク 冷たいアイスの大量摂取は、胃腸機能の低下を招くことがあります。消化不良による胃もたれや不快感、あるいは下痢といった症状につながることも考えられます。量を控えるだけでなく、口の中でゆっくりと溶かしてから飲み込むなど、工夫を凝らしてみましょう。

3.虫歯のリスク 虫歯は、お口の中の細菌が糖分を分解する際に発生する酸によって、歯が溶けてしまう現象です。特に砂糖は虫歯を引き起こす大きな原因と考えられています。ご存知のように、アイスクリームには甘みを加えるために多くの糖類が使用されています。そのため、アイスを頻繁に食べると糖類の摂取量が増加し、虫歯になる可能性が高まりますので注意が必要です。

アイスの1日の適量は?

気温が高いと、つい手が伸びてしまうアイスクリーム。しかし、一日に食べても良い量には注意が必要です。食べ過ぎを防ぐためにも、あらかじめ適切な量を把握しておきましょう。

適量の目安|1日の摂取量は100g程度

おやつとして楽しむ嗜好品のカロリーは、1日あたり合計200kcal程度に抑えるのが理想的です。アイスクリームのみを食べる場合は、約100gを目安にすると良いでしょう。他のお菓子も口にする際は、それらを合わせて200kcalになるように調整しましょう。市販のアイスクリームは種類によってサイズやカロリーが異なりますので、購入時の参考にしてください。もし200kcalを超えるアイスクリームを食べたい場合は、翌日のおやつを減らすなどして調整しましょう。アイスクリームは嗜好品であることを忘れずに、食べ過ぎに注意し、バランスの取れた食事を心がけましょう。

ダイエット中は控えるのがおすすめ

ダイエット中の甘い誘惑、アイスクリーム。糖分や脂肪分が多いので、できるだけ控えるのが賢明です。どうしても冷たいものが欲しい時は、冷凍フルーツを試してみてはいかがでしょうか。手軽にミネラルも補給でき、コンビニでも購入可能です。もしアイスを食べるなら、低脂肪・低糖質タイプを選ぶのも良い選択肢です。

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