クルミは栄養価が高く、美容や健康に良い食材として注目されています。しかし、硬い殻に覆われているため、自宅で手軽に食べるのは難しいと感じる方も多いでしょう。そこで今回は、クルミを簡単に割るためのテクニックをご紹介いたします。特殊な道具がなくても大丈夫！身近なものを活用して、あなたも今日からクルミ名人に。料理のアクセントにもピッタリなクルミを手軽に楽しむ方法をお教えします。
【くるみ割り器がなくても大丈夫！】簡単にできるくるみの割り方をご紹介
まるみを帯びた形状が愛らしい殻付きのくるみを実際に割って食べる人はどれほどいるでしょうか？それに、殻付きのくるみが手に入っても、くるみ割り器がなければ殻を割れないと考える人も多いのではないでしょうか。今回は、特別な道具を使わずに、くるみの頑丈な殻を割る方法をご提案します。
殻付きのクルミを購入する利点
巷にはすでに殻が取り除かれたくるみが多数販売されている中で、あえて殻付きのものを選ぶ価値とは何でしょうか。
新鮮なくるみを長く楽しむ方法
袋に入っているむきくるみを購入し、残しておいたらいつの間にか湿気で風味が落ちてしまったことはありませんか？
殻をつけたままのくるみを冷暗所で保管すれば、1年を超えても品質を保つことができます。新鮮な状態のくるみを楽しむことができますよ。
特定の種類を選んで味わう
一般的に市販されている殻なしのくるみの多くは、アメリカで生産されるペルシャグルミです。
殻付きのくるみを購入したい場合は、特定の品種をオーダーすることが求められます。品種ごとに異なる風味やサイズを楽しむことができ、試しにいくつか食べ比べてみるのも良いでしょう。
道具なしでくるみの殻を開ける試み
特別な道具がなくても、くるみの殻は割れます。
今回は、新潟県の生産者から取り寄せた硬い殻の和くるみ、オニグルミの殻を手持ちの道具で割る方法を試してみました。
必要なアイテム
・ドライバー（マイナス）
・料理用フライパン
・作業用手袋
・フェイスタオル
・竹製の串
くるみの殻を効果的に割る手法
1. くるみを一晩水に浸けてください。
この手法は汚れを洗い流すためにも使われますが、浸水することで殻が柔らかく吸水します。
2. 水を切った後、油を使わずにフライパンで乾煎りしてください。湿気を切ったくるみを焦がさないようにじっくりと。
くるみが小さな音を立て始めたら、殻の結合部分に少し隙間ができます。1ミリほどの開きがあれば準備完了です。
3. できた隙間にマイナスドライバーを差し込み、てこの原理を利用して殻を開けます。
乾煎り後のくるみが手で触れるくらいに冷めたら、軍手を使用して安全にマイナスドライバーを使って殻を開けます。滑って傷を防ぐために、軍手は必ず装着してください。
4. 竹串を使って中身を取り出します。
くるみが割れたら、竹串などで実を引き出します。
特にオニグルミは固い殻を持ち、実を取り出すのが難しいため、乾煎りしても開かないものがあったり、形を保つのも苦労しました。
開かないくるみはタオルで包んで、金槌で軽く叩くと割りやすくなります。加熱後早めに開けたものと、よく冷ましたものとでは、まだ暖かいものの方が開けやすいと感じました。
鮮度を味わう生くるみの楽しみ方
新鮮なオニグルミを食べる機会がありました。
程よい大きさに砕いて、小松菜と一緒に八方だしで和え、生くるみの風味を活かした料理を作ってみました。
初めて気づいたのは、オイルの豊かさとその洗練された風味です。この豊富な油分はオニグルミならではですが、新鮮だからこそ味わえる贅沢な体験です。
くるみが持つ深みとその油分がプラスされ、ワンランク上の和風サラダの味わいを堪能することができました。
くるみの殻を活用する方法
くるみの殻を生で食べた後、15分程度の煮沸消毒を施し、十分に乾かせば、インテリアとして活用することが可能です。
リースの素材にしてみるのはいかがでしょうか。
また、観葉植物の鉢に敷いてマルチングに利用するのも良いですね。
総括
専用の器具がなくてもくるみの殻を開けるやり方についてご紹介しました。殻なしのくるみは手軽でそのまま食べられますが、生のくるみの独特な風味を試してみるのも一興です。