夏の果物といえば、甘くてジューシーな桃。せっかくなら、もっと美味しく、もっと楽しく味わいたいですよね?でも、桃の皮がうまくむけなかったり、硬いまま食べてしまったり…そんなもったいない経験はありませんか?この記事では、桃を美味しく食べるための選び方から、完熟の見極め方、簡単にできる切り方や皮むきの裏技まで、家庭で役立つ実践的なコツをわかりやすく解説します。夏の桃を存分に楽しむために、ぜひチェックしてみてください。
失敗しない!美味しい桃の選び方
桃を美味しく食べるためには、まず「選び方」がとても大切です。見た目や香りなど、いくつかのポイントを押さえるだけで、甘くてジューシーな桃に出会える確率がぐっと高まります。
色と形で完熟サインを見極める
桃の皮は、全体的に濃い赤色で、うっすらと白い産毛が残っているものが完熟に近いサインです。表面に青みが残っているものは、まだ熟していない可能性があります。また、左右対称で丸みがあり、ふっくらとした形の桃は、果肉がしっかり育っている証拠です。
香りと手触りをチェック
桃は熟してくると、ふんわりと甘い香りが漂ってきます。この香りが強く感じられるものほど、食べごろに近い可能性があります。さらに、やさしく持ったときにほんのり弾力がある程度が理想。硬すぎるものはまだ若く、逆に柔らかすぎるものは傷み始めているかもしれません。
重さも美味しさのヒント
同じ大きさなら、ずっしりと重みのある桃の方が果汁をたっぷり含んでいる傾向があります。手に持ったときの“水分の詰まり具合”を感じてみましょう。
これらのポイントを押さえれば、スーパーや直売所でも美味しい桃を見分けられるようになります。ぜひ選ぶときの参考にしてみてください。

食べごろはいつ?桃の追熟の見分け方と保存方法
桃は収穫後も追熟する果物です。選んだときは少し硬くても、保存方法を工夫すれば、ほどよく柔らかくなり、甘みや香りが増していきます。
硬い桃は追熟させてから食べよう
購入した桃が硬い場合は、常温で1〜3日ほど置いておくと追熟が進みます。室温で風通しの良い場所に、新聞紙やキッチンペーパーで包んで保存すると乾燥を防ぎながら熟成が進みます。甘い香りが強くなり、表面にやや弾力が出てきたら食べごろのサインです。
冷蔵庫に入れるタイミングに注意
桃は冷やしすぎると甘みが落ちることがあります。追熟中の桃は常温で管理し、食べる2〜3時間前に冷蔵庫に入れると、冷たくて美味しく楽しめます。ただし、完熟状態の桃は劣化が早いため、すぐに食べられない場合は野菜室などで冷蔵保存してください。
保存期間の目安
・常温保存(追熟中):2〜3日 ・冷蔵保存(完熟後):2〜4日以内に食べきるのが理想
桃はデリケートな果物なので、やさしく扱い、なるべく早めに楽しむのが美味しさを逃さないコツです。
やってみたい!桃の簡単で美しい切り方
桃は切り方ひとつで見た目も食感も大きく変わります。ここでは、桃の美味しさを引き出しながら、美しくカットする方法をご紹介します。
桃の種の位置を意識する
桃の中心には大きな種があり、縦方向(軸に沿った方向)に入っています。そのため、桃をカットする際は、縦にぐるりと一周、果物の中心にナイフを入れると種に沿ってうまく切り分けることができます。
美しく切る手順
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桃をよく洗い、水気をふき取る。
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ナイフで桃の縦にぐるっと一周切り込みを入れる。
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両手で桃を持ち、ねじるように左右に回すと、半分に分かれる。
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種のある側は、ナイフで種を外しながらくし形にカットする。
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皮付きのままでも、湯むきや裏技で皮をむいてもOK。
きれいな形を保ちたい場合は、果肉がほどよく熟していて、まだしっかりしている状態がベストです。熟しすぎた桃は柔らかくて崩れやすいため、スプーンですくってそのまま食べるのもおすすめです。
盛り付ける際は、くし形にカットした桃を放射状に並べると、見た目にも華やかでおもてなしにもぴったりです。
皮がツルンとむける!簡単な皮むきの裏技
桃の皮は薄くて繊細なため、うまくむけないと果肉を傷つけてしまいがちです。そんなときに役立つ、手軽でキレイにむける裏技を3つご紹介します。
湯むきで簡単に
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桃の表面に十字の切れ目を入れる。
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沸騰したお湯に5〜10秒ほどくぐらせ、すぐに氷水で冷やす。
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切れ目から指で皮をつまむようにすると、ツルンとむけます。
完熟した桃におすすめの方法で、果肉を無駄なくきれいにむくことができます。
冷凍→解凍の技
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桃を丸ごと冷凍する。
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食べる数時間前に自然解凍する。
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指でこするように皮をむくと、スルッと取れます。
皮むきだけでなく、シャーベット状にして楽しむのも◎。完熟桃の保存にも便利です。
包丁なしでもOKなこすりむき
熟してやや柔らかくなった桃は、水でぬらしてからペーパータオルなどで軽くこするだけで、皮がむけることがあります。刃物を使いたくないときに便利な方法です。
それぞれの方法は、桃の状態に応じて使い分けると効果的です。皮むきに自信がない方でも、これらのテクニックを使えばスムーズに美味しさを引き出せます。
もっと楽しむ!桃を美味しく食べるアレンジアイデア

そのまま食べても美味しい桃ですが、ひと手間加えるだけで、さらに豊かな味わいや楽しみ方が広がります。簡単にできて、見た目も華やかなアレンジをご紹介します。
冷やし桃
完熟の桃を冷蔵庫で2〜3時間冷やすだけのシンプルな食べ方。冷たさが甘さを引き立て、暑い夏にぴったりのデザートになります。食べる直前に皮をむくと、みずみずしさもアップします。
桃×ヨーグルト
一口大にカットした桃をプレーンヨーグルトにトッピング。はちみつやミントを添えると、見た目も味も上品に仕上がります。朝食にもおすすめです。
桃のスムージー
皮をむいた桃と牛乳または豆乳、少量のはちみつをミキサーにかけるだけで、まろやかで自然な甘さのスムージーに。冷凍した桃を使えば、ひんやり濃厚な仕上がりに。
デザートやサラダにも
・桃とモッツァレラチーズを合わせてフルーツカプレーゼ風に ・ヨーグルトゼリーやババロアにのせて、涼しげなデザートに ・軽くソテーしてアイスに添えると、温冷の組み合わせが絶妙です
生のまま、冷やして、混ぜて、焼いて…桃はさまざまな形で楽しめる果物です。日常の食卓やおもてなしにもぴったりなアレンジを、ぜひ試してみてください。
まとめ:桃の魅力を引き出して、旬の味をもっと楽しもう
桃は選び方や食べ方、ちょっとしたコツを知るだけで、格段に美味しく味わえる果物です。完熟の見極め方や追熟のコツ、美しく切る方法や皮むきの裏技まで、ほんの少しの工夫で食卓に特別感をプラスできます。
そのままはもちろん、ヨーグルトやスムージー、デザートにアレンジすることで、桃の魅力はさらに広がります。旬の今だからこそ、ぜひいろいろな方法で桃の美味しさを楽しんでみてください。
桃は買ったらすぐに冷蔵庫に入れたほうがいいですか?
硬い桃は常温で追熟させたほうが美味しくなります。甘い香りがして表面にやや弾力が出たら食べごろ。その後は冷蔵庫で冷やしてから食べるのがおすすめです。
簡単に桃の皮をむく方法はありますか?
湯むきが簡単で確実です。十字に切れ目を入れて熱湯にくぐらせた後、冷水で冷やすと、皮がツルンとむけます。また、冷凍→自然解凍でもスルッとむけます。
硬い桃は食べられますか?
食べられますが、甘みやジューシーさは少なめです。常温で数日追熟させると、柔らかくなって風味もアップします。硬めが好みの方は、そのままでも良いでしょう。
桃は皮ごと食べても大丈夫ですか?
はい、皮ごと食べることも可能です。ただし、産毛が気になる場合や、農薬が気になる場合は、しっかり洗うか皮をむいたほうが安心です。
桃を使ったおすすめアレンジはありますか?
桃ヨーグルト、スムージー、桃とモッツァレラのサラダ、アイス添えのソテーなど、手軽に楽しめるレシピがたくさんあります。生・冷・加熱、どの方法でも美味しくいただけます。