ジャクソンフルーツを美味しく食べる!切り方からアレンジレシピまで徹底解説

「ジャクソンフルーツ」をご存知でしょうか?南アフリカ生まれのまだ珍しい柑橘類で、グレープフルーツの突然変異によって生まれた品種です。通常のグレープフルーツよりも苦味が少なく、オレンジのような甘みとジューシーさが魅力。皮が薄く、手で簡単に剥けるため、手軽に楽しめるのも特徴です。

この記事では、ジャクソンフルーツの特徴や、美味しく食べるための切り方、さらにはアレンジレシピまで詳しくご紹介します。ぜひ、ジャクソンフルーツの魅力を存分に味わってください!

突然変異が生んだ、種がほとんどない薄皮グレープフルーツ

ジャクソンフルーツは、南アフリカのムプマランガ州ネルスプロイト近郊のカリノ地区にある果樹園で、Ferdi Esselen氏によって発見された自然変異種です。通常のグレープフルーツよりも木がコンパクトで栽培しやすく、苦味や酸味が穏やかで甘くてみずみずしい果汁がたっぷり含まれています。

その優れた品質が認められ、独自の品種として栽培が広まり、2012年に初めて商品化されました。日本へは2014年から輸入が開始され、現在では一部のスーパーやオンラインショップで購入できるようになっています。まだ広く知られているとは言えませんが、食べやすさと日本人の好みに合う味わいから、業界内では将来性が期待されているフルーツのひとつです。

皮が薄く手で剥ける!内皮ごと楽しめる

ジャクソンフルーツの最大の特徴は、グレープフルーツに比べて皮が薄く、手で簡単に剥けることです。内皮も薄く、そのまま食べても違和感がないため、手軽に味わうことができます。

また、ジャクソンフルーツは果汁が豊富でジューシーなため、果肉だけでなく果汁を楽しむのもおすすめです。サラダやヨーグルトにトッピングしたり、スムージーに加えたりすることで、より爽やかな味わいを楽しめます。

日本の夏に最適な味わい

ジャクソンフルーツの爽やかで甘みのある風味は、日本の蒸し暑い夏にぴったりです。冷蔵庫でしっかり冷やして食べると、より一層美味しく感じられます。また、ジャクソンフルーツはそのまま食べるだけでなく、アレンジ次第でさまざまな楽しみ方ができます。

簡単!スマイルカットのやり方

ジャクソンフルーツを見た目も楽しみながら食べる方法として、「スマイルカット」がおすすめです。

  1. ジャクソンフルーツを横向きに置き、真ん中で半分にカットします。

  2. 半分になったフルーツをさらに半分にカットします。

  3. さらに半分にカットして、スマイルカットの完成!

スマイルカットにすると、手を汚さずに食べやすくなります。内皮ごと食べられるので、ジューシーな味わいを存分に楽しめます。

アレンジレシピでジャクソンフルーツをもっと楽しむ!

ジャクソンフルーツは、そのまま食べるだけでなく、料理やドリンクにアレンジすることで、より多彩な楽しみ方ができます。

1. ジャクソンフルーツの爽やかサラダ

材料(2人分)

  • ジャクソンフルーツ 1個

  • ベビーリーフ 1袋

  • アボカド 1/2個

  • オリーブオイル 大さじ1

  • 塩・こしょう 少々

作り方

  1. ジャクソンフルーツを皮を剥いて薄皮ごと食べやすいサイズにカット。

  2. アボカドを角切りにする。

  3. ベビーリーフとジャクソンフルーツ、アボカドをボウルに入れ、オリーブオイルと塩・こしょうで和えれば完成!

2. ジャクソンフルーツのフレッシュジュース

材料(1杯分)

  • ジャクソンフルーツ 1個

  • はちみつ 小さじ1

  • 氷 適量

作り方

  1. ジャクソンフルーツを絞って果汁を取り出す。

  2. はちみつを加えてよく混ぜる。

  3. グラスに氷を入れ、果汁を注げば完成!

まとめ

ジャクソンフルーツは、甘くてジューシーな味わいと、薄い皮で手軽に食べられる点が魅力の新しい柑橘類です。グレープフルーツのような爽やかさがありながら、苦味が少なく食べやすいので、さまざまな料理やデザートに活用できます。

そのまま食べるのはもちろん、サラダやジュースなどのアレンジレシピで、さらに美味しく楽しめます。日本ではまだ珍しいフルーツですが、これからますます注目されること間違いなし!ぜひ一度、ジャクソンフルーツの魅力を体験してみてください。

ジャクソンフルーツ