固いキウイを美味しく変身!いますぐできる追熟テクニック
せっかく買ったキウイ、切ってみたらまだ固くてガッカリ…そんな経験ありませんか?でも大丈夫!固いキウイも、ちょっとした工夫で驚くほど美味しく変身させることができるんです。今回は、いますぐできる追熟テクニックを大公開。すぐに試せる簡単な方法から、より効果的な裏技まで、あなたのキウイを最高の状態にするための情報が満載です。もう固いキウイに悩むことはありません!

固いキウイを、とろける美味しさに変える追熟のコツ

お店で買ったキウイがまだ硬く、酸っぱくて「まだちょっと早いかな」と感じたことはありませんか?キウイは収穫後、ある程度の期間を置いて「追熟」させる必要があるフルーツです。そのまま置いておけば自然と柔らかく甘くなりますが、もっと早く食べたい!という時に役立つのが、ある果物の力を借りる裏ワザです。それは、バナナやリンゴと一緒に袋に入れて保存する方法。バナナやリンゴは、「エチレン」という植物ホルモンを放出します。このエチレンが、キウイの熟成をぐっと早めてくれるのです。特にリンゴはエチレンを多く出すことで知られており、バナナがない場合でも同じように追熟を促進する効果が期待できます。この方法を試す上で大切なポイントは、袋に小さな穴を開けるか、少しだけ開いた状態にしておくこと。完全に密閉してしまうと、キウイが呼吸できなくなり、エチレンが過剰に作用して、皮が変色してしまうことがあるからです。適度に空気の通り道を確保することが重要です。

キウイの追熟をスピードアップ!最適環境とは?

キウイの追熟具合は、温度と湿度によって大きく変わります。最も効率良く追熟が進むのは、15~20℃くらいの、少し乾燥した場所です。キウイに含まれる酵素が、デンプンなどを分解して甘みを増すため、酵素が活発になる温度を保つことがポイント。冷蔵庫のような低温下では、酵素の働きが鈍くなり、追熟はほとんど進みません。もし冷蔵庫にキウイがある場合は、まず常温に戻してから、バナナやリンゴと一緒に袋に入れて追熟を促しましょう。通常、キウイは収穫後10日~2週間程度で自然に追熟しますが、エチレンを出す果物と一緒に保存すれば、もっと短時間で食べ頃になります。食べ頃のサインは、キウイを指で軽く押してみて、少し柔らかく感じるかどうか。そして、甘い香りがするかどうかです。切ってみると、最初は薄い緑色だった果肉が、鮮やかな緑色に変わっていれば完熟の証拠。ただし、緑色が薄くなってきた場合は、熟しすぎている可能性があるので注意が必要です。また、ゼスプリのキウイであれば、ゴールドキウイの方がグリーンキウイよりも早く柔らかくなりやすい傾向があります。バナナを使う場合は、熟しすぎたバナナだとエチレンの放出量が減ってしまうため、熟し始めのバナナを選ぶのがおすすめです。追熟が完了したら、冷蔵庫で保存することで美味しさをキープできます。

まとめ

固いキウイを美味しく食べるためには、適切な「追熟」が欠かせません。バナナやリンゴの力を借りて、15~20℃の室温で、少し空気の通る状態で保存することで、自然に置いておくよりもずっと早く、キウイを最高の状態にすることができます。指で押して柔らかく、甘い香りがして、果肉が濃い緑色になったら食べ頃です。追熟後は冷蔵庫で保存して、美味しいキウイを長く楽しみましょう。

固いキウイが全然柔らかくならない!早く追熟させるにはどうすればいいの?

キウイがまだ硬いなと感じたら、追熟を促進するために、エチレンガスを出すバナナやリンゴと一緒にビニール袋へ入れて、室温(大体15~20℃)で保管するのが一番おすすめです。袋の口はきっちり閉じずに、少し隙間を作るか軽く閉じて、空気の通り道を作ってあげましょう。こうすることで果物が呼吸しやすくなり、皮が変色するのを防ぎます。冷蔵庫の中だと追熟があまり進まないので、必ず室温で追熟させてください。キウイの硬さや種類(ゼスプリのグリーンキウイはゴールドキウイよりも時間がかかることが多いです)によって変わりますが、大体数日~2週間くらいで柔らかくなるはずです。

キウイを追熟させるのに、バナナやリンゴが良いって聞くけど、どうして?

バナナやリンゴは、「エチレン」という植物ホルモンをたくさん出す性質を持っています。このエチレンには、果物を熟させる効果があるので、キウイと一緒にできるだけ密閉された空間で保存することで、キウイの追熟が早くなって、もっと早く、美味しく食べられるようになるんです。ただ、バナナが熟れすぎていると、エチレンの放出量が減ってしまうので、少し青みが残っているくらいのバナナを選ぶと、より効果的ですよ。

キウイの追熟に最適な温度ってどのくらい?冷蔵庫に入れると追熟しないの?

キウイの追熟に一番良い温度は、15~20℃くらいの室温です。この温度帯だと、果物の中にある酵素が、デンプンを糖に変える働きが活発になり、熟成がスムーズに進みます。逆に、冷蔵庫の中のような低い温度だと、酵素の働きがかなり鈍くなるので、キウイはほとんど追熟しません。追熟させたい場合は、必ず室温で保存してください。十分に柔らかくなったキウイは、冷蔵庫で保存することで、それ以上熟成が進むのを防ぐことができます。

キウイ