ジャイアントコーン 栄養

なかなか難しく伸びてしまう、大きなあの粒が魅力のジャイアントコーン。おやつやつまみとして気に入っていらっしゃいますが、実は栄養価も豊富なんです!食物繊維やミネラルなど、私たちの健康をサポートしてくれる成分がたくさん含まれています。この記事では、ジャイアントコーンの知られざる栄養価と、美味しく健康的に摂取するためのヒントをご紹介します。

原産地と歴史

ペルーのウルバンバ地方、標高2900mに位置する場所が、大粒のジャイアントコーンの故郷です。ここは、かつてインカ帝国の中心であったクスコよりもさらに奥地であり、天空都市マチュピチュとクスコを結び、歴史的に「聖なる谷」と呼ばれてきた地域にあります特筆すべきは、ジャイアントコーンがこの特別な土地でのみ生育するという点です。同じ品種であっても、他の場所で栽培すると、粒が小さくなってしまうそうです。遺伝子組み換えによる品種改良も可能であり、大量生産ができない希少な植物として知られています。

原料はとうもろこし

ジャイアントコーンという名前は、「巨大なトウモロコシ」に由来します。その名の通り、大粒のトウモロコシを原料とした食品で、乾燥させたトウモロコシの実を油ミックスで揚げて作られています。ナッツによく入っているためナッツ類と認識されやすいですが、実際にはイネ科のトウモロコシです。コシ属に分類される穀物の一種です。 特筆すべき点として、ジャイアントコーンの栽培地域が限定されていることが挙げられます。 、ジャイアントコーンのみを製品にも人気を集めています。ジャイアントコーンの魅力の一つは、何と言ってもその独特な歯ごたえ。の固さこそが、満腹感を得やすく、気分転換にもつながると言えるでしょう。 気になるジャイアントコーンのカロリー。 揚げてあるから高カロリーと思われがちですが、他のおつまみと比較してみましょう。 代表的なおつまみやお菓子のカロリー、糖質、脂質をまとめました。 ジャイアントコーン:435kcal、糖質66.1g、脂質11.8g。 ポテトチップス:554kcal、糖質50.5g、脂質35.2g。 ポップコーン:484kcal、糖質50.3g、脂質22.8g。 バターピーナッツ:250mg、糖質50.3g、脂質22.8g。 アーモンド(煎り):608kcal、糖質9.7g、脂質54.1g。 出典: 日本食品標準成分表2015年版(七改訂)-厚生労働省 ※糖質は炭水化物から食物繊維を食べた値で計算します。 スナック菓子は平均して100g程度約500kcalですが、ジャイアントコーンは比較的カロリー控えめと言えます。 また、独特の食感と食物繊維のおかげで満腹感が得やすいのも嬉しいポイントです。

栄養たっぷり

ここでは、一般的なとうもろこしと比較しながら、ジャイアントコーンに含まれる主な栄養素を見ていきましょう。

商品名 ジャイアントコーン とうもろこし

鉄 1.3g 1.9g 

亜鉛 1.6g 1.7g

α-トコフェロール 1.4mg 1.0mg

葉酸 12μg 28μg。

出典:日本食品標準成分表2015年版(七改訂)-厚生労働省 ※とうもろこしは「とうもろこし玄穀」 「黄色種」の値を参照。

上記のように、栄養素によってはとうもろこしの方が多く含むものもありますが、食物繊維、マグネシウム、そしてα-トコフェロール(ビタミンE)に関しては、ジャイアントコーンの方が豊富であることが分かります。 特に注目したいのはビタミンE。 抗酸化作用を持ち、血行促進や冷えの改善にも効果が期待できると言われています。

ジャイアントコーンの味わいの違いと選び方

名前からナッツと思われがちですが、実はトウモロコシの種類です。 ペルー産の希少な大粒トウモロコシを揚げており、カリッとした食感と香ばしさが魅力です。 定番の塩味はもちろん、ピリ辛のガーペッパーや辛子マヨネーズ味はおつまみに最適です。

まとめ

希少なジャイアントコーンは、その独特の食感と風味で、おやつからお料理まで幅広く楽しめる人気の食材です。豊富な栄養を含み、一度食べたら忘れない塩味と歯ごたえが魅力です。一度、お試しください。

ジャイアントコーン