東京のジェラート専門店11選|本場の味から個性派まで堪能できる名店ガイド

暑い季節に限らず、一年を通して楽しめる冷たいスイーツ「ジェラート」。中でも東京には、イタリアの伝統的な製法を受け継いだ本格派から、オーガニック素材や地元食材にこだわった個性豊かなジェラート専門店が数多く存在します。この記事では、都内の人気ジェラート専門店を厳選し、それぞれの特徴やおすすめフレーバーを詳しくご紹介。本格派ジェラートはもちろん、抹茶、ヴィーガン、牧場直送など、あらゆるジャンルのジェラートを味わえる名店が揃っています。あなたにぴったりの一杯を見つけるためのガイドとして、ぜひ参考にしてください。

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本場イタリアの風味を堪能できるジェラート

本格的なイタリアンジェラートを求めるなら、イタリアで修業を積んだ職人が腕を振るうお店がおすすめです。伝統的な製法を尊重しつつ、日本の新鮮な素材を巧みに取り入れた、本場の味を東京で体験できる名店をご紹介します。

【有楽町】Giolitti Cafe:イタリア王室も愛した伝統の味

有楽町マルイに店を構える「Giolitti Cafe(ジョリッティカフェ)」は、1900年創業のローマの老舗ジェラテリア「Giolitti(ジョリッティ)」のカフェダイニングです。イタリア王室御用達のジェラートをはじめ、マリトッツォなどのイタリアンスイーツ、ローマ風ピンサといったオリジナルのイタリア料理も楽しめます。旬のフルーツや、シチリア島ブロンテ産のピスタチオ、厳選されたヘーゼルナッツなどを使用した、本場イタリアの伝統的なジェラートを心ゆくまで堪能できます。

【銀座】Venchi:140年以上の歴史を誇る老舗の味わい

銀座の松屋通り沿いに位置する「Venchi(ヴェンキ)」は、イタリア・トリノで140年以上の歴史を持つチョコレートとジェラートの老舗です。2019年に日本初上陸し、新鮮な国産卵やミルク、イタリアから取り寄せたこだわりの食材を組み合わせたジェラートは、定番のバニラやフルーツから、チョコレートやティラミスといったイタリアらしいフレーバーまで、バラエティ豊かに揃っています。ジェラートの美しい盛り付けが際立つ、洗練された外観も印象的です。

【祐天寺】ジェラテリア アクオリーナ:本場仕込みの味が楽しめる、街のジェラート店

東急東横線祐天寺駅からすぐの場所にある「GELATERIA ACQUOLINA(ジェラテリア アクオリーナ)」は、ジェラート職人である茂垣綾介氏がオーナーを務めるジェラート専門店です。旬のフルーツや厳選された素材を使用し、本場イタリアの製法で作られた本格的なジェラートを堪能できます。2012年の開店以来、地元住民に愛される人気店として知られています。

厳選素材が光る、こだわりのジェラート専門店

素材そのものの風味を最大限に活かしたジェラートは、口にした瞬間、至福のひとときを与えてくれます。ここでは、吟味された素材を贅沢に使用した、特別なジェラート専門店をご紹介します。

【目白】ジェラートミンナ:フレッシュな味わいが魅力のジェラート専門店

目白に店を構える「Gelato MinNa(ジェラートミンナ)」は、2023年6月にオープンした新しいジェラート専門店です。オーナーの水口晶子氏がイタリアのレストランでの経験を通じて感銘を受けた、作りたてのジェラートを提供しています。旬の果物や契約農家から直接仕入れる素材を使用するなど、素材へのこだわりも魅力です。店内の工房で作られる、新鮮なジェラートをぜひお試しください。

【瑞穂】WEASTLAND FARM:広大な牧場が手掛ける絶品ジェラート

瑞穂町に位置する「WEASTLAND FARM(ウエストランドファーム)」は、戦後間もなく創業した清水牧場に隣接するジェラートショップです。搾りたての新鮮な牛乳と地元の食材を惜しみなく使用したジェラートは格別です。定番人気の「しぼりたてミルク」をはじめ、「イチゴミルク」や「チョコラータ」、「ピスタチオ」など、常時20種類近い豊富なメニューが揃います。季節限定のフレーバーや、地元特産のお茶を使用したジェラートも要チェックです。

【武蔵村山】手づくりアイス工房ヴェルデ:牧場生まれのジェラートと味覚狩り体験

東京都武蔵村山市に位置する「手づくりアイス工房ヴェルデ」は、1998年にモトキ牧場が始めたジェラート店です。新鮮な生乳に加え、自社農園で採れたブルーベリーや地元の農産物を贅沢に使用。素材本来の美しい色彩を活かした、見た目にも鮮やかなジェラートが自慢です。7月中旬から8月下旬にかけては、自社農園でブルーベリーの摘み取り体験も楽しめます。

【日本橋】teal:歴史的建造物で味わう、旬のジェラート

日本橋兜町、「teal(ティール)」は、趣のある日証館の一角に佇むチョコレート&アイスクリーム専門店です。熟練のパティシエが手がける、なめらかな口どけのアイスクリームや、旬のフルーツをふんだんに使ったジェラートを堪能できます。定番のミルクやチョコレートに加え、「まるごとメロン」や「まるごと桃」といった季節限定フレーバーも常時10種類ほど用意。テイクアウトも可能なので、日本橋散策のお供にも最適です。

個性的なフレーバーに出会えるジェラート店

定番の美味しさはもちろん、ちょっと冒険してみたい方におすすめのジェラート店をご紹介します。ここでしか味わえない、ユニークなフレーバーとの出会いが待っています。

【浅草】壽々喜園:抹茶の濃さが選べる、世界一濃い抹茶ジェラート

浅草に店を構えるお茶問屋「壽々喜園」は、静岡県藤枝市の抹茶ファクトリー「ななや」との共同店舗で、“世界一濃厚”と称される抹茶ジェラートを提供しています。抹茶の濃さはNo.1からプレミアムNo.7まで7段階から選べ、最も濃い「プレミアムNo.7」は、抹茶好きにはたまらない究極の一品。抹茶の濃さを食べ比べるのもおすすめです。まるで抹茶を丁寧に点てていただいたかのような、清々しい香りと奥深い苦みを堪能できます。

【清澄白河】TUTTO:身体に嬉しい、植物性ジェラート

清澄白河に店を構える「TUTTO(トゥット)清澄白河」は、健康志向の方にぴったりの、植物性ジェラート専門店です。イタリアの伝統的な製法を守りながらも、アーモンドミルクと、まろやかな甘さのきび砂糖を使用することで、ヴィーガンの方も安心して楽しめるジェラートを提供しています。独創性あふれるフレーバーに加え、フルーツやハーブの色鮮やかな彩りも魅力。店頭に飾られた巨大なミントアイスのオブジェが目印です。

【自由が丘】ジェラテリア・ヴィタリ:濃厚なカカオが香るチョコレートジェラート

自由が丘の「ジェラテリア・ヴィタリ」は、チョコレートジェラートを中心に、ミルクジェラートや旬のフルーツを使ったジェラートなど、常に16種類のフレーバーが並ぶ人気店です。イタリア・フィレンツェ発祥のジェラート専門店であり、チョコレート好きにはたまらない、深く濃密なカカオの風味が特徴です。2種類または3種類のセットも用意されているので、色々な味を試したい方にもおすすめです。

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結び

東京には、ここで紹介した場所以外にも、心惹かれるジェラート店が数多く存在します。各店舗が独自の哲学を持ち、他では味わえないジェラートを提供しているので、色々なお店を訪れて、自分にとって最高のジェラートを見つけてみてはいかがでしょうか。夏の暑さをしのぐのはもちろん、一年を通してジェラートを味わいながら、東京散策をさらに楽しんでください。

質問1:東京で、植物由来の材料だけで作られたジェラートを扱っているお店はありますか?

回答1:はい、清澄白河の「TUTTO(トゥット)清澄白河」は、伝統的なイタリアの製法にのっとった、ヴィーガンジェラートの専門店です。厳選されたアーモンドミルクとキビ砂糖を使用しており、身体にやさしいジェラートを堪能できます。

質問2:浅草で、抹茶の風味が際立つジェラートが味わえるお店はどこでしょうか?

回答2:浅草の「壽々喜園」では、静岡県藤枝市の抹茶工場「ななや」との共同開発によって生まれた、世界一とも言われるほど濃厚な抹茶ジェラートを味わうことができます。抹茶の濃さを7段階から選べるため、抹茶好きにはたまらない経験となるでしょう。

質問3:銀座で、本場のイタリアジェラートを堪能できるお店はありますか?

回答3:はい、銀座にはイタリア・トリノで140年以上の歴史を誇るチョコレートとジェラートの老舗、「Venchi(ヴェンキ)」があります。新鮮な国産卵やミルク、そしてイタリアから輸入した素材を使用した、本格的なジェラートを楽しむことができます。

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