りんご、そのシャキシャキとした食感と甘酸っぱい味わいは、私たちの食生活に欠かせない存在です。しかし、りんごを上手に切り分けられないと、その美味しさを存分に味わうことができません。そこで今回は、りんごを食べやすく切る方法をご紹介します。この小技を覚えれば、りんごの魅力を最大限に引き出すことができるでしょう。
簡単なりんごの切り方
りんごの切り方で一番簡単なのが「輪切り」です。この方法なら、りんごの美味しさをそのまま味わえます。 まず、りんごを洗って乾いた布で拭きます。次に包丁の先端でヘタを取り除き、頂点から斜めに切り込んで芯の部分を抜きます。均等に切れるよう包丁の切れ味を確認し、皮付きのまま縦4等分か8等分に切ります。 このシンプルな作業で、おいしいりんごの輪切りが出来上がります。切り方一つで、果物の風味が変わるかもしれません。輪切りにすると種の部分が星の形に見え、「スターカット」とも呼ばれています。 我が家では、毎年りんごの収穫時期が過ぎた秋から、1日1個を切って食べています。種周りに詰まった蜜までしっかり味わえるのが、この切り方のメリットです。自分たちで「これ以上は食べられない」と思ったら、種を取り除くようにしています。おしゃれな見た目が好みなら、星の型抜きを使ってくり抜くのもおすすめです。
食べやすいりんごの切り方
りんごは人気の高い果物ですが、切り方次第で食べやすさが大きく変わります。実際に切ってみて、食べやすいと好評だった切り方をご紹介します。 ◆スティック さまざまな切り方の中で一番食べやすいのが「スティック状」に切ることです。まるでさつまいもフライのように、シャキシャキとした食感が楽しめます。 【作り方】 ①りんごを縦半分に切る ②1/2のりんごをさらに縦半分に切る ③りんごの芯を中心に約1.5cm幅で切る ④種周りは可食部分のみキレイに残す スティック状に切ると、手が止まらないほど食べやすくなります。 ◆くし切り 一般的な切り方といえば「くし切り」です。種を残しながらキレイに切れるので、りんごの切り方の定番と言えるでしょう。 【作り方】 1.りんごを縦半分に切る 2.種部分を中心に放射状に均等に切る 6等分すれば大人向け、10等分すれば子供向けの一口サイズに調整できます。 ◆いちょう切り りんごを「いちょう切り」にするとポテチのようにサクサクと食べられます。 【作り方】 1.りんごをくし切りにする 2.くし切りしたりんごを好みの幅で切る お菓子やサラダなどの具材にぴったりの切り方です。 ◆ダイスカット(角切り) 子供に人気なのがダイスカットです。サイコロ状に切ることで、フォークで一口サイズを楽しめます。 【作り方】 1.りんごを縦半分に切る 2.さらに縦半分に切る 3.種部分を除き、残りをサイコロ状に切る ただし、小さな子供が誤飲する危険性があるので、切り分ける大きさには十分気を付ける必要があります。 このように、りんごの切り方を工夫するだけで食べやすさが格段に上がります。ぜひお好みの切り方を見つけて、りんごの新しい美味しさを楽しんでみてください。
おしゃれでかわいいりんごの切り方
りんごを可愛らしく彫り込んだり、おしゃれに切り分けることで、見た目も味わいも格別な一品に仕上がります。お弁当にもおもてなしの品にも、りんごをアレンジすれば心華やぐひとときが演出できます。 ◆うさぎ型は懐かしさと愛らしさがギュッと詰まった定番の切り方。V字の切り込みから皮を引き抜くだけの簡単ワザで、あっという間にうさぎさんの姿を現せます。 ◆リーフカットは一風変わったデザインが印象的。V字の切り込みとスライドさせる手順で、まるで芸術作品のような立体感が生まれます。割り箸を使ってストッパーを作れば、あとは安心して形を整えられます。 ◆格子柄は地道な作業をしっかりとこなせば、おしゃれな仕上がりが待っています。赤りんごなら色合いの美しさも際立つでしょう。1つ飛ばしに皮を剥ぐのがコツです。 いずれの切り方も、器用に手を動かすことで愛情たっぷりの逸品に。人を想う心を込めれば、りんごに宿る可愛らしさやおしゃれ感が一層際立つはずです。
まとめ
まず、りんごを半分に切り、種と心を取り除きます。次に、半分を縦に4等分に切ります。最後に、縦半分を横半分に切り分けるとよく食べられる大きさになります。このようにして切れば、りんごはシャキシャキとした食感を損なうことなく、手軽に食べられます。また、小さく切り分けることで、ジューシーな果汁も逃げにくくなり、甘酸っぱい味わいが存分に楽しめるはずです。