暑中見舞いとお中元は、どちらも日頃の感謝と相手の健康を気遣う夏の贈り物ですが、贈る時期や意味合いに違いがあります。本記事では、この二つの違いを3つのポイントに絞って解説し、それぞれのマナーについても詳しくご紹介します。ビジネスシーンでの贈り物や、季節の挨拶としてギフトを贈る際の参考にしてください。おすすめのお菓子ギフト情報も掲載しています。
暑中見舞いとお中元の3つの違い
暑中見舞いとお中元は、どちらも夏に感謝や気遣いを伝える贈り物ですが、「贈るもの」「起源」「贈る時期」に大きな違いがあります。これらの違いを理解することで、それぞれの意味や目的を理解し、より適切な対応ができるでしょう。
贈る物と目的の違い
「暑中見舞い」は、一般的にハガキや手紙などの挨拶状を贈るのが一般的です。一方、「お中元」はお菓子や飲み物などの品物を贈ることが多いです。この違いは、それぞれの目的の違いから来ています。暑中見舞いの主な目的は、暑い夏に相手の健康を気遣い、安否を尋ねることです。そのため、手軽に送れる挨拶状が中心となります。お中元は、日頃の感謝の気持ちを形にして伝えることが目的のため、品物を贈るのが一般的です。しかし、最近では「暑中見舞い」として品物を贈ることも増えており、お中元の時期を過ぎてしまった場合に、暑中見舞いとしてギフトを贈ることもあります。挨拶状に加えてギフトを贈ることで、より感謝の気持ちが伝わり、喜ばれるでしょう。
語源・起源から見る歴史的背景
「お中元」は、中国の道教と仏教の風習に由来します。道教の「三元」という考え方では、1年を上元、中元、下元の3つに分け、中元は神に供物を捧げる日でした。これに、仏教の「盂蘭盆会（うらぼんえ）」という祖先の霊を供養する日が合わさり、旧暦7月15日は祖先崇拝の行事を行う特別な日となりました。日本ではこれが「お盆」として定着し、祖先の霊を祀り、供物を捧げ、食材を贈り合うという習わしが生まれました。江戸時代には、商人がお中元の時期にお得意様へ粗品を贈る習慣が広まり、宗教的な意味合いから、贈答文化へと変化していきました。
一方、「暑中見舞い」は、古くからあるお盆の風習が由来です。お盆の帰省の際に、ご先祖様へのお供え物を持参する江戸時代の風習が、普段会えない方や日頃お世話になっている方へ、健康を気遣い贈り物をし挨拶をする形に変化しました。明治時代に郵便制度が発達したことで、簡素化され、ハガキを送る形になったとされています。このように起源は異なりますが、夏の時期に大切な人への思いやりや感謝を伝えるという点では共通しています。
贈る時期の違いと地域性
「お中元」を贈る時期は、地域によって異なる習慣があります。関東地方では、新暦の7月1日から7月15日頃に贈るのが一般的ですが、関西地方では旧暦に合わせて8月1日から8月15日頃に贈るのが良いとされています。近年では、7月にお中元が集中するのを避けるため、6月中旬から贈り始める人も増えており、全国的には7月初旬から15日頃までに贈るのが一般的になっています。ただし、一部の地域では、月遅れで8月1日から8月15日まで贈るという習慣も残っています。この時期は、百貨店やオンラインストアがお中元商戦を繰り広げる最盛期と重なります。
一方、「暑中見舞い」を出す時期は、地域に関係なく、小暑（7月7日頃）から立秋（8月7日頃）までの期間とされています。この期間は、一年で最も暑さが厳しくなる時期です。お中元の時期を逃してしまった場合や、品物を贈る「暑中見舞い」、目上の方や取引先へより丁寧に挨拶をする場合は「暑中お伺い」として、7月16日頃から立秋を目安に贈るのがおすすめです。ビジネスシーンで贈る場合は、より丁寧な「暑中お伺い」とするのが適切でしょう。例えば、2024年の立秋は8月7日ですので、それまでは「暑中お伺い」として贈ることができます。立秋を過ぎると、「残暑見舞い」や「残暑お伺い」に切り替え、9月初旬までが目安となります。ハガキの挨拶文も「残暑お見舞い申し上げます」のように変わりますので、注意が必要です。
贈る時期は地域によって差があるため、遠方の方に贈る際は、相手の地域の習慣に合わせて贈るのが親切です。このような柔軟性も、現代の贈答習慣において大切な要素と言えるでしょう。お中元と暑中お伺いはどちらも、普段お世話になっている方への感謝の気持ちを伝える贈り物です。手紙やハガキで挨拶するだけでも良いですが、ギフトを添えることで、より感謝の気持ちが伝わり、喜んでいただけるでしょう。
暑中見舞いとお中元を贈る際のマナー
暑中見舞いとお中元は、単なる贈り物ではなく、日頃の感謝や相手への心遣いを伝える大切な機会です。そのため、贈る際にはいくつかの注意すべきマナーがあります。相手に不快な思いをさせず、気持ちよく受け取ってもらえるように、以下の点を確認してから準備を進めることが大切です。
お返しは贈るべき？それぞれの対応とタイミング
暑中見舞いや残暑見舞いは、基本的に相手とメッセージをやり取りするものです。そのため、暑中見舞いをいただいた場合は、自分からも相手に送るのが礼儀です。返事を送る際は、受け取った時期が立秋を過ぎて残暑見舞いの時期になっていないかを確認し、時期に合った挨拶文で送りましょう。
一方、お中元は、日頃お世話になっている方へ感謝の気持ちを込めて贈る品物であり、原則としてお返しは不要とされています。お返しをするよりも、まずは品物が無事に届いたことを知らせ、感謝の気持ちを伝えることが大切です。品物を受け取ったら、できるだけ早く電話や手紙で、到着の報告と品物に対するお礼を伝えましょう。このお礼状は、まだ暑中見舞いを送っていない場合は、暑中見舞い・残暑見舞いを兼ねて出すことも可能です。ただし、「お返しを贈ることがマナー違反」というわけではありません。「いただきっぱなしでは気が引ける」と感じる場合は、感謝の気持ちとしてお礼の品を贈っても差し支えありません。その際は、贈る品の金額を、いただいたものの半額程度を目安に選ぶのが一般的です。相手に負担をかけない程度の品物を選ぶ配慮が大切です。
熨斗（のし）の正しい選び方と表書き
特にお中元として品物を贈る際は、「熨斗紙（のしがみ）」を付けて贈るのが、日本の贈答文化における基本的なマナーです。熨斗紙には、右上に「熨斗」と呼ばれる飾りが付いており、水引が結ばれたものが一般的です。お中元には、何度でも結び直せることから「繰り返したいお祝い事」や「一般的な贈答」に用いられる「紅白蝶結び」の水引が描かれたものを選びましょう。これは、お祝い事だけでなく、季節の挨拶などにも適しています。表書き（上書き）は、贈る時期や目的によって使い分ける必要があります。「暑中御見舞」は暑中見舞いの期間に、「暑中御伺」は目上の方への暑中見舞い、特にビジネスシーンで用いる際に使用します。ビジネスで「暑中御伺」のギフトを贈る場合は、紅白もろわな結び（花結び）ののし紙を選び、表書きを「暑中御伺」とします。下段には、贈り主の名前を記載しますが、会社として贈る場合は社名と代表者の名前を記載するのが一般的です。立秋以降は「残暑御見舞」や「残暑御伺」となります。また、「お中元」や「御中元」はお中元の期間に使用します。品物によっては短冊のしを用いることもありますが、正式な熨斗紙を使用することをおすすめします。
喪中の方への贈り物は？配慮点
日本では、喪中期間はお祝い事を避けるという習慣があり、新年の挨拶などは控えるのが一般的です。しかし、暑中見舞いやお中元は、お祝いの贈り物ではなく、日頃の感謝や相手の体調を気遣うための贈り物なので、喪中の方に贈っても、受け取っても、基本的には問題ありません。ただし、故人が亡くなられてから四十九日法要が終わるまでの忌中は、ご家族が深い悲しみの中にあり、気持ちの整理を優先すべき期間です。この期間は、贈り物を避けるのが賢明です。忌明け後に贈る場合は、故人への配慮を忘れずに行動しましょう。喪中の方に暑中見舞いを送る際は、ハガキの絵柄を落ち着いたデザインにするなど、慎重に選びましょう。また、文章には、お悔やみの言葉や、相手の健康を気遣う気持ちを丁寧に書きましょう。お中元を贈る場合は、紅白蝶結びの熨斗は避け、白無地の熨斗や、地味な色合いの無地の短冊を使用するなど、故人への敬意とご遺族への配慮を示しましょう。表書きは「御供」や「志」とする場合もありますが、「お中元」として贈る場合は、無地の熨斗が適切です。
暑中見舞いとお中元、両方贈るべき？
暑中見舞いとお中元、どちらも日頃お世話になっている方へ贈りたい気持ちがあっても、「両方用意すべきか、どちらか一方で良いのか」と迷う方もいるかもしれません。結論としては、「どちらでも構いません」。本来は、それぞれ贈る意味合いが異なるため、両方を贈るのが理想的です。しかし、続けて贈ることで、相手に気を遣わせてしまう可能性も考慮する必要があります。そのような場合は、どちらか一方のみを贈るのがおすすめです。相手の状況や関係性を考慮し、負担にならないようにしましょう。逆に、両方贈りたい場合は、受け取る側の負担を考慮し、お中元の品に暑中見舞いのメッセージを添える形で、まとめて贈るのも良いでしょう。これにより、一度のやり取りで感謝と気遣いの両方を伝えることができます。いずれにしても、一番大切なのは、相手への感謝や健康を気遣う気持ちです。その気持ちが伝わる方法を選びましょう。
ギフト選びのポイントと予算相場
ビジネスシーンで暑中見舞いや、お中元などの夏のギフトを贈る際は、品物選びだけでなく、マナーを守ることも大切です。夏の暑い時期に贈るギフトとしては、冷やして美味しいゼリーやアイスクリーム、ジュース、ビールなどが人気です。また、仕事や休憩中に楽しめるコーヒーや紅茶などもオフィス向けに適しています。職場に贈る場合は、分けやすいように個包装のものを選ぶと喜ばれます。
予算については、日頃お世話になっている方へは3,000円～5,000円程度が一般的です。お付き合いの深さや、贈る側の年齢によって金額に差がありますが、お互いに負担にならない程度にすることが大切です。特に、お中元や暑中見舞いは毎年贈る習慣があるため、以前贈ったことがある取引先に贈る場合は、昨年と同程度の予算にしましょう。昨年よりも安いものを贈るのは失礼にあたる可能性があるので注意が必要です。
さらに、暑中見舞いのギフトを贈る際は、事前に挨拶状を送るとより丁寧な印象を与え、今後の関係をより良くするきっかけにもなります。挨拶状は、ギフトが届く2～3日前に、相手に届くように手配しましょう。挨拶状には、時候の挨拶から始まり、日頃のお礼や今後のお付き合いをお願いする言葉、相手の健康や発展を祈る言葉を記します。さらに、贈り物の内容、理由、発送日、到着予定日などを具体的に書くことで、相手への細やかな配慮が伝わるでしょう。
暑さを吹き飛ばす！冷たいドリンクギフト
ジュースやお茶などは、冷やすと美味しく水分補給にもなるため、暑中見舞いの定番ギフトです。飲みきりサイズのドリンクを贈れば、職場でも手軽に楽しめます。また、ビールも人気です。夏らしく爽やかなものを選びましょう。
【カゴメ】国産プレミアム 野菜生活 詰め合わせ
カゴメの「国産プレミアム 野菜生活 詰め合わせ」は、国産フルーツを贅沢に使用した、特別な野菜ジュースのセットです。独自の製法により、素材の持ち味を最大限に引き出し、濃縮された甘さと豊かな香りが特徴です。白桃、メロン、ラ・フランス、巨峰、シャインマスカット、佐藤錦といった、個性豊かな6種類の味が楽しめます。
【アサヒ飲料】Welch's ギフト
アサヒ飲料の「Welch's ギフト」は、果汁100%のジュースを詰め合わせたギフトセットです。厳選された産地と品種のフルーツを使用し、最適な製法で丁寧に仕上げています。ホワイトグレープ＆レモン、コンコードグレープ、アップル、ピーチブレンド、マンゴーブレンド、パインアップルブレンドの6種類、計22本入りです。
【アサヒ】スーパードライ ギフトセット
アサヒの「スーパードライ ギフトセット」は、定番のビール「スーパードライ」を贈るギフトです。350ml缶が10本、500ml缶が2本入っています。ビールは暑中見舞いの贈り物としても喜ばれます。スーパードライならではのシャープな飲み口と爽快感は、幅広い世代に愛される味わいです。
夏に嬉しい贈り物｜清涼感あふれる【スイーツ・お菓子】
暑中見舞いは、厳しい暑さが続く時期に贈るものなので、ひんやりとしたスイーツやお菓子もおすすめです。見た目も涼やかなものを選んで、夏らしさを演出しましょう。
【ザ・ペニンシュラ ブティック＆カフェ】ヴェリーヌ 6種（6個入り）
ザ・ペニンシュラ東京の熟練パティシエが腕によりをかけた、オリジナルレシピのヴェリーヌ6種セットです。定番の「マンゴープリン」をはじめ、洗練された大人の味覚を満足させるラインナップ。常温でも美味しくいただけますが、特に暑い時期には冷蔵庫で冷やして、ひんやりとした口当たりと共にお楽しみください。「贈り物の用途：その他」から「 のし／掛け紙：その他」を選び、目的に合わせた表書きをご指定いただけます。
フルーツゼリー詰合せ
岡山県産の選りすぐられたフルーツを贅沢に使用した、とろけるような舌触りのゼリーです。清水白桃、ニューピオーネ、黄金桃、マスカットの4種類のフレーバーは、どれも芳醇な香りと上品な甘さが特徴。素材本来の美味しさが凝縮されており、一口食べれば心が安らぐでしょう。「贈り物の用途：その他」から「 のし／掛け紙：その他」を選び、用途に合わせた表書きをご指定ください。
【彩果の宝石】フルーツゼリーコレクション
見た目も愛らしいフルーツの形をしたゼリーが詰まった、『彩果の宝石』の“フルーツゼリーコレクション”。15種類もの豊富な味が楽しめます。世界各地から厳選された、風味豊かな果物を贅沢に使用。ゼリーになっても、それぞれのフルーツが持つ個性を存分に堪能できるのが魅力です。
くつろぎのひと時に【コーヒーや紅茶】
コーヒーや紅茶は、幅広い層に喜ばれる定番ギフトです。日持ちがするため安心して贈ることができ、個包装でたくさん入っている商品を選べば、職場など大人数で分け合うことも可能です。
【スターバックス】プレミアムミックスギフト
スターバックスの人気フレーバーが手軽に楽しめるギフトセットです。カフェラテ、キャラメルラテ、抹茶ラテ、カフェモカの4種類がセットになっており、お湯を注ぐだけで本格的な味わいが完成します。厳選されたアラビカ豆とミルクパウダーを使用し、ご自宅やオフィスで、専門店のような贅沢なラテ体験をお届けします。
【AGF】ブレンディスティック カフェオレコレクション
多様なドリンク製品で知られる『AGF』の、バラエティ豊かなカフェオレが楽しめるギフトセットです。その日の気分に合わせて色々なフレーバーを試せるのが魅力です。
【フォートナム&メイソン】ティーバッグ詰合せ
18世紀初頭から続く名門ブランド『フォートナム&メイソン』のティーバッグセット。人気の6種類のフレーバーを詰め合わせました。手軽なティーバッグ形式で、オフィスでも本格的な紅茶の風味をお楽しみいただけます。
暑中見舞いやお中元に最適！夏におすすめのお菓子ギフト
夏の贈り物として最適なのは、見た目も涼しげで美味しく、保存にも配慮されたお菓子ギフトです。特に、冷やして味わうデザートや、常温で長期間保存できる焼き菓子は、贈られた方の負担も少なく、喜ばれるでしょう。北海道の菓子店「もりもと」では、暑い夏でも美味しく味わえる、こだわりの詰まったお菓子を豊富に取り揃えています。今年の夏は、ぜひ「もりもと」のギフトを大切な方へ贈ってみませんか。
ひんやりと喉を潤す「水涼(みすず)」
暑さ厳しい夏に、つるりとした食感が心地よい水ようかんは、涼を呼ぶ定番の一品です。「流れるくちどけ 水涼」は、清らかな名水百選、ナイベツ川湧水を使用。その恵みの水で丁寧に練り上げられた餡が、美味しさの秘訣です。熟練の和菓子職人が丹精込めて作り上げた味わいは、口にした瞬間、上品な甘さと清涼感が広がり、名前の通り、とろけるようになめらかな口どけが楽しめます。夏期限定で、北海道十勝産小豆を使用した「あずき」と、北海道産大手亡豆の上品な風味を活かした「抹茶」の二種類をご用意。他では味わえない、涼やかな水ようかんは、暑さを忘れさせてくれる贈り物として、日頃の感謝の気持ちを伝えるのに最適です。
見た目も涼やか「太陽の恵みゼリー」
夏の贈り物には、さっぱりとした味わいの「太陽いっぱいのゼリーシリーズ」がおすすめです。北海道仁木町産トマトをはじめ、太陽をたっぷり浴びて育った4種類の果実を使用。さらに、名水百選にも選ばれたナイベツ川湧水を使用し、果実本来のジューシーで濃厚な味わいを引き出しています。彩り豊かな果実が閉じ込められたゼリーは、見た目にも涼やかで、夏のギフトとして喜ばれること間違いなし。食欲が落ちがちな時期でも、美味しくお召し上がりいただけます。冷蔵庫で冷やしてお召し上がりいただくと、より一層美味しくお召し上がりいただけます。
冷たいデザート「北のちいさなケーキ ハスカップジュエリー」
昭和53年の誕生以来、北海道で長く愛され続けている「北のちいさなケーキ ハスカップジュエリー」。北海道の厳しい自然の中で育った希少な果実「ハスカップ」の甘酸っぱいジャムを、口どけの良いバタークリームと香ばしいクッキーでサンドし、チョコレートで丁寧に縁取りました。冷蔵庫で冷やしていただくと、チョコレートのパリッとした食感と、ハスカップの爽やかな酸味が際立ち、暑い夏にぴったりの清涼感をお楽しみいただけます。特別なひとときを贈る、北海道ならではの贈り物として最適です。
暑い時期でも安心「もりもとクッキー」
夏の暑さで、お菓子の品質劣化が気になる方もいらっしゃるかもしれません。そんな心配をせずに贈れるのが、クッキーやサブレなどの焼き菓子です。「もりもとクッキー」は、厳選された素材を使用し、素材本来の風味を活かして丁寧に焼き上げました。常温保存が可能で日持ちもするため、贈りやすいのが特徴です。様々な種類のクッキーが詰め合わせになっているので、飽きることなく楽しんでいただけます。何を選べば良いか迷った時は、溶ける心配がなく、常温で長く楽しめる「もりもとクッキー」がおすすめです。暑中見舞いの贈り物として、安心して贈ることができます。
暑中見舞い（暑中お伺い）でお取引先の方へ感謝が伝わるギフトを
「お中元の時期を過ぎてしまったけれど、取引先へ何か贈りたい」という場合に、暑中見舞い（暑中お伺い）として季節の挨拶をしてみてはいかがでしょうか。暑中お伺いは、普段からの感謝の気持ちを伝える絶好の機会となります。
まとめ
暑中見舞いとお中元は、夏の感謝を伝える日本の習慣ですが、目的や時期が異なります。暑中見舞いは相手の健康を気遣う手紙として、小暑から立秋に送ります。一方、お中元は日頃の感謝を込めた品物で、地域により6月中旬から8月中旬に贈ります。時期を逃した場合は「暑中お伺い」として贈ることも可能です。どちらにもマナーがあり、事前の挨拶状は丁寧な印象を与えます。夏のおすすめは、冷菓や焼き菓子など涼やかで日持ちする品です。もりもとでは、夏にぴったりの贈り物を多数ご用意しています。大切な方への感謝と心遣いを伝える贈り物として、ぜひご活用ください。
暑中見舞いとお中元の最も大きな違いは何ですか？
暑中見舞いとお中元の最も大きな違いは、それぞれの「目的」と「贈るもの」にあります。暑中見舞いは、厳しい暑さの折に相手の体調を気遣い、無事を尋ねるための「挨拶状」として用いられることが一般的です。それに対し、お中元は、日ごろお世話になっている方に対して感謝の気持ちを伝えるための「品物」を贈ることが一般的です。しかしながら、近年では暑中見舞いとして品物を贈るケースも増えてきています。
お中元のお返しは必要ですか？
お中元は、日頃の感謝の気持ちを形にする贈り物であるため、原則としてお返しは不要とされています。ただし、品物が確かに届いたという報告と、感謝の気持ちを伝えるために、お礼の電話や手紙を送ることが礼儀とされています。もし、どうしてもお返しをしたいという場合は、いただいた品物の金額の半分程度を目安として、相手に過度な負担をかけない程度の品を選ぶのが適切でしょう。
喪中の場合でも、暑中見舞いやお中元を贈っても良いのでしょうか？
はい、喪中であっても暑中見舞いやお中元を贈ることは差し支えありません。これらは慶事の贈り物ではないため、喪中期間であっても問題ないとされています。ただし、故人が亡くなられてから四十九日法要を終えるまでの「忌中」は、ご遺族の心情を考慮し、贈り物は控えるのが一般的です。喪中に贈る場合は、はがきのデザインを落ち着いたものにし、お悔やみの言葉を添えるなど、相手への配慮を示すことが大切です。お中元の際は、白無地ののし紙を使用するようにしましょう。
暑中見舞いとお中元は、両方贈るべきなのでしょうか？
本来、暑中見舞いとお中元はそれぞれ異なる意味を持つため、両方贈ることがより丁寧な対応とされています。しかし、必ずしも両方を贈らなければならないというわけではありません。相手に何度も贈ることで、かえって気を遣わせてしまう可能性もあるため、どちらか一方のみを贈る形でも問題ありません。もし両方を贈りたい場合は、お中元の品に暑中見舞いのメッセージを添えるなど、同時に贈ることで相手の負担を減らすこともできます。
のし紙の選び方や表書きの書き方について教えてください。
お中元には、紅白蝶結びの水引が印刷されたのし紙を選びます。これは「何度繰り返しても良いお祝い事」や「一般的な贈答品」に用いられます。表書き（上書き）は、贈る時期によって使い分けます。お中元の期間内であれば「お中元」または「御中元」、暑中見舞いの期間内であれば「暑中御見舞」または「暑中御伺」（目上の方に対して）とします。立秋を過ぎてからは「残暑御見舞」または「残暑御伺」とします。名入れは水引の下部に、贈り主の名前を記載します。
「暑中お伺い」とはどのようなものでしょうか？どのような時に使うのでしょうか？
「暑中お伺い」とは、特に目上の方やビジネス上の取引先など、敬意を払うべき相手に暑中見舞いを贈る際に用いられる、より丁寧な表現です。一般的な「暑中見舞い」が、はがきを通じて相手の安否を尋ねたり、挨拶をすることを目的とするのに対し、「暑中お伺い」は品物を添えて日頃の感謝の気持ちを伝える際に用いられることが多く、特にビジネスシーンでの贈り物に適しています。のし紙の表書きには「暑中御伺」と書き、下段には会社名と代表者の氏名を記載するのが一般的です。