デザートダイエット

デザートが大好きな方へ。健康的で上手な摂り方次第では、ダイエットにも最適な味方になるのをご存知でしたか? 砂糖や脂質が気になる甘いお菓子を完全に控えるのは大変ですが、デザートをうまく取り入れることで食生活の満足度が上がり、結果としてダイエットが続けやすくなります。デザートをうまく活用した、新しいダイエット術についてご紹介します。

ダイエット中でもスイーツは食べていい!その理由は?

ダイエット中のストレスを軽減し、空腹感や栄養不足を防ぐためにも、適度なスイーツ摂取は有効な選択肢です。楽しみながらダイエットを継続できるよう、個包装のチョコレートやクッキー、フルーツを使ったヘルシーデザートなど、一度に食べる量を制限し味わいながら、週に1回程度のご褒美として取り入れましょう。完全な制限はかえってストレスから食べ過ぎを招く可能性がありますが、スイーツを上手に活用することで、ダイエットの達成が近づくはずです。

ダイエット中はスイーツの選び方と食べ方が大切!

ダイエット中でもスイーツとの付き合い方は大切です。カロリーや糖分が控えめで、個包装タイプの製品を選ぶことで、過剰な摂取を防げます。また、一口サイズに切って少しずつ味わい、食前に野菜や果物を食べることで、満足感を得ながら血糖値の上昇を抑えられます。我慢するだけでなく、賢明な選択と食べ方でストレス解消を図りましょう。適度なスイーツの楽しみ方を心がけることで、モチベーション維持にもつながるでしょう。

ダイエット中のスイーツの選び方

ダイエット中のスイーツを選ぶ際は、以下の5つのポイントを意識することが重要です。 ①食物繊維が豊富なスイーツを選ぶ 食物繊維は整腸作用や血糖値の上昇を抑制し、体内のコレステロール濃度を下げる働きがあります。現代人に不足しがちな食物繊維をスイーツで補給しましょう。 ②脂質が少ないスイーツを選ぶ 脂質は1gあたり9kcalのエネルギーを持ち、糖質やタンパク質の2倍以上のカロリーがあります。脂質が多いスイーツはカロリーオーバーの原因となるため、低脂質のものを選びましょう。 ③タンパク質が多いスイーツを選ぶ タンパク質は筋肉の材料となり、カロリー消費を促進します。美肌効果もあるため、スイーツでタンパク質を積極的に摂取することが大切です。 ④低糖質なスイーツを選ぶ 糖質の過剰摂取は血糖値の急上昇を招き、脂肪の蓄積を促します。ダイエット中は糖質量が少ないスイーツを選ぶようにしましょう。 ⑤200kcal程度のスイーツを選ぶ 間食は1日200kcal程度が適量とされています。ダイエット中は100~200kcalのスイーツを選び、摂取カロリーをコントロールすることが肝心です。

ダイエット中のスイーツの食べ方

ダイエット中でも我慢せずに上手にスイーツを楽しむことができます。まずは、華やかで見た目の可愛らしいスイーツを避け、素材の味を活かしたシンプルなものを選びましょう。フルーツタルト、マカロン、ゼリーなどがおすすめです。 次に、量を抑えることが大切ですが、「食べない」のではなく「少しだけ食べる」という心がけが肝心です。ほんの一口でも幸せホルモンが分泌されるそうです。ただし、スイーツに含まれる糖分や脂質は控えめにし、「おかわり」は厳禁です。 最後に、スイーツを「ごほうび」と決めつけずに、日常の一部としてプチ贅沢を楽しむよう心がけましょう。そうすれば、食べる機会を作らずともストレスなく過ごせます。健康的で理想の体型を維持しながら、美味しいスイーツに舌鼓を打つことができます。 ダイエット中のスイーツの食べ方のポイントを3つご紹介します。 ポイント①食べるタイミングを意識する スイーツは活動量の多い日中に食べるのがおすすめです。夕方から深夜は活動量が少ないため、食べたものが脂肪として体に蓄積されてしまいます。ダイエット中でなくても夕方以降にスイーツを食べることは控えましょう。 ポイント②よく噛む 噛むと満腹中枢が刺激され、食べ過ぎが防止されます。よく噛むと消化しやすくなるため、胃腸の負担も軽減され、時間をかけて食べるので満足感も得られます。また、頬やあごなどの顔全体の筋肉を動かすため、咀嚼にはシワやほうれい線の予防効果もあるとされています。 ポイント③食べるタイミングに気をつける お腹がすき過ぎているときに大量のスイーツを食べると血糖値が急上昇し、インスリンが分泌されます。インスリンの働きにより、スイーツの糖分が体内に吸収され、脂肪として蓄積されやすくなります。食べたスイーツが消費されやすくなるよう、午前中や15時頃までにおやつタイムをつくるのがおすすめです。

ダイエット中におすすめのスイーツもチェック

ダイエット中におすすめのスイーツを4つご紹介します。 ①ドライフルーツ 保存も持ち運びも簡単で、噛み応えがあり少量でも満足感が得られるドライフルーツ。食物繊維が豊富なので便秘解消の効果も期待できます。 ②高カカオチョコレート カカオ70%以上の高カカオチョコレートには、血圧上昇抑制や老化予防に効果的なポリフェノールが豊富。低糖質のものが多いのも魅力です。 ③和菓子 バターを使わず脂質が少ない和菓子は、豆類や海藻などの食物繊維も豊富。ただし砂糖の使用量が多いので、適量に留めましょう。 ④ヨーグルト 良質なタンパク質とカルシウムを含む無糖ヨーグルトに、バナナやきなこ、ナッツなどをトッピングすれば栄養価もアップします。

まとめ

デザートは適量を守れば健康的なダイエットの良き味方となります。砂糖や脂質を抑えた低カロリーのデザートを選び、portion controlすれば満足感を得られます。週に1、2回のデザート日を設けるなど、楽しみながら継続できるダイエット法です。食事から完全に除外するよりも、上手に取り入れた方が長続きします。

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