クッキーを焼くときに、きれいな形をしたクッキーが食卓を彩るのは喜ばしいことです。しかし、クッキー抜き型を持っていない場合、代用品を利用しなければなりません。そこで、家庭にある身近な道具を使って、オリジナリティあふれるクッキーづくりを楽しむことができます。今回は、クッキー抜き型の代わりとなる様々なアイデアをご紹介します。
型抜きの代用に使えるのはコレ!家にあるもので好きな形も
クッキーの型がない時の代用品や型を使わない作り方をご紹介します。家にあるシンプルな材料を活用すれば、オリジナリティあふれるクッキーが作れます。 空の缶詰の缶を利用すれば、まるい型抜きになります。プラスチック容器の底を切り取れば四角形の型に。ビスケットの生地なら空の牛乳パックの半分が便利です。曲線が欲しければ卵パックを上手く活用しましょう。パン粉をまぶすとくっきりした形になります。 子供と一緒ならば、紙コップを切って使うのがおすすめ。コップの口で丸い形が抜けます。折り紙で作った型を利用するのも面白いアイデアです。身近なものを工夫すれば、思い思いの型が作れます。新鮮な食材を使って、オリジナルのクッキーを焼いてみてはいかがでしょうか。
家にあるもので型抜きの代用が出来る
コップやペットボトルの蓋、食器の裏側など、身近にあるものを上手に活用すれば、オリジナルの型抜きクッキーが簡単に作れます。材料を選ぶ段階からアイデアを膨らませ、無限の可能性を楽しんでみてはいかがでしょうか。 ◆コップ類で代用 家庭にはいろいろな大きさのコップ類があり、クッキーやスコーン、ドーナツの型抜きに最適です。シェーカー用のミニカップやおちょこ、小さめのコップなら丸いクッキーに程よいサイズ。ヨーグルトカップやプリンカップも代用できますよ。コップに小麦粉をまぶせば、生地がつきにくくなります。 ◆ペットボトルの蓋 ペットボトルの蓋は一口サイズのかわいらしいクッキーが作れます。他の蓋も意外と使えそうです。使用前に洗浄・乾燥を忘れずに。 ◆食器で代用 汁物茶碗の裏側にある高台部分も型抜きに最適。浅めなので、つまようじなどで生地を取り出すと良いでしょう。小麦粉をふっておくとくっつきません。 身の回りのモノを上手に活用すれば、ゴミを減らしながら個性的な作品が生み出せます。家族でアイデアを出し合い、素敵な思い出作りをしてみてはいかがですか。
家にあるもので型を作る方法
お家にある身近な材料を活用すれば、オリジナルの型を手作りできます。ビニール袋や新聞紙、段ボール箱などを組み合わせて、思い思いの形を作ります。次に粉状の材料と水を混ぜてペースト状にし、作った型の上から塗り重ねます。完全に乾燥させると、中の型を取り除けば可愛らしい小物入れや花瓶の出来上がりです。アルミホイルで作った型に石こうを流し込めば、オリジナルの置物も作れます。新聞紙を丸めた上にペーパークラフトを施せば、楽しいデザインの小物が簡単に作れますよ。このように身の回りの材料を組み合わせるだけで、手作りの型から様々な作品を生み出せるのです。
型がなくてもクッキーはつくれる!
お菓子作りは型があれば形が綺麗に仕上がり、見栄えもよくなります。しかし、型がなくてもおいしいクッキーはつくれます。手作りの味わいを大切にしながら、少し工夫をすれば手軽に楽しめます。 おすすめのクッキーをご紹介しますね。 ◆ドロップクッキー スプーンを使って作るクッキーで、とにかく簡単で大きさや形が様々なのが特徴です。手作り感満載で人気の作り方です。大きめのトッピングを加えると、ゴロゴロ感が見た目にも食べるのにも楽しめます。 ◆スティッククッキー 生地を伸ばし、棒状に包丁などでカットします。生地は伸ばしすぎず、少し厚めがおすすめ。持ちやすく食べやすく、フォークや爪楊枝で小さな模様をつけると楽しめます。お子様にもおすすめです。 ◆手で作るクッキー 生地を手で丸めてそのまま焼くクッキーや、一口サイズに分けて窪ませたクッキーが可愛らしいです。生地に抹茶の粉末を混ぜ込むのもおすすめ。分厚い場合は低温で長め に焼き上げましょう。 ◆生地を冷凍する方法 生地を細長い棒状や丸状に成形し、ラップで包んで冷凍庫へ。取り出して5分ほど経ったら包丁でカットして焼くだけです。冷凍すると形が崩れにくく、きれいに切れます。 型を使わなくても、手作りならではのおいしさと思い出が作れます。ぜひ試してみてくださいね。
クッキーを上手に型抜きするコツ
どんな型を使っても、うまく型を抜くコツを知っていれば、きれいな型抜きクッキーが作れますね。 まず、生地を十分に冷やすことが大切です。冷蔵庫で1時間以上冷やして硬めの状態にしましょう。柔らかい生地では形が崩れてしまいます。 次に、抜き型の準備です。抜き型を冷やし、バターや粉を薄く塗ることで、生地がくっつきにくくなります。 実際に抜く際は、抜き型を生地に垂直に押し込み、横に動かさずに浅く抜きます。深く押し込まないのがコツです。 最後に、爪楊枝などを使えば、細かい部分もきれいに抜けます。 このように、小麦粉を使い、生地をよく冷やし、細かい部分は爪楊枝を活用すれば、望む形の型抜きクッキーが作れるでしょう。
クッキー型抜き代用まとめ
クッキー型がない時は、身近な道具を活用するアイデアが大切です。キッチンツールから空き缶、ペットボトルの底、フォトフレームの空枠まで、さまざまな道具が型として使えます。メロンボールスクープやアイスクリームスコップ、薄いナイフの刃、ストロー、パイプ型クッキングツールなどでも、円形やスター型が作れます。さらに、粉ふるいやアルミホイルを折り曲げれば、ユニークな形の型ができます。 食器棚やキッチン回りを見渡せば、意外に使えるものがあるかもしれません。特別な形の型が欲しければ、牛乳パックやクリアファイルなどで自作するのがおすすめです。自作すれば、色んな形が楽しめるだけでなく、材料費もかからず環境にも優しいメリットがあります。子どもと一緒に型作りを楽しむのも良いアイデアです。アイデア次第で可能性は無限大。手作りならではのかわいくておいしいクッキーを作りましょう。
まとめ
キッチン雑貨屋さんで見つけた形の良い瓶の蓋、ストローのふた、錆びた古い鍵。家にある身近な道具を活用すれば、オリジナリティあふれるクッキーの形を楽しむことができます。クッキー生地に押し付けるだけで、思わぬ形のクッキーが誕生します。抜き型がなくても、アイデア次第で個性的なクッキーづくりに挑戦できるのです。