食卓に、ほんの少しの魔法をかけてみませんか?カラーシュガーは、そんな願いを叶える、きらめく粉。お菓子作りはもちろん、お菓子やおもてなしのドリンクにも、パラパラとかけるだけで、たちまち華やかな雰囲気に変わります。アイディア次第で無限に広がるカラーシュガーの世界。この記事では、その魅力と活用方法をたっぷりご紹介します。さあ、あなたもカラーシュガーで、日常を彩る素敵な時間を見つけてみましょう。
カラーシュガーとは?
お菓子作りのデコレーションに彩りを添えるカラーシュガー。サンディングシュガーやデコレーションシュガーとも呼ばれ、カップケーキやアイシングクッキーを華やかに飾ります。市販品もありますが、少量だけ欲しい時や、オリジナルの色を作りたい時は、手作りがおすすめです。
カラーシュガーの材料
色付きシュガーを作るために、以下のものをご用意ください。
- クリスタルシュガー、またはグラニュー糖
- 食用色素
- 無色透明なアルコール(例:キルシュ)
通常のグラニュー糖でも代用可能ですが、トッピングとしての見栄えを重視するなら、クリスタルシュガー(富澤商店にて入手可能)が最適です。食用色素は、ウィルトン製品が推奨されます。アルコールは、ドーバー社のキルシュが特におすすめです。これは、スポンジケーキ用シロップの材料としても使用できます。
カラーシュガーの作り方
手軽に作れるカラーシュガー。その製作工程は、まず容器にキルシュを少量(スポイトで1、2滴程度)垂らし、そこにフードカラーを少しずつ加えて溶かします。色の濃さはお好みで調整してください。フードカラーが多いほど、濃い色合いになります。完全に溶けたら、クリスタルシュガーまたはグラニュー糖を少量ずつ加え、丁寧に混ぜ合わせます。キルシュ1滴に対し、小さじ1程度の砂糖を目安にすると良いでしょう。混ぜ始めは砂糖同士がくっついたように感じられますが、均一に混ざるとサラサラになります。
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カラーシュガー作りの注意点
手作りカラーシュガー、キルシュの使い方がポイントです。ほんの一滴で十分!「少なすぎる?」と思うかもしれませんが、入れすぎると砂糖が固まってしまいます。もし入れすぎてしまったら、オブラートパウダーを少量混ぜるとサラサラに戻りますが、少しだけ透明感が失われるかもしれません。
色付けには、着色料をほんの少しだけ使いましょう。楊枝の先に少量を取り、水で溶いて使います。着色料も水も本当に少量でOK。溶いた色素をフォークの先に少量つけ、グラニュー糖と混ぜて色をなじませます。少しずつ色を足していくのが綺麗に仕上げるコツです。
カラーシュガーを使った飾り付け
色とりどりのシュガーがあると、お菓子作りがぐっと楽しく、見た目も一段と美しくなります。完成したカラーシュガーを使って、デコレーションに挑戦してみました。全体にふりかけるのはもちろん、カップケーキの縁を彩るように散りばめても素敵です。色々なアレンジを試して、オリジナルのデコレーションを心ゆくまでお楽しみください。
まとめ
自家製カラーシュガーは、お店で買うよりずっと簡単に、お好みの色合いで作れるのがポイントです。ここでご紹介した方法で、あなただけの特別なカラーシュガーを作り、お菓子作りをさらに豊かな時間にしてください。イベントのお菓子作りでも、きっと重宝しますよ。