チョコ好き必見!イギリス在住者が厳選するおすすめチョコレート

はじめに:英国チョコレートの奥深さ

英国には、美しい装いに包まれた極上のチョコレートが豊富にあります。この記事では、英国在住歴17年の専門家が、伝統を誇る高級ブランドから、地元民に親しまれている人気のチョコレートまで、選りすぐりの英国チョコレートをご紹介します。お土産や贈り物選びでお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてください。

Charbonnel et Walker(シャルボネル・エ・ウォーカー)

シャルボネル・エ・ウォーカーは、1875年創業の英国を代表する老舗高級チョコレートブランドです。ロンドンに拠点を置き、伝統的な製法と厳選された素材で作られるチョコレートは、英国王室御用達としても有名です。中でもトリュフチョコレートは絶大な人気を誇り、ローズ、シャンパン、シーソルトなど様々なフレーバーと華やかなチョコレートボックスは、贈り物やお土産に最適です。故エリザベス女王も愛したというローズとスミレのクリームチョコレートは、ぜひお試しいただきたい逸品です。

Prestat(プレスタット)

プレスタットも、1902年創業の由緒ある王室御用達チョコレートブランドです。ロンドンのピカデリーに店舗を構え、トリュフ、プラリネ、トフィー、キャラメルなどの定番チョコレートに加え、ローズ、ベルガモット、シャンパン、イチジクといったユニークなフレーバーも堪能できます。カラフルで洗練されたパッケージは、贈り物やお土産として喜ばれることでしょう。英国の高級スーパーWaitroseでも販売されており、気軽に購入できるのも嬉しいポイントです。

Rococo Chocolate(ロココチョコレート)

ロココチョコレートは、1983年にチョコレート愛好家であるChantal Coady氏によって設立されました。ロンドンを拠点とし、創造性あふれる斬新なフレーバーのチョコレートを提供しています。オーガニック素材の使用と持続可能な製造方法にこだわっているのも特徴です。白い箱に繊細な青色の模様が描かれた特徴的なパッケージに、青いリボンがかけられたその姿は、印象的でプレゼントにぴったりです。

Hotel Chocolate(ホテルショコラ)

1993年創業のホテルショコラは、上質なチョコレートを提供するブランドとして知られています。彼らは、環境に配慮した農業と公正な取引を大切にし、自社の農園でカカオ豆を栽培しています。様々な種類のチョコレート製品があり、トリュフやプラリネ、キャラメル、チョコレートバーなどが人気です。ロンドンの主要駅や市内の各所に店舗があり、チョコレートカフェではホットチョコレートやアイスクリームを味わうことができます。

Choc on Choc(チョコオンチョコ)

2003年創業のチョコオンチョコは、創造性あふれるチョコレートブランドとして注目されています。季節のイベントや特別な日に合わせたチョコレートや、まるで本物のような果物、野菜、動物をモチーフにしたユニークなチョコレートが人気です。その美しい見た目はギフトに最適で、特にウィンブルドンのようなイギリスならではのイベントをテーマにしたチョコレートは、友人へのお土産として喜ばれるでしょう。

Montezuma’s(モンテズマズ)

2000年に誕生したモンテズマズは、比較的新しいチョコレートブランドであり、ロンドンに専門店を構えています。オーガニックでフェアトレードの素材を使用し、斬新なフレーバーのチョコレートを提供している点が特徴です。目を引くカラフルで可愛らしいパッケージも、多くの人々を魅了しています。

Whitakers(ホワイテカーズ)

1889年創業の老舗チョコレートメーカー、ホワイテカーズは、イギリス北部のヨークシャー地方を拠点としています。伝統的な製法を守りながら、チョコレートボックスやチョコレートバーなどを製造しており、中でもチョコレートでコーティングされたオレンジスライス「チョコレート・オレンジ」は、お土産として定番の人気を誇っています。

Beech’s(ビーチズ)

1920年代にその歴史をスタートさせたビーチズは、長きにわたり英国で愛されるチョコレートメーカーです。上質なチョコレートはもちろん、関連商品も幅広く展開しています。定番のダーク、ミルク、ホワイトチョコレートに加え、ナッツやフルーツ、口どけの良いキャラメルを贅沢に使用したチョコレートのアソートメントも高い人気を誇ります。近年登場した、マルク・ド・シャンパーニュ、ピンク・マルク・ド・シャンパーニュ、プロセッコ、そしてアングルシー海塩キャラメルトリュフのコレクションは、洗練された大人の味わいで、ギフトや特別な日の贈り物に最適です。

Cartwright & Butler(カートライト&バトラー)

1981年に誕生したカートライト&バトラーは、元々はチョコレート専門のブランドではありませんが、近年、英国のデパートや空港などでその商品を目にする機会が増えている人気のお菓子メーカーです。どこか懐かしい雰囲気を醸し出す可愛らしいデザインの缶やボックスに入ったお菓子は、まさに英国らしさを象徴しています。チョコレートの他にも、ビスケットやケーキなど、幅広いラインナップを取り揃えており、その品質の高さにも関わらず、高級チョコレートブランドに比べて手頃な価格で購入できるのも魅力の一つです。

Davenports(デイヴェンポーツ)

デイヴェンポーツは、古き良き時代を彷彿とさせるノスタルジックな味わいを大切にするチョコレートメーカーです。伝統的な英国のチョコレートを探している方には特におすすめです。チョコレートバーをはじめ、上品なボックス入りのトリュフや、様々な味が楽しめるアソートチョコレートなど、懐かしさと温かさを感じるチョコレート体験を提供してくれます。

Quality Street(クオリティストリート)

クオリティストリートは、英国のクリスマスシーズンには欠かせない存在のチョコレートです。英国の家庭には必ずと言っていいほど一箱は用意されている、国民的なチョコレートブランドです。トフィー、プラリネ、キャラメル、ストロベリークリーム、オレンジクリームなど、バラエティ豊かなフレーバーが楽しめるアソートチョコレートで、特にクリスマスシーズンには、色鮮やかなメタリックラッピングが施された缶入りセットが人気を集めます。

After Eights(アフターエイト)

アフターエイトは、爽やかなミント味が特徴的なチョコレートです。薄いスクエア型のチョコレートの中に、清涼感あふれるミントクリームが閉じ込められており、その象徴的な緑色のパッケージに包まれています。食後のミントとして親しまれており、ディナーの後のデザートとして楽しまれることが一般的です。レストランで食後に提供されたり、家庭でのパーティーでコーヒーと共に供されることも多くあります。

M&S(マークス&スペンサー)

マークス&スペンサー(M&S)は、イギリスを代表する高級スーパーマーケットであり、豊富な自社ブランド製品を提供しています。スナックやビスケットなども人気ですが、チョコレート製品も高品質でありながら手頃な価格で購入できるものが多く、お土産をたくさん購入したい場合に最適です。様々な種類のチョコレートバー、トリュフ、チョコレートギフトが揃っており、季節やイベントに合わせて商品ラインナップも変化するため、ぜひ店舗で実際に見てみてください。

イギリスチョコレートの購入場所

高品質なチョコレートは、専門店や百貨店で見つけることができます。ロンドンの有名な百貨店であるHarrods、Selfridges、Liberty、Harvey Nichols、Fenwick、John Lewisなどでは、この記事で紹介した多くのチョコレートを取り扱っています。比較的手頃なチョコレートは、Waitrose、M&S、Sainsbury’s、Tescoといったスーパーマーケットで購入可能です。ぜひ、お気に入りのイギリスチョコレートを見つけて、その風味を堪能してください。

イギリスのバレンタインデー事情

チョコレートを贈る習慣は、イギリスが起源であるとも言われています。バレンタインデーはイギリスのカップルにとっても重要なイベントであり、「恋人への贈り物」としてチョコレートがよく選ばれます。ユーモアのあるメッセージカードや赤いバラを添えて愛情を表現するのが、イギリス流のバレンタインデーの過ごし方です。

結び

イギリスには、格式高い老舗チョコレートから、地域住民に親しまれているカジュアルなチョコレートまで、多種多様なチョコレートが存在します。この記事が、お土産や贈り物に最適なイギリスチョコレート選びの一助となれば幸いです。イギリスならではのチョコレートの風味を、存分にお楽しみください。

イギリスでチョコレートを購入するならどこが良いですか?

高級チョコレートをお求めなら、HarrodsやSelfridgesといった百貨店がおすすめです。一方、日常的なチョコレートであれば、TescoやSainsbury'sなどのスーパーマーケットで見つけることができます。

イギリス土産に最適なチョコレートブランドはありますか?

Charbonnel et WalkerやPrestatのような高級ブランドは、その美しいパッケージも魅力で、お土産として喜ばれるでしょう。また、Quality Streetはイギリスの定番チョコレートとして広く知られているため、おすすめです。

イギリスのバレンタインデーにはどのような習慣がありますか?

イギリスのバレンタインデーには、恋人へチョコレートを贈る習慣があります。ユーモラスなメッセージカードや赤いバラを添えて贈ることが一般的です。

イギリスチョコレート