お菓子作り初心者さん必見!特別な材料は不要、薄力粉があればすぐに作れる絶品お菓子レシピ集をご紹介します。難しい工程は一切なし!混ぜて焼くだけ、レンジでチンするだけなど、驚くほど簡単なレシピばかりを厳選しました。お家にある材料で、今日のおやつや急な来客にも対応できる、とっておきのレシピを見つけてみませんか?ぜひ、気軽に美味しい手作りお菓子に挑戦してみてください。
手軽に作れる!薄力粉と少ない材料でできるお菓子レシピ
お菓子作りと聞くと、特別な材料や道具が必要でハードルが高いと感じる方も多いかもしれません。しかし実は、家庭に常備している「薄力粉」さえあれば、驚くほどおいしいお菓子が作れるんです。今回ご紹介するのは、材料はできるだけ少なく、作り方もシンプルなレシピばかり。混ぜて焼くだけ、レンジで加熱するだけなど、初心者さんでも失敗しにくいものを厳選しました。思い立ったらすぐ作れるので、急な来客や小腹が空いたときにも大活躍。甘い香りに包まれながら、手作りの幸せを味わってみませんか?
1. 基本のバタークッキー
材料(約20枚分)
- 薄力粉…150g
- 無塩バター…80g
- 砂糖…60g
- 卵黄…1個分
作り方
- バターは室温に戻し、ボウルに入れてクリーム状になるまで混ぜる。
- 砂糖を加えてさらに混ぜ、卵黄を加えてよくなじませる。
- 薄力粉をふるい入れ、ゴムベラで切るように混ぜる。
- 生地をひとまとめにし、ラップで包んで30分ほど冷蔵庫で休ませる。
- 5mm厚さに伸ばし、型抜きする。
- 170℃に予熱したオーブンで約15分焼く。
ポイント
- 生地はあまり練らず、さっくりとまとめることで食感が軽くなります。
- 型がなくても、包丁で四角く切るだけでOK。
2. ふわふわホットケーキ
材料(2枚分)
- 薄力粉…100g
- ベーキングパウダー…小さじ1
- 砂糖…大さじ2
- 卵…1個
- 牛乳…100ml
作り方
- ボウルに卵と砂糖を入れ、泡立て器でよく混ぜる。
- 牛乳を加えて混ぜ、ふるった薄力粉とベーキングパウダーを加える。
- 粉っぽさがなくなるまで混ぜる(混ぜすぎ注意)。
- フライパンを弱火で温め、薄く油をひく。
- 生地を流し入れ、表面にプツプツと気泡が出てきたら裏返す。
- 両面をこんがり焼いたら完成。
ポイント
- 混ぜすぎるとグルテンが出て硬くなるので注意。
- 焼く前にフライパンをしっかり温めてから弱火にすると、きれいな焼き色に。
3. サクサクスコーン
材料(6個分)
- 薄力粉…200g
- ベーキングパウダー…小さじ2
- 砂糖…大さじ2
- バター…50g
- 牛乳…80ml
作り方
- 薄力粉、ベーキングパウダー、砂糖をボウルに入れ、混ぜる。
- 冷たいバターを加え、指先でつぶしながら粉となじませ、そぼろ状にする。
- 牛乳を加え、ざっくりと混ぜてひとまとめにする。
- 生地を2cm厚に伸ばし、型で抜く。
- 180℃に予熱したオーブンで約15分焼く。
ポイント
- バターは溶かさず、冷たいまま使うことでサクサク食感に。
- 焼き立てを半分に割り、ジャムやクロテッドクリームをつけても◎。
4. しっとりパウンドケーキ
材料(パウンド型1本分)
- 薄力粉…100g
- 無塩バター…100g
- 砂糖…80g
- 卵…2個
- ベーキングパウダー…小さじ1/2
作り方
- バターを室温に戻し、砂糖と一緒に白っぽくなるまで混ぜる。
- 溶いた卵を少しずつ加え、その都度よく混ぜる。
- 薄力粉とベーキングパウダーをふるい入れ、さっくり混ぜる。
- 型に流し入れ、170℃で約40分焼く。
ポイント
- 生地を混ぜすぎないことで、ふんわりした食感に仕上がります。
- 焼き上がったらすぐに型から出し、粗熱を取るとしっとり感が続きます。
5. カリカリかりんとう風クッキー
材料(約15本分)
- 薄力粉…100g
- 砂糖…30g
- サラダ油…30g
- 水…大さじ2
作り方
- 材料をすべてボウルに入れ、ひとまとめにする。
- 生地を棒状に伸ばし、約8cmの長さに切る。
- 170℃のオーブンで15〜18分焼く。
ポイント
- 油はバターでも代用可能。
- 焼き上がりは柔らかくても、冷めるとカリッとします。
6. レンジで簡単蒸しパン
材料(マグカップ2個分)
- 薄力粉…80g
- ベーキングパウダー…小さじ1
- 砂糖…大さじ3
- 卵…1個
- 牛乳…80ml
作り方
- マグカップに卵と砂糖を入れ、よく混ぜる。
- 牛乳を加え、ふるった薄力粉とベーキングパウダーを入れる。
- ダマがなくなるまで混ぜ、電子レンジ(600W)で約2分加熱。
ポイント
- 加熱しすぎると固くなるので注意。
- ココアや抹茶を混ぜてもおいしいです。
7. シンプル型抜きビスケット
材料(約20枚分)
- 薄力粉…200g
- 砂糖…50g
- バター…50g
- 牛乳…50ml
作り方
- 薄力粉と砂糖を混ぜ、バターを加えてそぼろ状にする。
- 牛乳を少しずつ加え、生地をまとめる。
- 3mm厚に伸ばし、型抜きする。
- 180℃で12〜15分焼く。
ポイント
- 甘さ控えめで、ジャムやチーズと合わせても◎。
- 焼き時間はお好みのサクサク度に合わせて調整。
8. もちもちドーナツ
材料(8個分)
- 薄力粉…150g
- 砂糖…40g
- ベーキングパウダー…小さじ1
- 卵…1個
- 牛乳…50ml
作り方
- ボウルに卵と砂糖を入れ、よく混ぜる。
- 牛乳を加え、薄力粉とベーキングパウダーをふるって加える。
- 生地をまとめ、棒状にして輪っかに成形。
- 170℃の油で両面きつね色になるまで揚げる。
ポイント
- 揚げたては外サク中ふわで最高。
- グラニュー糖やシナモンシュガーをまぶすとさらに美味しい。
9. ふんわりカステラ風ケーキ(フライパンOK)
材料(18cm丸型またはフライパン1枚分)
- 薄力粉…100g
- 砂糖…80g
- 卵…3個
- はちみつ…大さじ1
作り方
- 卵をボウルに割り入れ、砂糖を加えて白っぽくもったりするまで泡立てる。
- はちみつを加えて混ぜる。
- 薄力粉をふるい入れ、ゴムベラでさっくり混ぜる。
- 型またはフライパンに流し入れ、フライパンの場合は弱火で蓋をして20分ほど焼く(竹串で確認)。
- 粗熱を取ってから切り分ける。
ポイント
- 泡立てが甘いと膨らみが足りないのでしっかり泡立てる。
- フライパンの場合は焦げ防止にクッキングシートを敷くと安心。
10. 甘さ控えめプレーンマフィン
材料(マフィン型6個分)
- 薄力粉…150g
- ベーキングパウダー…小さじ1
- 砂糖…50g
- バター…60g
- 卵…1個
- 牛乳…100ml
作り方
- 室温に戻したバターと砂糖をよく混ぜる。
- 溶き卵を少しずつ加えて混ぜる。
- 薄力粉とベーキングパウダーをふるって加え、牛乳も加えてさっくり混ぜる。
- 型に流し入れ、180℃のオーブンで20〜25分焼く。
ポイント
- 甘さ控えめなので、ジャムやチョコチップを入れるアレンジもおすすめ。
- 冷凍保存も可能。
11. カリカリメレンゲクッキー(卵白消費にも)
材料(約20個分)
- 薄力粉…50g
- 卵白…2個分
- 砂糖…80g
作り方
- 卵白を泡立て、途中で砂糖を少しずつ加えながらツノが立つまで泡立てる。
- 薄力粉をふるい入れ、ゴムベラでやさしく混ぜる。
- 絞り袋に入れ、天板に絞り出す。
- 100℃のオーブンで約60分、低温でじっくり乾かすように焼く。
ポイント
- 低温で焼くことで、口の中で溶ける軽い食感に。
- ココアパウダーや抹茶を混ぜても美味しい。
12. フルーツジャムタルト(型なしでもOK)
材料(6個分)
- 薄力粉…120g
- バター…60g
- 砂糖…30g
- お好みのジャム…適量
作り方
- 薄力粉と砂糖を混ぜ、バターを加えてそぼろ状にする。
- 生地を丸め、タルト型またはマフィン型に敷き詰める。
- 中央にジャムをのせ、180℃で15〜18分焼く。
ポイント
- 冷めるとジャムが程よく固まり、持ち歩きにも◎。
- 形を整えれば型がなくても作れます。
13. もっちりおやき風あんパン(フライパンで)
材料(6個分)
- 薄力粉…200g
- 砂糖…大さじ2
- ベーキングパウダー…小さじ1
- 水…100ml
- あんこ…150g
作り方
- 薄力粉、砂糖、ベーキングパウダーを混ぜ、水を加えてまとめる。
- 生地を6等分にして丸め、あんこを包む。
- フライパンに薄く油をひき、弱火で両面をじっくり焼く。
ポイント
- 焼き立ては外カリ、中はふんわり。
- あんこの代わりにチョコやチーズでも◎。
14. シンプルクレープ
材料(約4枚分)
- 薄力粉…100g
- 砂糖…大さじ1
- 卵…2個
- 牛乳…200ml
作り方
- ボウルに卵と砂糖を入れて混ぜ、牛乳を加える。
- 薄力粉をふるい入れ、なめらかになるまで混ぜる。
- 薄く油をひいたフライパンで両面を焼く。
ポイント
- 甘い具材はもちろん、ハムやチーズを包めば食事系にも。
- 生地は焼く前に30分休ませると破れにくい。
15. ココアサブレ
材料(約20枚分)
- 薄力粉…130g
- ココアパウダー…20g
- 砂糖…60g
- バター…80g
作り方
- 薄力粉とココアをふるっておく。
- バターと砂糖を混ぜ、粉類を加えてさっくり混ぜる。
- 生地を棒状にまとめ、冷蔵庫で30分休ませる。
- 5mm厚に切って180℃で12〜15分焼く。
ポイント
- サクサクでほろ苦い大人味。
- ホワイトチョコをサンドしても美味しい。
コツとアレンジのヒント
- 粉の計量は正確に 薄力粉の量が多いと硬く、少ないとまとまりが悪くなります。計量カップよりもキッチンスケールがおすすめ。
- 甘さは調整可能 砂糖を減らすと甘さ控えめになりますが、焼き色やしっとり感にも影響するので大幅カットは注意。
- 混ぜすぎない 薄力粉はグルテンが出やすく、混ぜすぎると食感が固くなる原因になります。
- 保存方法 クッキー類は乾燥剤と一緒に密閉保存、ケーキ類はラップに包んで冷蔵または冷凍保存がおすすめ。
まとめ
薄力粉は、家庭に常備していることが多く、使い道も幅広い万能食材です。今回ご紹介したレシピは、材料が少なく、工程もシンプルなので、お菓子作り初心者さんや忙しい方でも気軽に挑戦できます。クッキーやケーキのような定番から、蒸しパンやおやき風パンなどの変わり種まで、バリエーションも豊富。混ぜて焼くだけ、レンジでチンするだけといった時短レシピも多いので、思い立ったらすぐ作れるのも魅力です。ぜひ今日から、薄力粉を使った手作りお菓子で、おうち時間をもっと楽しく、美味しく彩ってみてください。
薄力粉、強力粉、中力粉の違いとは?
小麦粉は、グルテンを形成するタンパク質の含有量によって、大きく「薄力粉」「中力粉」「強力粉」の3種類に分類されます。薄力粉はタンパク質の含有量が8.0%以下と最も少なく、グルテンの形成が穏やかなため、口当たりの軽いお菓子、例えばサクサクとしたクッキーや、ふんわりとしたケーキ、蒸しパンなどに最適です。一方、強力粉はタンパク質が11.5%以上と豊富で、強いグルテンを形成するため、パンやピザなど、しっかりとした弾力やコシが求められる食品に用いられます。中力粉は、タンパク質含有量が約9.0%と両者の中間に位置し、うどんやお好み焼きなど、幅広い用途で使用されます。
薄力粉の代用として米粉はお菓子作りに使える?
はい、薄力粉の代替として米粉をお菓子作りに使用することは十分に可能です。米粉はグルテンを含まないため、小麦アレルギーをお持ちの方や、グルテンフリーの食生活をされている方にとって理想的な選択肢となります。米粉を使用することで、しっとり、もちもち、あるいはサクサクとした、薄力粉とは異なる独特の食感を生み出すことができます。ただし、米粉の種類(製菓用、パン用など)や、粒子の細かさによって水分吸収率が異なるため、レシピによっては水分量の調整が必要になる場合があります。また、薄力粉のようなグルテンによる粘り気がないため、膨らみにくかったり、まとまりにくいといった点も考慮する必要があります。米粉を使ったお菓子作りでは、米粉専用のレシピを参考にすることをおすすめします。
オーブンなしでも作れるお菓子はありますか?
もちろんです。オーブンをお持ちでなくても、様々なお菓子を作ることができます。電子レンジ、フライパン、トースターといった、ご家庭にある調理器具を上手に活用することで、手軽に美味しいお菓子作りを楽しむことが可能です。例えば、電子レンジを使えば、手軽に蒸しパンや、ういろう、または加熱式のチーズケーキなどを短時間で作ることができます。フライパンを使用すれば、人気のスフレパンケーキや、濃厚なブラウニー、さらにはカステラやチーズタルトに挑戦することも可能です。また、トースターは、シンプルなクッキーや、香ばしいスイートポテトクッキー、フロランタンなどの焼き菓子を作るのに重宝します。これらの調理器具を活用したレシピは、手軽さが大きな魅力であり、お菓子作りのハードルを下げてくれるでしょう。
少ない材料でお菓子を作る利点とは?
お菓子作りの材料を減らすことには、様々な良い点があります。まず、用意するものが少なく済むため、買い物に行く手間を減らせます。また、材料がシンプルであることから、作り方も簡単な場合が多く、お菓子作りが初めての方でも気軽に挑戦できます。さらに、不要な添加物や複雑な味付けを避けることができるため、素材そのものの味を活かした、シンプルで優しい味わいのお菓子を楽しめます。家に常備しているもので手軽に作れるのも魅力で、急な来客時やおやつにも便利です。
お菓子作りを成功させるための共通の秘訣は?
お菓子作りで失敗を防ぐための共通の秘訣はいくつか存在します。
材料の計量はきちんと行う
お菓子作りは、ある意味科学実験のようなものです。材料の量が少しでも違うと、出来上がりに大きく影響します。デジタルスケールなどを活用して、正確に計量することが大切です。
材料を室温に戻しておく
バターや卵、牛乳など、冷蔵庫から出したばかりの冷たい材料を使用すると、生地が分離したり、均一に混ざらなかったりする原因になります。レシピに特別な指示がない限り、使用する前に室温に戻しておきましょう。
混ぜすぎないように注意
特に薄力粉を加えた後は、混ぜすぎるとグルテンが生成され、生地が硬くなったり、食感が悪くなる原因になります。粉っぽさがなくなる程度に、軽く混ぜるように心がけましょう。
オーブンの予熱はしっかりと
オーブンが設定した温度に達するまでには時間がかかります。必ず予熱を完了させてから、生地を入れるようにしましょう。予熱が不十分だと、焼きムラができたり、生地の膨らみが悪くなったりします。
落ち着いて丁寧に
各工程を焦らず、レシピに書かれている通りに丁寧に作業を進めることが、美味しいお菓子を作るための最も確実な方法です。