子どもたちを笑顔にするために、素敵なケーキのアイデアを集めてみました。カラフルなデコレーションやユニークなテーマを取り入れたケーキは、お祝いの席を華やかに彩ります。手作りにチャレンジするも良し、お気に入りのパティスリーで注文するも良し。今年のこどもの日は、思い出に残る特別なケーキでお祝いしてみませんか。
ケーキやその他の甘いお菓子、子どもには何歳からが適切?
子どもにとって「第4の食事」として重要なおやつの時間。チョコレートやケーキ・アイスクリームなどの甘いお菓子は何歳から提供するのが良いのでしょうか。今回は、子どものおやつにおける適切な分量や市販菓子の賢い与え方など、子どものおやつに関する疑問を解決していきましょう。
子どもがチョコレートを食べ始める年齢とは?
多くの人に愛されるチョコレートですが、「小さい子どもに与えるのはどうなのか」と悩む方もいるでしょう。
チョコレートには健康に役立つカカオポリフェノールが含まれていますが、カフェインや高い脂肪分・糖分を含むため、子どもにはあまり適していない側面もあります。特に乳幼児の消化器官は未発達なため、1~2歳児には控えた方が安心です。
チョコレートを全く避ける必要はありませんが、健康への影響を考慮し、少量にとどめ特別な日に与えると良いでしょう。
ケーキは何歳から食べさせるべき?
お祝いに欠かせないケーキを、早く子どもと一緒に楽しみたいと考えている方もいるでしょう。しかし、ケーキの生クリームやスポンジには多くの砂糖が使われており、1~2歳の子どもの場合、生クリームの油分やケーキの砂糖が胃腸に負担をかけることがあります。お祝いの場では、子どもには少量だけ与える、写真を撮って大人が食べるなどの配慮をすると良いでしょう。
子どもが食べられる素材を使用して、「ケーキ」らしさを出すのもおすすめです。
工夫をしてみてください。味覚が発達する時期なので、自然の甘さを優先するのが望ましいですね。
冷たいデザートは何歳から楽しめる?
アイスクリームは糖分と脂肪分が豊富な嗜好品です。1~2歳の子どもには、できるだけ控えめに与えることが望ましいでしょう。アイスクリームやかき氷といった冷たいおやつは、冷たさが子どもの胃腸に負担をかけることがあります。加えて、多くのアイスクリームには乳製品や卵が含まれ、非加熱の場合も多いです。市販のソフトクリームなども、低年齢児のアレルギーを心配する場合は避ける方がいいでしょう。夏の暑い季節にはつい食べたくなるものですが、量に気をつけ、頻繁には与えないほうが良さそうです。
どうしても冷たいものを食べたい場合には、バナナやみかん、スイカなどの果物を凍らせてから半解凍することをお勧めします。また、脂肪分の低いアイスクリームを少量利用するなど、子どもの成長に応じて食べるタイミングや量を調節しましょう。
こどもにとってのおやつの役割とは?
2歳になると、離乳食を終えて大人と似た1日3回の食事習慣が形成され始めます。しかし、1回の食事だけでは十分なエネルギーや栄養を摂りにくいこともあります。このため、次の食事までにお腹が空きやすく、機嫌が悪くなることもあります。
「おやつ」というと、大人には嗜好品や甘いものを連想させるかもしれませんが、子どもにとっては朝昼晩の食事を補完する「補食」の役割があります。1歳半から2歳にかけて離乳食を終えた後も、子どもの消化器官はまだ発展途上です。1回の食事で摂ることができる量は多くないため、おやつは食事でカバーしきれないエネルギーや栄養を補うのに有効です。
とはいえ、必ずしもおやつを与える必要があるわけではありません。生活のリズムやお昼寝のタイミング、その日の体調、日中の活動量などを考慮しながら調整します。小さなおにぎりや飲み物だけで用が足りることもあります。子どもの体に負担をかけないように気をつけることが大事です。欲しがるままに与えるのではなく、おやつを摂る時間や内容、量は親が適切に管理するようにしましょう。
こども ケーキの適量
政府が定めた日本人の食事摂取基準によれば、1日に必要なエネルギー量は決まっています。(※1)男女や運動量によって大人のエネルギー量は異なりますが、小さなこどもの必要エネルギー量は大人の約半分です。一般的に、間食の理想は必要エネルギー量の10%とされています。つまり、この理論に基づけば、1~2歳児のおやつは100kcal未満が目安です。板チョコレート1枚(50g)は約280kcalで、1粒(4g)は約22kcalです。お子さんに与える際には年齢や体調に合わせて食べる量に注意したいですね。
こどもにぴったりな市販のおやつ活用術とは?
おやつには健康的な選択肢も取り入れたいものです。毎回手作りするのは理想でも、実際には難しいことが少なくありません。市販のおやつを選ぶ際は、控えめな塩分や糖分、そして薄味のものを選ぶのがコツです。例えば、薄味のおせんべいやクッキー、または栄養価が高いドライフルーツやヨーグルトを取り入れてみるのも良いでしょう。個装タイプのお菓子や干し芋もおすすめです。素材の自然な味わいを活かすことで、子どもの味覚を育むことができます。市販のおやつを上手に活用し、子どもの健康をサポートしながら、ママの家事への負担も減らせたら素敵ですね。
まとめ
おやつを選ぶ際、子どもの健康に負担をかけないよう心がけることは大切ですが、「これもダメ」と制限をかけすぎると、どちらにとってもストレスになります。
おやつは栄養補給としてだけでなく、楽しい時間の共有の意味もあります。ケーキやチョコレートを楽しむ際は「友達と一緒のとき」や「家族の特別な日」など、家庭内でのルールや量を設定するのがおススメです。
季節のお菓子や特別なおやつは、食育としても重要なイベントです。子どもの健康を大事にしつつ、適度に楽しみを深められると理想的です。