しっとり、ずっしり。その奥深い味わいで、私たちを魅了するバームクーヘン。専門店から洋菓子店まで、数多くの店が腕を振るう焼き菓子ですが、いざ選ぶとなると迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、絶対に外さない、極上のバームクーヘンに出会えるおすすめ店を厳選してご紹介します。長年愛される老舗の味から、革新的な製法が生み出す新感覚の逸品まで、バームクーヘンの世界を余すところなくご案内。大切な人への贈り物にも、自分へのご褒美にも最適な、とっておきのバームクーヘンを見つけてみませんか?
バームクーヘンとは?その歴史と贈り物に込められた意味
バームクーヘンは、ドイツ生まれの焼き菓子で、特徴的な見た目から「年輪菓子」とも呼ばれています。その名前の通り、何層にも重なった生地が木の年輪のように見えることから、ドイツ語で「木のケーキ」を意味する「Baumkuchen」と名付けられました。日本にバームクーヘンが伝わったのは、大正から昭和の初期にかけての時代です。特に、ドイツ人菓子職人のカール・ユーハイムが日本で初めて販売したことがきっかけとなり、日本で広く愛されるお菓子となりました。本場ドイツでは、製造に非常に手間と時間がかかるため、一般家庭で日常的に食べられるお菓子というよりも、特別な日の高級菓子として扱われています。一方で、日本では、洋菓子店や専門店はもちろん、コンビニエンスストアなどでも手軽に購入することができ、ドイツよりも身近な存在となっています。この年輪のような形状から、バームクーヘンには「年輪を重ねる」「幸せが積み重なる」「末永い繁栄」といった願いが込められるようになりました。そのため、結婚式の引出物や、入学・卒業祝い、長寿のお祝いなど、人生の特別な節目を祝う贈り物として選ばれることが多いスイーツです。手土産やギフトとしてお菓子を選ぶ際、バームクーヘンは単に美味しいだけでなく、贈る相手の幸せや未来を願う気持ちを伝えることができる、特別な贈り物にふさわしい一品と言えるでしょう。
おいしい高級バームクーヘン20選!人気の有名店まとめ
コンビニや無印良品などで手軽に購入できるバームクーヘンも人気ですが、やはり有名菓子店が手がける高級バームクーヘンは、その味わいが別格です。今回は、数ある高級バームクーヘンの中から、特に「美味しい」と評判の高い人気有名店を20店厳選してご紹介します。それぞれのブランドが持つ独自のこだわりや、バームクーヘンが持つ魅力、特徴的な食感や風味、さらにギフトとしての魅力まで、詳しくご紹介していきます。すでにご存知のお店や、食べたことがある商品もあるかもしれませんが、改めてその魅力を再発見したり、新たな出会いを見つけたりするきっかけになれば幸いです。ぜひ、あなたのバームクーヘン選びにご活用ください。
(1)コータ・コート|モンドセレクション金賞受賞「樹峰・極上コンペアギフト」
コータ・コートは、「結婚式の引出物として、本当に美味しいお菓子を持ち帰ってもらいたい」という強い想いから誕生したバームクーヘン専門店です。こちらの看板商品である「極上」は、甘さが控えめで素材本来の味が引き立つ、しっとりとしていながらも、ふわふわとした軽い食感が特徴です。一方、「樹峰」は、まるで本物の切り株のようなユニークな見た目が印象的で、外側はザクっとした食感、噛むほどに芳醇なバターの香りが口の中に広がる濃厚なバームクーヘンです。これら2つの人気商品を詰め合わせた「樹峰・極上コンペアギフト」は、モンドセレクションで金賞を受賞しており、その品質と美味しさは国際的にも認められています。大切な方への贈り物として、受賞歴のあるこちらのギフトセットを選んでみてはいかがでしょうか。異なる食感と味わいのバームクーヘンを一度に楽しめるため、贈られた方もきっと喜んでくれるでしょう。
(2) 治一郎:24層の年輪が織りなす、至高の味わい「治一郎のバウムクーヘン」
静岡県に本店を構える治一郎は、そのバームクーヘンがテレビ特集で度々紹介されるほどの、全国区の人気を誇る洋菓子店です。看板商品の「治一郎のバウムクーヘン」は、2002年の誕生以来、多くの人々を魅了し続けています。「飲み物がなくても、しっとりと美味しく味わえるバームクーヘン」を目指し、試作を100回以上も繰り返したという徹底したこだわりが、その美味しさの秘密です。一般的なバームクーヘンが10~20層で焼き上げられるのに対し、治一郎のバームクーヘンは驚きの24層構造。この多層構造が、ずっしりとした食べ応えと、口にした瞬間に広がる上品な甘みとしっとり感を生み出しています。職人が丁寧に手作業で焼き上げることで、独特の食感と風味が実現。喉の渇きを感じさせないほどのしっとり感は、バームクーヘン好きなら一度は体験すべき、まさに至高の逸品です。
(3) せんねんの木:常に行列!話題の「せんねん輪うむ」
千葉県に店を構えるバウムクーヘン専門店「せんねんの木」。その人気は凄まじく、連日多くのお客様で賑わい、行列ができることもしばしばです。看板商品の「せんねん輪うむ」は、テレビや新聞など、数々のメディアで紹介され、その名を知られています。大きな魅力は、焼印サービス。結婚式の引き出物や内祝いなど、特別な日の贈り物に、オリジナルのメッセージを添えることができます。また、用途や贈る相手に合わせて選べる豊富なサイズ展開も魅力です。生地には、農林水産大臣賞を受賞した新鮮なプレミアムエッグを贅沢に使用。ふっくらとした食感と、濃厚な味わいを生み出しています。頑張った自分へのご褒美として、また、大切な方への贈り物として。「せんねん輪うむ」は、特別なひとときを演出してくれる、とっておきのスイーツです。
(4) Minimal(ミニマル):チョコレートを極めた「ミニマルバウム」
東京発のクラフトチョコレートブランドとして知られるMinimal(ミニマル)が手がける「ミニマルバウム」は、これまでのバームクーヘンとは一線を画す、新感覚のチョコレートバームクーヘンです。タンザニア産カカオ豆を使用した上質なチョコレートを、Minimal独自の製法で贅沢に生地に練り込むことで、驚くほどしっとりとした、とろけるような口どけを実現しました。カカオの濃厚な旨味が凝縮されながらも、後味は軽やかで、重さを感じさせない絶妙なバランス。チョコレート専門ブランドだからこそ実現できた、カカオの風味を最大限に引き出した味わいです。頑張った自分へのご褒美にはもちろん、上品な佇まいと味わいは、洗練されたギフトとしても最適です。チョコレート好きにはたまらない、特別なバームクーヘンをぜひお試しください。
(5) ねんりん家:2つの定番を一度に。「ひとくちバーム詰め合わせ」
2007年誕生のバームクーヘン専門店「ねんりん家」は、日本人の好みに合わせて開発された、2種類の異なる食感のバームクーヘンが特徴です。バターの香りが芳醇な「しっかり芽」は、外側の香ばしい生地と、内側のしっかりとした食感が特徴。まるで樹の皮を食べているかのような、独特の風味と食感が楽しめます。一方、たまごの優しい風味が魅力の「やわらか芽」は、カステラのようにふんわりと柔らかく、しっとりとした口どけが特徴。口の中でとろけるような、繊細な食感が楽しめます。「ねんりん家のひとくちバーム詰め合わせ」は、「しっかり芽」と「やわらか芽」を一度に味わえる贅沢なセットです。ねんりん家のバームクーヘンを初めて試す方には、2つの食感と風味の違いを比べることのできる、おすすめの一品と言えるでしょう。ねんりん家の魅力を余すことなく堪能できる定番商品として、大切な方への贈り物としても大変喜ばれています。
(6)クラブハリエ|ギフトに最適!パッケージも魅力的な「バームクーヘン」と限定ミニサイズ
1951年、滋賀県で創業したクラブハリエは、百貨店での販売を機に全国区となった洋菓子店です。その名を広めたのは、職人が手作業で丁寧に焼き上げるバームクーヘン。機械に頼らない製法が、水分と空気を含んだ、しっとりとした独特の食感を生み出します。クラブハリエのシェフは、国内外のコンテストで数々の受賞歴を持つ実力派揃い。彼らの技術と情熱が、極上のバームクーヘンを作り上げています。クラブハリエのバームクーヘンの魅力は、味だけではありません。様々なギフトシーンに対応できる、豊富なパッケージデザインも魅力の一つ。和紙を使った上品なものから、モダンなデザインまで、贈る相手や用途に合わせて選べます。美味しさと美しさを兼ね備えたクラブハリエのバームクーヘンは、特別な贈り物に最適です。また、滋賀の老舗和菓子店<たねや>が手掛ける洋菓子ブランドとして、日本橋三越本店限定で「バームクーヘンMINI」(4個入り、税込1,728円、通年販売)も販売されています。代表的な「バームクーヘン」をミニサイズにしたこの商品は、日本橋土産として人気です。昔ながらの製法で焼き上げられた生地は、ふんわり、しっとりとした食感で、卵の優しい味わいが特徴。周りのフォンダン(砂糖衣)のシャリシャリとした食感がアクセントになっています。パッケージには、正面の顔、後ろのしっぽと三越ライオンがデザインされており、食べ終わった後も飾っておきたくなる可愛さです。
(7)シェ・タニ|黒糖の風味豊かな「山樵(やましょう)」:熊本発の絶品バームクーヘン
1991年、熊本県で創業したシェ・タニは、バームクーヘンとロールケーキで知られる洋菓子店です。「肥後木守菓 樵」「山樵(やましょう)」「季節のバームクーヘン」など様々なバームクーヘンがありますが、特におすすめは沖縄県産の黒糖を贅沢に使用した「山樵」です。「山樵」は、雑誌『BRUTUS』の「日本一の『手みやげ』選手権」でバームクーヘン部門のグランプリを獲得した人気商品。外側のサクサク感と、内側のしっとり感のコントラストが特徴です。口に入れた瞬間、黒糖の奥深い甘みと香りが広がり、忘れられない味わいです。これまで体験したことのない食感と風味で、バームクーヘンの概念が変わるかもしれません。バームクーヘン好きなら、ぜひ一度お試しください。
(8)ユーハイム|バームクーヘンの原点。伝統を守り続ける「バウムクーヘン」と「バウムクーヘンシャイベン」
ユーハイムは、日本で初めてバームクーヘンを販売した老舗洋菓子店。日本のバームクーヘンの歴史を語る上で欠かせない存在です。創業以来、伝統的なレシピを守り続け、変わらぬ美味しさを提供しています。ユーハイムのバームクーヘンは、乳化剤、膨張剤、香料、着色料などの添加物を一切使用していません。厳選された素材本来の風味、特にバターの芳醇な香りを堪能できます。シンプルな素材で作られた、素朴ながらも洗練された味わいは、本物を求める人々から支持されています。伝統製法と素材へのこだわりが詰まったユーハイムのバームクーヘンは、まさに「THE バームクーヘン」と呼ぶにふさわしい逸品。ぜひお取り寄せして、その魅力を自宅で味わってみてください。また、ドイツのデザイン会社とコラボした<ユーハイム・ディー・マイスター>からは、伊勢丹限定のマクミランパッケージに入った「バウムクーヘンシャイベン」(バウムクーヘンシャイベン×4個、バウムクーヘンシャイベン(ショコラーデ)×3個、税込1,372円、通年販売、伊勢丹新宿店限定)も販売されています。ユーハイムのバームクーヘンの特徴であるマジパンを使い、コクと風味をプラス。しっとりとした生地とチョコレートのコーティングが絶妙なバランスです。個包装で手軽に食べられ、配りやすいのも魅力です。
(9)ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ|本場ドイツの味。伝統製法を守る「バウムクーヘン」と限定商品
ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベは、バームクーヘン発祥の地であるドイツ・ハノーファーで100年以上続く老舗ブランド。東京、札幌、仙台、名古屋、福岡に店舗があり、本場の味を日本で楽しめます。ドイツでは、バームクーヘンの製造方法が国家基準で厳格に定められており、ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベは、その基準と伝統的なレシピを忠実に守っています。そのため、まるでドイツの菓子工房にいるかのような、本格的な味わいと食感を体験できます。素材の選定から焼き上げまで、職人の技術が光るバームクーヘンは、日本のものとは一味違う、重厚な風味と香りが特徴です。ドイツの伝統と職人のこだわりが詰まったバームクーヘンを、ぜひ自宅で味わってみてください。また、一口サイズの「バウムシュピッツ」(12個×2箱、税込3,456円、通年販売、伊勢丹新宿店限定)も人気です。伝統的なバームクーヘンでアプリコットジャムをサンドし、スイートチョコレートでコーティングしたこだわりの一品。伊勢丹のマクミラン柄の限定パッケージ入りで、2個セットなので、贈り物にもおすすめです。
(10) 柳月|半世紀を超える歴史を誇る、北海道を代表する銘菓「三方六」
1947年、北海道で創業した柳月は、長きにわたり愛され続ける老舗洋菓子店として、その名を知られています。残念ながら、2024年現在、全国への店舗展開は行っておらず、北海道が中心となりますが、オンラインストアを通じて全国各地からその味を堪能できます。柳月の代名詞とも言える「三方六」は、白樺の薪をイメージした独特の形状が特徴で、その美味しさは国内のみならず海外でも高く評価されています。その証として、1988年には、国際的な食品コンクールである「モンドセレクション」において、最高金賞を受賞しています。定番のプレーンに加え、メープル、ショコラ、抹茶といった豊富なフレーバー展開も魅力です。初めて味わう方には、白樺の木肌を表現したチョコレートでコーティングされたプレーン味がおすすめです。日本人の繊細な味覚に合うよう、しっとりとした食感と上品な甘さにこだわって作られた三方六は、北海道の豊かな自然と歴史を感じさせる、どこか懐かしい味わいです。ぜひ一度、半世紀以上にわたり愛され続ける北海道の銘菓をご賞味ください。
(11) GARBA(ガルバ)|全国バームクーヘンランキング上位入賞の「BUNA(ブナ)」
1989年、群馬県に誕生したGARBA(ガルバ)は、バームクーヘンを専門とするお店です。本店にはカフェが併設されており、バームクーヘンはもちろん、ランチやこだわりのコーヒーも楽しめます。ガルバのバームクーヘンは、その品質の高さから様々なメディアで取り上げられており、特に日経新聞の「専門家が選ぶバームクーヘンランキング」では、見事9位に選ばれています。ショコラやほうじ茶など、バラエティ豊かなフレーバーが揃うガルバのバームクーヘンの中でも、特に人気を集めているのが、表面に白いシュガーパウダーが施された「BUNA(ブナ)」です。しっとりとした食感に加え、もちもちとした独特の食感が特徴で、噛むほどに生地の旨みが広がり、記憶に残る美味しさです。厳選された素材と職人の技術が融合した「BUNA」は、普段のティータイムを特別な時間に変えてくれるでしょう。ぜひお取り寄せして、ガルバの「BUNA」をご自宅でじっくりと味わってみてください。その新しい食感と上品な味わいは、きっとバームクーヘンの新たな魅力を発見させてくれるはずです。
(12) パティスリー キハチ|洗練されたパッケージが魅力的な「キハチバームクーヘン」
パティスリー キハチの「キハチバームクーヘン」は、そのきめ細やかな生地と、しっとりとした口当たりで多くの人々を魅了しています。生地にはたっぷりの生クリームが使用されており、口の中でとろけるようななめらかさと、豊かな風味が特徴です。キハチバームクーヘンの魅力は、味だけでなく、その洗練されたパッケージデザインにもあります。特にギフトとして贈る際に、その上品な佇まいが目を引きます。プレーンタイプのバームクーヘンは、清潔感のある白い丸い箱に、上品なリボンがかけられ、洗練された印象を与えます。一方、ショコラタイプのバームクーヘンは、鮮やかな赤色の箱とリボンで包まれ、華やかさと高級感を演出します。このように、フレーバーだけでなく、パッケージも贈るシーンや相手に合わせて選べるため、心遣いが伝わるギフトとして喜ばれるでしょう。パティスリー キハチの「キハチバームクーヘン」は、美味しさと見た目の美しさを兼ね備えた、贈り物に最適な逸品です。
(13) マダムシンコ|斬新な発想から生まれた、新感覚スイーツ「マダムブリュレ」
大阪土産として名高いマダムシンコの「マダムブリュレ」は、そのユニークな味わいから、全国各地で人気の高いお取り寄せスイーツです。「マダムブリュレ」の最大の特徴は、バームクーヘンとクレームブリュレを組み合わせた、これまでにない新しい発想のスイーツであること。しっとりとしたバームクーヘンの上に、香ばしいキャラメル層が重ねられており、一口食べると、バームクーヘンの優しい甘さと、キャラメリゼされた表面のパリパリとした食感が絶妙に調和します。この食感のコントラストが、驚きと感動を与え、一度食べたら忘れられない味わいです。さらに、ヒョウ柄を大胆にあしらったパッケージも、「マダムブリュレ」の大きな魅力の一つ。遊び心あふれるデザインは、特に女性からの支持が高く、ギフトとして贈れば、きっと喜ばれることでしょう。美味しさとサプライズを兼ね備えた「マダムブリュレ」は、特別な日の贈り物や、自分へのご褒美にぴったりのスイーツです。
(14) 京ばあむ|宇治抹茶と豆乳が織りなす、しっとり、ほわほわのバームクーヘン
京ばあむの「宇治抹茶と豆乳のバームクーヘン」は、京都ならではの素材をふんだんに使用した、上品な和の趣を感じられる逸品です。厳選された宇治抹茶と、地元京都産の豆乳を贅沢に使用し、丁寧に焼き上げられています。口に運ぶとしっとりとした滑らかな舌触りが広がり、同時に、ほわほわととろけるような軽やかな食感を楽しめます。宇治抹茶特有の奥深い苦味と芳醇な香りが、豆乳のまろやかさと見事に調和し、優しくも印象的な味わいを実現しています。京ばあむの魅力は、その洗練されたパッケージデザインにも表れています。抹茶の鮮やかな緑色を基調とし、和のテイストを取り入れた上品なデザインは、見た目からも品質の高さと特別感を伝えます。風味豊かな味わいと上品な佇まいは、年齢を問わず喜ばれるため、贈り物としても最適です。特に、抹茶好きの方へのギフトとしては、自信を持っておすすめできます。京都の伝統とモダンな感性が融合した、心安らぐバームクーヘンです。
(15) よしや|飲み物いらずの極上しっとりバウムクーヘン
よしやの「バウムクーヘン」は、驚くほどのしっとり感が特徴で、「飲み物が要らないほど」と評されるほどの人気を誇る逸品です。楽天ランキングでは、バームクーヘン部門、洋菓子部門、スイーツ部門の3部門で1位を獲得しており、オンラインでの販売実績からもその人気の高さが伺えます。実店舗でも行列ができるほどの人気ぶりで、多くの人々がその美味しさに魅了されています。よしやのバウムクーヘンは、定番のプレーン味に加え、抹茶、いちご、アールグレイなど、バラエティ豊かなフレーバーが揃っているのも魅力の一つです。贈る相手の好みに合わせて味を選べるため、ギフトとしても最適です。特に、ギフトとして人気の高い「2段重箱セット」は、その豪華な見た目と、複数の味を一度に楽しめる贅沢さで、大人数が集まるパーティーの手土産や、特別な日の贈り物に最適です。しっとりとした食感と、選べる豊富なフレーバーで、贈られた人を笑顔にするよしやのバームクーヘンは、様々なシーンで活躍するでしょう。
(16) HACCI(ハッチ)|ラベンダーはちみつが香る、大人のためのバウムクーヘン
大正元年創業の老舗養蜂園が手掛けるはちみつブランド<HACCI(ハッチ)>の「はちみつバウムクーヘン」(約108g、3,024円/税込、通年販売)は、高級感あふれる桐箱に丁寧に収められており、大切な方への特別なギフトにふさわしい逸品です。生地には、ラベンダーはちみつと発酵バターが惜しみなく使用されており、外側はサクサク、中はしっとりとした独特の食感が楽しめます。一口食べると、はちみつの優しい甘さと上品なコクが口いっぱいに広がり、高品質なはちみつの豊かな香りが贅沢な気分をより一層高めてくれます。銀座三越で購入可能です。
(17) 文明堂東京|発酵バター香る、老舗の職人技が光る一品
創業120年以上の歴史を誇る<文明堂東京>が手がける「バームクーヘン」は、発酵バターを贅沢に使用し、一層一層を丁寧に焼き重ねることで、しっとりとした口当たりとコク深い味わいを実現しています。表面は砂糖のコーティングがほどよく施され、シャリッとした食感がアクセントとなり、しっとりとした生地との絶妙なバランスを楽しめます。さらに、ほんのり香る洋酒がアクセントとなり、上品で大人の味わいを引き立てます。年輪のように美しい層は見た目にも華やかで、婚礼の引き出物やお祝いの贈り物としても人気。伝統と洗練が融合した味わいは、世代を問わず愛されるロングセラーです。
(18) モロゾフ|プリンが焼き菓子に変身!? 驚きと遊び心満載の「銀座プリンクーヘン」
1962年誕生以来、<モロゾフ>の看板商品として愛され続ける「カスタードプリン」。その懐かしい味わいを、焼き菓子で表現したのが「銀座プリンクーヘン」(1個、1,296円/税込、年間販売)です。一目で心惹かれるユニークな見た目は、「カスタードプリン」の風味と、バームクーヘンのしっとりとした食感の良い部分を融合させた、まさに新感覚のスイーツ。口に含むとバニラの甘い香りが広がる、ふんわりと柔らかな生地。そして、香ばしいカラメル層と、上品な甘さのグレーズが重なり、まるで本物のプリンのような仕上がりです。「カスタードプリン」を思わせる、濃厚な卵の風味とのバランスも秀逸で、見た目の美しさも兼ね備え、SNSでも話題になること間違いなし。老舗ならではの遊び心が光るこの逸品は、ちょっとしたお土産や、パーティーのデザートとして持参すれば、場を盛り上げてくれるでしょう。なお、この商品は日本橋三越本店と銀座三越でのみ購入できる限定品です。
(19) 茶の環|茶鑑定の名匠が創り出す、奥深い大人の味わい「抹茶年輪バウム」
創業60年を迎える広島の老舗茶舗<茶の環>。こちらからは、日本一と称される茶鑑定名匠・森田治秀氏が特別にブレンドした抹茶「金天閣」を贅沢に使用した「抹茶年輪バウム」(1個、270円/税込、年間販売)が登場。抹茶を使った生地は非常にデリケートで、焼き加減が難しいため、熟練の職人が生地の状態を丁寧に確認しながら、丹精込めて焼き上げています。口に運ぶとしっとりとした生地が、年輪の隙間からほろほろとほどけていくような、とろける口どけ。卵とバターの芳醇な香りに加え、抹茶の清々しい香りが、美味しさを一層引き立てます。甘さを抑えた上品な味わいは、抹茶好きにはたまらない一品。お茶本来の風味をじっくりと味わいたい方におすすめです。日本橋三越本店で購入できます。
(20) ショウダイ ビオ ナチュール|サプライズに最適!目を引くピンク色の「ピスタチオと木苺のバウムクーヘン」
伊勢丹新宿店で見つけた、素材にこだわるパティスリー<ショウダイ ビオ ナチュール>の「ピスタチオと木苺のバウムクーヘン」(1個、2,801円/税込、年間販売)。鮮やかなピンク色の見た目が印象的なバームクーヘンです。一口食べれば、木苺の甘酸っぱさと、ピスタチオの豊かな香り、そしてビターナッツの奥深いコクが口の中に広がります。オーガニック素材を厳選しているからこそ生まれる、素材本来の風味を存分に堪能できます。記憶に残る美しい見た目と、洗練された味わいを兼ね備えているため、手土産や特別な日のギフトとして贈れば、受け取った人を感動させることでしょう。特に女性への贈り物や、華やかなパーティーを彩るデザートとしておすすめです。
まとめ
この記事では、数多くのバームクーヘンの中から、特に「美味しい」と評判の、選りすぐりの高級バームクーヘンを20種類ご紹介しました。今回ご紹介したバームクーヘンは、それぞれが独自の製法や素材にこだわり、熟練の職人たちが情熱を込めて作り上げた逸品ばかりです。長年受け継がれてきた伝統的な製法を守り続ける老舗の味から、斬新な素材や食感を取り入れた、新しいバームクーヘンの世界まで、その多様な魅力をお伝えできたかと思います。今回ご紹介した高級バームクーヘンは、オンラインストアからお取り寄せできるものがほとんどです。また、東京の有名百貨店でしか手に入らない貴重な限定品や、贈り物に最適な個性的なバームクーヘンも多数ピックアップしました。大切な人への特別な贈り物としてはもちろん、日々の頑張りを労う自分へのご褒美としても最適です。この記事を通して、ぜひあなたにとってお気に入りのバームクーヘンを見つけて、至福のひとときをお過ごしください。
バームクーヘンはどこの国のスイーツ?
バームクーヘンは、ドイツ生まれの焼き菓子です。ドイツ語の「Baumkuchen(バウムクーヘン)」は「木のお菓子」という意味で、切り口に見られる年輪模様がその名の由来となっています。日本においては、ユーハイムが最初に取り扱い、広めたことで、広く愛されるようになりました。
バームクーヘンがギフトとして喜ばれる理由
バームクーヘンが持つ年輪の形は、「時を重ねる」、「喜びが積み重なる」、「末長い発展」といった願いを象徴するとされています。そのため、結婚式の引出物や長寿のお祝いなど、人生の重要な出来事や新たなスタートを祝う特別な贈り物として、よく選ばれています。
日本で最初にバームクーヘンを販売したお店は?
日本で初めてバームクーヘンを販売したのは、ドイツ人パティシエ、カール・ユーハイム氏が設立した洋菓子店「ユーハイム」です。創業以来、昔ながらの製法を守り、乳化剤や膨張剤などの添加物を極力使用せず、伝統的な味わいを大切にしています。
特にしっとりとしたバームクーヘンはどれ?
特にしっとりとした食感で評判なのは、治一郎の「治一郎のバウムクーヘン」(24層仕立て)、クラブハリエの「バームクーヘン」(職人が丁寧に焼き上げ、水分と空気を含ませた逸品)、Minimalの「ミニマルバウム」(チョコレートを贅沢に使用し、驚くほどしっとり)、よしやの「バウムクーヘン」(飲み物がいらないほどのしっとり感)などが挙げられます。
お取り寄せ可能な高級バームクーヘンはありますか?
もちろん、当記事でご紹介している選りすぐりのバームクーヘンは、全てお取り寄せに対応しています。コータ・コートをはじめ、治一郎、せんねんの木、ねんりん家、クラブハリエ、ユーハイム、ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ、柳月、GARBA、パティスリー キハチ、マダムシンコ、京ばあむ、よしや、HACCI、文明堂東京、モロゾフ、茶の環、ショウダイ ビオ ナチュールなど、全国各地の名店の味が、ご自宅で手軽にお楽しみいただけます。
東京の百貨店限定バームクーヘンはありますか?
はい、都内の主要百貨店では、その店舗でしか手に入らない特別なバームクーヘンが数多く販売されています。例えば、日本橋三越本店限定のクラブハリエ「バームクーヘンMINI 三越ライオンパッケージ」や、伊勢丹新宿店限定のホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ「バウムシュピッツ マクミランパッケージ」、ユーハイム・ディー・マイスターの「バウムクーヘンシャイベン」などが人気です。また、モロゾフの「銀座プリンクーヘン」は、日本橋三越本店と銀座三越のみで取り扱っており、プリンのような可愛らしい見た目も魅力です。これらの限定品は、特別な贈り物や手土産に最適です。