【離乳食後期〜】米粉パンケーキの簡単レシピ|砂糖・小麦不使用で安心!
離乳食後期〜完了期にかけて、手軽で栄養バランスの良いおやつや軽食を探しているママ・パパにおすすめなのが、米粉で作るパンケーキ。小麦アレルギーの心配が少なく、消化にも優しい米粉は、赤ちゃんの体にやさしい選択肢です。本記事では、砂糖やベーキングパウダーを使わずに作れる、離乳食向けの米粉パンケーキレシピをわかりやすくご紹介します。

なぜ離乳食に米粉パンケーキがおすすめなの?

離乳食後期から完了期にかけて、赤ちゃんが手づかみ食べを始める頃には、やわらかくて持ちやすいパンケーキが大活躍します。特に米粉を使ったパンケーキは、小麦アレルギーの心配が少なく、グルテンフリーで消化に優しいのが魅力です。
米粉は粒子が細かく、食材の風味を引き立ててくれるため、砂糖を使わなくてもバナナやかぼちゃなどの自然な甘みだけで美味しく仕上がります。また、腹持ちがよく、栄養価の高い食材とも相性が良いため、赤ちゃんの発育をサポートするおやつや軽食としても最適です。

離乳食用パンケーキで避けたい材料とその理由

赤ちゃん向けのパンケーキを作る際には、使用する材料に注意が必要です。特に次のような素材は、時期や体質に応じて避けることが推奨されています。
  • ベーキングパウダー  市販のベーキングパウダーには、アルミニウムやその他の添加物が含まれている場合があり、赤ちゃんの腎機能に負担をかける可能性があります。離乳食期にはできるだけ自然な素材で膨らませる工夫をしましょう。
  • 砂糖・塩  赤ちゃんの腎臓や味覚への影響を考えると、砂糖や塩はなるべく控えるのが基本です。甘みを出したいときは、バナナやかぼちゃ、りんごなど素材そのものの甘さを活かすのが安心です。
  • 乳・卵  これらはアレルギーのリスクがあるため、初めて使う場合は医師の指導のもと、少量ずつ取り入れるようにしましょう。代わりに豆乳や絹ごし豆腐などを活用するのも一案です。

赤ちゃんに優しい!米粉パンケーキの基本レシピ

離乳食向けの米粉パンケーキは、余計なものを使わずにシンプルな材料で作るのが基本です。以下に、卵・乳・砂糖・ベーキングパウダー不使用のやさしいレシピをご紹介します。

基本の米粉パンケーキ(1歳前後向け)

材料(小さめ4枚分)

  • 米粉:50g
  • バナナ(完熟):1/2本
  • 豆乳または水:50〜60ml
  • サラダ油(ごく少量・焼く用):適量

作り方

  1. バナナをフォークでよく潰す。
  2. ボウルに潰したバナナと米粉、豆乳を入れて混ぜる(緩さは豆乳で調整)。
  3. フライパンに油を薄く引き、弱火で両面をじっくり焼く(目安は片面2〜3分)。
※冷めてもやわらかいので、手づかみ食べに最適です。初期は水分を多めにしてやわらかく調整してください。

月齢別のアレンジと注意点(後期〜完了期)

赤ちゃんの月齢や発達に応じて、米粉パンケーキも少しずつアレンジを加えていくと、飽きずに楽しめます。

離乳食後期(9〜11ヶ月)

  • やわらかさを重視。
  • バナナ、かぼちゃ、さつまいもなどを混ぜると自然な甘みが出て食べやすい。
  • 卵や乳はまだ避けるか、慎重に少量ずつ導入を。

完了期(12〜18ヶ月)

  • 少し食感をつけて「かみかみ」の練習に。
  • 絹ごし豆腐やすりおろした野菜(人参・りんごなど)を生地に加えると栄養バランスがアップ。
  • アレルギーがなければ、少量のチーズやヨーグルトなども取り入れてOK。
アレンジは少しずつ、赤ちゃんの食べ方や消化の様子を見ながら進めていくことが大切です。

冷凍・作り置きもOK!保存方法と再加熱のポイント

忙しい育児の合間に、米粉パンケーキをまとめて作っておけば、ちょっとしたおやつや食事の補助として重宝します。以下の方法で保存・再加熱すれば、作りたての美味しさを保てます。

冷凍保存のコツ

  • 完全に冷ましてから、1枚ずつラップで包む。
  • ジッパー付き保存袋に入れて冷凍(保存期間は約1週間以内が目安)。
  • 解凍時にべちゃっとしないよう、平らな状態で冷凍するのがポイント。

再加熱の方法

  • 電子レンジ:ラップを外し、ふんわりとラップをかけ直して10〜20秒程度(様子を見ながら)。
  • フライパン:ごく弱火で温め直すと、表面が少し香ばしく仕上がります。
冷凍のストックがあれば、急な外出や赤ちゃんのぐずり対策にも安心です。温めすぎると固くなるので、再加熱は控えめにするのがコツです。

まとめ|愛情たっぷりの米粉パンケーキで離乳食がもっと楽しく!


米粉で作る離乳食向けパンケーキは、小麦・砂糖・ベーキングパウダーなどを使わず、赤ちゃんの体にやさしい材料だけで作れるのが魅力です。手づかみ食べの練習にも最適で、アレンジもしやすく、冷凍保存も可能。忙しい毎日でも、簡単に栄養バランスの良いおやつや軽食が用意できます。
ぜひ今回のレシピを参考に、赤ちゃんの笑顔を引き出す“愛情ごはん”にチャレンジしてみてください。

離乳食期にベーキングパウダーを使っても大丈夫ですか?

基本的には避けた方が安心です。特にアルミニウムを含むベーキングパウダーは、赤ちゃんの体に負担がかかる可能性があるため、自然な膨らませ方(メレンゲやバナナなど)をおすすめします。

米粉はどれを使えばいいですか?上新粉でも作れますか?

離乳食には、製菓用の微粒子タイプの米粉(パン用または菓子用)がおすすめです。上新粉は粒が粗く、食感が硬くなりやすいため、赤ちゃんには不向きです。

米粉パンケーキに卵や乳製品はいつから使えますか?

目安として、アレルギーの心配がなければ離乳食完了期(1歳頃)から少量ずつ試すことができます。ただし、初めて与えるときは単品で様子を見ながら慎重に進めましょう。

パンケーキが固くなってしまいます。どうすればいいですか?

水分が少なすぎたり、焼きすぎたりすると固くなりがちです。豆腐や野菜ペーストを加えるとやわらかくなりやすく、赤ちゃんにも食べやすくなります。

作ったパンケーキはどれくらい保存できますか?

常温での保存はおすすめできません。冷蔵なら当日中、冷凍なら1週間以内を目安にし、必ずしっかりと冷ましたうえで保存してください。



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