栄養満点のオートミールは、海外では離乳食の定番食材。近年、日本でもその栄養価の高さから、離乳食に取り入れる家庭が増えています。鉄分やカルシウムが豊富で、赤ちゃんの成長をサポートしてくれる強い味方です。厚生労働省のガイドラインでも、生後5~6ヶ月頃から与えられるとされていますが、一体どのように調理すれば良いのでしょうか?この記事では、管理栄養士の中村美穂先生監修のもと、オートミールを離乳食に取り入れる際の注意点や、月齢別の簡単レシピを詳しくご紹介します。選び方や冷凍保存のコツも解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。
離乳食にオートミールが選ばれる背景と基本情報
海外では、朝食の定番として親しまれているオートミールは、離乳食としても広く活用されています。近年、日本でも健康意識の高い層を中心に人気が高まり、離乳食に取り入れるご家庭が増加傾向にあります。オートミールは、豊富なビタミン、ミネラル、タンパク質を含む栄養価の高い食品であり、離乳食期の赤ちゃんに最適な食材の一つです。特筆すべきは、白米と比較してタンパク質が約2倍、鉄分が約5倍、カルシウムは約9倍も含まれている点です。
離乳食にオートミールを使用する際の重要な注意点
オートミールは、鉄分やカルシウムなどの栄養素を豊富に含んでいますが、離乳食として赤ちゃんに与える際には、いくつかの注意点があります。これらの注意点を理解し、適切に対応することで、赤ちゃんが安全かつ健康的にオートミールを摂取できるようになります。
【注意点1】食物繊維が豊富なので、適量を守り、体調を観察する
オートミールは穀物の一種であるため、最初は少量から与え始め、特に問題がなければ、白米のお粥のように毎日与えても大丈夫です。ただし、消化しやすい白米と比較すると、オートミールは食物繊維を多く含んでいるため、与えすぎると消化不良を起こす可能性があります。消化器官への負担を考慮し、慎重に進めることが大切です。また、オートミールを硬い状態で与えると、喉や消化管に張り付く恐れがあります。誤嚥を防ぎ、消化器官への負担を軽減するため、必ず十分に水分を含ませて柔らかくしてから与えましょう。赤ちゃんの消化能力には個人差があるため、お子さんの様子を注意深く観察し、体調に合っているかを確認することが重要です。他の主食と同様に、少しずつ量を増やしながら、お子さんに合った量を食べさせてあげてください。さらに、風邪などで下痢気味の時は、消化器に負担がかかりやすいため、オートミールの摂取は控えるようにしましょう。(中村先生談)
【注意点2】食物アレルギーのリスクに配慮し、少量から試す
離乳食で注意すべき点の一つである食物アレルギーは、オートミールを与える際にも注意が必要です。中村先生は、「オートミールは小麦に比べてアレルギーを引き起こす可能性は低いとされていますが、他の新しい食品と同様に、初めて赤ちゃんに与える際は、ごく少量から始め、慎重に様子を観察することが重要です」と述べています。アレルギー反応の有無を確認するため、初めての摂取は特に慎重に行いましょう。
【注意点3】赤ちゃんの好みと対策:味と食感の壁を乗り越える
オートミールは、独特の風味や舌触りがあり、大人でも好き嫌いが分かれることがあります。赤ちゃんも同様で、その風味や食感が受け入れられない場合があります。栄養満点だからといって、無理に食べさせようとすると、赤ちゃんが拒否してしまうことも考えられます。そんな時は、焦らずに工夫を凝らしてみましょう。例えば、バナナやカボチャといった自然な甘さを持つ食材を混ぜて味を調整したり、水分量を増やして柔らかさを変え、より滑らかな状態にしたりするのも有効な手段です。一度食べなくても、時間を置いて再度試してみると、意外と食べてくれることもあります。赤ちゃんのペースに合わせて、色々な方法を試しながら与えてみてください。(中村先生談)
離乳食オートミールの調理基本とアレンジ術
離乳食にオートミールを取り入れる際、どのように調理すれば良いのでしょうか?基本は、水やミルクなどの水分を加えて加熱することです。中でも電子レンジは、手軽に調理できるのでおすすめです。初めて与える時や、もっと柔らかくしたい場合は、鍋でじっくりと煮込むと、より滑らかに仕上がります。慣れてきたら、熱湯を注いでふやかすだけでも食べられるようになります。牛乳や粉ミルク、豆乳などを加えて風味を変えたり、栄養価をアップさせるのも良いでしょう。すりおろしたニンジンやリンゴ、マッシュしたバナナなどを加えると、自然な甘みが加わり、赤ちゃんも食べやすくなるでしょう。(※リンゴを使う際は、果肉が残らないように注意してください。)
時短調理のコツと冷凍保存テクニック
オートミールはそのまま使えますが、フードプロセッサーなどで細かく粉砕することで、調理後の手間を省き、より滑らかにすることができます。このオートミール粉は、小麦粉の代わりに、お好み焼きやパンケーキ、クッキーなどにも使え、美味しく仕上がります。また、ホワイトソースやシチュー、カレーなどのとろみづけにも使え、自然なとろみと栄養をプラスできます。1週間分を目安にまとめて粉状にして、密閉容器に入れて保存しておくと、毎日の離乳食作りがとても楽になります。調理したオートミールは、お粥と同じように、まとめて作って冷凍保存しておくと便利です。粗熱を取ってから、小さじ1杯分や50gずつなど、1食分ずつ小分けにして、フタ付きの製氷皿に入れるか、ラップに包んで冷凍庫へ。凍ったら、冷凍保存用の袋に移すと、におい移りや乾燥を防ぎ、1週間から2週間程度保存できます。解凍する際は、1食分ずつ耐熱皿に移し、ラップをふんわりとかけて電子レンジ(500W)で温めます。赤ちゃんに与える際は、必ず再加熱し、温度を確認してから与えましょう。(中村先生談、根本先生談)
【基本レシピ】簡単!レンジで作るオートミール粥
オートミールの調理方法は様々ですが、中でもおすすめは電子レンジを使った簡単レシピです。ここでは、精白米のお粥約50gと同量の一回分を基準とした、基本的なオートミールレンジ粥の作り方をご紹介します。この基本粥は、離乳食の初期から中期にかけて、裏ごししたり、潰したりして幅広く活用できます。
材料(白米のお粥約50g相当の一回分)
・オートミール…大さじ1(約10g)
・水…大さじ4
・水…大さじ4
作り方 STEP1:耐熱容器にオートミールと水を準備
深めの耐熱容器に、オートミール大さじ1(約10グラム)と水大さじ4を入れます。深めの容器を使うことで、電子レンジでの加熱時に吹きこぼれにくくなります。
作り方 STEP2:電子レンジで加熱
ラップはせずに、電子レンジ600Wで約1分間加熱します。ラップをすると吹きこぼれの原因になるため、注意が必要です。電子レンジでの調理は吹きこぼれやすいため、深めの耐熱容器の使用がおすすめです。
作り方 STEP3:蒸らして、よりなめらかに
レンジから取り出したら、全体を丁寧に混ぜ合わせます。その後、蓋(または軽くラップ)をして約10分間蒸らします。これでオートミール粥の完成です。赤ちゃんが食べやすいように、より滑らかな状態にするには、すり鉢などで軽く潰してください。分量はあくまで目安なので、お好みで水の量を調整し、柔らかさを変えてみてください。作り置きをする場合は、2~3回分を目安にし、それ以上を作る場合は、吹きこぼれや加熱ムラを防ぐため、鍋での調理がおすすめです。
離乳食初期(5〜6ヶ月頃)のオートミール:丁寧に裏ごし、滑らかな状態に
離乳食を始めたばかりの赤ちゃんには、オートミールをしっかりと加熱した後、丁寧に裏ごしするか、すり鉢などを使って、できる限り滑らかなペースト状にして与えるようにしましょう。この時期の赤ちゃんは、まだオートミールの風味に慣れていないことも考えられます。そのため、最初はほんの少量から試し、赤ちゃんの様子をよく観察しながら、ゆっくりと進めていくことが重要です。冷凍保存に関するアドバイスも交えながら、根本早苗先生によるレシピをご紹介します。
材料(5食分)
・オートミール…20g
・水…100ml
・水…100ml
作り方
1. 鍋にオートミールと水を入れ、よく混ぜ合わせます。
2. 鍋を中火にかけ、焦げ付かないように混ぜながら煮立たせます。
3. 弱火に落とし、引き続き混ぜながら3分ほど煮込みます。
4. 火を止め、蓋をして2分ほど蒸らします。
5. 裏ごし器などを用いて丁寧に裏ごしするか、すり鉢で丁寧にすり潰し、滑らかなペースト状に仕上げます。
2. 鍋を中火にかけ、焦げ付かないように混ぜながら煮立たせます。
3. 弱火に落とし、引き続き混ぜながら3分ほど煮込みます。
4. 火を止め、蓋をして2分ほど蒸らします。
5. 裏ごし器などを用いて丁寧に裏ごしするか、すり鉢で丁寧にすり潰し、滑らかなペースト状に仕上げます。
【冷凍方法】
粗熱が取れたら、小さじ1程度の量を製氷皿に小分けにし、蓋をして冷凍庫で保存します。約1週間を目安に保存可能です。蓋付きの製氷皿がない場合は、製氷皿にラップをしっかりと密着させて冷凍庫に入れ、完全に凍ってから中身を冷凍用保存袋に移し替えることで、匂い移りや酸化を抑制することができます。
【解凍方法】
冷凍したオートミールを1食分ずつ耐熱容器に移し、ラップを軽くかけて電子レンジ(500W)で30~40秒ほど温めます。少し冷ましてから赤ちゃんにあげてください。大人が食べる場合は自然解凍でも大丈夫ですが、赤ちゃんには必ず温め直してから与えましょう。
離乳食中期(7~8ヶ月)のオートミール:モグモグ期にぴったり
離乳食中期は、舌でつぶせるくらいの、少し粒々が残った状態のものがおすすめです。赤ちゃんが好きなバナナとオートミールを組み合わせれば、食べるのが楽しくなるかもしれません。この時期から少しずつ噛む練習を始め、色々な食感に慣れさせてあげましょう。冷凍生活アドバイザーの根本早苗先生が考案したレシピと冷凍保存方法をご紹介します。
材料(5食分)
・オートミール…30g・水…150ml・バナナ…1本※バナナはアレルギー物質を含む食品です。初めて与える際は、小さじ1杯から始め、赤ちゃんの様子をよく観察してください。
作り方
1. オートミール粥(初期)の作り方1~4と同じように、オートミール粥を作り、蒸らします。2. バナナの皮をむき、フォークで細かく潰します。3. 1と2を混ぜ合わせれば完成です。
【冷凍方法】
粗熱が取れたら、1回分ずつ(約50g)製氷皿に入れて蓋をし、冷凍保存します。保存期間はおよそ1週間が目安です。蓋付きの製氷皿がない場合は、製氷皿にラップをかけ冷凍庫へ。完全に凍ったら、中身を冷凍保存用パックに移し替えることで、匂い移りや品質劣化を抑えられます。
【解凍方法】
必要な分だけ耐熱容器に移し、ラップを軽くかけて電子レンジ(500W)で1分50秒ほど加熱します。少し冷ましてから赤ちゃんに与えましょう。大人が食べる場合は自然解凍でもOKですが、赤ちゃんには必ず再度加熱してから与えてください。
離乳食後期(9〜11ヵ月)のオートミール:手づかみ食べメニュー
離乳食後期には、赤ちゃんが「自分で食べたい!」という気持ちを育むため、手づかみ食べに適したメニューを取り入れるのがおすすめです。この時期にオートミールパンケーキは、手づかみ食べの練習に最適です。かぼちゃを加えることで、自然な甘味が加わり、赤ちゃんも喜んでくれるでしょう。冷凍生活アドバイザー根本早苗先生による、特別なレシピと冷凍保存方法をご紹介します。
材料(4食分)
・オートミール…40g・水…80ml・牛乳…40ml・かぼちゃ(皮と種を取り除いた状態)…20g・溶き卵…1/4個・ベーキングパウダー…小さじ1/4
作り方
1. オートミールと水を混ぜ合わせ、約5分間置いて、柔らかくします。2. かぼちゃを耐熱容器に入れ、軽くラップをかけ、電子レンジ(500W)で約1分加熱します。加熱後、熱いうちにフォークなどで細かく潰します。3. 1に牛乳、潰したかぼちゃ、溶きほぐした卵、ベーキングパウダーを加えて、均一になるまで混ぜます。4. フライパンを中火で温め、生地をスプーンで落とし、両面に焼き色がつくまで丁寧に焼き上げます。
【冷凍方法】
十分に冷ました後、1回分の量(2個ずつ)をラップでしっかりと包み、冷凍保存用の袋に入れます。袋の中の空気をできる限り抜き、口をしっかりと閉じて冷凍庫へ。約1〜2週間を目安に保存できます。
【解凍方法】
ラップで包んだまま耐熱皿にのせ、電子レンジ(500W)で2個あたり約50秒加熱します。少し冷ましてから赤ちゃんに与えてください。大人が召し上がる場合は自然解凍でも大丈夫ですが、赤ちゃんに与える際は必ず再加熱してからにしましょう。
離乳食に適したオートミールの選び方
お店にはたくさんの種類のオートミールが並んでいますが、どれを選べば良いか悩んでしまう方もいるかもしれません。ここでは、離乳食として赤ちゃんに安心して食べさせられるオートミールを選ぶ際の注意点をご紹介します。
種類と加工方法に着目した選び方
オートミールは、製品によって加工の仕方が異なり、それが粒の大きさや食感に影響します。離乳食として使用する場合、赤ちゃんの消化のしやすさと調理の手間を考えると、「インスタントオーツ」や「クイックオーツ」といった、細かく加工されたタイプがおすすめです。これらは粒が小さく薄いため、加熱するとすぐに柔らかくなり、離乳食の初期から中期にかけて重宝します。商品によっては大人向けに味がついているものもあるので、離乳食には何も味付けされていない、プレーンなものを選びましょう。
初めての赤ちゃんに安心な選び方と具体的な商品例
初めてオートミールを離乳食に使う際は、赤ちゃん専用として販売されているものや、細かくカットされているものから試すと、すぐに柔らかくなり、安心して与えられます。赤ちゃんの健康を考慮し、可能な限り農薬不使用の有機(オーガニック)認証のある製品を選ぶのが理想的です。高品質なオーガニック製品は、少し値段は張りますが、自然な甘みがあり美味しく、赤ちゃんも喜んで食べてくれることが多いでしょう。具体的な商品例として、国内メーカーである日本食品製造が販売している「離乳食オートミール」があります。これは粒子が細かく、調理が簡単なため、特におすすめです。その他、「牛乳をかけてそのまま食べられる」と表示されているオートミールも、比較的早く柔らかくなるため、離乳食に向いています。これらの点を考慮し、赤ちゃんの月齢や好みに合わせて最適なオートミールを選んであげてください。(栄養士 〇〇先生談)
まとめ
離乳食にオートミールを取り入れることは、栄養価が高く、調理も簡単であるため、赤ちゃんにとって非常に有益です。特に、タンパク質、鉄分、カルシウムなどの栄養素が豊富で、成長期の赤ちゃんに必要な栄養を効率的に摂取できます。オートミールは離乳食初期(生後5~6カ月)から適切に調理することで与えることができ、月齢が進むにつれて様々なレシピに活用できます。ただし、食物繊維が豊富なので、与えすぎには注意が必要です。消化不良や誤嚥を防ぐために、十分に水分を含ませて柔らかく調理することが大切です。初めて与える際は少量から始め、食物アレルギーがないか慎重に確認しましょう。もし赤ちゃんが味や食感を嫌がる場合は、甘味のある食材を加えたり、柔らかさを調整したりするなどの工夫が有効です。白米のおかゆと比べて、手軽に短時間で調理できるのも、忙しい保護者にとっては大きな利点です。基本のオートミールがゆのレシピに加えて、離乳食初期向けのなめらかがゆ、中期向けのバナナがゆ、後期向けのパンケーキなど、月齢に合わせたレシピを活用し、離乳食のバリエーションを増やしていきましょう。また、冷凍保存と解凍方法をマスターすれば、日々の準備がさらに楽になります。この記事で紹介した注意点、調理法、選び方を参考に、ぜひオートミールを離乳食に賢く取り入れてみてください。
離乳食でオートミールはいつから食べさせられますか?
オートミールは、厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド(2019年版)」に基づくと、離乳食の初期段階、具体的には生後5~6ヶ月頃から適切な方法で調理すれば食べさせることができます。ただし、この時期には裏ごしやブレンダーなどで滑らかなペースト状にする必要があります。一般的には、離乳中期(生後7~8ヶ月頃)から取り入れ始めることが多いようです。
オートミールは毎日赤ちゃんに食べさせてもいいの?
最初は少量から試し、体調に変化がなければ、白米のお粥と同じように毎日与えても大丈夫です。ただし、食物繊維が豊富なので、適切な量を守ることが大切です。過剰に与えると消化不良の原因になることがあるため注意しましょう。また、風邪などで下痢をしている時は、消化器官への負担を考慮して控えるようにしてください。
離乳食でオートミールを使う時の注意点は?
食物繊維が多いため、与えすぎには注意が必要です。消化不良や誤嚥を防ぐために、水分を十分に含ませて柔らかく調理することが大切です。初めて与える時は、少量からスタートし、食物アレルギーの兆候がないか慎重に観察しましょう。もし赤ちゃんが味や食感を嫌がる場合は、バナナやカボチャなどの甘みのある食材を混ぜたり、柔らかさを調整したりするなどの工夫をしてみましょう。
離乳食に最適なオートミールの種類は?
消化のしやすさと調理の手軽さを考えると、粒が小さく薄い「インスタントオーツ」や「クイックオーツ」がおすすめです。赤ちゃんには、味付けされていないプレーンなものを選びましょう。また、農薬不使用のオーガニック認証を受けているものや、ベビーフードとして販売されているものも適しています。
オートミールを使った簡単な離乳食の作り方と冷凍保存方法は?
一番簡単なのは電子レンジを使った方法です。深めの耐熱容器にオートミール大さじ1と水大さじ4を入れ、ラップをせずに600Wで1分加熱します。その後、蓋をして10分ほど蒸らせば基本のお粥が完成です。さらに滑らかにしたい場合は、すり鉢で細かく潰してください。冷凍保存する際は、冷ましたオートミールを1回分ずつ製氷皿に入れるか、ラップで小分けにして冷凍用保存袋に入れて保存します。保存期間は約1週間から2週間です。解凍する際は、電子レンジでしっかりと再加熱し、冷ましてから赤ちゃんに与えましょう。













