離乳食にキウイいつから?時期や与え方、アレルギー対策解説
パープルな緑と甘酸が特徴のキウイは、離乳食に取り入れたい果物の一つですよね。でも、いつから与えて良いのか、アレルギーの心配はないのか、と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。この記事では、キウイを安全に離乳食に取り入れるための時期や与え方、アレルギー対策について詳しく解説します。 ぜひ参考にして、赤ちゃんにキウイデビューさせてくださいね。

キウイは離乳食でいつでも使える?

キウイは、独特の風味と鮮やかな見た目が特徴の果物です。 赤ちゃんに与え始める時期としては、離乳食も徐々に差し込んで9ヶ月から11ヶ月頃が適しています。

キウイの品種と特徴

キウイは、国内産と輸入品が流通しており、一年を通して店頭で眺めることができます。 国内産は、主に10月から11月にかけて収穫され、保管された後、12月から次の5月頃まで市場に出回ります。 キウイには、果肉が黄色のもの(ゴールドキウ)イ)と緑色のもの(グリーンキウイ)があり、ゴールドキウイはグリーンキウイに比べてビタミンCが豊富に含まれています。一方、グリーンキウイは食物繊維が豊富です。どちらの種類も離乳食に使えますが、入手しやすい方を選んで良いでしょう。

キウイのアレルギーについて

キウイは、食物アレルギー表示においては推奨されている「特定原材料に準ずるもの20品目」の中に含まれています。 口腔アレルギー症候群(OAS)と呼ばれる、口の中や喉にかゆみが出るアレルギーや、ラテックスアレルギーに関連する症状があります。

キウイの選び方と保存方法

キウイを選ぶ際は、形が崩れず、少し柔軟性があるものを選びましょう。 もし硬い場合は、室温で数日間と追熟がございます。 複数購入する場合は、食べるタイミングを考慮して、キウイの硬さを確認しながら選ぶのがおすすめです。剥いて食べやすい大きさにカットし、密閉できる保存袋などに入れて冷凍保存すると良いでしょう。 小さくカットして冷凍しておけば、後でヨーグルトに混ぜるなど、手軽に使えます。

離乳食のためのキウイ、下ごしらえのポイント

赤ちゃんにキウイを考える際には、まず皮を丁寧にむきましょう。 キウイのヘタの部分は硬いので、必ず取ってください。 一般的に、ヘタに近い部分よりもお尻側の果肉の方が好感が強く、種が多い部分はやや酸味が強い傾向があります。キウイには、加熱しても変わらないアレルゲンと、加熱によって弱いまるアレルゲンが存在します。 そのため、加熱によって食べられるようになるケースもあります。

キウイの酸味をマイルドにするには

キウイの酸味が気になる場合は、加熱することで酸味が和らぎます。電子レンジで軽く加熱したり、1歳が近づいてきたら、砂糖を少量加えてジャムのようにするのもおすすめです。

離乳食中期(生後7~8ヶ月頃)向けキウイレシピ

離乳食中期には、キウイを丁寧に裏ごしして、なめらかなペースト状にしてあげましょう。 最初はごく少量から試し、アレルギー反応が出ないか注意しながら、徐々に量を増やしていきます。 キウイは酸味が強いため、加熱して愛情を引き出すのがおすすめです。

材料(作りやすい量)

  • キウイ:1/4個
  • 水:大さじ1

作り方

  1. キウイの皮を丁寧に剥き、中心部の種を取り除きます。
  2. 皮を剥いたキウイを電子レンジ対応の容器に入れ、少量の水を加えて約30秒加熱します。
  3. 加熱したキウイを丁寧に裏ごしするか、ブレンダーで練ったペースト状に仕上げます。

対象

キウイの離乳食は、モグモグ期(生後7ヶ月~8ヶ月頃)からお召し上がりいただけます。

保存する場合

冷蔵保存:作ったその日のうちに食べられるようにしてください。 再加熱する際は、電子レンジまたは小鍋をご使用ください。 冷凍保存:冷凍保存の場合は、1週間を目安に使ってください。その後、電子レンジや小鍋で温めてから与えてください。

離乳食後期(生後9ヶ月~11ヶ月頃)のキウイレシピ

離乳食後期には、キウイを約5mm角に細かく刻んで検討のがおすすめです。 プレーンヨーグルトやパン粥に混ぜたり、他のフルーツと合わせて彩り豊かなフルーツサラダにするのも良いでしょう。

<離乳後期のレシピ>キウイヨーグルト

水切りヨーグルトに、細かく刻んだキウイを混ぜるだけの、手間いらないレシピです。

離乳食完了期(生後12ヶ月以降)のキウイレシピ

離乳食完了期には、キウイを約1cm角にカットして、お子様に与えてみましょう。自分で食べる練習にも最適です。 ホットケーキに添えたり、スムージーに加えても美味しくいただけます。

<離乳完了期のレシピ>キウイジャムトースト

トーストした食パンに、自家製または市販のキウイジャムを塗るだけの簡単レシピです。お好みでアレンジを楽しめます。

キウイを考慮した注意点

最初キウイを考慮して、ほんの少しから試して、アレルギー症状が出ないかよく観察しましょう。 キウイは酸味が強いため、最初は加熱して好意を引き出して食べやすくなります。

まとめ

キウイフルーツは、離乳食に使いやすく、栄養も豊富な優秀な食材です。 お子様の成長段階に合わせて、色々な調理法でキウイの味を楽しんであげてください。 アレルギー反応に気を配りながら、安心しておいしいキウイを離乳食に活用しましょう。

質問1

キウイは離乳食として、いつ頃から考えるのが良いのでよろしくお願いします?
離乳食の完了期に近い、生後9ヶ月から11ヶ月頃に試してみるのがおすすめです。

質問2

キウイでアレルギー反応を起こす可能性はありますか?
キウイは、アレルギー物質として表示が義務付けられている特定原材料28品目の中に含まれています。

質問3

キウイの酸味が強くて、赤ちゃんが食べにくそうです。何か良い方法はありますか?
キウイは加熱することで酸味が穏やかになります。電子レンジで軽く温めたり、キウイにするのも良いでしょう。

Kiui