ラムレーズンのアルコールを飛ばす！レシピ＆活用スイーツ

【1】沸騰したお湯にレーズンを入れ、約20秒茹でます。その後、素早くザルにあげて水気を切ります。この工程でレーズンがふっくらとし、汚れや余分な油分を取り除くことができます。また、オイルコーティングされていないレーズンでも、湯通しすることで柔らかくなり、ラム酒の吸収が良くなるという意見もあります。実験によると、湯通ししたレーズンは、漬けて10時間後にはラム酒がより染み込み、柔らかく、ラムの風味がややマイルドになる傾向がありました。水分を含むため、ラム酒の吸収量が減る可能性も考えられます。3日後には味の違いはほとんど感じられなくなりますが、湯通ししたレーズンの方がわずかに柔らかさが残ることが確認されています。湯通しは、沸騰したお湯に30秒から1分ほど浸し、その後お湯を捨てて中火で乾煎りする方法も推奨されていますが、乾煎りしすぎには注意が必要です。

【2】別の小鍋にラム酒（大さじ1）を入れ、加熱します。沸騰させてアルコール臭がなくなるまで、しっかりとアルコールを飛ばします。ラム酒の量が少ないため、短時間で蒸発しやすいので、焦げ付かないように注意しましょう。アルコールは一般的に70℃程度で蒸発すると言われていますが、ラムの香りが飛びすぎないように、鍋底に泡が出てくるくらいの温度で3分程度加熱するのがおすすめです。ただし、加熱時間や温度は、アルコールの抜け具合の感じ方によって調整してください。お酒好きの方は多少アルコールが残っていても美味しく感じますが、お酒が苦手な方はしっかりとアルコールを飛ばした方が美味しくいただけます。お菓子作りに使う場合は、焼成工程でさらにアルコールが飛ぶこともあります。アルコールを完全に除去することは難しいことを理解しておきましょう。

【3】火を止め、水（大さじ3）と砂糖（大さじ1.5）を鍋に入れます。再び火にかけ、煮立ったら砂糖を完全に溶かしてシロップを作ります。

【4】【1】で下処理したレーズンを【3】のシロップに加え、煮立ったらすぐに火を止めます。レーズンにシロップとラム酒の風味が染み込み、ふっくらとした仕上がりになります。

【5】鍋の中で粗熱を取り、清潔な瓶や密閉容器に移し替えて、冷暗所で保存します。完全に冷めてから容器に入れることで、衛生的に保存できます。保存容器は煮沸消毒した清潔な瓶を使用し、作った日付などをラベルに記載しておくと便利です。

【1】バニラアイスを冷蔵庫に移し、少し柔らかくなるまで置いておきます。溶けすぎないように、注意してください。

【2】柔らかくなったバニラアイスにラムレーズンを加え、丁寧に混ぜ合わせます。全体にラムレーズンが均一に混ざるように意識しましょう。

【3】混ぜ合わせたアイスを再び冷凍庫に入れ、しっかりと冷やし固めます。お好みで、砕いたナッツやチョコレートをトッピングして、完成です。

【1】バターは事前に室温に戻し、柔らかくします。クルミは粗く刻み、フライパンで軽くローストして風味を高めます。

【2】柔らかくしたバターとローストしたクルミ、ラムレーズンをボウルに入れ、均一になるまで混ぜ合わせます。バターが十分に柔らかいと混ぜやすくなります。

【3】ラムレーズンバターをクラッカーにたっぷりと挟んでお召し上がりください。冷蔵庫で少し冷やすと、バターが固まり、より一層美味しくお召し上がりいただけます。

【1】バターを常温に戻し、柔らかくします。ボウルに入れ、ゴムベラやホイッパーで丁寧に混ぜて、クリーム状になるまで練り上げましょう。ここでしっかりと空気を抱き込ませることで、焼き上がりのケーキがふっくらと仕上がります。

【2】オーブンを170℃に予熱開始します。生地を型に入れる前に、オーブンを適切な温度にしておくことが、均一な焼き上がりの秘訣です。

【3】別のボウルに卵を割り入れ、泡立て器で黄身と白身を混ぜ合わせます。【1】のバターに、ラムレーズンと漬け込み液を加え、全体が均一で滑らかな状態になるまで丁寧に混ぜ合わせましょう。

【4】ホットケーキミックスをふるいながら【3】のボウルに加え、ゴムベラでさっくりと混ぜ合わせます。混ぜすぎは生地が硬くなる原因となるため、粉っぽさがなくなる程度で止めましょう。

【5】パウンドケーキ型にクッキングシートを敷き、生地を均等に流し込みます。表面を平らにならし、170℃に予熱したオーブンで約30分間焼き上げます。竹串を刺して、生地がついてこなければ焼き上がりです。

【6】焼き上がったケーキが熱いうちに、ハケでメープルシロップを表面にたっぷり塗ります。粗熱を取った後、ラップでしっかりと包み、冷蔵庫で30分ほど冷やして落ち着かせると、よりしっとりとした風味豊かなパウンドケーキになります。