息をのむほど美しい、魅惑のブルーケーキの世界へようこそ。その鮮やかな青色は、ただの着色料ではありません。DICが誇る天然色素、リナブルー®が生み出す、夢のような色彩です。スピルリナ由来の優しい青は、合成着色料を避けたい方にも安心。ウェディングケーキのような特別な日から、日常を彩るスイーツまで、リナブルー®は食卓に驚きと感動を届けます。さあ、この青が織りなす、幻想的な味覚の冒険に出かけましょう。

リナブルー®とは?天然由来の青色着色料の魅力
リナブルー®は、DIC株式会社が独自に培養するスピルリナという食用藍藻から抽出・精製された、鮮やかな青色が特徴の天然色素です。植物由来でありながら、非常に美しい青色を表現できるため、食品添加物として幅広い用途で活用されています。特に、人工着色料の使用を避けたいと考える消費者に支持されており、自然由来の着色料として高く評価されています。リナブルー®を使用することで、見た目にも美しく、安心感のある青色の食品やスイーツを作ることができ、ウェディングケーキのような特別なケーキから、日常のお菓子、子供向けのデザートまで、様々な食品に彩りとオリジナリティを加えることができます。リナブルー®の詳細な情報や購入については、DICライフテック株式会社の公式オンラインショップ(http://shop.dlt-spl.co.jp/)をご覧ください。
幸せを願うサムシングブルー:米粉を使ったジェノワーズケーキ
このケーキは、米粉を使用することでグルテンフリーを実現しており、小麦アレルギーを持つ方やグルテンを控えている方にもお選びいただけます。※本レシピには、アレルギー表示義務品目である卵、乳成分が含まれています。アレルギーをお持ちの方はご注意ください。米粉は、きめが細かくしっとりとした食感を生み出す特徴がありますが、ジェノワーズならではのふんわりとした軽い口当たりも損なわれていません。その秘密は、卵の泡立て方にあり、小麦粉を使ったものと変わらない、あるいはそれ以上の、ふっくらとした理想的な食感と風味を味わうことができます。製菓用の米粉を使用することが、より美味しいジェノワーズを作るための重要なポイントです。結婚式の二次会や記念日、または普段の食卓を彩るデザートとして、幸せな気持ちを届ける一品となるでしょう。
材料(15cmケーキ型)
【ジェノワーズスポンジ生地】
卵:Lサイズ2個
砂糖:50g
米粉(製菓用):60g
☆豆乳:大さじ1
☆太白ごま油:大さじ1
☆バニラエッセンス:少々
【デコレーションクリーム】
生クリーム(乳脂肪分35%)
砂糖:20g
スピルリナ青 リナブルー®:小さじ1/2
【デコレーション用果物】
パイン、バナナ、ブルーベリー(イチゴやキウイでも可):適量
ケーキ作りの準備:型の準備とオーブンの予熱
米粉のジェノワーズを作る最初のステップとして、ケーキ型にクッキングシートを丁寧に敷きます。こうすることで、焼き上がったケーキを型からきれいに取り出すことができ、美しい仕上がりになります。クッキングシートの準備ができたら、オーブンを180℃に設定し、予熱を開始します。オーブンが設定温度に到達するまでしっかりと待つことが、生地を均一に焼き上げ、ふっくらとした食感にするために重要です。
ふわふわの秘訣:卵の泡立て方
このジェノワーズのふっくらとした食感は、卵の泡立て加減で大きく左右されます。まず、常温に戻した卵の卵白を、ハンドミキサーなどで十分に泡立てます。白っぽくなり、持ち上げた時にゆっくりと流れ落ちる程度の状態になったら、用意した砂糖の半量を加えます。さらに泡立て続け、残りの砂糖をすべて加え、角がしっかりと立つまで泡立てます。次に、角が立つまで泡立てた卵白に卵黄を加え、生地全体に混ぜ合わせます。この時も、ミキサーで泡立て続け、生地で文字が書けるくらいの濃度になるまで泡立てることが、きめ細かく安定した生地を作るための重要なポイントです。
米粉の混ぜ方と生地の最終調整
ふっくらと泡立てた卵に米粉を混ぜる際は、せっかくの泡を消さないように丁寧に作業しましょう。まず、米粉の半分量を加え、ゴムベラで底から持ち上げるように、優しく、かつしっかりと混ぜ合わせます。粉っぽさがなくなったら、残りの米粉を全て加え、同じように混ぜます。混ぜすぎは生地の膨らみを妨げるので、粉が均一に混ざったら混ぜるのをやめます。次に、レシピにある「☆」の液体材料を別の容器で混ぜ合わせ、生地に加えて均一になるまで混ぜれば、ジェノワーズ生地の完成です。
焼き上げ、冷却、そして潤いを保つ
生地が完成したら、用意しておいた型に流し込み、180℃に予熱したオーブンで約28~30分焼きます。焼き加減は、竹串を刺して生地がついてこないか確認してください。焼き上がったらすぐに型から取り出し、紙を付けたまま粗熱を取ります。その後、乾燥を防ぎ、しっとり感を保つために、ビニール袋などに入れて一晩置くことをおすすめします。この「保湿」こそが、米粉で作るジェノワーズをしっとりと美味しく仕上げる秘訣です。
スポンジケーキの下準備:スライスとラム酒の香り付け
一晩寝かせて落ち着かせたスポンジケーキを、2枚にスライスします。パン切り包丁を使うと、断面が綺麗に仕上がります。スライスしたスポンジの表面に、ラム酒(分量外)をハケで軽く塗ります。ラム酒の香りが加わることで、ケーキの風味が豊かになり、大人の味わいを楽しめます。これは、ケーキ全体の風味を調和させるための隠し味です。
特別なリナブルー®の生クリームの作り方
デコレーションの生クリームは、見た目と味の両方を左右する重要な要素です。氷水で冷やしたボウルに、生クリーム、砂糖、そしてリナブルー®を入れ、ハンドミキサーなどで泡立てます。ここで大切なのは、リナブルー®の色をムラなく、鮮やかにクリーム全体に広げることです。少量の生クリームにリナブルー®を良く溶かし、ペースト状にしてから残りの生クリームに混ぜると、早く綺麗に色付けできます。
ケーキの組み立てとデコレーション
スライスしたスポンジに、青色のクリームをたっぷりと塗り広げ、新鮮なフルーツをバランス良く配置します。フルーツの上にさらにクリームを重ね、残りのスポンジケーキで挟み込みます。ケーキ全体に青色のクリームを丁寧に塗り、表面を滑らかに整える「ナッペ」という作業を行います。この工程は、ケーキの美しさを大きく左右します。最後に、フルーツやチョコレート、その他お好みの飾りでデコレーションし、世界でたった一つのオリジナルブルーケーキを完成させましょう。
成功へのコツ・ポイントまとめ
この特別なブルーケーキを成功させるには、いくつかの重要な点があります。特に大切なのは、卵白をしっかりと泡立てることです。これにより、米粉を使用した場合でも、小麦粉を使ったケーキと変わらない、ふんわりとした軽い食感に仕上がります。また、米粉は必ず製菓用のものを選んでください。製菓用米粉はケーキ作りに最適な粒子と性質を持ち、失敗を防ぎ、美味しいケーキを作るために欠かせません。このレシピはグルテンを含まないため、小麦アレルギーの方も安心して楽しめます。卵を丁寧に泡立てることで、米粉ならではのしっとり感と、ふんわりとしたボリュームを両立させることができます。これらのポイントを意識することで、誰もが絶賛する美しいブルーケーキを焼き上げることができるでしょう。
記念日を彩る、いちごとブルーのショートケーキ
「いちごとブルーのショートケーキ」は、特別な日の食卓を華やかにするために考えられた、見た目も楽しいデザートです。鮮やかな赤色のいちごと、爽やかなブルーのコントラストが特徴で、特別な日をさらに盛り上げます。米粉を使用することで、しっとりとした軽い食感が生まれ、植物性クリームを使用することで、甘さを控えめに、胃もたれしにくい、体に優しいショートケーキに仕上がっています。お祝いの席や、家族での特別なデザートとして、ぜひお試しください。
材料(12cmケーキ型)
【スポンジ】
米粉:100g
片栗粉:20g
ピュアココア:20g
塩:ひとつまみ
ベーキングパウダー:大さじ2
米油:30g
無調整豆乳:200g
オレンジジュース:40g
甜菜糖:60g
【リナブルー®の豆乳ホイップ】
豆乳ホイップ:200g
甜菜糖:10g
スピルリナ青 リナブルー®:小さじ1/8
【グラサージュソース】
ピュアココア:15g
ココナッツオイル:25g
メープルシロップ:15g
豆乳ホイップ:20g
【デコレーション】
ラズベリージャム:適量
いちご:適量
ハーブ:適量
スポンジの準備
スポンジの材料を全てボウルに入れ、ハンンドブレンダーなどで全て混ぜ合わせる。生地が均一になったら、用意したケーキ型に流し込み、170℃のオーブンで35~40分焼きます。焼き上がったスポンジは、ケーキクーラーの上で完全に冷ますことで、その後のカットやデコレーションがスムーズに行え、美しい仕上がりにつながります。
豆乳ホイップとケーキの組み立て
スポンジが冷めるのを待つ間に、豆乳ホイップの準備に取り掛かりましょう。ボウルに豆乳ホイップの材料を全て入れ、氷水でボウルを冷やしながら、ハンドミキサーでよく混ぜます。この丁寧な作業が、口当たりの良い、なめらかなクリームを生み出します。完全に冷めたスポンジケーキを、3枚に薄くスライスし、一番上の層には、薄くラズベリージャムを塗り、その上に泡立てた豆乳ホイップをたっぷりと塗ります。イチゴの輪切りを円形に並べ、さらに豆乳ホイップで隙間を埋めます。同じ手順でスポンジを重ねていき、ケーキ回転台を使用しながら、パレットナイフでケーキ全体にクリームを均一に塗る作業を行います。
グラサージュとデコレーションの最終工程
ケーキのデコレーションの仕上げとして、グラサージュソースを準備しましょう。グラサージュソースの材料を全て混ぜ合わせ、ココナッツオイルの量を調整しながら、好みの濃度に仕上げていきます。ココナッツオイルで濃度を調整する作業が、美しいドリップを作り出す上で重要なポイントです。出来上がったグラサージュを、ケーキの縁からゆっくりと垂らし、側面には自然なドリップを表現します。最後に、イチゴやハーブを飾り付ければ、見た目も美しく食欲をそそる、イチゴとブルーのショートケーキの完成です。
イチゴとブルーのショートケーキ:成功の秘訣と特徴
この「イチゴとブルーのショートケーキ」を美味しく仕上げるための重要なポイントは、グラサージュの濃度をココナッツオイルで適切に調整することです。ココナッツオイルは温度によって硬さが変化するため、ソースの状態を確認しながら少しずつ加えて調整することで、理想的なドリップを実現できます。味わいに関して特筆すべきは、米粉を使用することで、小麦粉で作られたケーキよりも、しっとりとした食感でありながら、軽やかな口当たりになる点です。また、豆乳クリームを使用しているため、全体的に甘さが抑えられており、食後でも重たく感じないのが魅力です。健康を意識している方や、甘すぎるものが苦手な方でも美味しく味わえる、優しいショートケーキと言えます。鮮やかなブルーの色味が、見た目の美しさを高め、特別な日を華やかに彩ります。

食卓を彩る:ブルーを使ったケークサレ
「彩り豊かな春のケークサレ」は、フランス発祥の甘くないケーキで、ブルーの色合いが春の軽やかな気分にぴったりの一品です。材料を混ぜて焼くだけで、食卓に鮮やかな彩りを添えることができます。
材料(ミニパウンド型(6.5cm~14cmx4.5cm)2個分
A 玉ねぎ(大きめのみじん切り):1/2個
A にんじん(大きめのみじん切り):1個
A ピーマン(大きめのみじん切り):1個
A ツナ(軽く油を切る):1缶
B 卵:1個
B 植物油:30g
B 牛乳または豆乳:45g
C 米粉:100g
C 砂糖:10g
C 塩:少々
C ベーキングパウダー:小さじ1
スピルリナ青 リナブルー®:小さじ1/2
ブルーケーキの作り方
1.Aの材料を軽く炒めておきます。
2.Bの材料をボウルに入れてよく混ぜたら、AとCの材料も加えてざっくりと混ぜます。
3.2の生地を少し取り、リナブルー®を混ぜておきます。
4.型に2を入れ、その上に3をのせてスプーンで軽く混ぜ、180℃に予熱したオーブンで25~30分焼きます。
ブルーケーキ成功のコツ・ポイント
このリナブルー®入りブルーケーキを作る際のポイントとして、リナブルー®の量を調整することで、青色の濃さを変えることができます。また、焼き上がったケーキに、ブルーベリーやアラザンなどの青色のトッピングを添えることで、さらに華やかな印象に仕上がります。リナブルー®は熱に比較的強いですが、長時間高温で焼くと色が薄くなることがあるため、焼き時間に注意しましょう。青色がケーキに加わることで、誕生日や記念日などの特別な日を、より印象的に演出することができます。特に、子供たちのパーティーなどで、サプライズとして喜ばれることでしょう。
まとめ
この記事では、天然由来の青色素であるリナブルー®を活用した、魅力的なブルーケーキのレシピをご紹介しました。リナブルー®を使用することで、従来の着色料とは異なり、安心して食せる美しい青色のケーキを作ることができます。また、生地の配合や焼き時間を調整することで、様々な食感や味わいのブルーケーキを楽しむことができます。リナブルー®を使うことで、誕生日や記念日などの特別な日を彩る、オリジナルケーキを作ってみましょう。ぜひ、この記事を参考に、リナブルー®の新たな魅力をご体験ください。
リナブルー®の入手先は?
リナブルー®をお探しなら、DICライフテックのスピルリナ公式オンラインストア(http://shop.dlt-spl.co.jp/)が便利です。お菓子作りの材料店や、一部の健康食品を扱うお店でも見かけることがありますが、確実に手に入れるには公式サイトからの購入がおすすめです。
リナブルー®の安全性について
リナブルー®は、食用として用いられるスピルリナという藻から抽出、精製された天然由来の着色料です。日本の食品添加物としても許可されており、厳しい品質基準をクリアして製造されています。食品への使用に関しては、通常、高い安全性が確認されています。
米粉で作るジェノワーズ、小麦粉との違いは?
米粉のジェノワーズと小麦粉のジェノワーズの大きな違いは、グルテンの有無です。米粉はグルテンを含まないため、小麦アレルギーをお持ちの方でも安心して食べられます。食感については、米粉の方がしっとりとした仕上がりになりやすいですが、このレシピのように卵の泡立てを工夫することで、小麦粉に負けない、ふんわりとした軽い食感を実現できます。
米粉ケーキをふっくら焼き上げるコツは?
米粉ケーキをふっくらと仕上げるためには、卵、特に卵白の泡立てが非常に重要です。卵白をしっかりと泡立て、ピンと角が立つ状態にするのが理想です。泡立てた卵白の気泡を潰さないように、米粉やその他の材料を丁寧に混ぜ合わせましょう。また、焼き上がったケーキをビニール袋などに入れて一晩置いて保湿することで、しっとりとした状態を保ち、よりふっくらとした食感になります。
リナブルー®は熱を加えても青色は保たれますか?
リナブルー®は天然由来の色素なので、加熱や酸性の強い状態に置かれると、色が変わったり薄くなることがあります。例えば、ケークサレのような焼き菓子を作る際に使うと、焼いている間は青色が少し落ち着いた色味になりますが、野菜の鮮やかな色との組み合わせで、見た目も美しい焼き上がりになります。レシピの手順を守り、正しく使うことで、きれいな色を保つことができます。
リナブルー®はデザートだけでなく、塩味の料理にも使えますか?
はい、リナブルー®は味がなく、においもないため、甘いお菓子だけでなく、ケークサレのような塩味の料理や、パスタ、パンなどの生地に混ぜて色付けすることもできます。料理に自然な青色を加えることで、見た目のインパクトと楽しさを添えることができます。