秋風が心地よい季節、味覚狩りに出かけてみませんか? 太陽をたっぷり浴びて育った秋の果物は、みずみずしく格別の味わいです。ぶどう、梨、りんご、柿… 農園には旬を迎えた果実たちがたわわに実り、あなたの訪問を心待ちにしています。家族や友人と一緒に、自然の中で収穫の喜びを分かち合い、秋の味覚を心ゆくまで満喫しましょう。都会の喧騒を忘れ、旬の果物を味わう贅沢なひとときを、ぜひ体験してください。
秋の味覚狩りとは?
秋の味覚狩りは、9月から11月にかけて旬を迎える多種多様な果実を、果樹園などで自ら収穫し、その場で味わえる特別な体験です。ブドウ、ナシ、ミカン、カキといった秋の果物が最もおいしい時期に、豊かな自然の中で収穫の喜びを満喫できます。

味覚狩りの醍醐味
味覚狩りの醍醐味は、何と言っても採れたての新鮮な旬の味を堪能できる点です。お店で買う果物とは異なり、樹上で完熟した果実は、まさに至福の味わいです。さらに、収穫する楽しさや、自然の中で過ごすことによるリフレッシュ効果も、味覚狩りならではの大きな魅力と言えるでしょう。
服装
動きやすく、汚れても気にならない服装が最適です。特に、土や泥で汚れることを考慮して、スニーカーなど歩きやすい靴を選びましょう。また、日焼けや虫刺されを防ぐため、長袖・長ズボンがおすすめです。帽子や日焼け止めクリームなどで紫外線対策も忘れずに行いましょう。
持ち物
タオル、ウェットティッシュ、水分補給のための飲み物は必需品です。果樹園によっては売店がない場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。雨天の場合は、レインコートや傘などの雨具があると便利です。その他、虫除けスプレー、着替えの靴(雨天時)、軍手、保冷バッグや保冷剤(お持ち帰りの際に役立ちます)、敷物、簡易的なまな板・紙皿などを持参すると、より快適に楽しむことができます。皮むき用のナイフなど、持ち込みたい道具がある場合は、事前に農園へ持ち込み可能か必ず確認しましょう。
※果樹園によって、道具の貸し出しの有無や持ち込みの可否が異なりますので、事前に各果樹園に確認するようにしましょう。
関西で味わう秋の恵み
関西エリアでは、多種多様な果物狩りが満喫できます。それぞれの果物が最も美味しい時期を見計らって、最適な農園を選び、秋の味覚を堪能しましょう。
葡萄(ぶどう)狩り
葡萄狩りは、通常8月下旬頃から体験できます。大阪府の柏原市や岸和田市をはじめ、府内には多くの農園があり、葡萄狩りを提供しています。様々な品種の葡萄を味わえるのが醍醐味です。
大阪府柏原市:夕日の丘観光農園
夕日の丘観光農園では、最大で約10種類の葡萄を堪能できます。9月上旬には約10品種、10月上旬でも約5品種が用意され、2時間かけてじっくりと食べ比べができます。(情報の確認が必要です)夕日の丘観光農園では、最大大阪平野を見渡せる絶好のロケーションも人気の理由です。
大阪府岸和田市:あさつゆ葡萄園
あさつゆ葡萄園では、葡萄の特性について説明を受けながら試食し、園内を散策できます。9月中旬まではクイーンセブンなど11品種、9月下旬から11月初旬にかけてはオリジナル品種のマッターホルンを含む11品種が楽しめます。案内係の説明を聞きながら収穫できるのも魅力の一つです。
柿狩り
柿狩りは、10月頃に最盛期を迎えます。奈良県五條市など、歴史ある柿の産地で体験できます。
奈良県五條市:堀内果実園
堀内果実園は、豊かな自然の中で様々な種類の柿を栽培しています。特に秋には、甘くてジューシーな柿を自分の手で収穫する喜びを味わえます。園内では、採れたての柿を使ったスイーツや軽食も楽しめます。

りんご狩り
りんご狩りは、品種によって時期が異なりますが、おおよそ9月から11月にかけて楽しめます。長野県など、りんごの名産地で体験できます。
京都府井手町:みどり農園
みどり農園では、広大な園内を自由に散策しながら、もぎたての柿とみかんを心ゆくまで味わえます。自然豊かな観光農園で、10月中旬からは柿とみかんがセットになった食べ放題プランが人気です。さらに、国産牛肉と旬の焼き野菜、きのこご飯がセットになったバーベキューもおすすめです。(要予約。詳細はホームページでご確認ください。)
レモン収穫体験
レモンの収穫体験は、9月下旬頃から楽しむことができます。温暖な気候の兵庫県洲本市などで、爽やかな香りのレモン狩りを体験できます。
兵庫県洲本市:平岡農園
淡路島の豊かな自然に育まれた平岡農園では、2種類のレモンを、自然の力を活かす草生栽培で丁寧に育てています。そのレモンは、芳醇な香りとみずみずしい果汁が自慢です。園内では、時間無制限のみかん狩りも満喫できます。
果物狩りを楽しむ上での注意点
各農園には、それぞれ独自のルールや注意事項がありますので、事前に確認することが重要です。また、当日の気候に合わせた服装や持ち物を準備し、安全第一で楽しみましょう。小さなお子様をお連れの場合は、特に迷子にならないよう、十分にご注意ください。
記事の公開時期によっては、情報が現在と異なる場合があります。最新の情報は、各農園の公式ウェブサイトなどで必ずご確認ください。
秋の味覚、お得に楽しむ情報
今年の秋は、概ね天候に恵まれたため、リンゴやブドウといった果物の卸売価格が、昨年同時期と比較して1割程度安くなっています。これは、主に東日本や北日本の産地において、生育期間中の天候が比較的安定し、出荷量が増加すると予想されるためです。(情報の確認が必要です)店頭価格も下がる傾向にあり、消費者にとっては、旬の美味しい果物を手頃な価格で味わえる絶好の機会と言えるでしょう。
カゴメ株式会社は「秋のフルーツこれ一本 発酵白ぶどう&洋梨ブレンド」を2024年9月10日(火)より、季節限定にて全国で発売いたしました。(在庫がなくなり次第、販売終了) (出典: カゴメ株式会社公式ニュースリリース, URL: https://www.kagome.co.jp/company/news/2024/2024090401.html, 2024-09-04)
結び
秋の果物狩りは、旬の恵みを味わい、大自然の中でリフレッシュできる最高のレジャーです。関西地方には、魅力的な農園が数多く点在しています。ご家族やご友人とともに、秋の味覚を求めて、果物狩りに出かけてみませんか?事前にしっかりと情報を調べて、最高の思い出を作りましょう。
質問1
秋の味覚狩り、どんな服装で行くのがベスト?
動きやすさを重視し、汚れても気にならない服装を選びましょう。肌を守るために長袖・長ズボンが理想的です。足元は歩き慣れたスニーカーが安心。日差し対策として帽子や、首元を冷やすネッククーラーもあると快適に過ごせます。
質問2
果物狩りに持っていくと便利なものは?
汗を拭くタオル、手を清潔に保つウェットティッシュ、水分補給のための飲み物は必須アイテムです。天候が変わりやすい秋なので、雨具があると安心。虫よけスプレーや、収穫した果物を冷やして持ち帰るための保冷バッグもあると重宝します。ただし、農園によっては持ち込み禁止のものもあるので、事前に確認しておくことが大切です。
質問3
関西でぶどう狩りが楽しめるスポットは?
大阪府柏原市にある夕日の丘観光農場や、大阪府岸和田市のあさつゆぶどう園などが人気です。様々な種類のぶどうを堪能できるのが魅力です。ぜひ、お好みのぶどうを見つけて、秋の味覚を満喫してください。