ゼッポリーネとは
ナポリ生まれの家庭的でヘルシーな前菜、ゼッポリーネ。その名前は、ナポリ方言で「小さな靴」を意味する言葉に由来しています。いつの時代からあるのか正確な起源は分かりませんが、素朴な食材を使いながらも、ナポリ料理の伝統を体現する一品なのです。ゼッポリーネの魅力と、作り方の基本を紹介しましょう。
そもそもゼッポリーニとは？
ゼッポリーニはイタリア・ナポリの名物料理で、ピザ生地に海藻を混ぜて揚げたパンの一種です。本来の単数形は「zeppoline（ゼッポリーネ）」ですが、通常は複数形の「zeppolini（ゼッポリーニ）」と呼ばれます。もちもちとした食感と磯の香りが特徴で、海藻を使うことが少ないイタリア料理の中でも特に珍しい一品です。
ゼッポリーニの作り方は？
ここでは2人分のレシピをご紹介します。
### 材料
- 強力粉：60g
- 薄力粉：40g
- 塩：小さじ1/2
- 砂糖：ひとつまみ
- ドライイースト：1.5g
- ぬるま湯：90ml
- オリーブオイル：大さじ1/2
- 青のり：大さじ1/2
- 揚げ油：適量
### 手順
1. ボウルに強力粉、薄力粉、塩、砂糖、イーストを入れ、手で混ぜます。
2. ぬるま湯とオリーブオイルを加え、ヘラで1分ほど混ぜます。
3. 青のりを加えてさらに混ぜます。
4. 生地が乾かないようにラップをし、暖かい場所に置きます。生地が倍の大きさになるまで60～90分ほど発酵させます。
5. 揚げ油を180度に熱し、生地をスプーンですくって落とし、3～4分ほど揚げます。薄く色づいたら取り出し、塩を少々振って出来上がりです。
まとめ
ゼッポリーニはイタリア・ナポリの名物料理で、ピザ生地に海藻を混ぜて揚げたパンの一種です。そのもちもちとした食感と磯の香りが特徴で、イタリア料理の中でも特に珍しい存在です。通常は複数形の「zeppolini（ゼッポリーニ）」と呼ばれます。