ふわふわで甘いマシュマロは、多くの人に愛されるお菓子ですが、その栄養素についてはあまり知られていません。この記事では、マシュマロの栄養素の詳細と健康への影響について探ってみましょう。
マシュマロ一粒のカロリーはどのくらい?
マシュマロの100gあたりのカロリーは324kcalで、一粒(3g)に換算すると約10kcalです。他のお菓子と比較すると、チョコレートは100gあたり550kcal、ポテトチップスは541kcalです。
もともとマシュマロは、フランスでmallowの根から取れる汁に卵白や砂糖を加えて作られたものでしたが、現在はゼラチンや砂糖、水飴、コーンスターチ、卵白で作られています。
マシュマロの糖質は?
マシュマロの糖質量は、100gあたり79.3gとなっています。一粒(約3g)には約2.4gの糖質が含まれており、全体の約8割が糖質で構成されています。
糖質を気にしている方には、マシュマロを積極的に食べることはおすすめできません。控えめに数粒をつまむ程度に留めておくのが良いでしょう。
マシュマロの健康への影響は?
マシュマロにはゼラチン由来のたんぱく質が使われており、100gあたりに2.1g含まれています。このたんぱく質は体内で分解・吸収され、コラーゲンの生成などに役立ちます。コラーゲン生成にはビタミンCが必要なため、ビタミンCを含む食品と一緒に摂ると効果的です。夜遅くに食べると太りやすいとの情報もあり、これは夜間のエネルギー消費が少ないことや、BMAL1遺伝子とそのたんぱく質が活性化していることが原因です。昼間にマシュマロを食べる方が良いでしょう。
食べる個数は事前に決めておくことが大切です。軽い食感のためつい食べ過ぎてしまいますが、糖質が多い食品のため注意が必要です。インスリンが分泌されやすくなるので、食べ過ぎないよう食べる個数を決めて皿に取り分けましょう。ゆっくり食べる習慣をつけるのも大切で、噛む回数を増やすことで早食いを防ぎ、理想の咀嚼回数は1口につき30回です。まずは良く噛むことから始めましょう。