レタスはみずみずしく使いやすい反面、冷蔵庫に入れていても日持ちが短いと感じやすい野菜です。特に一玉買うと、数日でしんなりしたり、切り口が赤くなったりして焦ることもありますよね。
この記事では、レタスが冷蔵庫でどれくらい持つのかを目安として整理し、丸ごと・カット後・ちぎった後など状態別に、日持ちを伸ばす保存の工夫をまとめました。変色の理由や、使い切りに役立つレシピも紹介します。
レタスは冷蔵庫でも日持ちしにくい
レタスは水分が多く、葉が薄いぶん、乾燥にもムレにも弱い野菜です。冷蔵庫の中は一見安心に思えますが、乾いた空気で水分が抜けたり、袋の中が結露して傷みが進んだりしやすい環境でもあります。
何もしないで野菜室に入れた場合の目安は、だいたい3〜5日ほどです。外側から傷みやすいので、柔らかい葉や黒ずみが出た部分は見つけた時点で取り除くと、全体への広がりを抑えやすくなります。

冷蔵庫での日持ち目安を状態別に整理
レタスは「どんな状態で保存するか」で日持ちが変わります。大まかな目安は以下のイメージです。
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丸ごとで特に工夫なし:3〜5日ほど
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丸ごとで乾燥・芯まわりをケア:1週間前後〜10日ほど
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半玉などカットしたもの:1〜2日ほど
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ちぎって保存:当日〜翌日が安心
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冷凍した場合:1か月ほど
ここからは、冷蔵庫での保存法を具体的に見ていきます。
レタスが赤く変色するのはなぜ?
冷蔵庫で保存していると、葉や切り口が赤っぽくなることがあります。これは、レタスに含まれるポリフェノールが空気に触れて酸化することで起こる、よくある変化です。
赤くなった部分は、酸化によるものなので食べてもお体に影響はありません。見た目が気になるときは、その部分を少し外す、他の具材と混ぜて目立ちにくくする、加熱料理に回すなどで使い切りやすくなります。ただし、異臭がしたり、ぬめりが出て溶けている場合は腐敗しているため、食べずに廃棄してください。
冷蔵庫でシャキッと日持ちさせる保存術
丸ごと保存の基本は「芯を下にして、乾燥とムレを防ぐ」
丸ごとのレタスは、置き方と包み方で日持ちが変わります。芯を下にして野菜室に置くと、状態が安定しやすいです。
手順
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外側で傷みがある葉があれば1〜2枚だけ外す
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芯に軽く湿らせたキッチンペーパーを当てる
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全体をキッチンペーパーで包み、袋に入れる
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芯を下にして冷蔵庫の野菜室へ
袋はきつく縛らず、ふんわり閉じる程度にすると、ムレを抑えやすくなります。
芯に薄力粉を使う方法で日持ちを伸ばす
もう少し長く持たせたいときは、芯の切り口を整えてから粉でカバーする方法もあります。薄力粉が芯の乾燥を防ぎ、水分が抜けるのを遅らせることで、鮮度を保ちやすくなります。
手順
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芯の先端を2〜3mmほど薄く切り落として断面を出す
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断面に薄力粉を薄くまぶす
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芯に湿らせたキッチンペーパーを当てる
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全体を包んで袋に入れ、野菜室へ
使うときは外側の葉から1枚ずつはがすと、内側が守られて使い切りやすくなります。
また、芯に爪楊枝を3本ほど刺す方法も、芯の成長点を破壊して鮮度を保つ効果があるとされています。
カットしたレタスは日持ちが短いので保存の工夫が必須
半玉や1/4など、すでに切れているレタスは、切り口から水分が抜けやすく、空気に触れて色も変わりやすいです。冷蔵庫に入れていても、できれば早めに食べ切るのが安心です。
手順
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切り口を軽く湿らせたキッチンペーパーで覆う
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ラップで密着させるか、容器に入れてフタをする
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野菜室に入れる
押しつぶされると傷みやすいので、袋や容器はゆとりのあるものが使いやすいです。
ちぎったレタスの冷蔵保存は「水気の扱い」がポイント
ちぎったレタスはサラダの準備が楽になりますが、日持ちしにくくなります。濡れたまま保存するとムレ、乾かしすぎるとしんなりしやすいので、ほどよく水気を調整します。
手順
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洗った場合は水気をしっかり切る
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容器の底にキッチンペーパーを敷く
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レタスを入れ、上にもキッチンペーパーをふんわり置く
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フタをして冷蔵庫へ
その日のうちに食べる予定の一時保存として使うと、失敗しにくいです。
冷凍すれば日持ちは伸びるが、使い方は加熱向き
冷蔵庫で使い切れないときは冷凍も選択肢です。ただし解凍すると食感が変わり、生のサラダには向きません。汁物や煮込みに回すと使いやすいです。冷凍での保存期間は一般的に約1か月とされていますが、できるだけ早めに使い切るようにしましょう。
手順
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使いやすい大きさにちぎる
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水気をしっかり拭く
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冷凍用袋に入れ、空気を抜いて平らにする
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冷凍庫へ
レタスを無駄なく使うレシピ
レタスと卵の和風とろみスープ
材料(2人分)
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レタス:4〜5枚
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卵:1個
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水:400ml
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和風だしの素:小さじ2
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しょうゆ:小さじ1
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片栗粉:小さじ1
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水(片栗粉用):小さじ2
作り方
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鍋に水と和風だしの素を入れて温める。
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しょうゆを加え、沸いたら水溶き片栗粉で軽くとろみを付ける。
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溶き卵を回し入れ、ふんわり固まったら火を弱める。
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ちぎったレタスを加え、さっとしんなりしたら火を止める。
まとめ

レタスは冷蔵庫に入れていても日持ちが短くなりやすいですが、包み方と置き方を変えるだけで状態が安定しやすくなります。丸ごとは芯を下にして、乾燥とムレを防ぐのが基本。カット後は切り口を守って早めに使い切るのが安心です。冷凍は食感が変わるので、加熱用として割り切ると無駄が減ります。ほかの野菜の保存もまとめて見直したい方は、関連する記事もあわせてチェックしてみてください。
Q1. 冷蔵庫でレタスは何日くらい日持ちしますか?
日持ちは状態と保存法で変わります。特に工夫せず野菜室に入れると3〜5日ほどが目安です。丸ごとを包んで乾燥を防ぎ、芯まわりも整えると1週間前後、条件によっては10日ほど保ちやすくなります。半玉などカットしたものは切り口から劣化が進むので、1〜2日を目安に早めに使うのが安心です。
Q2. レタスの切り口が赤くなりました。食べても大丈夫ですか?
赤っぽい変色は、空気に触れた部分で起こりやすい変化です。においが強い、ぬめりがある、溶けたように傷んでいるといった状態でなければ、色だけで食べられないと決めつけなくても大丈夫なことがあります。見た目が気になる場合は、その部分を薄く外すか、スープなどに使うと食べやすいです。
Q3. レタスを長持ちさせる保存のコツはありますか?
乾燥とムレの両方を避けることがコツです。丸ごとならキッチンペーパーで包み、袋に入れて芯を下にして野菜室へ。水滴が多いと傷みやすいので、濡らしすぎないのも大事です。保存中に外葉が傷み始めたら早めに外すと、残りが日持ちしやすくなります。
Q4. カットしたレタスがすぐしんなりします。どう保存すればいいですか?
カット後は切り口から水分が抜けやすく、空気に触れて色も変わりやすいです。切り口に湿らせたキッチンペーパーを当て、ラップで密着させるか容器に入れると乾燥を抑えやすくなります。それでも丸ごとより日持ちは短いので、翌日までを目安に献立に組み込むと失敗しにくいです。
Q5. 冷凍すると日持ちは伸びますか?使い方は?
冷凍すれば1か月ほど保ちやすくなりますが、解凍すると食感が変わるため生食には向きません。スープ、みそ汁、煮込みなど加熱料理に使うのが扱いやすいです。水気をしっかり取ってから袋に入れ、空気を抜いて冷凍すると、霜がつきにくく使い切りやすくなります。

