シャキッとみずみずしいレタスは便利な一方、気づくとしんなりして「日持ちが短い…」と困りがちです。レタスの日持ちを左右するのは、乾燥と余分な水分のバランス。この記事では、冷蔵での基本の保存、切った後の扱い方、変色の理由と対策、冷凍して使い切るコツまで、家庭で再現しやすい方法をまとめます。
レタスはどれくらい日持ちする?目安と傷みのサイン
レタスは水分が多く、温度や湿度の影響を受けやすい野菜です。何も工夫せず野菜室に入れるだけだと、状態によっては数日で外葉から劣化が進みます。
日持ちの目安
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丸ごと冷蔵:おおむね数日〜1週間程度(扱い方で差が出やすい)
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カット後の冷蔵:短め(早めに使い切る前提)
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冷凍:生食の食感は落ちるが、加熱用として2~4週間程度保存可能
傷みのサイン
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ぬめり、強いにおい、溶けたようにやわらかい部分が広がる
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葉全体がぐったりし、水が出てベタつく
上記のようなサインが見られる場合は、腐敗が進んでいる可能性があり、食中毒のリスクがあるため食べるのを避けて廃棄してください。

変色が気になるとき:赤み・ピンクっぽさの正体と対処
切り口や葉先が赤っぽくなるのは、空気に触れた部分が酸化して色が変わることが主な原因です。見た目は気になりますが、異臭やぬめりがなければ、食べられるケースも多いです。
変色を抑えるコツ
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切り口を空気に触れにくくする(ラップや袋で覆う)
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乾燥させすぎない一方で、水滴を残しすぎない
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カット後は早めに使い切る前提で管理する
レタスを丸ごと冷蔵保存する基本
レタスの日持ちを伸ばすには、乾燥を防ぎつつ、ムレで傷まない環境をつくるのがポイントです。
手順
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外側の汚れた葉や傷んだ葉があれば、1〜2枚だけ外して整える
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レタスを袋に入れる(買ってきた袋でも、清潔な袋でも可)
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野菜室へ入れる(芯が下になる向きで置くと形が崩れにくい)
コツ
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芯は切り落とさない方が扱いやすく、葉を1枚ずつはがして使うと残りが守られやすい
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袋の中が水滴だらけなら、軽く拭いて水気を減らすと傷みにくい
カット後の冷蔵保存:短期向けにおいしさを保つ
切ったレタスは断面が増えるぶん、乾燥と変色が進みやすくなります。日持ちを伸ばすより、「短期でおいしく使う」方向に寄せるのがコツです。
半分に切ったレタス
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切り口を乾燥させないよう、軽く湿らせたキッチンペーパーを当てる
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袋に入れて空気をできるだけ抜き、口を閉じる
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野菜室で保存し、早めに使い切る
ちぎった(サラダ用)レタス
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水気がある場合は、しっかり落としてから保存する
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容器の底にキッチンペーパーを敷き、レタスを入れる
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上にもキッチンペーパーをふんわり被せ、フタをして冷蔵する
水分が残ると傷みやすく、乾きすぎるとしんなりしやすいので、紙で「ちょうどよく」整えるのがポイントです。
レタスを冷凍して使い切る:日持ち目的なら加熱用に切り替える
冷凍するとシャキシャキ感は落ちやすいため、生で食べる用途には向きません。日もちを優先するなら、スープや炒め物など加熱料理に回すと無駄が減ります。
カットして冷凍する手順
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葉を1枚ずつはがし、さっと洗う
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水気をしっかり取る(ここが仕上がりを左右する)
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食べやすい大きさにちぎり、冷凍用袋へ入れる
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平らにして空気を抜き、冷凍庫へ入れる
使い方のコツ
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解凍せず凍ったまま鍋へ入れると、水っぽさが出にくい
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しんなりしやすいので、火を通しすぎないと食べやすい
レタスをおいしく消費するレシピ
冷蔵のレタスも、冷凍したレタスも、料理を変えると使い切りやすくなります。今回は、手軽に作れて消費に役立つおすすめレシピを2つ紹介します。
レタスと豚こまのしょうがスープ
材料(2人分)
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レタス:4〜5枚
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豚こま切れ肉:120g
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水:500ml
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しょうが(すりおろし):小さじ1
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鶏がらスープの素:小さじ2
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しょうゆ:小さじ1
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塩:少々
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こしょう:少々
作り方
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鍋に水と鶏がらスープの素を入れて温める。
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沸いたら豚肉を入れ、色が変わるまで火を通す。
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しょうがとしょうゆを加え、味をみて塩で整える。
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最後にレタスをちぎって入れ、さっとしんなりしたら火を止め、こしょうを振る。
レタスと卵のふんわり炒め
材料(2人分)
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レタス:4〜5枚
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卵:2個
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油:小さじ2
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塩:ひとつまみ
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しょうゆ:小さじ1
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ごま油:小さじ1(仕上げ用)
作り方
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卵を溶き、塩を混ぜる。レタスは大きめにちぎる。
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フライパンに油を熱し、卵を入れて半熟で一度取り出す。
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同じフライパンにレタスを入れ、強火でさっと炒める。
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卵を戻してしょうゆを回し入れ、仕上げにごま油をたらして火を止める。
まとめ

レタスの日持ちは、乾燥させないことと、水分を残しすぎないことの両立で大きく変わります。丸ごとの冷蔵は袋で乾きを防ぎ、外葉から順に使うと無駄が出にくくなります。カット後は変色や劣化が進みやすいので、紙で湿度を整えつつ短期で食べ切るのが安心です。すぐ使えない分は冷凍に回し、スープや炒め物など加熱料理で使い切れば、レタスの日持ちに悩みにくくなります。
Q1. レタスは冷蔵庫で何日くらい日持ちしますか?
保存状態で差が出ます。袋に入れずに置くと乾燥してしんなりしやすく、逆に水滴が多いと傷みが早まります。袋で乾燥を抑え、野菜室で管理すると、食感を保ちやすくなります。外葉が傷みやすいので、気づいた時に取り除くのも長持ちのコツです。
Q2. レタスの切り口が赤いのですが、食べても大丈夫ですか?
赤みやピンクっぽさは、空気に触れた部分が酸化して色が変わることで起こる場合があります。においが変、ぬめりがある、溶けるように傷んでいるといった状態がなければ、食べられることも多いです。気になる場合は変色した部分を薄く取り除き、早めに加熱料理に回すと使いやすいです。
Q3. ちぎったレタスが余りました。どう保存すると日持ちしますか?
水滴が付いたままだと傷みやすいので、水気を落としてから保存するのが基本です。容器の底と上にキッチンペーパーを入れて湿度を調整すると、乾燥もしすぎず、ムレも起こりにくくなります。時間が経つほど食感が落ちやすいので、なるべく早めに使い切る前提で保存してください。
Q4. レタスを冷凍したら、解凍してサラダにできますか?
冷凍すると食感が変わりやすく、水分も出やすいため、生のサラダには向きません。日持ち目的で冷凍するなら、凍ったままスープや炒め物に入れる使い方がおすすめです。加熱するとしんなりしやすいので、入れてから火を通しすぎないようにすると食べやすく仕上がります。
Q5. レタスを長持ちさせたいとき、やってはいけないことは?
洗って水滴が残ったまま袋に入れると、ムレて傷みが進みやすくなります。逆に、むき出しで保存すると乾燥して日持ちが悪くなります。レタスの日持ちを良くしたいなら、余分な水分は減らしつつ、袋や容器で乾燥を防ぐ、というバランスを意識すると失敗しにくいです。

