白あん使い道

和菓子作りの際に余ってしまいがちな白あん。そのまま食べるのも良いけれど、せっかくなら色々なアレンジで楽しんでみませんか? 実は白あんは、和のテイストだけでなく洋風のスイーツにも意外なほどマッチする万能食材なんです。この記事では、余った白あんを飽きずに使い切るための、とっておきのアイデアをたっぷりご紹介。定番の和風アレンジから、驚きの洋風スイーツまで、白あんの新たな魅力を発見できるはず。ぜひ、あなただけのオリジナルレシピを見つけて、白あんを余すことなく活用してくださいね。

レンジで簡単!もちもち食感♪まるごとみかん大福

驚くほど相性の良い、甘酸っぱいみかんと、とろけるような大福のハーモニー。冬の定番、こたつのお供をアレンジして、丸ごとみかん大福はいかがですか?レンジで手軽に作れるから、お子様と一緒に楽しめます。

調理時間約30分

カロリー約170kcal

費用目安約1100円

材料 【8個分】 みかん(Sサイズ) 8個 白あん 320g 白玉粉 120g グラニュー糖 25g 水 150ml 片栗粉 適量

作り方 1 みかんの皮をむき、白い筋を丁寧に取り除く。白あんは8等分に分けておく。 (ポイント: こしあんでも美味しく作れます) 2 ラップの上に白あん1つ分を広げ、みかん1個を乗せて包み込む。同様に8個作る。 3 耐熱容器に白玉粉とグラニュー糖を入れ、軽く混ぜる。水を少しずつ加えながらよく混ぜ、ラップをしてレンジ(600W)で2分加熱する。 4 生地が透明になるまで混ぜたら、再度ラップをしてレンジ(600W)で1分30秒加熱する。 5 バットに片栗粉を広げ、4の生地を乗せて片栗粉をまぶし、8等分にする。 6 分割した生地を薄く伸ばし、2のみかんあんを包み込む。同様に8個作る。 よくある質問: Q グラニュー糖は上白糖で代用できますか? A はい、同量で代用可能です。レシピの通りに作ってみてください。

見た目も愛らしい♪かぼちゃあんぱん

かぼちゃの風味を存分に楽しめる、かぼちゃペースト入りの生地でかぼちゃあんを包んだパンのレシピです。その優しい甘さに、きっと心が安らぐでしょう。

調理時間約120分

カロリー278kcal

費用目安500円程度

材料 【6個分】 ☆パン生地 強力粉 250g かぼちゃ[皮と種を除いたもの] 70g 砂糖 大さじ2 ドライイースト 小さじ1 塩 小さじ1/4 溶き卵 1/2個分 無塩バター 20g 牛乳 130cc ★かぼちゃあん かぼちゃ[皮と種を除いたもの] 100g 白あん 100g 仕上げ用 溶き卵 1/2個分 かぼちゃの種 18粒

作り方 1 《準備》牛乳を耐熱容器に入れ、ラップをせずに電子レンジ600Wで30秒ほど温め、人肌にする。 2 かぼちゃは皮をむき、適当な大きさに切る。耐熱容器に入れ、ラップを軽くかけ、電子レンジ600Wで3分加熱し、滑らかになるまで潰す。生地用に70gを取り分ける。残りのカボチャと白あんを混ぜ、6等分にして丸める(かぼちゃあん)。 ポイント カボチャの水分が多い場合は、ラップを外して15秒ずつ様子を見ながら加熱して水分を飛ばしてください。3 ボウルに☆の材料を入れ混ぜ、まとまってきたら台に出し、バターを加えて弾力が出るまでこねる。ボウルに戻し、ラップをぴったりとかけて、温かい場所で生地が約2倍になるまで30分ほど置く。 4 生地を軽く押してガスを抜き、丸め直して6等分にする。再度丸めてラップをかけ、10分ほど休ませる。とじ目を上にして直径12cmに伸ばし、かぼちゃあんを包み、形を整える。 一時停止 残りの時間 -0:29 フルスクリーン 5 クッキングシートをパン生地より少し大きく切り、生地を乗せて6箇所に切れ込みを入れる。天板に乗せ、ラップをして、温かい場所で約20分、生地が大きくなるまで置く。溶き卵(仕上げ用)を塗り、かぼちゃの種を3粒ずつ乗せ、190℃に予熱したオーブンで13~15分焼く。よくある質問 Q 無塩バターの代わりに有塩バターは使えますか? A 風味や仕上がりに影響が出るため、レシピ通りの無塩バターの使用をおすすめします。 Q バターの代わりにマーガリンを使ってもいいですか? A パンやお菓子作りでは、風味や仕上がりに多少差は出ますが、代替可能です。一部、代用できないものもありますので、詳細をご確認ください。

レンジで簡単!抹茶あん大福

抹茶の風味を存分に楽しめる、至福の和スイーツ。その美味しさに、きっと手が止まらなくなるはずです。ぜひ一度ご賞味ください。

調理時間およそ50分

カロリー約140kcal

費用約400円

材料 【6個分】 片栗粉 適量 ☆抹茶餡 抹茶 小さじ2 白餡 200g 牛乳 小さじ1/2 熱湯 小さじ2 ☆生地 白玉粉 100g 砂糖 30g 水 140cc

作り方 1 (抹茶餡)抹茶と熱湯を混ぜ合わせ、なめらかにする。白餡と牛乳を加えてよく混ぜ、6等分に丸める。 2 (生地)耐熱ボウルに白玉粉と砂糖を入れ、少しずつ水を加えて混ぜる。3 ラップをふんわりとかけ、電子レンジ600Wで3分加熱。その後、よく混ぜてから、更に600Wで2分加熱する。 4 バットに片栗粉を広げ、大福生地を乗せて全体にまぶし、6等分にする。 5 生地を薄く伸ばし、中央に抹茶餡を乗せて包み、形を整える。

心温まる香り♪ゆずあんぱん

ふっくらとした白いパン生地で、自家製ゆずあんを優しく包み込みました。口に広がるゆずの香りが、ほっと心を和ませてくれます。焼き色をつけずに仕上げた、白パンとゆずあんの繊細なハーモニーをお楽しみください。

調理時間約120分

カロリー約150kcal

費用目安約400円

材料 【8個分】 ゆず 1/2個 白あん 200g 有塩バター 15g ☆パン生地用材料 強力粉 180g 砂糖 大さじ2 塩 小さじ1/2 ドライイースト 小さじ1/2 水 110cc

作り方 1 ゆずを絞り、果汁大さじ1と皮のすりおろしを用意します。 2 ボウルで白あんとゆずの皮を混ぜ、ゆずあんを作ります。 3 耐熱容器に水とゆず果汁を入れ、電子レンジ600Wで20秒ほど加熱します。 4 別のボウルに強力粉、砂糖、塩、ドライイースト、温めたゆず水を加え、混ぜて生地をまとめます。 5 バターを加えて、なめらかになるまでこね上げます。 6 生地を丸めてボウルに入れ、ラップをして室温で約30分、一次発酵させます。 7 生地が約2倍に膨らんだら、ガス抜きをして8等分に丸め、濡れ布巾を被せて約10分休ませます。 8 生地を手のひらで平らにし、ゆずあんを包み、閉じ目を下にしてクッキングシートに並べ、ラップをして室温で約20分、二次発酵させます。 9 生地表面に強力粉を軽く振り、160℃に予熱したオーブンで約20分焼けば完成です。焼き色が気になる場合は途中でアルミホイルを被せてください。

ポイント焼き色が付きそうな場合はアルミホイルを被せてください。

よくある質問 Q バターの代わりにマーガリンを使っても大丈夫ですか? A パンやお菓子作りでは、風味や出来上がりに多少差は出ますが、基本的に代用可能です。ただし、一部代用できないものもありますので、詳しくはこちらをご確認ください。

ほんのり甘い♪りんご大福

りんごと白あんが織りなす絶妙なハーモニー。手作りのもちもち生地で包み込み、口に運ぶとふんわりとした優しい味わいが広がります。シナモンの香りがアクセントとなり、ちょっぴり大人な和スイーツ。

調理時間約30分

エネルギー約127kcal

材料費約300円

材料(6個分): りんご 1/2個、砂糖 大さじ1/2、レモン汁 小さじ1、白あん 100g、シナモンパウダー 少量、白玉粉 100g、砂糖(生地用) 30g、水 140cc、片栗粉 適量

作り方: 1 りんごは皮をむき、小さくカット。耐熱容器に入れ、砂糖とレモン汁を加え、ラップをしてレンジで3分加熱。粗熱を取る。2 耐熱容器に白玉粉と砂糖を混ぜ、水を少しずつ加えて混ぜる。ラップをしてレンジで2分加熱。3 よく混ぜ、再度ラップをしてレンジで1分加熱。4 バットに片栗粉を広げ、3を移し、片栗粉をまぶしながら6等分に。5 ボウルに白あん、シナモンパウダー、1のりんごを混ぜる。6 分割した生地を薄く伸ばし、5を包む。

いつもと一味違った♪味噌あん柏餅

丁寧に蒸し上げた柏餅は、味噌の風味が際立つあんが特徴です。白玉粉を加えることで、もちもちとした食感を実現。さらに、ほんのり食紅で色付けし、愛らしい淡いピンク色に仕上げました。

調理時間約40分

カロリー166kcal

費用目安500円程度

材料 【8個分】 上新粉 200g 白玉粉 50g 砂糖 大さじ2 熱湯 200cc 食紅 少量 ☆味噌あん 白あん 170g 白味噌 30g  仕上げ 柏の葉(小) 8枚

作り方 1 まず、☆の材料を混ぜ合わせて味噌あんを作り、8等分にして丸めます。2 次に、上新粉、白玉粉、砂糖を混ぜたボウルに、熱湯を数回に分けながら加え、その都度混ぜます。食紅で色をつけたら、ひとまとめにして8等分し、平らにします。生地の水分量は、指で押した時に少し跡が残る程度が目安です。3 蒸し器にクッキングシートを敷き、生地を並べ、沸騰した蒸し器で約10分、強火で蒸します。蒸し終わる直前に氷水を用意しておきましょう。4 蒸しあがった生地を氷水にさっと浸し、水気を切ったら、クッキングシートの上で耳たぶ程度の柔らかさになるまでこね、粗熱を取ります。その後、8等分にします。冷やすことで、生地の弾力が増します。5 クッキングシートで生地を挟み、めん棒で楕円形に伸ばし、味噌あんを包みます。柏の葉で挟む際は、生地が冷めてからにすると葉につきにくくなります。柏の葉はツルツルした面を内側にしてください。

注意事項:使用する白味噌によって塩分濃度が異なるため、味を見ながら調整してください。今回は塩分濃度6%前後の関西の白味噌を使用しています。

白玉粉で手軽に!上品な花びら餅

お正月の縁起物、花びら餅。独特なごぼうの甘露煮と味噌あんの組み合わせが特徴です。今回は、ご家庭で手軽に作れる白玉粉を使ったレシピをご紹介。淡いピンク色の求肥が上品さを演出します。

調理時間約90分

エネルギー量約179kcal

材料費約300円

材料 【5個分】 ☆ごぼうの甘露煮 ごぼう 30g(約10cm) 砂糖 50g 水 50cc ★みそあん 白あん 80g 白みそ 大さじ1 水 小さじ2 ◯求肥 白玉粉 60g 砂糖 60g 水 100cc 水あめ 20g 食紅 少量打ち粉 片栗粉 適量

作り方 1 【ごぼうの甘露煮】ごぼうは皮をこそげ取り、縦に5分割し、端をタコ糸で縛ります。水に10分ほど浸け、水気を切ったら、沸騰したお湯で20分ほど茹でて柔らかくします。 2 鍋の湯を捨て、水と砂糖を加えて中火で煮立たせ、シロップを作ります。ごぼうを加え、弱火でシロップをかけながら10分煮詰めます。冷ましたらタコ糸を外し、キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取ります。 3 【みそあん】耐熱容器に材料を全て入れ、軽くラップをして電子レンジ600Wで30秒加熱。混ぜてからラップなしで1分加熱し、混ぜて冷まします。5等分してラップで丸めます。ポイント:あんが緩ければ、加熱時間を調整してください。 4 【求肥】鍋に白玉粉と砂糖を混ぜ、水を加えて混ぜます。中火で加熱しながら混ぜ、生地がまとまってきたら水あめを加え、弱火で透明感が出るまで練ります。粗熱を取って求肥生地の完成。 5 まな板に片栗粉を広げ、求肥生地を乗せ、片栗粉をまぶして3mm厚さに伸ばします。直径8cmの型で5枚抜き、片栗粉を落とします(白求肥)。余った生地は取っておきます。ポイント:生地がべたつく場合は、片栗粉で調整を。 6 ボウルに食紅を少量水で溶き(食紅液)、余った求肥を小さくちぎり耐熱容器に入れます。食紅液を加え、レンジ600Wで20~30秒加熱し、色を均一になるまで混ぜます。 7 片栗粉をまぶし、3mm厚さに伸ばし、直径5cmの型で5枚抜きます(薄紅求肥)。 8 白求肥に薄紅求肥を重ね、ごぼうの甘露煮、みそあんを乗せ、半分に折り畳んで完成です。

 注意点:白味噌は塩分濃度によって味が変わるので、調整しながら作ってください。今回は塩分濃度約6%の関西の白味噌を使用しています。

白あん