#まるごと みかん アイス
・豆知識
みかんの旬はいつ頃?
みかんの旬は、一般的に11月から翌年の2月頃までとされています。これは、主に日本の温暖な地域で栽培されている、代表的な品種である「温州みかん」の収穫期にあたります。ただし、地域や品種によっても収穫時期は異なります。例えば、南国の地域では9月から収穫が始まる場合もありますし、また、温州みかん以外の品種は、11月から3月頃にかけて収穫されることもあります。みかんの旬は地域や品種によって異なるため、詳細については生産地の情報を参考にすると良いでしょう。
日本のみかんの品種はいくつある?
日本には多くのみかんの品種がありますが、代表的なものは以下の通りです。
温州みかん - 古くから栽培され、日本で最も多く生産されている品種。
はるみ - 温州みかんの交配種で、温州みかんよりも大粒で甘い。
ポンカン - 温州みかんとタンゴールの交配種で、皮が薄く、酸味が強い。
シャーベット - ネーブルと温州みかんの交配種で、柑橘系の香りが豊かで、糖度が高い。
甘夏 - 温州みかんの突然変異から生まれた品種で、皮が薄く、果汁が多く、甘酸っぱい味わいが特徴的。
その他にも、八朔、オウン、はるか、キンカン、デコポン、はっさくなどの品種もあります。
みかん 和菓子 どんな種類がありますか?
みかんを使った和菓子にはさまざまな種類があります。以下はその一部です。
: 大福餅の中にみかんのセグメントやみかん餡を包んだものです。柔らかいもち米の皮とみかんの爽やかな風味が絶妙な組み合わせです。
: みかんの果肉を煮詰めた羊羹です。みかんの甘酸っぱい味わいが、羊羹のなめらかな食感とよく合います。
: みかん風味の饅頭で、餡にみかんのピールやみかん果汁を練り込んでいます。外側の皮や表面にみかんの風味を感じることができます。
: みかんの皮を砂糖で煮詰め、せんべいの上に乗せたものです。香り高いみかんの風味と、サクサクとしたせんべいの食感が楽しめます。
: もち米を使った餅で、表面にみかん風味の糖衣をつけたものです。外側はサクサク、内側はもちもちとした食感で、みかんの風味がほのかに広がります。
これらの和菓子は、みかんの爽やかな風味を楽しむことができるものばかりです。
みかん大福レシピは?
【材料】
白玉粉:200g
砂糖:50g
水:約120ml
みかん:適量(皮をむいて、薄く剥いておく)
あんこ:適量
【手順】
ボウルに白玉粉と砂糖を入れ、混ぜます。
水を少しずつ加えながら、粉と砂糖を混ぜます。柔らかい生地ができるまで、よく練ります。
生地を10等分に分け、丸めます。
丸めた生地を平らに広げし、中にあんことみかんの一切れを入れます。
生地を閉じ、形を整えます。
蒸し器にお湯を沸かし、蒸し布巾を敷いた上に大福を並べます。
中火で約15分から20分間、蒸します。大福がふっくらと蒸し上がるまで注意してください。
蒸し上がったら、冷ましてからお召し上がりください。
フルーツ 大福の豆知識
フルーツ大福、それは日本の伝統的な和菓子である大福と、みずみずしいフルーツが織りなす、まさに“和洋折衷の傑作”ですよね。近年ではSNS映えすることもあり、専門店が続々と登場するなど、その人気はとどまることを知りません。今回は、そんなフルーツ大福の知られざる豆知識をご紹介しましょう。
フルーツ大福、そのルーツは?
大福自体は江戸時代には存在していましたが、フルーツ大福の登場は比較的最近のこと。一般的には、1980年代後半から1990年代にかけて、特定の和菓子店が考案したのが始まりと言われています。当初は、いちごを使った「いちご大福」が主流で、その斬新な組み合わせが大きな話題を呼びました。
なぜ、この組み合わせが生まれたのかというと、一説には「季節感を和菓子に取り入れたい」「より若い層にも和菓子に親しんでもらいたい」という発想から生まれたとされています。いちごの甘酸っぱさと、あんこの甘さ、そしてお餅のもちもちとした食感が見事に調和し、瞬く間に人気に火がつきました。
どんなフルーツが使われるの?
いちご大福が定番中の定番ですが、現在では多種多様なフルーツが大福に使われています。
定番フルーツ: いちご、みかん(温州みかん、デコポンなど)、キウイ、バナナ、ぶどう(シャインマスカットなど)。
変わり種: マンゴー、メロン、桃、柿、パイナップル、いちじくなど、季節によって様々なフルーツが使用されます。
フルーツによって、あんこの種類(こしあん、つぶあん、白あんなど)や、餅の厚み、甘さなども工夫されており、それぞれのフルーツの風味を最大限に引き出すように作られています。特に、酸味のあるフルーツには白あんが使われることが多いですね。
美味しさの秘訣は「バランス」
フルーツ大福の美味しさは、フルーツ、あんこ、そして餅の三位一体のバランスにあります。
フルーツ: 新鮮でジューシーなものを選ぶことが最も重要です。甘さだけでなく、適度な酸味がある方が、あんことの相性が良いとされています。
あんこ: フルーツの風味を邪魔しないよう、甘さ控えめなあんこが使われることが多いです。フルーツの種類によって、こしあんやつぶあん、白あんを使い分けます。
餅: やわらかく、もちもちとした食感が命です。薄すぎず厚すぎず、フルーツとあんこを優しく包み込む絶妙な厚みが求められます。
これらのバランスが崩れると、フルーツの味が強すぎたり、あんこが甘すぎたりと、せっかくの美味しさが半減してしまいます。職人さんの腕の見せ所ですね。
美しい断面の秘密
最近のフルーツ大福は、包丁でカットすると美しい断面が現れるものが多く、これも人気の理由の一つです。この美しい断面を作るためには、いくつかの工夫がされています。
フルーツの配置: フルーツを大福の中心に、美しく見えるように配置します。
餅の包み方: フルーツを潰さないよう、かつ空気が入らないように丁寧に包みます。
餡の量: フルーツを安定させるために、餡の量を調整しています。
多くの場合、専用の細い糸を使ってカットすることで、潰れずにきれいに断面が出せるようになっています。お店で「どうやって切ったらいいですか?」と尋ねてみるのも良いかもしれませんね。
フルーツ大福は進化し続ける!
いちご大福から始まり、様々なフルーツを取り入れ、見た目も味わいも進化を続けるフルーツ大福。これからもどんな新しい組み合わせや、驚きのフルーツ大福が登場するのか、目が離せませんね。
お土産にも自分へのご褒美にもぴったりなフルーツ大福。ぜひ、お気に入りの一品を見つけてみてください!