自家製タルトやキッシュを作る際、欠かせないアイテムといえばタルトストーン。しかし、一度購入したきりでなかなか使わないこともしばしばです。今回は、タルトストーンの賢い代用品をご紹介します。家庭で楽しく手軽にお菓子作りをするためのアイディア満載の記事をお楽しみください。
重石とは
重石は、食品を押さえるために使用される道具です。パイやタルトを焼くとき、そのままでは生地が膨らみすぎたり、形が崩れることがあります。このとき役立つのが「重石」です。重石を使うと、生地が過度に膨らむのを防ぎ、形を整えながら焼くことが可能です。
重石は、パイやタルトの形状だけでなく、味にも影響を与える重要な道具です。

タルトやパイを作るときの重石の代用品
焼き菓子を作る際に重石としてタルトストーンを使用するのが一般的ですが、家庭にはない場合が多いですよね。そこで、タルトストーンがなくてもできる代用品をいくつか紹介します。
生米
生地の上にクッキングシートを敷き、その上に生の米を載せます。米は多くの家庭で常備されており、量も簡単に調整できるので、とても便利な代用品です。焼くことで米は乾燥しますが、たっぷりの水でリゾットやおかゆとして食べることが可能です。
小豆
クッキングシートを敷いた生地の上に小豆を載せて、タルトストーンの代わりにします。使い終わった後の小豆も食べられますが、戻すのに時間がかかります。
アルミホイル
生地にバターや油を塗った後、アルミホイルをぴっちりと押しつけます。重さは足りませんが、形を整えることはできます。膨らみを防ぐため、途中でへらなどを使って押さえると良いです。
耐熱皿
手持ちの耐熱皿があれば、重石の代わりにすることができます。クッキングシートの上にそのまま載せるだけで簡単です。耐熱皿の跡がつくこともあるので、その場合はクリームやフルーツで装飾すると良いでしょう。